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レースや極度に厳しい運動のあと、一体回復にどれだけかかるのか。

これまでの経験では、アイアンマンレース後1ヶ月はその達成感で幸せな気持ちが続くのでトレーニングへのモチベーションが上がらず、走り始めるのがだいたい2週間後くらいから。この2週間という期間、私はこれまで単にモチベーションが上がらないだけで、走ろうと思えば走れるのかも!と考えていた。しかし、今回の南カリフォルニアでの自転車合宿の10日後、ジョギングに出かけたが、満足に走れなかった。一生懸命走っているつもりなのにキロ9分ほどかかる。それも10キロも走らないうちにダウンしてしまった。今回の合宿ではアイアンマンレースに匹敵するほどの疲労感があったのは認めるが、それでもレースではないのでそれほど自分を追い込んではいない。さすがに加齢が原因かと疑った。

ところが12日目にジョギングに再トライしたところ、今度は不思議と足が軽い。たった2日の違いなのにほぼいつものペースに戻っていた。この間、体をほぐすために30分ほどのスイムを3日連続で行い、さらに整体に1回通い早期回復に努めたが、それ以上のことは何もしていない。ということは単に「時間」の問題? 休養もトレーニングのうち!とはよく言ったものだ。。。

もちろん回復の期間は運動の強度、年齢、基礎体力に大きく左右されるとは思う。
これまで一番「回復 」に時間がかかったのが、24時間マラソンにチーム参加をした時。今より10歳近く若かったにも関わらず、レース後なかなか回復しなかった。さらにまぶたにできものができて、眼科に行ったら、免疫力が低下し抵抗力がなくなっていますねと一言。結局レース後一ヶ月ほどは調子が戻らなかった。

回復には科学的な裏付けとか専門家の意見など、いろいろあると思うけれど、しょせん市民アスリート。無理をせずに、自分の体調を見ながらまったり程々に続けていくのが一番良いのかもしれない。