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トライアスロンってきくと、え〜っ3種目〜!一日でするの〜とか、超ハードだよね〜!とか、概して、そんなアホなことよくやるわ〜〜〜的な反応が一般的。

オリンピックの種目(オリンピックディスタンス)は、スイム1.5キロ。バイク(自転車)40キロ。ラン10キロのトータル51.5キロ。ミドルは距離が約2倍で、スイム2キロ、バイク80キロで、ランがハーフマラソン。そしてロングがそのまた約2倍。スイムが3.8キロ。バイク180キロ。そして最後にフルマラソンの42.195キロ。距離だけ聞くと、このような反応は最もなのだけれど・・・

よくそんなことやるね?と聞かれて、私はいつも「一日中、ゆっくり体を動かしてるだけだよ〜」と答える。合意してくれる人は、多くはないけれど、実は本当にそうなんです。
だって100%文科系で育ってきた私が、50の手習いよろしくやっているのですから!!

私がトライアスロンに出会ったのは、45歳くらいのとき。
大分にゴルフに行った帰りの飛行機の機内誌で、トライアスロン参戦期の記事を読み、それまで運動を全くしていなかったにも関わらず、何かしてみたいかも。。。と無謀にも思ってしまった。ちょうど下の娘も大学受験が終わり、いよいよ子育ても終了。仕事もある程度軌道に乗っていたころだったので、何かを始めたいと心のどこかで思っていたのかもしれない。

家に帰り、ネットで近所のトライアスロン同好会を探し、練習会に参加させてもらった。第一回目の練習会は、ランニング30分のあと、プールでスイム1.5時間。

自慢じゃないけれど小学校時代体育の成績は「2」だったし、中学・高校時代も美術部と茶道部に在籍していたので、運動なんかそれまで一切したことがなかった。スイムだって、高校のときに25メートルを泳がなければ卒業させてもらえなかったので、補習授業で何とか泳いだだけ・・・という始末。
結果、突然の運動に体が付いていかず、練習会翌日には両足が腫れて、病院にいったら肉離れですという診断。普通10分で歩ける所を30分くらいかけながらカニのように横歩きで何とか通勤した。

それから少しずつゆっくりマイペース。辛くなったらお休みするというON&OFFを繰り返しながら、気がつくといつの間にか、アイアンマンというブランドレースに参戦するようになっていた。

決して速くはない。ゆっくりと自分のペースをキープしながら、一日中からだを動かし続ける感覚。ペース配分もまず制限時間から、各種目を何時間でクリアすれば完走できるのかという逆計算。タイムを追求するなんて、とんでもない!心拍数を上げないようにゆっくりと一日を楽しむ。
それでもゴールをした時の達成感がたまらない。

そして何よりも友達が増えた。
一緒に泳ぎ、一緒に走り、そして一緒に飲む。かけがえのない時間。

トライアスロンを始めていなかったら、いや、機内誌で参戦期を読まなかったら、決して知らなかった世界。

年齢も高くなったので、そろそろやめようかなと毎年思う。
でも何かやっぱりやめるのが惜しくて、今年もアイアンマン・チューリッヒに参加する。

来年はどうしているだろう。いよいよリタイヤ?
それともまた何かのレースにエントリーしているのかな・・・