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5日間のキャンプの最終日。今週一緒に走ったメンバーとは最後のライディングになる。
集合場所に着くなり、リッチがピックアップトラックの運転席に乗ってみない?というので撮ったのが上の写真。トラックだというのに中は豪華で革張り、超高級!
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今日はFigeuroa mountain という山に登る。まずサンタバーバラからハイウェイで40分ほど走ってスタート地点へ。それぞれ皆ライディング後に帰らなくては行けないので、距離は短めで山頂まで往復57キロ。
キューシートを見て、えーっと叫んだ。「9.8 ml Climb +3,400' 」、その数行下に今度は「Descent - 20%」と書いてある。メートル換算すると、15.77キロで1036メートル登り、その後はマイナス20%の下りを駆け下りるということになる。登りはともかくマイナス20%にビビり、リッチに降りられない!というと、彼は以前にも走ったことがあり、道がそれほど悪くないし、風もないので何とかなるだろうという。そんなもんだろうか・・・
登りはいつものように当然キツい。この15キロ余の区間は7%から12%の坂がずっと続き、最大斜度は13%。つい笑ってしまいたくなる。。。
牧場を途中通過するので、下の写真のような10センチ間隔ほどの鉄棒が渡してある場所が何カ所もある。すごく危ない。これはcattle gridというもので、これがあると牛や羊が敷地から出て行けないのだとアダムが説明してくれた。
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途中でアダムが写真を撮ってくれた。山頂の標高は1382メートル。一瞬坂が緩くなった場所にサポートカーがいたので、もうこれで登りは終わり?と聞くと、まだ上の方を見上げて、あと3マイル!と答える。あと5キロか。。。連日のバイクでもう腿はパンパンにはっている。
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山頂に何とかたどり着くと、メンバーがやはり拍手で出迎えてくれた。ほっとする。
水分を補給して下り始めようとすると、リチャードが「この先、1マイル程ダートが続いて、その後少し下った場所に水が流れている場所が2カ所あり、滑るので必ずバイクを降りるように」と注意してくれた。ダートの下りも怖いので、ところどころバイクから降りる。ものすごく急な下りの後で、本当に水の流れている場所があった。滑らないようにつま先をあげて、かかとの方で歩いたけれど、それでも岩にこけが生えていて、つるっと滑った。降りずに走ったら大転倒をしていたに違いない。
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 この後しばらくは丘陵地帯が続く。走っていて気持ちいい。
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と、突然目の前に道がなくなった。若干はカーブしてるんだけど、それでも急すぎて先が見えない。まるで崖じゃん!道は狭いしガードレールもないし、対向車がくるのに回り角にコーナーミラーもない。。。本当に20%ありそうな下りで、ブレーキをかけっぱなし。ブレーキシューがすり減ってなくなったら死んじゃうんだろうかと心配する。景色は最高なんだけど、恐怖で楽しむ余裕は一切なし。この下りは10キロ以上続いた・・・・
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実は下りきったところに、マイケルジャクソンの Never Neverlandがあったはずで、ゲートだけでも見れないかと楽しみにしていたのだけど、降りきってほっとして、そんなことをすっかり忘れて通り過ぎてしまった。。。とても残念。
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ゴール後、他のメンバーは早速バイクのパッキングを始める。上の写真はワシントンD.C.から参加したトムがパッキングをしているところ。とても小さく、「飛行機で超過料金を払いたくないからね」というので、私のケースと比べてみた。底辺は少し長いけれど、全体的に小さい。凄く分厚いパッキンが入っていて丈夫そう。(ちなみに私のは、縦横高さに合計が203センチ以内でJALで超過料金を払わなくていいギリギリサイズ)ラベルには、Pika Packcase, Saltlake cityと書いてあった。ウェブサイト
http://pikapackworks.com。日本でも買えるのかな??
さてさて5日間のキャンプ終了。「いいな〜もう一週間いられて〜!!」と皆にうらやましがられながら、メアドなど互いに交換して分かれた。
ところで先ほどリチャードからメール。写真をFacebook(Cycling Escapes)にアップしたとのこと。見てみたら、カバー写真に私のライディング姿が使われていた。オレンジ色のジャージで登っている勇姿!!!写真、お願いしたらもらえるかな〜〜