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中山道(3) 紅葉で絶景の連続、感動の碓氷峠
Garmin data: 無し。スタートボタンを押し忘れました・・・
ルートラボ(参考):走行距離 91キロ 獲得標高 1466 メートル 下り 871メートル
Video:しばらくお待ちください。

高崎を8時前に出発。まずは碓氷峠を目指す。見えて来たのはだるま! 高崎はだるまで有名?
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出発してすぐだったので、並んだだるまでかなり癒された。しばらく18号を走ったのだが、何だか左側が河原の走りやすそうな道になっているな〜と気づいて、コースアウトして、河原を走った。碓井川サイクリングロードとのこと。安中まで続いているらしい。本当は中山道を忠実に走るつもりが、昨日は幹線道路ばかりだったので、ストレスが溜まっていたのかな、取りあえずサイクリングロードで安中までいくことにした。
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天気もよくて本当に気持ちいい!
途中、途切れたりしたが、何とか安中に到着。ナビの検索がなかなかうまく行かず、元の道に戻れない。やっと、ナビが回復して、坂本宿にとうちゃくした。やはり国道を走るのと違い、風情がある。
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丁度、車で通りかかった人がいて、写真を撮ってと頼まれたので、私もついでに写真を撮ってもらった。坂本宿あたりから、中山道の名残を残す建物が通り沿いにちょこちょこと現れてくる。
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木造の作りで蔵も多い。左右チラチラとよそ見運転(!?)をしながら走る。この辺りから目立った坂ではないが、緩やかな勾配になっているらしくスピードは上がらない。
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高崎から20キロほど(ガーミンのスタートボタン押し忘れで、確かではないが・・・)で、碓氷峠の登り口に。砂利道なのでロードバイクは入れないが、素敵なトレッキングロードが続いている。
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登り始めて程なく、碓井湖に差し掛かる。ダム湖だ。紅葉は今が盛り。本当に美しくため息が止まらない。自転車を止めて写真やビデオを撮りまくる。道路サインではめがね橋まで○○キロとかいう表示が出てくるので、何かな〜と思っていたら・・・
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こんな橋が現れた。水路ではなく、明治25年に竣工した旧信越本線の碓井第三アーチとのこと。当時はかなりハイカラだったに違いない。
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峠越えなので、もちろん坂がずっと続いているのだけれど、とにかく紅葉が美しくて、あまり疲れを感じない。どんどん次の宿への到着時間が遅くなるけれど、止まらずにはいられない。
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軽井沢に行くときは常に高速を降りてからバイパスを使ってすぐに軽井沢に入ってしまうので、18号線の碓井峠越えがこんなに美しいとは思っていなかった。もったいないことをした・・・今度くるときにはぜひ18号線を利用しようと思う。
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碓井峠を超えたら下りかな、、と思ったのだが、余り降りないで、すぐに軽井沢の駅前に差し掛かった。空気が急にひんやりする。1000メートルくらい登っているので、やはりぐっと気温が下がったようだ。
旧軽から中軽へ進む。中軽井沢の駅を過ぎてから、浅間山が眼前に現れた。美しい。何度も噴火しているので山の形がそれっぽい。
ここから佐久平へ。ずっとナビに合わせて快適に走って来たのに、突然通行止めに。工事で全面封鎖。
となると迂回するしかない。工事の方に聞いたのだけど、土地勘がないので、よくわからない、
ナビは、ずっとオフロードサイン。どこへ行ったら良いかわからない。
立ち止まって、ガーミンをみているとマウンテンバイクに乗ったかなりご高齢の方が後ろから現れた。日本橋を4日前に出発し、佐久平まで行って輪行で帰るのだと言う。二人でこの道でいいのですよね??といいながらしばらく前後して走った。
佐久平まで何とか来たのだが、ガーミンのナビは依然オフロードの表示。設定をし直しても、ずっと検索中のまま。わからないのでしばらく直進したのだが、とんでもない方向に行っていたらしい。
いよいよ分からなくなって、通りすがりの人に道を聞く。4人くらいに聞いても埒があかない。結局コンビにに入って道を聞く。地図を見ると取りあえず、望月宿まで行けば何とかなりそうだったので、そのルートを聞いて走り出す。これでは次の宿に日没までにつけそうにないと思い、宿に電話して道を聞く。やっとのこと、望月宿にさしかかった。ここでようやくナビが回復。しばらく中山道の宿場町を走ることができた。
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意外と道に迷うものなのだと思う。ナビに入れたから安心と思っていた自分がばかだな〜と。
次回からはナビ&オフルートしても幹線道路を使って目的地にいけるよう、きちんと地図を持つことにしよう。
写真の芦田宿から、いったん142号線にでた。そこから笠取峠越え。碓氷峠程ではないが、今日2つ目の坂。碓氷峠の写真撮りタイムと佐久平で迷子になったおかげで、すっかり夕闇が迫っている。宿の方からは、迎えに行くので余り暗くならないうちに連絡をください、と助け舟を出していただいていたが、自分がどこにいるのか伝えられなくては、それもできない、、、と頑張って峠を登る。峠を越えると今度は長〜い下り。途中で、あらかじめセッティングしておいた右折ルートがあったが、見ると明かりもない狭い山道。夜は無理!と断念して、ひたすら下った。ナビはお利口に何度もリルートしようとしているがなかなかルートが表示されない。周りは既に真っ黒・・・
峠を下りきったところで、宿に電話をかけたら、あと2〜3キロなのが分かってほっとした。
やれやれ、今日も早めにホテルを出発したのに、昨日に続いて日没後の到着となった。