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代々木公園ラン

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今日は祝日だけど午後から仕事。ということで代々木公園に朝ランにでかけることにした。
代々木公園間では渋谷の仕事部屋から山手通りを北上して約2キロの距離。
事務所スタート13.5キロのデフォルトコース。
ガーミンをセットし、いざしゅっぱ〜つ。
ん?何か変。一体何が〜?

ぎょえ〜、ブラをつけ忘れてるってことに気づいた。
いくら小さいとは言え、ないとやっぱり走りづらい。
でも、ブラのゴムの部分とかが走るといつも皮膚に当たり炎症をおこすので、
今日は超薄手のアンダーをブラの下につけたまでは良かったが
その後、つけ忘れてそのままTシャツを着てしまった。

仕方なく帰って、再出発!
先週の土曜に皇居ラン25キロをした後なので足が重い!

代々木公園はよくランニングの練習会が開かれていて、中央のアスファルトの
1.7キロランニングコースが使われているのだけど
私が走るのは外周の一周3キロ弱のコース。
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アスファルトではなく、柔らかい土が露出していてちょっとしたトレイル気分を味わえる。
膝に優しく、足首が柔軟に使えるので、日中走るときはいつもこの外周コース。
ただ夜は根っこがでていたりするので危険。

上の写真の右側、暗い部分は明治神宮との境界線。

ところで代々木の杜は人工的に作られたものなのだとか。
よくこんなに自然に似せて作ったよね。すごい。
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こんなに鬱蒼としている森が代々木にあるのが不思議だったけど、
人工的に作られたと知れば何となく納得できるよね!

この外周を3周で9キロ弱&代々木〜渋谷で往復約5キロ弱
合計13.5キロ

頑張りました!
 
 

5/5 西伊豆センチュリー (アロハバイクトリップ)

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5/5 西伊豆センチュリー (アロハバイクトリップ)
ルートラボ: 走行距離 96キロ 高度上昇値 1245 m  高度下降値 1263 m

天気予報では午後からは確実に雨。おまけに朝方に比較的大きな地震で起こされ、睡眠不足。
同じ沼津のホテルに参加者が何名が泊まっていて、朝ご飯の時に会ったら約半数の人がバイクジャージを着ていない。今日は走りますか?参加しないで帰りましょうか?なんて会話をしながら、朝ご飯。
その中の一人が、アロハさんの方でもルートを短縮するとか何らかの考慮をしてくださるのでは!と言ったので、「うん、それはそうかもしれない!」と、地震で自宅に戻らなくてはならなくなった1名を除いて、全員がバイクジャージに着替えて、とりあえず沼津駅の集合場所に行くことにした。
駅前に行くとアロハバイクトリップ代表の河村さんが、雨は午前中は持ちそうなので、とりあえず出発して、様子を見ながら引き返すとかルートを変更するとかしましょう、と挨拶。
今日だけ参加する人はそのためだけに遠路から集まってきているので、集合していきなり中止というのはあり得ない・・・
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西伊豆センチュリーは結構アップダウンがきつい。約165キロで獲得標高は2700メートルにもなる。一昨年に参加した時は、ヒーヒー言いながら走った記憶があるが、今回はきっと半分で終わるから楽なはず!
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西伊豆センチュリーは右にずっと駿河湾を見て走る。空の色が曇っているので海もずっと鉛色。
それでも沿道の花々や山の緑に勇気づけられる。
2度目の休憩を取った戸田港で雨が降り始めた。そこで、戸田峠を経て修善寺を回って沼津に帰るルートに変更になった。
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戸田峠と聞いて、何人かがざわざわした。10キロ程で700メートル登る峠だという声が聞こえた。さらに、10%超えの坂が4キロ続くとか・・・そんな声も聞こえた。うそ・・と思いながらも、ここからではもう帰るにも帰れない。走らない訳にはいかない。。。
雨は降ったり止んだりを繰り返している。雨がきつくなって雨具を着たかと思えば、すぐに止んで今度は暑くなって脱ぐ、、の繰り返し。
上の写真は坂の中腹で撮ったもの。平らな場所が全くない。ずっと上り。ストレートな上り。結局ここでも一番最後かブービーで戸田峠に到着。みんなが雨の中、待っていてくれた。寒いのに申し訳ない!
峠を少し下ってランチ。温かいスープが体にしみる。雨はどんどん激しくなる。今度は修善寺まで一気に下る。路面が濡れているので、急坂はかなり危険。慣れていないと恐怖心が先に立って難しい。上りは1人しかリタイヤが出なかったのに、ここで2人リタイヤ。
雨で写真を撮ることもできず、ここからは写真なし。寒さに震えながらひたすら走る。景色を見る余裕もなし。やっぱり参加すべきでなかったか・・・それでも無事全員3時頃までには全員ゴールの沼津に帰り着いた。
やっぱり雨の日は、トライアスロンのレースでない限り、遠慮したい。。。

5/4 富士山周遊、富士五湖を回りながら富士山を堪能 (アロハバイクトリップ)

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5/4 富士山周遊、富士五湖を回りながら富士山を堪能 (アロハバイクトリップ)

毎年この時期、アロハバイクトリップさんが開催している「富士山ー伊豆サイクリング315キロ2日間」に参加しました。まずは一日目。どの地点からも美しい富士山を眺めることが出来るほどの快晴。
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5月4日、天気は上々!早朝に横浜の自宅を出て輪行でJR御殿場までという選択肢もあったが、沼津に前泊。車で来ることにした。御殿場駅近くの市営駐車場に車を停め、集合前の駅前広場に行こうとしたら、後ろから「◯田さ〜ん!」の声。振り向くと札幌にいるはずの◯江さんの姿が。はるばる北海道からの参加されたのだ。初めて富士山の周りを回るとのことで、期待いっぱい!
まずは自己紹介。北海道の他、名古屋、千葉、東京といろいろな場所から20人近くが参加していた。
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富士山周遊だから、富士山が必ず見えるとは限らない。2年前に参加したときには、一瞬だけしか見ることが出来なかったが、今日は思う存分見ることが出来そう!
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一番始めの上りは籠坂峠。走り始めたばかりなので、登りとは言え、まだ余裕。
今日のコースは、これまでの中で最長の150キロ超え。130キロちょっとで一周出来るはずだから、ちょっと長い。これまでは女性の参加者もいたのに今回は私一人。代表の河村さんに「どんどんハードにしたら、女性が参加出来なくなるじゃないですか〜」と水を向けると、河村さんは一瞬笑って、いいんですと一言。まあ、参加レベルのランに「上級」と書いてあったから、女性が少なくても仕方ないか・・・
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150キロ超になったせいか、今回は富士五湖の全ての湖を回る。私も初めての場所が多くて嬉しい。
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山中湖のサイクリングロードは、きれいに整備されていて、走りやすい。でも車道はすごい車の列。大渋滞を尻目に自転車ですっと追い抜いて行くのは少し良い気分。
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桜はほぼ散ってしまったけれど、さわやかな風が吹き抜けていて気持ちよい。
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上は精進湖から富士山を望んだもの。一緒に走っている人が、ここからの富士山が一番好きと独り言を言う。私も横で本当にそんな気がした。
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アロハさんのツアーでは、遅い人を拾いながらグループ単位で走る。私は常に一番後ろかブービーなので、私が到着する頃には、皆、補給が完全に終わっている。この日は5月にしてはとても気温が高かったので、札幌から参加の◯江さんは、体が気温について行かず、サポートカーに乗りながら、富士山の景色を楽しんだ。やはり、北海道だと雪でなかなか乗れるようにはならないので、調整が難しいに違いない。
過去に何回か富士山を一周しているが、全部晴れていた、というのは初めての経験。
360度回ると、イメージしている富士山の姿が少しずつ変わって行くのが分かる。どこから見た富士山も全部違う。当たり前だけど。
途中ガーミンが壊れて止まってしまったので、残念ながら手元にルート図はないが、走り終わってから周りの人に走行距離を聞いたら、149.8キロ!とのこと。あ〜、あと200メートルを走ってくれば150キロになる!と言って、何人かがゴールの御殿場駅の回りを走った!150キロ走行!(えへへ^^)

明日は、西伊豆センチュリー。雨の予報。。。一体どうなるのかな・・・

4/27 越後平野から頸城の山をたっぷり楽しんで越後湯沢へ

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4/27 越後平野から頸城の山をたっぷり楽しんで越後湯沢へ
ルートラボ:走行距離109.56キロ 高度上昇値1756 m 高度下降値 1384 m

大王遠征2日目、復路。当初の案ではとんでもない山坂&代替え案として用意していたルートも通行止めということで、朝集まったメンバーで早速ルート策定会議!
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この辺り、全く不案内な私は「できるだけ平坦なコースだといいな〜〜!」と。
会議の結果、可変要素はあるものの国道253号の長ーい薬師トンネルはだけは回避して、何となく越後湯沢を目指して、そこから新幹線で帰ることに。いずれにしても頸城の山坂は回避出来ないらしい。
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地元メンバーの案内で、最初は越後平野をのんびりサイクリング。(そういえば越後平野ではなくて、本当は新潟平野なんですよね。新潟出身の私はどうしても越後平野と言ってしまう・・・小学校のころは越後平野と習ったのかも・・・)
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途中、「米と酒の謎蔵」という新潟のお酒の博物館みたいな所に立ち寄る。さすが米どころ、種類が豊富!。でも説明によると景気の低迷で、この10年でかなり蔵元の数が減ったとのこと。う〜ん、日本酒を飲む人も減っているのかも知れない。
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10キロほど平野部をのんびりして、急に坂が始まった。ただでさえ遅れがちだったのに、ここで一気に引き離される。前の人の姿が何とかやっと遠くに見える程度だったのが、全く見えなくなる。でも棚田の美しさは格別。これ、国道沿いの風景です。(国道405号)
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とても国道とは思えないほど、のどかな里山の風景を楽しみながら、でもやっぱり他の皆様を必死で追いかけながら登って行くと、いた〜! 滝の前で記念写真を撮っている。高谷大滝(別名:弁慶滝)というのだそうだ。
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雪だるまが目印の「雪のふるさと・やすづか」で、ソフトクリーム休憩。それから県道13号に入ってまた細い山道を登る。残雪の山々と桜のコントラストが美しい。
しかし山はきつい。県道から国道403号へ。そして「峠」という名前の峠を超える。その先は長いトンネルを避けるため南下する予定だったが、前日の疲れが残っている。メンバーの一人が「山よりトンネルだ〜!」と叫ぶ。それで、国道253号のルートへ。このルートは薬師トンネル、名ヶ山トンネル、鎧坂トンネルという3つのトンネルが続く。その薬師トンネルの長いこと。2キロはある。おまけに登り。私が先頭にたって登る。怖くて、必死にこぐ。薬師トンネルを抜けてまたすぐに名ヶ山トンネル。後ろの方に「怖いから早く登ったんでしょ?追いつくのが大変だったよ。ああいう時は、むしろゆっくり走ること。それに立て溝が隠れているから、急ぐのは危ないよ!」と教えていただいた。ああ、私が急いだことで後ろの方も危険にさらしてしまったんだな・・・と反省。
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3つのトンネルを何とか無事通過。十日町を経てそのまま253号を六日町方面へ直進。六日町の手前にある八箇トンネルを抜ける。ここは気持ちのよい下り。雪山が眼前に広がり、眼前のトンネルの口が何だか異次元の世界への入り口みたい。ちょっとワクワク。
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六日町からは再び里山の美しい景色を見ながら南下。交通量の多い国道17号を避けて、その脇道を快適に進む。
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六日町を離れてすぐに宿場町??が。。あれ、この辺りにはないはず。。塩沢駅近くの三国街道、塩沢宿、牧之通り(ぼくしどおり)。通りの方に伺ったら、ここに昔の宿を再現しようとこの通りの住民が同意。道を拡幅してこの牧之通りを作ったとのこと。いくら観光誘致とはいえ、両側に住む住民が全員同意して、それぞれ屋なおしなどしたということか・・・すごい。
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越後湯沢に到着したら、やっぱり温泉!。川端康成も入浴したという「山の湯」さんで汗を洗い流す。あとは新幹線!そして当然越後ビール。極楽極楽!!
大王の皆様、ちょっとハードでしたが、楽しかったです。ご一緒いただいて、ありがとうございました! 

4/26 残雪の北国街道サイクリング(大王メンバーと一緒に!)

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入会させていただいているセンチュリーランを走る会(通称:大王)の方々と共に残雪の残る北国街道をサイクリングしました。(上の写真は、菜の花が美しい千曲川沿い)
ルートラボ:約160キロ 高度上昇値720m 高度下降量1656m !
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4月26日7時30分、メンバー4人が軽井沢に集合。まずは軽井沢駅前で「いくぞー!」の雄叫びをしてから、一路、新潟の直江津を目指した。このルートは、軽井沢駅~小諸~上田~更埴~千曲川沿い土手道~小布施~豊野~黒姫~妙高~新井~高田~直江津に向かい、日本海に到達したら、日本海に向かって、再び「付いたぞ〜!」の雄叫びをして解散するというもの。
黒姫あたりで、山を越えるものの基本的には下りの多い楽チンルート(のはず)!
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まずはおしゃれなレストランなどが並ぶ軽井沢から小諸に向かう。この道路は日本ロマンチック街道なんて、名前がついているらしい。お天気も良く快調!
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下り基調というものの時々は坂も。私は遅れ気味に何とか付いて行く。これでは山は無理かな・・・日頃のトレーニング不足かはたまた寄る年波か・・・
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小諸を過ぎて、しばらく行くと海野宿に。趣のある宿場町だ
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春の日差しが柔らかい。日本の道100選の44番目の道。
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北国街道沿いにしなの鉄道が走っており、小諸から須坂までは千曲川をずっと左手に見ながら走る。
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千曲市からは、千曲川沿いの土手を走る。(トップの写真は気持ちよい土手沿い。菜の花もいっぱい!)
農耕用の車両の他には一切車が走っていない気持ちのよい道。皆で桃の花をバックに記念写真!
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土手からちょっとだけ桃畑に降りてみた。
今はお花だから許されるけど、収穫の時期だとおまわりさんに通報されるかも!「李下に冠を整さず!」
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小布施でランチ。もちろん、おそば。そして小布施と言えば栗! くりおこわの美味しいこと!
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都内では桜はとうに終わってしまったけれど、まだ千曲川流域は満開!桜の時期にあわせて日本を移動すると2ヶ月くらいは桜を楽しめるのかな!ここからは、黒姫越えの坂!写真を撮る余裕がなくなる・・・一人遅いので、所々皆さんに待っていただいて何とか進む。皆様、お待たせしてごめんなさい!
トレーニング不足ではなく、やっぱりおばあさんなので付いて行けません!!とはまだちょっと恥ずかしくて言えないので、心の中で。
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それでも何とか、直江津に!
日没に間に合いました!!!嬉しい!!なんて雄叫びをしようか・・・でも大声は近隣に迷惑だ!
でここでも心の中でこっそりと、「ヤッター!ついたよ〜〜〜日本海の日没だ〜〜」と叫ぶ。
といっても、高度上昇値720m 高度下降量1656m ! ^^; これ以上ない楽チンライド!

さてさて、あとは宿に行って温泉温泉!!!
明日はどこを走るのかな〜〜 

グランフォンド摩周試走会 雄大な大地を駆け巡る!

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試走会のビデオはこちら➡
5月15日、グランフォンド摩周の試走会に参加した。この大会は6月7日(土)8日(日)の2日間、開催されるもので、道東(北海道東部)の名湯、川湯温泉をスタート。摩周湖、多和平、900草原、美幌峠、屈斜路湖を回るという北海道の湖と牧場、そして峠を満喫するコース設定となっている。
15日はそのうちの110キロを試走し、そのコース確認を行った。
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参加したのは、実行委員会メンバーと網走、根室などから駆けつけてくれたメンバー9名。
上の写真の中央のかっこいい女性は根室から参加。レースなどにも出ているとのことで、男性顔負けの走りで、グループを颯爽とリード。
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天気は曇りで、遠くは少し靄がかかっているものの寒くもなく暑くもなく、ちょうど良いサイクリング日和。北海道の雄大な自然の中、快適に進む。
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上の写真は千島桜。日本最北端の桜とのこと。
牧草地を背景に慎ましやかに、かつ香り高く花をつけていた。
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900草原では、サイクルステーションの自転車置き場が設置されていた。北海道ではサイクルツーリズム振興の一環として、サイクリング環境の整備を積極的に進めている。

ソフトクリームを頬張ったり、夏野菜たっぷりのカレーを食べたり、、、そして、立ち寄った公民館の蛇口をひねって出て来た水の冷たく美味しかったこと。まさに摩周の水!北海道は食も水も最高!

試走会とはいえ、道東の素晴らしさを満喫しました。

さて、この後、グランフォンド摩周実行委員会の会議に同席させていただきました。委員の方々の他に当日のボランティアの代表の方々、20人程が参加。コースに問題はないか、安全対策は万全か、エイドの皆さんの配置はどうするか、細部にわたって検討が行われました。

このようなボランティアの皆さんの熱意と無償の貢献によって、支えられる大会。参加させていただく側も、感謝して楽しく走ろうと、改めて思いました。

雪上の羅臼湖トレッキング

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知床サイクリングサポート代表の西原さんに、羅臼湖のトレッキングを案内していただいた。
知床峠を羅臼側に少し下った場所にトレッキングの入り口がある。羅臼湖までは、2キロ余。
まだかなりの雪が残っているので、長靴をお借りして、トレッキングルートではなく、雪の上を自由に進む。
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ハイマツ(這松、 北海道には多く育つ寒冷地の松)の回りや雪解け水が雪の下を流れている箇所は、ズボッとぬかるので、注意して進む。
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 振り返ると羅臼岳。美しさに言葉を失う。白樺のような木々はダケカンバとのこと。
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 雪の中を歩いていたら、既に雪の解けている場所に出た。この木道は昨年、ヘリコプターで木材を運び整備されたということで湿地も歩きやすい。流れる水は鏡のよう。
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雪と緑のコントラスト!絶景。
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羅臼湖に出た!向こうに見えるのは知西別岳。冬眠から目覚めたカエル達の合唱。本州のカエルの鳴き方に比べるととても優しい声で、カエルだと言われないと気づかない程。
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雪で湖と陸の区別がつかず、注意して雪の中を進む。
湖底の水草がはっきり見えるほどの透明度。ギリギリまで進んで、手を水に入れて冷たさを確認したい衝動に駆られるが、危険なので我慢。

知床峠が閉鎖される3時半まで戻らないと行けないので、心を残しながら羅臼湖を後にした。ゆっくりしたかったけど、残念。夏になったら、もう一度ゆっくりと訪れたい。

知床峠サイクリング 700メートルの快適ダウンヒル

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知床サイクリングサポート代表、西原さんに、開通して間もない知床峠を案内していただいた。
(写真は西原さん、羅臼岳を背景に。)

知床峠は知床半島の丁度真ん中辺り、知床ウトロ(斜里町)と羅臼を結ぶ標高738メートルの峠だ。羅臼岳や遠く国後島を臨む知床八景の一つ。冬の間は閉鎖され、訪れた5月半ばもようやく開通したばかり。この日も通れるのは午前10時から午後3時半までとその通行可能時間からも自然の厳しさを感じる峠だ。

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朝から雨模様だったので、取りあえず車で羅臼側へ。残雪の中を流れる雪解け水。この横に天然の露天風呂熊の湯がある。道東には無料の露天温泉が多いが、この熊の湯は秘湯中の秘湯。
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上の写真は熊の湯の女性風呂。この奥にほぼ何の囲いもない男性風呂がある。
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雨が上がったので、まずは車から降りて、羅臼湖トレッキングに。(別レポートで紹介)
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峠から羅臼側を見る。遠くにうっすらと雲のような筋が横に走っているのが国後島。雨上がりでまだ雲が多く、はっきりとは見えないのが残念!
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そして、いよいよダウンヒルサイクリング。
ここから、一気に700メートル余を下る。西原さんによると知床峠ダウンヒルは初心者でも、少し講習を行うことで、十分に楽しめるアクティビティとのこと。白樺の林が両側に並ぶ道はいかにも北海道で快適!
私もとても気持ちよく楽しませていただいた。
(ダウンヒルで写真を撮るのは危険なので、写真はなし。ご容赦ください!)

知床峠はエゾシカやヒグマが多く生息している。この日もドライブ途中にエゾシカに出会った。
観光客としてはエゾシカやキタキツネに遭遇するとわくわくするけれど、最近は車との衝突事故が頻発しているとのこと。高速道路のパーキングエリアに下のようなパンフレットがおいてあった。
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エゾシカと事故を起こさないための注意事項と事故頻発地域が掲載してある。衝突した際の修理費は平均すると40万以上になるし、何よりも危険。北海道をドライブする際には十分気をつけよう!

南九州サイクリング(3) 根占から垂水、そして桜島へ

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南九州サイクリング(2)で、鹿屋で事故にあった話は書きましたが、、、
サイクリングは続けた訳で・・・(上の写真はカモメ食堂のおばちゃん)

さて、鹿屋から気を取り直して、国道220号線を西に、鹿児島湾を目指す。雨は小休止。
国道269号の案内があったので、220号から外れるととたんに道が分からなくなった。何度も人に聞き、ようやく鹿児島湾に。事故と迷子でもう11時のフェリーは無理かな。強風が吹き付ける。なかなか進まない。この風でフェリーが欠航なんてことにならないかなと一瞬頭をかすめたが、まさかね、と一蹴。もう頭の中には指宿の温泉でお湯につかることしかない。早く着いてフェリーで薩摩半島側に渡りたい。。。その一心でまた降り出した雨の中、自転車をこぐ。ここは霧島錦江湾国立公園内。晴れていれば開聞岳も望めるはず。。しかし回りは雨でグレーに沈んでいる。残念。
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10時半に到着。フェリーの切符を買って自動販売機でコーヒーを買って飲む。ほっと一息。
とけたたましく電話が鳴り、女性がばたばたしている。外に出て行って何か作業中の人に叫んでから、戻ってきて、「すみません。強風で欠航になりました」と。えっえっ〜、一体どうしたら良いの、この雨の中また戻るのと、頭は真っ白。
垂水まで戻れば、フェリーがある。車の方に垂水までどのくらいですか?と聞くと、車で40分とのこと。自転車だと2時間くらいかな。でも垂水まで戻るくらいなら、桜島まで行けばフェリーで15分で鹿児島。そうすると、あと3時間半かな。雨の具合にもよるけどとりあえず今来た道を戻ろうと決めた。10キロほど行った所で、後ろからクラクションを鳴らして、先ほどの車の方が出を振り、頑張れーと声をかけてくださった。
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国道269号から海岸沿いに県道68号に入ってしばらく行くと、何となく良さげな食堂の看板。通り過ぎたものの昨日のハンガーノックを思い出し、ここでランチにすることにする。「すいませ〜ん」と声をかけると店の後ろから小振りのふきを手におばあちゃんが現れた。やってますか?と聞くと、伊勢エビのみそ汁を作ったとこだよ、と。他にはまだ作っていないようだったので、伊勢エビ汁定食を頼んだ。
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米は魚沼産こしひかり、新潟育ちなので匂いで分かる。おばあちゃんの自慢のお米と、先ほど手に持っていたふきを豚肉と炊いた煮物。そして、伊勢エビ汁がとにかく甘い。これで1500円。出すときに、伊勢エビは8000円もするんだと言ってカウンターから出てきて、生きた伊勢エビを見せてくれたのが、トップの写真。現在83歳で、もう53年もこの店をやっているという。
ところで写真左上の湯のみ。千代の富士。カウンターに座るなり、おばあちゃんが千代の富士が19回もお店に来ていて、先日も息子さん2人が食べにきてくれたと自慢げに話してくれた。千代の富士は昨夜泊まった志布志市の出身だと後から来たお客さんに聞いた。知らなかった。
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県道から再び国道220号に合流して、垂水に。雨の中の走行距離は既に80キロを超えている。ちょっと悩むが、やはり桜島フェリーから対岸に渡ることに。垂水から10キロほどで桜島入り口に到着。ここからは国道224号に入る。名前は溶岩道路というらしい。後ろを振り返ると今来た垂水がうっすらと見える(上の写真)溶岩の山に生えるのは松だけなのか、回りは松ばかり。
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途中、有村溶岩展望所という場所があって観光バスが停まっている。何かなと覗くと、溶岩の中の遊歩道になっている。1周50分と書いてあったので、まだ時間も早いし、せっかく桜島に来たのだから、桜島らしいことをしたいなと思い、自転車を手すりに立てかけロックをして歩き始めた。桜島は、上の写真のように上の方は全く見えないけれど、一応、桜島観光気分。良かった良かった・・・
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桜島特産の琵琶畑を横に見て、桜島港に到着!高速道路の入り口みたいな料金所があってそこでお金を払うのだけれど、後ろから後ろからどんどん車が入ってきて、小さな自転車は引かれてしまいそうでなかなか列に入って並べない。何台も先にやり過ごして、少し車が切れた所でやっと料金を払うことができた。車社会で全く自転車に優しくない。。。
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鹿児島市内到着〜!フェリーの出口で鹿児島駅までの道を聞いて出発!
市電が走ってる!今はもう珍しい。。松山の市電を思い出した。鹿児島駅前の車庫にはいろんな形や色の市電。ここに来る前は一体どこを走っていたのかな、、、と想像すると楽しい。DSCN1063
ちょうど市電が戻ってきたので、ぱちり!
駅で自転車を輪行袋に片付け、駅員さんに聞いた銭湯でさっぱりした。天国!
特急「きりしま」で、宮崎帰るよ〜〜〜。
あ〜あ、今日は雨の中&事故にもめげず、ご苦労様!!

国内旅行3泊4日、50万円なり! でもグランクラスもカシオペアも乗ってみた〜い!

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クルーズったって、船の旅じゃない。JR東日本が出発日限定で売り出した寝台特急「カシオペア」で行く東北と道南の旅。3泊4日で50万円なり(最低旅行代金は40万円)
それが何と『抽選販売』!!そんなに申し込みが殺到するのか! 募集は50人限定!
いやお金持ちは沢山いるので、それなりに集まるのかな〜貧乏人の与り知らぬところで、何とも。

この企画、目玉は何と言っても寝台特急「カシオペア・スイート」と新幹線のファーストクラス「グランクラス」の利用。

寝台特急と言えば、私自身、学生時代によく乗っていたが、現在では利用者の減少に伴い、多くの寝台特急が姿を消した。鉄道会社はサービスの強化を通じて、「移動の手段」から「ラグジュアリーな経験をする場」あるいは「鉄道旅行自体を楽しむ場」として運行してきた。現在運行されている寝台特急も近い将来、廃止、臨時列車化されると言われている。日本の旅風景からこれらのシーンが失われていくのは悲しいものがある。一方、新幹線のグランクラス。1車両の定員、わずか18名。新幹線バージョンCAによる食事のサービスに加え、アルコールも無料とまるで飛行機内のサービスのよう。JR東日本は、カシオペアとグランクラスで醸成する高級感を損なわないようカシオペアで宿泊する以外の2泊も最高級ホテルを設定。さらに行く先々でも伝統芸能を楽しめる企画を用意している。
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しかし、ここまで高く設定するとは ・・・カシオペアは上野➡札幌間で46,000円。このツアーで利用するのは鶴岡(山形県)から函館までで距離はとても短い(半分以下??)。そして帰路のグランクラスも新青森駅から仙台駅までで、料金は19,390円。他の新幹線・在来線の金額を合算しても10万円には到底届かない。
伝統芸能を鑑賞する機会は大手の旅行企画会社でないと設定が難しいかもしれないが、しかし、全部をざっと試算してみてウームと唸ってしまった。。。

歳を重ねて、もし余裕があれば行くかな・・・もっともその時まで、寝台特急が存在しているかどうかはわからないが・・・

江島神社初詣サイクリング。海軍道路から境川サイクリングロード経由で。

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毎年のように行く江島神社初詣。箱根駅伝にあわせて出かけ、藤沢橋で観戦してからお参りに行くこともあるのだけれど、今年は成人の日に行ってきました。

ルートは、横浜青葉区〜JR横浜線十日市場駅〜横浜市瀬谷区海軍道路〜藤沢大和サイクリングロード〜藤沢〜江ノ島。往復約80キロ。坂は一切ない楽々コース!!わ〜い!

風もなく、お天気も上々。
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瀬谷区の海軍道路は、4月初旬には必ず訪れる桜の名所。Yahooの知恵袋によると、横須賀海軍の資材集結所が上瀬谷原にあって、そこと瀬谷駅を結ぶ線路の跡地なので、海軍道路というらしい。
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サイクリングロードというと、砂をかぶっていたり荒れていたりで、ロードバイクには不向きな場所が多いが、藤沢大和境川自転車道(境川サイクリングロード)は、 荒れたところもほとんどなく、ロードバイクでもとても走りやすい。ただ、ランニングをしている人や犬を連れている人も多いので、注意が必要。この自転車道も太平洋岸自転車道路の一部として整備されたれっきとした県道。
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「コイの餌より、パンの方が食いつきがいい」と言いながら、えさを投げるおじさん。こんなおじさんがいてくれるから、コイもどんどん大きくなるんだなあ〜。境川で泳ぐコイは大きいものでは60センチほどもある。昔は、赤や黄色のコイも多かったのにな〜とおじさんが話してくれた。
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サイクリングロードで必ずと言っていいほど立ち寄るのが、境川遊水池公園
情報センター(写真上)バイク置き場やお手洗いがあるし、自販機も飲み物だけでなくアイスクリームもあるので、ほぼ毎回アイスクリームで一息入れる。今日も風がなく快適サイクリングだったので、ほてった体にアイスクリームがおいしかった!駐車場もあるので、ここまで車で来て、ここからスタートもありかも。
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境川も桜の時期は、花のアーチが出来る。国道一号の藤沢橋に突き当たったら、鎌倉江ノ島方面に。車の多い藤沢市街を抜けて、湘南海岸に近づくと路面電車の江の電の線路を渡る。
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たまたま電車が通り抜けた。路面電車、何か懐かしいよね。。。
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江の電は一度だけ乗ったことがあるけれど、民家の軒下に突っ込むんじゃないかと思うほど、狭い家と家の間を抜けていくので、迫力満点だった。
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湘南海岸に出ると、ウィンドサーフィン!。そうか、海が穏やかでも風があれば出来るものね!
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自転車を駐輪場に停めて、江島神社へ。海産物屋さんが立ち並ぶ。
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さすがに成人の日ともなると、参拝の列がスムーズ。三が日は、数十分待ちの列なのに。。。
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参拝後はもちろん釜揚げしらす丼! 生シラスは3月まで禁漁だそうです。
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参道脇に江ノ島郵便局。祝日なのでやっていないけど、平日だと江ノ島ゆかりの切手とか売っているのかな?
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これはおまけ。参道脇の旅館の入り口で座っていた美しい猫。通行人に慣れているのか、泰然と座っていた。いい感じ!

境川、帰りはなぜかいつも向かい風。
シッティングで走るとしんどいので、スタンディングで体重かけてガンバる。

しかし、渋滞のないサイクリングでの初詣。その味を知ったら、とても車では行けないな〜 
今年も一年安全で楽しいサイクリングにしましょう! 

南房総サイクリング 里山の美しさと外海の荒々しさと

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今年最後のサイクリングは南房総のフラワーライン。
館山のホテルを出発。まず県道88号線を北上。89号線にあたったら右折し鴨川へ。あとは黒潮ライン〜フラワーラインの約100キロコースを想定。
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県道88号は車もそれほど多くなく、道路も整備されているので快適に走る。89号に入ると里山の美しい景色が広がる。ちょっと道が狭くなったり道路が荒れている部分もあるけれど、適度なアップダウンがあって楽しいな〜と思って走っていたら、突然ジャリっと。氷だ!
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慌ててバイクを降りる。歩いてバイクを押していても後輪がズルズルと滑って、11月の和田峠の雪道を思い出す。それほど標高が高くなくても、日陰の所は要注意。
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89号から海岸に出ると、雲一つない青い空と岩にあたってくだける豪快な波しぶき。外海の荒々しさ。
上の写真は仁右衛門島(一番奥)。38代目となる仁右衛門さんが今も住んでいるとランチの時にお店の人が教えてくれた。38代って一体何年前に住み始めたんだろう。。。計算も出来ないし想像もできない・・・
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ランチはちょっと豪勢に「波太丼」1785円。アワビにサザエまでついている海鮮丼にお魚の煮付け。「観光地と侮るなかれ!」とメニューに書いてあったけれど、本当にその通り。美味しかった。最高!
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千葉と言えば、サーフィン。今日もたくさんの人たちがサーフィンを楽しんでいた。寒くないのかな〜
サーフボードを抱えた彼。ずっと海を見て佇んでいた。何を考えているのだろう。それにしても立っている姿が「サマ」になっていてかっこいい。
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上の写真は野島崎灯台。房総半島の最南端に立つ。
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フラワーラインの菜の花は、これからが見頃。千倉あたりの花摘みもまだ始まってはいなかった。年明けからかな?
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安房一の宮の須崎神社を過ぎてしばらく走っていたら、源頼朝の上陸地という石碑が建っていた。 頼朝が伊豆から逃れて来て上陸した場所が須崎とのこと。写真は矢尻の井戸。上陸した頼朝が喉が渇いて、矢尻を突き立てたら、こんこんと水が湧き出たという伝説の井戸だそうだ。

自転車であれ、散歩であれ、こんな風に出かけると美しい景色や思わぬ歴史に遭遇する。
これが旅の醍醐味だな〜と思う。おいしいご飯も食べたし、今日のサイクリングは最高だったな〜

伊勢参りツーリング 5日目。英虞湾御座の石仏参拝

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今日は伊勢参りを企画した当初から訪れたかった御座の石仏が目的地。
この石仏は、御座の海岸にあって、腰から下が水の中。潮仏とも言われていて、女性特有の病気を引き受けてくれるということで、女性の間で信仰を集めている仏さまです。
朝はゆっくり、9時過ぎに鳥羽を出発。 まっすぐ南下。パールロードを走る。天気は最高。風はほとんど無し。昨日とは雲泥の差。坂さえも快調!
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この辺りは牡蠣、どこに行っても牡蠣。牡蠣焼き食べ放題とか詰め放題とかの看板が並んでいる。
「かきの駅」とか「港の駅」とかもある。私は牡蠣に3回あたっているので食べられないけど、本当においしそうだな〜と。お店の人に話を聞いたら、牡蠣は冬に太るのでこれからもっと大きくなるのだとか。
下の写真はお店の前に停めた軽トラに無造作に積み上げてあった牡蠣。豪快!!
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鳥羽展望台に1時間余りで到着。360度の景観を楽しみ、一路御座へ。
御座へは、パールロードから国道260号線に入る。この辺りまでくると観光客の姿はほとんど見られず、道は整備されていて、とても走りやすい。こんな道路が横浜にもあるといいのにな〜
下の写真の橋は、志摩パールブリッジ。260号線はほとんどの区間、両脇にかなり状態の良いサイクリングロード(歩道?!)があるので、快適に走れてGOOD!
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途中、コンビニで肉まんと珈琲で簡単なお昼にしたときに、潮仏に行くと行ったら、「ぜひ、爪切不動尊もみて!」と言われた。何でも日本三大不動尊の一つで、弘法大師が逗留中に爪で塑像を刻んだといわれる不動明王を祀っているとのこと。行ってみるとひっそりとしていて誰もいない。空気が一層重く冷たく感じて、気持ちが引き締まる。
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ここから程なく、潮仏。漁業組合の建物の裏側にあった。
下の写真の真ん中の岩が、石仏(潮仏)。石仏の前のお賽銭箱に向かって、100円玉を投げ入れたら、ぽちゃんとお賽銭箱の中に収まった。なんという投球(投銭)コントロール!!
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石仏は、仏様の形に彫っている訳ではなく、岩そのもの。
下半身が潮に浸かっていて苦しみを引き受けてくれ、様々な女性特有の病気を治してくれたり、子供を授かったり、安産祈願をしたり、、、 娘二人のためにお守りを二つ買った。

既に2時。ここからは船が賢島まで出ているので、それに乗ろうと思っていたけれど、乗り場に行ったら船が出たばかり。次は16時半。2時間半待つより走った方が早い。
もと来た260号線を引き返す。 となると、走って鳥羽に戻ると恐らく夕方5時を回る。4時半には夕闇が迫るし、パールロードは街灯がほとんどなかったので、走るのは危険。賢島まで行って、電車で鳥羽まで帰ることにした。賢島から鳥羽まで約40分。簡易輪行袋なので場所をとる。混んでいたらずっと立つことになるかなと思っていたのに、こんな状態。三連休の最終日なのに・・・でも良かった〜座れる!
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 明日は今回のツアーの最終目的。伊勢参りです。

伊勢参り4日目(浜松〜鳥羽)浜名大橋でミニパトカーに保護される!

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4日目。ようやく浜松から、サイクリングをスタート。
伊良湖岬から伊勢湾フェリーで鳥羽に上陸する。
でも今日はなぜかナビがうまく行かない。で、仕方なく、海岸沿いに走り、伊良湖岬を目指すことにした。第一の難関は浜名湖。国道一号線のバイパスを避ける、積もりでいた。。。
県道65号線のサインで、1号線からそれる。そして直進。一方通行になる。狭い県道っぽい道が突然広くなる。路肩も広い。走りやすい。
でも何となく車がビュンビュンと横を走る、それに時々クラクションを鳴らされる。なんかおかしい・・・と思い始める。そのうちに目の前に大きなアーチを描いた橋。こんな景色って、高速道路だとよくあるけど。もしかしたらこれ、自転車禁止?
それにしてもどこにもそんな看板なかった。標識によると橋の名前は浜名大橋、長さは、約1.5キロ。やっぱり、ここは自転車走行不可だ、、、不安が確信になった。でももう戻れない。
それにこの強風、危険。「よし歩こう!」と決心して自転車から降りて押す。強かった風がもっと強くなって、押していてもふらふらする。何度もクラクションを鳴らされる。ごめんなさい、ごめんなさい。
何とかやっと橋の反対側が見えてきた。少しほっとする。景色もきれいと少し余裕が出て来た。
「ん?前方にミニパトカーが見える。お巡りさんだ!」ドキドキしながら近づく。「その自転車、こちらに来なさい」とマイクで言ってるのが聞こえた。20年程前のスピード違反の時の威圧感を思い出す。あ〜あ、やっちゃった・・・長いお説教を覚悟する。
なぜ迷い込んだのか、どの道を通ったのか聞かれる。 でも、私の方が、どうしてこんなことになったのか、逆に聞きたい。。。迷い込む前の覚えている限りの看板を思い出そうとするがはっきりと思い出せない。平謝りに謝る。お巡りさんは、「いや、よくあるんですよ・・・それにしても、見つけられて良かった」と言い、無線で「自転車を保護しました」と報告している。
「あ〜、私、保護されたんだ〜」何だか、若年性痴呆症で徘徊して保護されるってきっとこんな感じかもしれない。「どなたか通報してくださったのですよね?」と聞くと、自転車がいるぞ〜と通報があり、ここで待機してても、自転車が歩いてる〜!とたくさんの車が叫びながら通り過ぎて行ったとのこと。恥ずかしい・・・お巡りさんは一通り私の名前や住所を聞き終わると、「この先にももう1カ所国道1号がそのままバイパスになって、自転車走行不可の場所があるので、気をつけて下さい。そこもよく紛れ込む自転車があるんで。」と言いながら丁寧に、伊良湖岬までの道を教えてくれた。本当にお騒がせしました。
そんなこんなで、国道42号線にはいってからも、しばらく頭の中は「保護された〜」と いうフレーズが頭に鳴り響いていた。
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国道42号は、地図ではずっと左に遠州灘。海岸沿いなのだが、海はほとんど見えない。そして北海道のように小刻みなアップダウンの連続で、結構きつい。道の左右にはキャベツ畑が延々と広がる。こんなにたくさんのキャベツを見たのは初めて。
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風はずっと向かい風。ほぼ真正面から吹き付ける。そういえばホテルでも「遠州のからっ風と言われる程風の強い地域なので、窓を開けないで下さい」という注意書きがあったのを思い出す。頭の上にヒューっとかビューッとかという風の音が迫り、時々時速は10キロを下回る。負けるもんか〜風のバカ〜と心の中で叫びながらペダルを踏む。すれ違う自転車は当然快適そうにさーっとすれ違う。そのうち、沿道がキャベツ畑からソテツやヤシに変わり、伊良湖岬の先端に近づいたことがわかった。島崎藤村の「ヤシの実」、恋路が浜に近づいているのだ。ちょっとテンションが上がる。岬の先端に近づくとものすごい急坂。諦めて自転車から降りる。
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登って行くと、自転車道の看板。降りてみるとトンネルとかあり、急な坂を回避して進めるようになっている。さっきからずっと看板があったので、ここを走れば楽だったんだ。(ピンぼけでごめんなさい)
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眼下には恋路が浜。自転車道を快適に走り、砂浜に。さすが観光地、人が多い。ここから数百メートルで伊勢フェリー乗り場。やっと来た!ここまで80キロ。あの強風の中、よく頑張った。
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後は鳥羽まで、55分の旅。この風が明日も続くと、ちょっとサイクリングは無理かな〜〜
いずれにしてもおつかれさま!

 

伊勢参りツーリングの予定が、、、3日目にして未だノーバイクだ〜!?

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さてさて、昨日はゴルフとしても、今日は焼津〜浜松までサイクリング!!!
の予定が、何と一日中静岡観光No Bike Riding Dayに。???

昨日のゴルフの友人が久しぶりなので飲もう!ということで昨晩は同じホテルに部屋を取った。
7時集合で、朝ご飯を食べていたら、友人が突然「昨日、三保の松原、見そびれたんだよね?これから、行ってみない?浜松到着が遅くなるなら、途中まで送るから」という甘い誘い。天気は上々。富士山がきれいに見える確率大!。ということで、「じゃあ、半分の距離の浜松砂丘辺りまで、送ってもらって、その後バイクで向かうかな!」とバイクをたたんで友人の車に載せて、三保の松原に向けて出発。
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途中、何度も大平洋岸自転車道の看板があった。
何でも、「自転車しか通らない県道」をコンセプトに、鹿島から房総半島を一周、伊豆半島をから静岡、そして紀伊半島まで行くようなサイクリングロードを造るという構想の下、千葉や静岡で建設が進められているらしく、静岡県の公式ホームページ
によると、静岡県には清水から浜松近くまで、150キロ余り(他に浜名湖沿岸に30キロ程)続いているとのこと。太陽の光が太平洋の水面にまぶしく反射された道を走るのは本当に気持ち良さそうで、つい車を降りて自転車に乗りたくなった。(下の写真は、浜岡砂丘近くの自転車道。ここから先は10機以上の風車が並んでいる。)
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三保の松原は焼津から車で一時間程。到着後まずは羽衣の松に向かう。松はどれもまっすぐに立っているのではなく、みんな斜めに寝ていて、海風の強さを感じさせる。下は羽衣の松。松の向こうの朝の光が眩しい。
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海岸に出ると、松林の右に美しい富士山が現れた。雲一つない青空と、白い波しぶきをあげる海。そして、松原の深い緑色とのコントラスト。やっぱり美しいな〜と感嘆の声を上げる。DSC01484
三保の松原からは、予定通り浜岡砂丘まで行って、そこから浜松までの40キロ弱をバイクで走るつもりで車に乗り込んだ。途中お腹が空いて来たので、御前崎近くの「海鮮なぶら市場」というところでランチにする。(店内には「なぶら市場の歌がずっと流れていて、あまりにテンポのよい歌なので、サイクリング途中に頭の中を流れるのでは、、とちょっと不安になる)
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大きな鰹の模型にまず驚き、中に入ると立派な魚市場で、静岡名物の桜えびやしらすの他、ハマチの一本ものや干物がたくさん並んで美味しそう。私たちは、鰹の一本釣りをしているという藁焼き鰹の店に入って、刺身定食を食べた。下の写真は窓の向こうに串に刺した鰹を焼いているのが見える。
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お腹もふくれたところで、御前崎灯台に。しっかり観光モードに入ってしまい、200円の見学料を支払い、螺旋状の階段を上って、灯台の一番上に登った。外に出ると恐ろしく風が強くて、まともに立っていられない。それに、高くて怖い。(高所恐怖症ではないのですが・・・)。吹き飛ばされそうになってドキドキして来たので、慌てて階段を下りた。
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 階段を降りると友人が、「こんな風の強いときに走るの〜〜〜?」と聞いてくる。御前崎までは追い風だけど、岬を回るともろ向かい風。言われたら本当に吹き飛ばされそうな気がして来た。吹き飛ばされなくても、風にあおられて、路肩から道路にはみ出してしまうかもしれない。。。「わかった、じゃあ、浜松まで送ってもらおう!」と決心して、バイクを諦める。ここで完全に観光モードに切り替わった。
ここから浜岡砂丘まではすぐ。砂丘といっても何だか普通の砂浜(下の写真)。巨大な風車が何機も連なって見える。後ろは浜岡原発)
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ちょっとがっかりして、帰ろうとして駐車場まで戻ったら、何だか階段がある。友人がこれは何だろうと登り始めた。登りきって眼下に広がったのは、小さめの松の木が密生している松林。その中を小道が走っていて、池や観察小屋(きつねやりすがいるらしい)も配置され、とても静かな散歩道になっていた。
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歩いて行くと、ブオーンというちょっと不気味な音が上の方から聞こえて来た。顔を上げるとすぐ上に風車。音自体は低いのだけれど空気を伝わってどっしりと音が降りてくる感じ。初めて風車の音を聞いた。

浜松到着後のご飯はもちろん、鰻と浜松餃子!
うな重を求めて、浜松駅周辺を徘徊。開店 「16時半」。閉店 「鰻がなくなり次第 」と書かれた店があって、なくなり次第という言葉に引かれ入店。鰻まぶしを注文。名古屋のひつまぶしみたい。関東の鰻は蒸してから焼いてあって柔らかいけど、ここの鰻は関西風に香ばしく焼いてある。美味!。
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そして、〆は浜松餃子。浜松餃子は宇都宮餃子と毎年、1.2を争っているのだと友人。
入ったお店は、開店前から人が並んでいた店で、中はお客さんでいっぱい。
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小さめの野菜餃子で、皮がとても薄くて繊細。ふわっとしている。あっさり酢醤油で頂くらしい。鰻の後だったので、ちょうどよい感じだった。

しかししかし、今日は思いがけず一日観光。友人が言うようにバイクに乗っていたら、強風に煽られて危険だったかもしれない。今回のツーリング企画はハプニング続き。これもまた楽しいかも。
明日はちゃんと伊良湖岬で、フェリーに乗れるのかな・・・
 

いざ、伊勢参り!でも生憎の雨!

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伊勢参りツーリングは本来明日20日からのはずだったけど、静岡のお友達がその20日にゴルフをしようと突然言ってきた。遠方に転勤になるので、この日しかないと。。。
基本的に人からの誘いを断らない私は、どうしたらそれが可能になるか必死にロジを考え、結局;
出発は一日早めて19日。バイク姿&輪行で焼津入りし、何食わぬ顔で20日にゴルフ。そして21日はあたかも何もなかったような顔でツーリングを続行するという、普通はやらないよな、、ということを考えた。。。(ほんと我ながら信じられない・・・)
そのためには、ゴルフクラブをゴルフ場に。ゴルフウェアは焼津のホテルに。最終ゴールの鳥羽のホテルに輪行袋を宅配便で送って、、あ〜、これなら何とかなると準備を整え、今日を迎えた。。
しかし朝から生憎の雨。 新横浜までバイクで行って、そこから新幹線。三島で降りて、田子ノ浦や三保の松原を観光ライドして、焼津に!という計画はしょっぱなから、崩れた(涙)
まあこんなこともある。で、横浜の自宅の最寄り駅まではバイクなら5分かからないので、そこまでは雨の中を走り、そこから3回乗り継いで、焼津まで行くことにした。重いけど、仕方ない。
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バイクは前回の中山道ライド同様、大きなサドルバックやフロントバックがついているので、通常の輪行袋は無理。ということで前輪を外しただけの嵩張る状態で電車に乗り込んだ。
本当に他のお客様の迷惑きわまりなく、、、車中では謝りまくり、エスカレータでは、皆さんに先に行ってもらい、2回乗り換えて、何とか新幹線に。
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前輪を外しただけだと大きいので、新幹線の通路まではみ出してしまうのでは、、と恐れていたのだけど、3人がけの席の一番後ろに、すっぽりと通路に飛び出すことなく収まって一安心。
(実はこんなに大きな輪行袋で乗るのは初めてだったので、これを一番心配していた・・・)
とちゅう前輪が転がって通路をふさいでしまったので、慌てて片付け。。。
静岡から焼津までの東海道線では、私の後から乗って来たおじさまに、奥に行きたいから退いてくれ!と言われ、、またもや謝り続け、何とか焼津に到着。あ〜やれやれ。
やっぱり、走ってナンボのツーリング。雨の避難的輪行は最低。。。できるだけ輪行は避けたいと改めて思った。
ところで、今回は焼津駅徒歩1分の「くれたけイン焼津駅前」というビジネスホテルに宿泊。
できて5年経っていないらしく、新しくて気持ちいい。ビジネスホテルなので、ツインの一人使用で、一泊4700円。お風呂もあり、フロントの対応もGOOD!
そして驚いたことに、なーんと夜の8時まで、ウェルカムドリンクが飲み放題。
ビールの他に焼酎も!
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こんなウェルカムドリンクのサービスは海外のホテルみたいで感激。
こんなにサービスよくて良いんだろうか・・・
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当然、生ビールを二杯いただいてから、近所の飲み屋さんに出かけた^^。満足満足!!

中山道、自転車と歩きの違いを実感したくて、歩いてみました(クラブツーリズム、高崎〜板鼻)

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自転車で巡った中山道、きっと多くのものを見過ごしたに違いない。。。

実際に、自転車と歩きの違いを体感してみたくて、クラブツーリズムがやっている「中山道六十九次を歩く」というバスツアーに参加してみた。クラブツーリズムでは、約2〜3年をかけて京都三条に向かうツアーを毎年春と秋にスタートしており、その開始時期により、第◯期といったグループを作り、20〜30人で”完歩”を目指している。私が参加したのは、第29期の第14回目で、区間は高崎から板鼻宿の約10キロ。この区間は新宿発の日帰りとなるので、ランチ込み9800円と新幹線で往復して自分で行くより安いし、何より詳しいガイド付きだ。
なぜ中山道を自転車で完走したばかりなのに、徒歩での中山道に参加したかというと、自転車と徒歩の違いを実感したかったのと、自転車ツーリングで私が一体何を見過ごしたのかを知りたかったから・・・
この区間、実は前日の日本橋〜高崎間が車が多くてストレス状態だったので、つい本来のルートのちょっと左側に位置していた碓氷川サイクリングロードを走ってしまって、本来の道は所々しか走っていない区間。板鼻も板鼻宿のサインを見ながら、通過してしまった区間となる。
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まず、バスの車内でガイディングレシーバーを渡される。海外の美術館などで、個々の陳列物の説明を聞くために借りたりするものだ。これによって、ガイドさんの説明が30メートル離れていようが100メートル離れていようが聞くことが出来る。(数人なら不要だけど、30人近い参加者が細い歩道を連なって歩くと前後100メートルくらいの行列になってしまうこともあるので、これはありがたいサービスだった)
スタートとなる高崎市の君が代橋のたもとでまず準備運動。ストレッチをしてけがを防ぐ。
参加者の90%以上は定年退職をされた年配の方々なので、これは必須かな。。。

そして、いよいよスタート!まずは君が代橋を渡る。ここからは赤城山と榛名山がよく見える、というふれこみなのだけど、この日は残念ながら天気はよいけれど霞んでいる。写真にとってもうっすらと映る程度。橋のたもとの萬日堂から、ほんの数百メートルで草津に分かれる道標に。こういう細かい道標は自転車だと簡単に見過ごしてしまうのだが。。。ゆっくりと通過することの利点だ。
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上の写真。左は草津、、とか書いてある。これが、信州街道分去れの道標。
これを過ぎてしばらく行った所に、ちょっと変わった屋根の民家が。
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ガイドさんの説明によると、典型的な上州の養蚕農家の家で、蚕を乾燥させるために屋根の部分はとても風通しがよいのだそうだ。ガイド付きツアーは不思議に思ったことを聞けるのが嬉しい。
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で、高崎はだるまの産地。ということで、こんな風にだるまを乾かしていた。。白いお化粧前のだるま。
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ところで、街道の踏切は上の写真のように「◯◯街道踏切」という看板があるとのこと。今度から注意して渡ることにしよう。(全く知らなかった・・・)
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道沿いには至る所に道祖神がある。写真はとてもかわいい双体道祖神。道祖神は悪霊や厄の侵入を防ぐとして、村の入り口などに置かれた。
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上は平安後期、前九年の役の源頼家・義家縁りの若宮八幡宮。
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上は茶屋本陣。ガイドさんの説明によると;
宿と泊は違っていたらしい。江戸の初期は、料理人を連れていて自前。これが「宿」。でも料理人を帯同するとお金がかかるので、お料理を出してもらうようになって、それが「泊」
もっというと、「泊」と「休み」「小休み」も違うのだそうだ。泊はもちろん泊り。「休み」はランチでご飯を食べる。「小休み」は休憩で茶菓。。。。う〜ん、そんな区別があったんだ・・・
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ところで中山道は、東海道を比べて京都に行く一番確実に早く行けるルートらしい。東海道は大井川など大きな川をいくつか渡らねばならず、増水で足止めを食らう可能性が高いからだとか。ということで、公武合体の象徴、皇女和宮も中山道を使って徳川家茂にお嫁入り。板鼻宿の本陣裏手の書院を宿としたときに、女性となった、つまり初潮があり、その衣類を埋めて祠(ほこら)にしたのが上の写真。ここは皇女和宮の資料館となっている。
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今回は3つのお寺に寄り道。お地蔵さんはやっぱり、かわいい。
長伝寺では、住職の方が直々に説明をしてくださり、五百羅漢の厨子を見せていただいた。これは写真では紹介できないが、小さなお仏壇ほどの見開きの箱の本体に菩薩様と十六羅漢。扉内側に見事な五百羅漢の彫刻。。。こんなものは個人で行ったら絶対に見られない。
ツアーで行くからこそだ。
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上の写真は達磨市で有名な少林山達磨寺。東京オリンピック招致に伴い、五輪の色の達磨が。写真でも赤い達磨に混じって何か見慣れない色の達磨が・・・時代とともに達磨も変わっていくのだと。

今回のツアー、楽しかった。ガイドさんの説明もすばらしく、いろいろな不思議が解明できた。参加者とのコミュニケーションも出来たし、いろんな世界を知ることが出来た。
ただ自転車ツーリングとの違い。これは、きっと根本から違いのかもしれない。

まず、一日10キロ〜15キロ。もっと歩けると思うけど、やはり30キロくらいが限度かな・・
山の中は登山となるので、舗装された道しか行けないロードバイクより何倍も往事を偲ぶことが出来る。細かくゆっくり見て回ることができる。ロードバイクだとついバ〜〜っと進んでしまい、見るべきところを簡単に見過ごしてしまうな〜。

両方のメリット・デメリット、いろいろあるけど、両方やった感想としては、
う〜ん、やっぱり自転車がスピード感でちょっと勝ちかな、いっぱい見過ごしてしまうのが難だけど・・・下調べをきちんとしていけばある程度は見たいところを見過ごさなくてもいいかも。

そして、本当に、いや絶対に見たいという場所はゆっくり徒歩で、つまり、バイクと徒歩の折衷案というのがベストなんだろうな〜〜

数週間前の中山道ツーリングで、ゆっくり見られなかった妻籠馬籠はもう一度、徒歩でいくかな!



 

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伊勢神宮、年内に参拝したいな〜
先日の中山道の余韻もあり、年内にもう一度ツーリングしたいなあ〜と思って、今日いろいろ探してみたのですが・・・・

今年は出雲大社が60年に一度、そして伊勢神宮が20年に一度の式年遷宮の年。山陰はちょっと寒いかな〜ということで、お伊勢参りのルートを考えてみました。
日程としては、今年最後の三連休の12月21日から23日を含む合計4日から5日間。また一年で一番日の短い時期なので、一日最長80キロ程度。さらに格安宿の予約が現時点で可能なルートで・・・というと、結構制約があり。。。で、こんなルート&日程を考えてみました。
もし、設定したルート上で、「このルートの方がいいよっ!」とか、「これは必見だよっ!」とか、はたまた「このルートなら同行出来るよっ!」なんて、情報があったら、どうかお知らせくださいまし!!!

Day 1 12月20日(金) 新横浜〜三島(新幹線で輪行)三島➡焼津 (87.5キロ)
" target="_self" title="">
ルート&見所;
田子ノ浦➡薩埵峠(広重、東海道53次の富士山ビューポイント)➡清見寺・五百羅漢石像(藤村の小説に出てくる)➡三保の松原➡東照宮久能山➡いちごライン(石垣いちご)➡焼津

Day 2  12月21日(土) 焼津〜浜松 約 94キロ
" target="_blank" title="">焼津〜浜松 
ルート&見所;
浜松➡新居関の跡(浜名湖)➡石津港➡駿河湾を左に見て進む(県道355号)➡大井川➡釘ヶ浦➡(基本的には国道150号を西に)➡牧ノ原市➡御前崎➡(県道357号)➡浜岡砂丘(基本的には国道150号)➡掛川➡袋井➡磐田➡天竜川➡浜松

Day 3  12月22日(日)浜松〜鳥羽(伊良湖〜鳥羽はフェリー)約71キロ(伊良湖まで)
" target="_self" title="">浜松〜伊良湖
浜松➡県道62号線(雄踏街道)➡舞坂で旧東海道➡浜名湖➡遠州灘を左に見てずっと国道42号線(表浜街道)で進む➡恋路が浜➡伊良湖➡(フェリー)➡鳥羽

Day 4   12月23日(祝)伊勢神宮参拝(自転車でと言いたいところだが、敬意を表して電車で)
夕方、自転車をパッキングして送付し、横浜まで帰宅。
★☆★
スケジュール的に可能であれば、23日にもう一泊
その場合、23日は伊勢志摩サイクリング(100キロくらいを想定)
24日に伊勢神宮参拝。その後自転車をパッキングして、帰宅。

まだ、行けるかどうか確定ではないし、天候によっても左右されるので、実現するかどうかは半々。でも考えるだけで楽しい。

沿線の皆様、ご意見いただけると嬉しいです!

中山道(8) 装備と服装について

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シクロクロスが欲し〜い、だの、ジャイアントのグレートジャーニーはどうかな〜とか考えていたのに結局決まらず、とはいえ、どんどん寒くなる。そこで今回は仕方なく、ロードバイクで中山道を走ることになった。ここではその装備と服装について少し。
そもそもスピードを追求するロードバイク、出来るだけの軽量化を図っている訳で、私のコルナゴも6キロ余り。それなのに着替えとPCとビデオカメラと普通のカメラとその充電機器類までもって走るなんて。。。女性はおまけに化粧品まである。最初はちょっと無理かな〜と思ったが・・・
1、GPSー今年6月末に売り出されたGarmin 810J 
しばらく前からGPSが欲しかったけど、なかなか高い。6万代になると聞いて、清水の舞台から飛び降りるつもり(大げさか・・・)で 購入。ルートラボで作成したルートをそのガーミンに落とせるというので、やったー!と思ったのだけれど、それが何故か一人ではできず、結局購入した店にPCとガーミンを持ち込んで教えてもらった。
これ一つでも何とかなるが、大幅にオフコースすると修正機能が働かなくなる傾向があるので、あらかじめ、おおよそのルートをメモしておくと安心。私は2日目の高崎〜長和町で、道路が工事で通行止めに。土地勘がないので、元のルートに戻れず、通行中の人や車、果てはコンビ二で道を聞いた。また、オフコースを繰り返すと、ナビが常に検索中になるため、電池切れが早くなるので、別途サイコンを持った方が良いかもしれない。
2、ライトなどについて
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中山道の徒歩ルートを行ったとはいえ、宿場町間の移動は国道を通行することがほとんど。どの国道も路肩が狭いか全くない状況なのに、大型トラックがビュンビュンと横を通過する。なので、後ろからはっきり分かるような工夫が必要となる。私はサドルバックの後ろに大きなライトをつけ、それをカバーするように写真のような三角のマークを取り付けた。これはたまたま8月にカナダのサイクリングに参加した際、参加者に配られたもの。周りは蛍光塗料、真ん中はメッシュになっていて、光を通す。
スタート地点の日本橋に行く途中、皇居をグループで周回していた人たちにすごくめだって良いですね〜と声をかけられた。
3、フロントバックーオルトリーブ
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前が重い方がバランスがとりやすいことと完全防水なので、重いものを全て、フロントバックに詰めた。
・以下の機材に必要なコードや充電器
PC、ビデオカメラ、カメラ、EMobile、GPS、後部ライド、二股コンセントなど
・化粧品/洗面用具
・眼鏡
・中山道のガイドブック
・ノートとボールペン
・補給食
・カメラ類など
上記、合わせるとかなり重い。(下の写真参照ください)
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—黒い筒状のものは、雨具(モンベルの上下とレインブーツカバー)状況により一部ザックに。
—黄色いのは、背中に担いだザックのレインカバー。
—白い生地に水玉の袋は、パンダーニの軽量輪行袋
4、サドルバック トピーク
後ろはあまり重くならない方が良いので衣類を中心に詰めた。また、サドルバックの下部の隙間に、宿場町についてから歩くためのシューズを括り付けた。(下の写真)
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また、携行した衣類は以下。寒さや登り基調か下り基調かで、着るものを決めた。
・パールイズミ レーパン(足首までのもの)2枚
・ユニクロ ヒートテックの下着 2枚
・ユニクロ 薄手のヒートテックのフリース 2枚
・C3fit (コンプレッションウェア)のタイツ 1枚(寒いときにレーパンの下にはく)
・厚手のCWXのアンダーウェア(上) 1枚
・ユニクロ ダウンジャケット ノースリーブ 1着
・ユニクロ ダウンジャケット 袖付き 1着 (寒いとき、ダウンを2枚重ねて着用)
・ゴルフ用のウィンドブレーカー 1枚(フリースの下に着る)
・ランパン 2枚 (宿用)
・Tシャツ 1枚 (宿用)
・シャカパン 1枚 (宿用)
・靴下 3足 (寒い時に重ねてはく)
・防寒用シューズカバー 1組
・女性用下着 2枚
・その他、上の写真で紹介した雨具(上下&シューズ 計3点)
・レイン用キャップ 1個
・フリースの帽子  1個
・毛糸のレッグウオーマー 1組
・ネル生地のキュロット 1枚 
・タオル 2枚
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5、トレイルランニング用のキャメルバッグ(もちろん水袋は外して)
ほとんどノースリーブのダウンとモンベルの雨具 (上)で走ったので、PCを白い袖付きのダウンジャケットで包んで、キャメルバックに入れて移動した。
(キャメルバッグは、バイクを写したトップの写真をご参照ください。)

結構な量を携行したので、止まっているとハンドルをとられそうになった。走っている時は不思議と重さは感じない。ただ、できればやはりツーリング用のバイクが望ましいと思う。

6、ゴール後
京都でゴールし、そのまま東海道を帰る、なんてことが出来たら良いのだけど、そうも行かないので、帰りは新幹線。 携行した簡易の輪行袋は後輪を外さないためおおきくなるので、新幹線に載せるのはむずかしい。そこで、予め京都のホテルに、オーストリッチのクッション入りの輪行袋をサイクルヤマト便で送っておいた。もちろん自転車は入っていないが。。。その代わり、京都で着る衣類やコート、ショルダーバッグ、小さめの旅行鞄を入れた。これだと、まるで自転車になんて乗っていなかったような出で立ちで、京都から帰宅できる。(ちょっと豪華に京懐石を食べたかったし、、それなりの服用が必要・・・)

準備している時は、要らないかな・・と思うものもあったけれど、全て使用し、着用した。結局無駄なものはなかった。毎日洗濯できればもう少し減らせるかもしれないが、民宿によっては洗濯機がない場所もあったので、走る際の服装は2セット持って行って正解だったと思う。参考になれば幸いです。

中山道(7) ついに京都〜!何だか感激 彦根〜京都三条

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中山道(7) ついに京都〜!何だか感激 彦根〜京都三条
ルートラボ:58.4キロ(迷子になったけど、ほぼ実走行と同じ!!)
Garmin data: 走行距離 59キロ 獲得標高 262メートル 気温13.4度

今日はいよいよ最終日。最終日の走行距離は約60キロ。 かなり、ゆっくり出来る、ということで9時前にホテルをスタートした。今日はなぜかガーミンも調子良く動いて、きちんとナビをしてくれる。
京都に早く着いても別に予定がないので、宿場町すべてをスキップせずに行くことにした。素晴らしい!
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 近江路といえば、近江商人。五個荘は近江商人発祥の地ということで、写真のような立派な蔵屋敷を見つけた。(何の確証もない、、たぶん、普通の民家です。。。)でも、そんなことを考えてしまう程、立派な家々が連なっている。
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上の写真は、江戸時代から続く老舗の料理旅館、竹平楼
植木屋さんが入っていた。これだけの料理旅館の建物と庭を維持するのは大変だろうな〜と思う。
一度懐石だけで良いから食べに行きたいものです!
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最近では茅葺き屋根の民家を見ることが滅多になくなったが、五個荘ではあちこちに残っている。現役でちゃんと住めるように維持しているのはすごい!
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木曽路にも多くの沸き清水があったが、関ヶ原宿を超えてから、清水の湧き出る宿場が多くなった。写真は、清水鼻の名水。
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上は、武佐宿の郵便局前のポスト。書状集積というらしい。武佐宿では京町家を保存しようという張り紙あった。また、下の写真のように、木の案内板があちこちにある。この案内板は1989年の武佐小学校の卒業記念に生徒達によって作られたもの。これを作った生徒の方達は今や30代半ば。自分の育った町に対する誇りを小さな時から醸成する。やはりこうでなくては、維持していくことは難しいに違いない。
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ところで、今回のルートは、山と渓谷社が出している本「中山道を歩く旅」を参考にルートラボで設定した。なので、普通に旅行していたら、絶対に通らないような地元の皆様の生活道路を通らせていただいている。ただ、ルートラボでは、その道がどうなっているのか、実際にはわからない。1〜2メートル幅の路地をクネクネと行く時もあるし、とんでもない坂を登ったり降りたりすることもある。
だから、こんな嵌めに、、、
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しかし、これもまた楽しい。この後、路地続きで、その後、商店街に紛れ込んだ。草津駅近くの商店街。
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ここでどうにも抜けられなくなり、諦めておそば屋さんにはいって、にしん蕎麦を食べた。甘辛く煮た身欠きニシンが載っているお蕎麦は関西に来ると一回は食べたくなる。
DSC_0262草津で、中山道は東海道と合流する。ここからは中山道をいう案内板は消え、旧東海道という表示に変わる。
DSC00338東海道も中山道も広くてもせいぜい4〜5メートルの道幅。そんな交通量の少ない道を快適に走っていたら、パッと目の前が広がった。瀬田の唐橋。紅葉と川の色のコントラストがきれい。
程なく、大津に入る。しばらく琵琶湖を右に見て走る。 逢阪の関を超えるといよいよ京都山科に入る。
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 上の写真は逢坂。「これやこの往くもかへるも分かれては知るも知らぬも逢坂の関」なんて、百人一首を口ずさみながら登る。
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国道一号を下って、直に左の路地に入る。この狭い路地も山科から京都三条に続く三条通り。
道幅は3メートル程しかない。本当にこれが旧東海道??と思いながら進んでいたら、目の前に急坂。
またもや登れず、自転車から降りて押す。後ろからオートバイが登って来て止まり、そんな良い自転車でも上がれないのかい?とからかわれる。うん、どう考えても無理。20%位あるかも・・・
坂の途中で買い物袋を下げたご婦人が歩いていたので、凄い坂ですね〜と声をかけたら、「はじめての方は皆さん、驚かはります・・・」という返事。私がここは東海道ですよね?と確認したら「そうですよ♩」と。やはりこんなに狭い通りだったんだ、、、と改めて驚く。
ここからは京都蹴上げまでまっすぐ下り。いよいよゴールだ、、と何だか胸に熱いものが。。最後まで油断せず、慎重に走ろうと思う。観光客が多くなり、走ることが出来ず、自転車を降りて歩き始める。
京阪三条の看板。あ〜着いた〜〜〜! 感動。この年になってこんなに感動するのかとちょっと恥ずかしいけど、感動するものは感動する。
写真を通りすがりの方に撮っていただき、三条大橋のたもとのスタバでシナモンロールとカプチーノを頼み、ゴールの余韻に浸る。
今回は結構、危険な思いもしたし、いろいろ不安で眠れなかったりしたけれど、楽しかった。久しぶりにわくわくしたのだと思う。中山道で出会った方々、楽しい思い出を本当にありがとうございました。
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中山道(6) あな、恐ろしや、中山道かえで街道!!  恵那〜彦根約140キロ

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中山道(6) あな、恐ろしや、中山道かえで街道!!  恵那〜彦根約143キロ 
ルートラボ(ご参考):走行距離 予定走行距離:143.9キロ 上り:1076 m 下り:1223 m
Garmin data: (電池切れのため、最後の10キロほどは入っていませんが・・・)

昨夜の宿はルートイン恵那。前日にお洗濯ができなかったので、到着し次第お洗濯したい。でもそうすると着替えが一切ない。。。裸で夕ご飯に行けないと思っていたところ、ホテル内に居酒屋。部屋のスリッパと部屋着で入ってもいいという。凄い!とても恥ずかしかったけれど背に腹は変えられない、、ということで、さっそく洗濯。結局夕食に行くまでに乾燥まで済ませたので、部屋着で行かなくてもよくなったが、手荷物を制限している今回の旅行では、こういうのは有り難い。

さて、今日は今回のツーリング最長の143キロ。色々観光してなので、10時間以上かかる。ということで、7時半には出発した。
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出発してしばらく19号を走った後、左に。上の写真のような田園地帯を走り、気持ちいい。
8キロ程行ったところで、ナビがオフコースを宣言。あれっと思って地図を見ていたら、近所の方が出て来てどこに行くのと聞いてくれた。中山道を行きたい、と言ったら、上を見上げて、「ほら、あっちに小学校が見えるでしょう。中山道はあの上よ。でも凄い坂よ!」と教えてくれた。見上げれば上の方に小学校。「ありがとうございます。手で押して行きます」とお礼を言い、来た道を戻り、狭い路地をクネクネ行きながら、小学校を目指す。 ところが凄い坂。登れない。。。まさか本当に降りて自転車を押すなんて思っても見なかった。自慢じゃないが、国内は麦草峠や乗鞍、今回は和田峠なども問題なく 登っているのに。。。これまで登った中で一番辛かった。
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上の写真は登って来た道を見下ろしたもの。写真だとよく分からないが、ストレートな上り。恐らく15%以上。ガーミンの画面は「中山道かえで街道」と表示している。言われてみればかえでが美しい(トップの写真はかえで街道)。
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この街道は県道65号。恵那から瑞浪を経由して可児郡御嵩町まで行くルート。
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登りきれば、最高のサイクリングルート。上の写真は民家。拡大しないと分からないが、軒先には干し柿を干してある。こんな素敵な家々が並んでいたり、いのししが今にも現れそうな道をひたすら走る。国道21号に出たときには、とても名残惜しい気持ちでいっぱいになる。ぜひともまた走ってみたい(もちろん、最初の数キロ以外!!)
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美濃路に入ると、中山道の面影を残す家が少なくなる。上は御嵩宿。
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上の写真は道標。「左 多治見及犬山 右 太田渡を経て岐阜市 」こんなの、いいなあ〜〜
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さて、太田宿に差し掛かる。しばらく中山道だと知らなければ全くわからない道を走って来たが、ここで中山道の雰囲気が一気に。
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太田宿のお休みどころとなっている「吉田屋住宅」中を見れるようになっている。休憩することもできるし、お手洗いもある。 旅人ノートが置いてあって、何か書いて行くように言われて記帳した。
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太田宿を過ぎると再び国道21号に。木曽川を左に見ながら進む。景色は良いが、路肩が少ないので、トラックには要注意。
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 加納宿で出会った中山道歩きのご夫婦。今日は美江寺まで行き、それから名古屋に帰るのだとのこと。歩くなら、やっぱり一人より二人が良い!!この辺りになるとほとんど中山道らしくない道なので、やっぱり歩いている人がいるんだ〜と、つい、話しかけてしまった。。。
各務原で、ふと横をみるとサイクルショップが。日本橋を出発してから、一度も空気を入れてないことを思い出し、お店に入って空気入れを借りる。お店の名前は、「OGIUE CYCLE」。今日関ヶ原を超えると話したら、どこの道だろう、と聞かれたので、山と渓谷社のガイドブックを取り出して説明したら、21号で行かない方法があるんですね〜と。とても楽しく歓談させていただいた上に、ジェルまでいただいた。ありがとうございました!
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 河渡(ごうど、、、読めないよね??)、美江寺(みえじ)を経て、和宮記念公園のある小簾(おず)紅園に。この頃から、太陽の位置が気になり始める。一体、日のあるうちに関ヶ原を超えられるのだろうか。。。赤坂宿を過ぎ、垂井宿でボトルゲージが緩んでいるのに気づき、閉め直す。ほっといたら、がたがた道でボトルごと飛んで行きかねない。(実は沖縄でトンネル走行中、ボトルごと飛んで行ったが真っ暗だったこととトラックがビュンビュンくるので回収を諦めたことがある。。。)ねじを締めていたら、目の前の家の中から男性が出ていらした。どこ行くのと聞かれ、あと1時間くらいで関ヶ原を超えたいと答えたら、「時計をちらと見て、「う〜ん、難しいね。。。ここからは登りだし。。。」とのこと。そうだよな〜〜
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程なく、関ヶ原。上の写真は関ヶ原の松並木。しかし、ここから長いんだよな〜〜
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関ヶ原はさすがに見所が多い。至る所に上の写真のような標識がある。見たいけど、、、我慢する。
次回はもっとゆっくり来るぞ〜〜!!
DSC00278とにかく先を急ぐ。今須宿を過ぎて、岐阜県と滋賀県の県境に差し掛かった。
ここは寝物語の里。う?何かなと思ったら、国境なのに溝を一本隔てただけなので、隣国の人と寝ながらでも話ができたから、、、とか。言われてみればそうかも。
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恵那から御嵩まで、中山道かえで街道を走ったが、滋賀にもあった。こちらは漢字の楓街道。でも「かえで街道」の方が勝ちかな!!
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しかし、いろんな宿場町があるとつくづく思った。柏原宿は本当にきれいに整備されていた。
下の写真は、柏原宿で出会った少年。卓球部に入っている中学一年生。もうすぐ期末試験で、友人5人と秘密の会議をしてきた帰りだとか。クラブのこと、試験のこと、お父さんと行くと必ず当たるビンゴのこと、たくさん話してくれた。写真を撮っても良い?と聞くと恥ずかしそうに横顔だけ撮らせてくれた。
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もうこの頃は夕闇がせまり、時間との戦い(それなのに、長々と中学生とだべってどうーすんの!)
この辺りまでは、まだガーミンの画面が見えていたので、宿場町添いの道をナビしてくれていたが、暗くなるとそれも無理。宿場町に寄らずに幹線道路を走るしかない。これで、最後と思って立ち寄ったのが、下の写真の宿場町。
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写真だと明るく見えるが、本当はかなり暗い。家々の前にこんな川?用水??がある。ここで地図を確認していたら、またどこに行くの?と話しかけられた。「彦根の積もりなんだけど暗くなったのでこの辺に民宿があれば泊まりたいんだけど、」と答えたら、「待って、この先に民宿があるはず」と言って、目の前の民家に行って、何やら会話。顔を出して、「うん、その民宿はもうやめちゃったみたい」と。
しかし本当に親切であったかいなと感激。お礼を言った後、ここの宿場は何というところですか?と聞いたら、「さめがい」と。漢字では「醒井」と書くらしい。
残念ながら、タイムリミット。ここからは暗くてもう宿場町は走れない。諦めて、国道21号に出る。そして、国道8号に左折。程なく米原、そして彦根の予約したホテル。
あ〜あ、それにしてもまた、たくさんの宿場町をスキップしてしまった・・・残念!

 

中山道(5) 意外ときつい妻籠峠 奈良井宿〜恵那 約90キロ

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中山道(5) 意外ときつい妻籠峠 奈良井宿〜恵那 約90キロ
ルートラボ:奈良井宿〜恵那
Garmin data: (木曽福島〜恵那 途中スターと押し忘れあり)

今日はルート作成時から一番懸念していた新鳥居トンネルを通過する日。トンネルは2キロ弱。そんなに長い距離を暗い換気の悪いところを通ると考えてとても憂鬱になり、タクシーで行こうかとさえ考えていた場所だ。宿のおかみさんは、鳥居峠はどうですか?そちらで行かれる方もありますよ。。とのこと。部屋に帰ってネットで調べても道はない。地図に乗っていないということは舗装していない道なのではないか。。。幸い宿泊した民宿は奈良井駅の近く。輪行という手もある、、とそこまで考えて、昨夜は眠りについた。
下の写真は奈良井宿の民宿「しまだ」。とても趣のある。泊まった部屋は左側の明かりの着いていない部屋。サッシではなく開けるとすぐ外!。ちょっと寒いけど、街道がよく見える。
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6時起床。外を見ると小雪がちらついている。遠くの山は白くてよく見えない。一気に戦意喪失。
隣の駅の藪原まで行けば、新鳥居トンネルは回避できる。よし、輪行で行こうと決心する。
朝ご飯は7時半。8時40分の中津川行き各停に乗ることにする。
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荷物をできるだけ少なくしたいと思い、緊急用に出発前に購入したパンダーニの手のひらサイズの輪行袋が役に立った。アバウトな大きさなので、サドルバックもフロントバックも装着したまま、カバーをかけることが出来た。手提げひもはなく、直接サドルと前輪を持つ。肩にかけるのは結構辛いので、サドルと前輪を直に持つ方が楽に感じた。
さて、藪原までと思ったが、昨日の和田峠越えの精神的ダメージがきつかったこと、朝から雪がちらついていたこと、朝ご飯が遅かったこと等などで自走にこだわらず木曽福島まで、電車で行くことにした。(う〜ん、軟弱!)もともと今日の行程は、奈良井から恵那までの90キロ超。奈良井から木曽福島を輪行することで10〜20キロの短縮となる。
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上の写真は木曽福島。結構アップダウンがきつくて自転車で回るのは難儀だな〜と思う。
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木曽路を回ると時間が止まっているように感じる。歴史的な建造物のある場所は日本中たくさんある。名所化して、一カ所に集めて、観光客に見せる。言わば、機能としては死んでいる。ただ見せるだけ。
でも中山道の宿場町の古い家々は未だ現役。多くの方々が実際に住んでいる。泊めていただいた民宿もそう。 あちこちに沸き清水があるが、そこに住む人たちの大切な水。そんなのが凄いと感じる。(写真は上松)
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上松を過ぎると、ナビが突然狭い路地を曲がるように指示する。見ると1.5メートル幅くらいの路地。それも70~80メートルしかないのに、50メートルくらい下る。仕方ないので、諦めてバイクから降りて下る。
突き当たった場所に寝覚の床があった(写真上)。以前来たのは高校生の頃、懐かしい。
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恵那までは基本、19号を走る。宿場町ごとに19号から外れるが、結局19号に戻る。上の写真はちょっと外れた狭い県道からの写真。川の水の色が深いエメラルドグリーン、水が澄んでいて川底がはっきり見える。19号はトラックがビュンビュン飛ばす危険な国道なので、目的地へは回り道になるのだが、喜んで測道に外れる。
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上の写真の左側の道路が19号。私はその上の測道から写真を撮っている。
下の写真は妻籠宿。
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妻籠から馬籠までは、とても素敵なウオーキングルート。日本人だけでなく、外国人も多く歩いている。
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上の写真は妻籠から馬籠へと至る道。残念なことに、ロードバイクでは行けないので涙を飲んで諦める。マウンテンバイクなら登れるのかな??
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私の心づもりでは、今日のルートは下り基調。登りは中津川の手前に一つ、程度の認識だった。
妻籠峠もきっと塩尻峠程度だろうと。甘かった。
妻籠から峠まで7キロの表示。確か和田峠もそんなものか。。登りはじめからいきなりきつい。コーナー内側ごとにスタンディングでようやく登る。和田峠よりきつく感じるのは、一日の終わりの坂だからか、それとも覚悟が出来ていなかったからか・・・おまけにみぞれが降ってきて、道は暗くなる。ヘロヘロになる。また今日も日が落ちてから恵那到着だ。あ〜あ、なかなか思うように物事は進まない、、と諦める。
やっとのこと峠の頂上に。みぞれは激しくなる。ここから4キロ程下れば馬籠。馬籠の手前で少しだけ登りがあり、馬籠峠と書いてある。ん?妻籠峠からだと全く峠じゃない、、と思って気づいた。そうか、逆の方向から登ってくれば、妻籠ではなく馬籠が頂上。だから、馬籠峠なんだと勝手に解釈する。
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馬籠に着いて、ちょっと歩こうかと思ったが、石の道&急降下。諦める。今度絶対にバイクを置いて、歩きに来よう!!
馬籠から一気に下り。寒い。凍える。(確か昨日も凍えたな・・・)DSC00226
降りきったところで、美しい川。遠景に赤い橋が見えて美しい。
中津川から恵那までは15キロ程。既に4時半を回っている。やはり今日も日が暮れての到着だ・・・
明日は彦根まで140キロ以上。一体何時に到着するのだろう・・・・

 

中山道(4) 命からがら!雪の和田峠(ちょっと大げさかな!)

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中山道(4) 命からがら!雪の和田峠(ちょっと大げさかな!)長和町〜奈良井宿
ルートラボ:長和町民宿から奈良井宿まで
Garmin data 1: 民宿から和田峠手前の道の駅まで 約10キロ
Garmin data 2:和田峠手前の道の駅から奈良井まで 約70キロ(スタートボタンの押し忘れあり)

中山道を歩いている方と同宿になった。一日平均30キロ程とか。同じく山と渓谷社のガイド本で歩いているとのこと。自転車で迷いまくっているので、どうかと聞いたら、歩いていてもやはり迷うらしい。ただ、自転車と違って距離が出ないので、比較的早めに軌道修正できるとのことだった。
今日は6時半に朝食。7時には出発した。ところが直に雪がちらつき始める。今日はお天気だったはず。。。
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和田宿を通り過ぎるころには本降りに。取りあえず粋なバス停(上の写真)があったので、そこで雨合羽に着替える。しかし、どんどん降り積もる。
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とうとうこんな感じ(上)になって、見上げると先ほどまで見えていた山が真っ白で何も見えなくなった。これから和田峠を超える。雨はいくらでも大丈夫だけど、雪、となると話が違う。シャーベット状になるとスリップするし危険。立ち止まって、行くか行かないかしばらく考える。
考えるうちにどんどん雪は降り積もる・・・手前に和田宿ステーションという道の駅のようなものがあったのを思い出し、そこまで戻ることにする。
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中に入ると、お店の女性がすぐに「寒いでしょう?ストーブで暖まって!」と声をかけて下さった。雨合羽の雪を落とし、ストーブで暖まる。そして、どうしようかと考える。店に人が新和田トンネルの映像をライブで見せてくださった。トンネルの出入り口は真っ白。スリップしてトラックが事故を起こしていた。私は旧道を行くつもりだが、もっと積もっているはずだという。
10時くらいまで様子をみて、だめそうなら、昨晩お世話になった宿にもう一泊しようかと思案する。わざわざ危険な思いをすることはない。
9時を過ぎた頃からお日様が出始めた。9時半頃になってライブ映像をみるとほとんど雪はなくなっている。よし!では、旧道を行けるところまで行って、だめなら戻ろうと決心して、出かける支度をし、9時45分頃に、道の駅を出発した(写真はお世話になったお店の女性)
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途中、工事の方がいたので、道を聞く。「有料の新和田トンネルを避けて、旧道を猛スピードで走るトラックがいる」とのこと。お礼を言って旧道に入った。雪はすっかりあがっている。雪が降ったなんて信じられないほど空が青い。
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旧道に入った。雪は溶けている。峠まで約7キロ。大丈夫かなと思いながら登る。
途中で、パトカーが降りて来て、止まった。「上は雪があるよ、大丈夫?」と聞かれて、「登りは歩きながらゆっくり行きます。それより、下りが心配なんですが・・・」というと、「大丈夫、諏訪は南斜面だから、雪は溶けてるよ」との返事。その言葉を信じて、また登る
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轍の上を走ったり、歩いたり。。。。何とか登れる。
ところどころ、こんな場所が。。。当然歩く。
だって、下りは雪がないんだから、これさえ登ってしまえば・・・
しかし、、、、峠を登りきってトンネルを抜け、乾いた道がある。。と思ったのに。なぜか登りよりひどい雪。おまけに凍っている。私も凍り付く。パトカーのおじさん、あなたの言葉をひたすら信じて登って来たのに。。。
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 少し乾いているところは、片端をビンディングから外して下る。でもちょっと油断すると、どて〜んと転倒。2回も転倒して、左ひざを思い切り打ち付けた。それにしても、よく生きて下れたものだ・・・
教訓:雪のときは絶対バイクに乗っては行けない!&人の言葉を信じるな!
何とか国道に出ると一気に下諏訪まで下り。緊張して寒さに気づかなかったが思い切り寒い。凍えながら降りる。
かなり降りたところで同宿だった男性がちりんちりんと熊よけの鈴を鳴らしながら下っているのが見えた。立ち止まって話をする。彼は雪の中、和田峠を歩きながら、遭難するのではないかという恐怖に駆られたと。実は雪でなくても一人でうっそうとした山の中を歩くのはしたくない。怖い。。。その上、しんしんと降り積もる雪。。。想像を絶する。いずれにしても二人無事下山できて良かった!
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ところで、私がルートラボに入れたルートは、山と渓谷社のルートを真似たもの。なので、歩けば何ともないが自転車となると、2メートル幅の道だったり、20%以上じゃないかと思う坂があったりする。今日もとんでもない坂があって、ひたすら押して登った。自分で入れたルート。仕方ないと割り切る。
でも時々上の写真のような素敵な農道を走ったりできてそれも楽しい。
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上の写真は茅葺きの素敵なお堂。市の重要文化財とのこと。こんな素敵なお堂に出会えるのも、中山道の魅力かな。。
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今日の目的地は奈良井宿。71キロ地点。奈良井宿は街道でもっとも原型をとどめている宿なので、2時か3時には到着するつもりが予定外の雪で、出発が大幅に遅れたため、また日没との戦いとなった。
下の写真は塩尻宿。一般の民家なのに、すごく立派。なかなかこんな家が何軒も連なる景色はない。
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贄川宿で素敵な道祖神を見つけた。思わずビデオを回す。もう日没近い。
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下の写真は、日出塩駅手前の線路。郷愁を煽る。
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ようやく奈良井宿に到着。昔ながらの民宿で古い建物。がらがらと引き戸を開けて入る。唐傘があったり、昔の小物がたくさん飾ってある。
下の写真は、太鼓橋のライトアップ。夕食後見に行った。国道19号からも見える場所。明日は出発前に奈良井宿を散歩しよう!
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中山道(3) 紅葉で絶景の連続、感動の碓氷峠

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中山道(3) 紅葉で絶景の連続、感動の碓氷峠
Garmin data: 無し。スタートボタンを押し忘れました・・・
ルートラボ(参考):走行距離 91キロ 獲得標高 1466 メートル 下り 871メートル
Video:しばらくお待ちください。

高崎を8時前に出発。まずは碓氷峠を目指す。見えて来たのはだるま! 高崎はだるまで有名?
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出発してすぐだったので、並んだだるまでかなり癒された。しばらく18号を走ったのだが、何だか左側が河原の走りやすそうな道になっているな〜と気づいて、コースアウトして、河原を走った。碓井川サイクリングロードとのこと。安中まで続いているらしい。本当は中山道を忠実に走るつもりが、昨日は幹線道路ばかりだったので、ストレスが溜まっていたのかな、取りあえずサイクリングロードで安中までいくことにした。
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天気もよくて本当に気持ちいい!
途中、途切れたりしたが、何とか安中に到着。ナビの検索がなかなかうまく行かず、元の道に戻れない。やっと、ナビが回復して、坂本宿にとうちゃくした。やはり国道を走るのと違い、風情がある。
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丁度、車で通りかかった人がいて、写真を撮ってと頼まれたので、私もついでに写真を撮ってもらった。坂本宿あたりから、中山道の名残を残す建物が通り沿いにちょこちょこと現れてくる。
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木造の作りで蔵も多い。左右チラチラとよそ見運転(!?)をしながら走る。この辺りから目立った坂ではないが、緩やかな勾配になっているらしくスピードは上がらない。
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高崎から20キロほど(ガーミンのスタートボタン押し忘れで、確かではないが・・・)で、碓氷峠の登り口に。砂利道なのでロードバイクは入れないが、素敵なトレッキングロードが続いている。
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登り始めて程なく、碓井湖に差し掛かる。ダム湖だ。紅葉は今が盛り。本当に美しくため息が止まらない。自転車を止めて写真やビデオを撮りまくる。道路サインではめがね橋まで○○キロとかいう表示が出てくるので、何かな〜と思っていたら・・・
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こんな橋が現れた。水路ではなく、明治25年に竣工した旧信越本線の碓井第三アーチとのこと。当時はかなりハイカラだったに違いない。
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峠越えなので、もちろん坂がずっと続いているのだけれど、とにかく紅葉が美しくて、あまり疲れを感じない。どんどん次の宿への到着時間が遅くなるけれど、止まらずにはいられない。
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軽井沢に行くときは常に高速を降りてからバイパスを使ってすぐに軽井沢に入ってしまうので、18号線の碓井峠越えがこんなに美しいとは思っていなかった。もったいないことをした・・・今度くるときにはぜひ18号線を利用しようと思う。
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碓井峠を超えたら下りかな、、と思ったのだが、余り降りないで、すぐに軽井沢の駅前に差し掛かった。空気が急にひんやりする。1000メートルくらい登っているので、やはりぐっと気温が下がったようだ。
旧軽から中軽へ進む。中軽井沢の駅を過ぎてから、浅間山が眼前に現れた。美しい。何度も噴火しているので山の形がそれっぽい。
ここから佐久平へ。ずっとナビに合わせて快適に走って来たのに、突然通行止めに。工事で全面封鎖。
となると迂回するしかない。工事の方に聞いたのだけど、土地勘がないので、よくわからない、
ナビは、ずっとオフロードサイン。どこへ行ったら良いかわからない。
立ち止まって、ガーミンをみているとマウンテンバイクに乗ったかなりご高齢の方が後ろから現れた。日本橋を4日前に出発し、佐久平まで行って輪行で帰るのだと言う。二人でこの道でいいのですよね??といいながらしばらく前後して走った。
佐久平まで何とか来たのだが、ガーミンのナビは依然オフロードの表示。設定をし直しても、ずっと検索中のまま。わからないのでしばらく直進したのだが、とんでもない方向に行っていたらしい。
いよいよ分からなくなって、通りすがりの人に道を聞く。4人くらいに聞いても埒があかない。結局コンビにに入って道を聞く。地図を見ると取りあえず、望月宿まで行けば何とかなりそうだったので、そのルートを聞いて走り出す。これでは次の宿に日没までにつけそうにないと思い、宿に電話して道を聞く。やっとのこと、望月宿にさしかかった。ここでようやくナビが回復。しばらく中山道の宿場町を走ることができた。
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意外と道に迷うものなのだと思う。ナビに入れたから安心と思っていた自分がばかだな〜と。
次回からはナビ&オフルートしても幹線道路を使って目的地にいけるよう、きちんと地図を持つことにしよう。
写真の芦田宿から、いったん142号線にでた。そこから笠取峠越え。碓氷峠程ではないが、今日2つ目の坂。碓氷峠の写真撮りタイムと佐久平で迷子になったおかげで、すっかり夕闇が迫っている。宿の方からは、迎えに行くので余り暗くならないうちに連絡をください、と助け舟を出していただいていたが、自分がどこにいるのか伝えられなくては、それもできない、、、と頑張って峠を登る。峠を越えると今度は長〜い下り。途中で、あらかじめセッティングしておいた右折ルートがあったが、見ると明かりもない狭い山道。夜は無理!と断念して、ひたすら下った。ナビはお利口に何度もリルートしようとしているがなかなかルートが表示されない。周りは既に真っ黒・・・
峠を下りきったところで、宿に電話をかけたら、あと2〜3キロなのが分かってほっとした。
やれやれ、今日も早めにホテルを出発したのに、昨日に続いて日没後の到着となった。

中山道(2) 日本橋〜高崎 (ガーミン初トライ)

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中山道(2) 日本橋〜高崎 
Garmin data: 走行距離 約110キロ 獲得標高 234メートル 気温 13.8度

8時過ぎに渋谷を出発。日本橋に向かった。
ナビは奮発して買ったガーミン810J。しかし、ナビとして使うのもルートを入力して、そのコースを走るのも初めて!ということで、結構散々な一日だった。
まずは渋谷から日本橋へ。私の頭の中は、246を三宅坂まで。皇居に突き当たったら、右折。皇居沿いに大手門まで行き・・・というものだったが、ナビは全く違う方向へ。。。渋谷駅周辺で迷いながら、結局ナビの案内を無視して、頭のナビで日本橋へ。
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日本橋に到着し、保存したルートを出す。読み込みと検索で7〜8分程かかる。ちゃんとルートを表示させたつもりで、神田方面、国道17号線と思われる方向に走り出す。しかし、表示はオフルート、、、変だな、、と方向転換して、他の方に走り出す。ん?、また、オフルートの表示、、、やり直すたびに、7〜8分かかる。結局、全部の方向をトライするうちに、ナビには出発地点まで、まず行かないときちんとスタートしないと言うことに気づく。この間、いろいろやってしまったので一時間!ようやくスタートしたのは、10時半過ぎ。高崎に着く前に日が暮れて、真っ暗な中を走ることを覚悟する。
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神田を抜けて、神田明神や湯島聖堂へ。
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東京にこんな場所があったのか、、、と改めて思う。東京大学正門を通り過ぎると住宅街っぽくなる。
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ここから巣鴨に向かう。行きたいと思いつつ、結局行く機会に恵まれなかった場所。
とげ抜き地蔵尊とかあって少し感激する。
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ここから、巣鴨の商店街へ。本当に年配の方々が多い。しかし、こんなに賑わっている通りを通るのは久しぶり。ここは不況とか関係ないのかな。でも、何だか元気な気分になる。
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基本的には、国道17号を走る。サイクリングにはお世辞にも向いているとは言えない交通量の多い幹線道路を行くのはちょっと嫌だけど、でも、これが中山道を行くということ。板橋区を抜けて、埼玉県に向かう。
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この戸田橋を渡るといよいよ埼玉。サイクリストがたくさん前後する。
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大宮駅の交差点。普段、電車や新幹線で通り過ぎたり、また名前はよく知っているけれど行ったことのない場所をいくつも通り過ぎる。
やっぱりこうやって自分の足で走ると、何だかご縁ができるような感じになって身近に感じられる。
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基本17号だけど、時々それて、走るのに気持ちのいい道路を走れる。ちょっと幹線道路から外れるだけで・・・もっと外れるともっと素敵な場所に出会えると思うけど、今回はパス!
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深谷に差し掛かった。ネギの産地。カモ鍋の料理屋さんの前を通り過ぎる。
沿道の民家も何だか良い感じ。これは鰻やさん。
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群馬県に入る。もう日はかなり落ちて来た。
素敵な川があり、その先は本庄市。
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この先に、いつも行列ができているラスクの店、 ガトーフェスタ ハラダの工場があった。包装紙のイメージそのままの白地に青い線。一瞬食べたくなる。

この後は暗くなって、写真が撮れなくなった。

高崎まで、30キロ、25キロ、20キロと少しずつ近づく。お腹が空いたけれど、コンビニに寄ればもっと遅くなって、真っ暗な中、走行しなくてはならないので、我慢する。
真っ暗な中、ホテルに気づかず行き過ぎて、何度もホテルに電話をし、場所を確認。
やっぱり、日本橋のロスタイムが厳しい。16時には暗くなり始めるので、明日からは遅くとも8時前に出発しよう! 

中山道、行ってみようか・・・

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以前からバイクで走ってみたかった中山道。来週は少し天気が持ちそうなので、明日から行こうかな。。。と思う。山と渓谷社が出版している「中山道を歩く旅」を参考に、ルートラボでルートを編集。ガーミンに転送して、それを参考に走る予定。
ただ、バイクはロード。シクロバイクが欲しかったが、女性用の良いサイズのバイクに巡り会えず、今回はロードで全ての荷物を携帯していくことにした。
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フロントバックは、防水性のオルトリーブ。サドルバックは大きめのトピーク。PCを持っていくので、それはトレイルランニング用のザックに入れて担ぐことにした。それにしても重い。
ロードバイク自体は軽いので、ちょっとふらふらする。大丈夫かな?!
写真やビデオを撮りながら、また観光もしたいので、標高や距離を考慮して、一日につき、50キロ〜140キロほど走るように設定した。
さてさて、どうなることやら・・・

ルートは以下の通り;
名称GPS作成日一覧への表示編集削除
中山道 彦根〜京都三条2013-11-07 12:39:15公開中×0編集削除
中山道 恵那〜彦根2013-11-07 12:04:42公開中×0編集削除
中山道 長野県奈良井民宿しまだ〜恵那2013-11-07 09:36:02公開中×0編集削除
中山道 長野県民宿みや〜奈良井民宿しまだ2013-11-06 12:38:09公開中×0編集削除
中山道 高崎〜長野県長和町民宿みや2013-11-06 00:32:34公開中×0編集削除
中山道 日本橋〜高崎2013-11-05 23:03:44公開中×0編集削除





沖縄サイクリング 斎場御嶽&ニライ橋カナイ橋、そして隠れ民家レストランから絶景を望む!

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沖縄サイクリング 斎場御嶽&ニライ橋カナイ橋、そして隠れ民家レストランから絶景を望む!
Video: ニライカナイ橋からの絶景と斎場御嶽、そして見つけた極上の癒しレストラン
Garmin data:  走行距離 38 km 獲得標高 535 m 気温 25度

ツールドおきなわの翌日(月曜)帰りのフライトまで時間があったので、友人が前から行きたいと思っていたという南城市知念にあるニライカナイ橋方面に出かけた。
まずは、昨日のツールドおきなわのエイドがあった西原マリンパークに車を駐車。少し雨が心配だったが、友人と二人で出発。
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(車は1300ccのレンタカー。すごく小さいけれど、バイク2台と荷物を積めることが判明!)

西原町から南城市へ。2日間の疲れがあるので、平たい道を行くのだと信じてスタート。友人の後を追う。南城市へは国道331号線を南下。と、突然友人が県道137号線に右折。???と思っていると何だか目の前に急坂。ええ〜と思いながら進むと沿道の民家のおばちゃんが、「登るの〜?」と聞いてきた。上りが1キロ続くよ〜と聞いてがっくり。。。
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ガーミンが示す斜度は、10%から13%、、そして17%に。うっそ〜辛い!。と思っていたら、突然ガーミンがうまく表示されなくなった。信じられない。。と思い、横を見たら、すすきと見下ろした町&海岸がきれい。停まって写真を撮る。(一度停まったら二度と乗れないかも、と思ったが写真が優先^^;)
後でガーミンのデータを見たら、おばちゃんの言っていたみたいに、1キロあまりで120メートル登っていた・・・
登りきってしばらく行くと迷彩服の自衛隊の人が何やら作業をしていた。何だかテレビでしか見たことのないような発射台みたいのもある。さすがに写真は撮れないし、見ても悪そうだと、あまり横を見ずに展望台へ。ニライカナイ橋を眼下に絶景が広がる。友人が、一度ここへ来てみたかったので満足!という。私も良かったなあと思う。
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展望台からの風が心地よい。
さて、ここから世界遺産にもなっている斎場御嶽観光へ。斎場御嶽って読めない。「せいふぁーうたき」と読むらしい。琉球王朝の時代に、聞得大君(きこえおおきみ)が祈りを捧げたとされるスピリチュアルな空間。200円の入場料を払って徒歩で向かった。
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大きな岩とそして、樹木か根かが岩に絡まった様子はまるでカンボジアの植物に覆われた神殿のよう。
(斎場御嶽の詳細はビデオに収録)きっとここは、パワースポットに違いない。
さて、お腹も空いてきたのでお昼を、と思ったが何となく観光案内所のファミレス系のレストランに行く気になれない。それで、斎場御嶽の手前にひっそりと案内のあった一般の民家の入り口みたいなレストランに、こわごわ入ってみた。
入り口は狭く、一体何の店かわからないのに、5メートルも進んだところで、突然目の前の視界が開けた。大きな芝生の庭と眼下には真っ青な海。ハイビスカスに蝶が舞う美しくゆったりとした空間。それに人がほとんどいない・・・(もっとも入り口からこのお庭は見えないから、知っている人しか来ないかも)。お料理も一日1種類らしい。その日はスパゲティ。それにマンゴジュースを追加。
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トップの写真は、このレストランから見下ろした海の景色。
何でもこのレストランは民家の庭をお借りして営業しているとのことで、実際に家にはそのご家族が住んでおられるとのこと。しかし、極上の空間。あまりにも気持ちよくなり、動くのを忘れてまったりとする。
本当は80キロくらい走行する予定だったが、ここでおしまい!!
ゆっくりとしたすばらしい時間を過ごし、帰途についた。




ツール・ド・おきなわ「本島一周サイクリング」に参加(2日目)

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ツール・ド・おきなわ「本島一周サイクリング」に参加(2日目)
 Video: 第2日目。うるまから那覇へ、そして国道58号を北上しゴール!
Garmin Data:
1日目 走行距離 約183キロ 獲得標高 1892メートル 平均気温 23.7度
2日目 走行距離 約144キロ 獲得標高 758メートル 平均気温 27.7度

大会挨拶で、国際交流を!との呼びかけがあったにもかかわらず、一日目は余り台湾からの参加者に声をかけなかったので、今日は積極的に話しかけようと決心して出発した。せっかく日本まで来てくださっているのに、知らんぷりでは申し訳ない!
ビデオで撮影した「Drunken Monkey」の皆さんは5人で来日されたとのこと。みんな酔っぱらい!って言っておどけてくださった。しかし名前の由来は本当らしい。何と前夜にウイスキーを2本空けた…ちなみに5人のうち、女性が一人。で、お話しした方はそれほど飲めないとおっしゃっていたから、う〜ん凄すぎ!それにしても最後まで走りきれたのだろうか・・・
また、沖縄はどうですか?と聞いたら、今年は天気がよくて最高!去年は雨だったから、、、そう、今年は暑いくらい。この時期、お天気が微妙で、数年前は雨で低体温症になった方がおられたほど。
同じ日、東北や北陸では雪!!いや〜日本は本当に長〜い、とつくづく。
また、いつまで経ってもエイドに着かないのでお腹が減って、前を走っていた台湾の方に、エイドまで何キロかわかりますか?と聞いたら、17キロ!!と即座に返事が返ってきた。えっ!計算しながら走っている?!その方にしばらく引いていただいた。やっぱりひいていただくと楽チン!
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さて、いつもお腹を空かせていて恐縮だが、2日目のエイドは充実!おにぎりに、サンドイッチが3種類。一気に幸せな気持ちになる。(ビデオですごーい、と言い続けている自分が恥ずかしい・・・・)
ランチは那覇の「とまりん」。大きな三枚肉が2枚も載った豪華版沖縄そば。沖縄に住んでいる友人に聞いたのだが、沖縄にはおそばやおうどんはほとんどないので、時々むしょうに食べたくなるとのこと。そういえば、うどん屋さんや日本そば屋さんの看板はあまり見たことがないと気づいた。
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お昼はだいたい横になるのだが、今日はデザートにブルーシールアイスクリームを食べよう!ということになって、そこそこに出発した。沖縄に来たら、絶対ブルーシールは外せない!!
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 コーンにチョコミントとラムレーズンを載せてもらい、写真を撮ろうとして気づいた。右手にカメラ、左手にアイスクリームを持つと、一体どの手でシャッターを押すんだ! ということで、残念ながら写真はなし(でも、ビデオには撮っているので、興味があれば、そちらで!)。
恩納村に近づくととにかく海がきれいになる。青いそらとエメラルドの海。覗くと透明の水の下の岩の上で、太陽の光がゆらゆらと反射する。わ〜泳ぎたい!と叫んだら、「そうでしょう!潜ろうよ!」 と沖縄に転勤になってからダイビングにハマった友人が、魔の誘いをしてくる。。。
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 あまりにきれいだったので、記念に写真を撮ってもらった。ところで今日のバイクジャージはアメリカのウーマンリブ・キャンペーンの際の図柄をあしらったもの。
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話しの種にと思い、ハワイで購入したのだが、こういうかわったジャージもいい^^
で、友人と二人で決めポーズ!
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また頑張って走れそう!


 

ツール・ド・おきなわ「本島一周サイクリング」に参加(1日目)

カテゴリ:
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ツール・ド・おきなわ「本島一周サイクリング」に参加
Video:第一日目(5分と長め)参加者の走りとともに海岸やエイドの様子もたっぷりです!
Garmin Data:
1日目 走行距離 約183キロ 獲得標高 1892メートル 平均気温 23.7度
2日目 走行距離 約144キロ 獲得標高 758メートル 平均気温 27.7度

ツール・ド・おきなわのの本島1周サイクリングに参加した。沖縄本島中部の名護市をスタートし、1日目は北上しヤンバル一周。2日目は那覇まで南下するコース、2日間で330キロ弱を走る。久しぶりだったので海外からの参加者の多さに驚いた。登録参加者259名のうち、過半数を占める135名が外国人。うち約120名が台湾からの参加者。ということで、日本語より中国語の方がたくさん聞こえて来た。知人によると昨年は台湾からの参加者が、3.11を支援する小さなバナーをつけて走ってくれていたとのことで、その知人は昨年のお礼にと「I love Taiwan. 311支援 謝謝台湾」と書いたバナーを背中につけて走っていた。
1日目は、名護から美ら海海洋公園のある本部に向かい、本島の西海岸、国道58号線を北上するのだが、スタートして26キロ地点では水分の補給だけ、「道の駅おおぎみ」という57キロ地点まで食べ物のエイドがなかったので、40キロほどでお腹がぺこぺこになった。周りにコンビニもないしどうしようかと思っていたところ、昨晩豆大福を買っておいたのを思い出した。ラッキー、これでハンガーノックにならずに済む!とほっとした。
西海岸はずーっとフラットで走りやすく、エメラルドグリーンの海を左手に見ながら気持ちよく北上。本島の北端の奥と言われる場所で折り返す形で、昼食会場となる「奥やんばるの里」へ。ここが93キロ地点。この前後から山坂が多くなる。
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昼食は以前はヤギ汁と塩むすびにお漬け物だったのだが、しばらく前からカレーと豚汁&おにぎりのいずれかになっていた。カレーをもらったのだがどうも足らない。前日の説明会で2人分食べる人がいて最後の方はご飯がなくなったと聞いていたので遠慮していたら、周りの人から「おかわりできるよ!」と聞いて早速もらいに行った。腹が減っては、なんたらかんたら・・・
ここからは県道70号で、やんばるの山の中を走る。本島一周のハイライト。アップダウンが激しく、西海岸と大違い。「やんばるくいな飛び出し注意」の看板が至る所にある。
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また沿道にこんな可愛い茶店も。昨年ヤンバルを走ったときには、この茶店でぜんざいをいただいた。ちなみにぜんざいは沖縄で氷小豆のこと。
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さて、このあたりから足は売り切れてくる。昼食会場からはアップダウンの繰り返しで平らなところは一切ない。何度も走って知ってはいるけれど・・・しかし、毎度きつい。とにかく早くエイドにつかないか、そればかりひたすら考える。途中人がたくさん休憩していたので、エイドかと思って入ったら単に売店。あまりの暑さと空腹で、大きな「小豆まんじゅう」というアイスクリームを買って食べる。真ん中にあんこの固まりがそのままどってりと入っているお〜きなアイス。普通だったら食べないかも、と思うけど、今はとても美味しい。
カロリーを補給し、少し元気になって走り始める。143キロ地点の東村のエイドでパイナップルの補給。エイドでボランティアをしていた高校生くらいのお嬢さんに、パイナップルの生産日本一なんですってね?と声をかけると「6月とか7月とかのパイナップルは、マンゴみたいに甘くて美味しいんです!」とニコニコして教えてくれた。う〜ん、そのころは来ないかも。。残念!!!
甘酸っぱいパイナップルを満喫後、知人が「あと40キロだからもう先が見えた。良かった。」と言って来たので、「いや、この先のカヌチャベイの坂を登らないと安心できない」と私。それからまた、登って下って登って下って、、、大きな丘?山?を4つ程超えてようやくカヌチャベイに差し掛かった。「ようやく、ここで先が見えた!あとは大きな坂は一つだけだ!!」とほっとする。
しかしお腹はすく。次のエイドは近いと思ったがハンガーノックになったらおしまい。
飲み物の自動販売機があったので、コーラを買って飲む。私の他にもう一人、コーラを飲んでいた人がいて、「もう次でリタイヤする予定です」と話しかけてきた。聞けば、前半はトップグループで走ってきたが、昼食の後、トップグループがなかなかスタートせず、体が冷えてしまい、足が攣りまくっていて、もう走れないとのこと。休憩の時間が長すぎると調子が狂うということは確かにあるなあと思う。
さて初日最後のエイドは、わんさか大浦パーク。167キロ地点。ここで、私が所属するチームのメンバーが全員集まる。そのほとんどが1日だけの参加で帰るため、記念写真を撮った。
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わんさか大浦パークのエイド⬇ みかんが甘い!
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Giro de HOTAKA 2013 に参加 雪と紅葉と激坂と!

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Giro de HOTAKA 2013 に参加。雪と紅葉と激坂と! 
Garmin data 詳細 走行距離 83キロ 獲得標高 1808メートル 温度 5度
Video:雨に濡れる紅葉の美しさと雪、それでも頑張ります!

10月27日、群馬県片品村で開催されたGiro de HOTAKA 2013に参加した。
折しも台風27号と28号がほぼ同時に襲来。開催されるかどうか危ぶんだが、最終的には土曜日には熱帯高気圧に変わるとの予報が出たため、日曜はきっと台風一過の素晴らしい好天と踏んだ。
前日受付は午後3時から片品村のペンション。「こんにちは〜」とドアを開けると、「時間があったら珈琲飲んで暖まって行って下さい」とものすごくアットホーム!
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参加賞はりんご! みんな珈琲を飲んで暖まる。向かいに座っていた参加者ご夫婦と話し込む。
ご主人はヨーロッパの大会にたくさん出ていらっしゃるというのでお話を伺った。特に良かったのはイタリア、ピナレロ社が開催しているツアーとのこと。ピナレロ社の新しいバイクを借りて走れるらしい。。
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さて、雨は止まない。。夕食が終わっても止まない。。変だな〜台風は過ぎたのに。
で、ものすごく寒い。ヒーターを全開にする。それでも寒い。
何だか寒くてあまりよく寝られない。ほとんど寝ずに朝を迎えた。。外に出たら、雨がまだ降ってる。
うっそ〜!!
それでも支度をして、出発地点の武尊牧場の駐車場へ。雨が強くなっり弱くなったり・・
スタッフの方が「晴れますよ!」と何度も言ってくれるけど、雨は一向に止む気配はない。
寒い。。。雨具上下、レインシューズカバー、レインキャップ、そして雨具の下には冬用のジャージとウィンドブレーカを着込むという重装備。
周りで、不参加の手続きをしている人がいる。私も悩む。でもせっかく遠路来たんだし、台風も通り過ぎたことだし、、、きっと天気は回復する。もし回復しなかったら途中棄権でもいいし、とにかく走り出そう。と決心する。
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元々、参加者は157名。内、女性は8名。女性の参加者が少ないのは坂が多いから?
でもこの雨、出走するのは一体何人だろう・・・
7時スタート。最初は下り。ずっと下り。冷たい雨が頬に当たって痛い。
道路は雨で濡れていて、ブレーキが利きにくいので、慎重に降りる。それに、濡れた落ち葉がタイヤにはり付いて、すれるようなおかしな音を立てるので、時々立ち止まって葉を取り除く。
数キロ降りたところで、やっと登り。嬉しい。やっと体が温まる。
緩やかな登り。幹線道路から左に折れて少し道が狭くなったなと思ったら、急坂がやって来た。
辛いけど、標高が高くなる程、周りの木々が黄色や鮮やかな紅色に変わって行く。
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きれい。スタッフさんが立って写真を撮っていたので、「これを見れただけでも走った甲斐があります!」と言ったら、そういっていただけると嬉しいです!との返事。
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登れば登るほど、色が深くなる。
雨の中、カメラがだめにならないか心配だけど、撮らずにいられない。
それに撮ってる間にどんどん他の参加者が後ろから追い抜いて行く。
最後尾の車がまだ来ないからいいか!と居直り、ビデオや写真を撮る。
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と、前方から、参加者が戻ってくる。「あれ?、Giro(一周)だから、U-ターンはないはず???」何人かすれ違ううち、参加していた外人さんがNGサインを送って来た。「ん?」
日本人も戻って来て、「雪で短縮!第1エイドで折り返し〜」と叫んで、通り過ぎた。
あ〜そうなのかあ。。残念だけど、この紅葉が見れただけでも幸せ!!それなら時間はたっぷりある(はず!)ゆっくり紅葉を楽しんで登ろう。と、写真を撮り続ける。
上から、チーム大王のSさんが降りてきた。あっ、参加されてたんだ、と声をかける。「台風一過だから、雨の準備をしていなくて・・・」とSさん。見るとウィンドブレーカだけ。ずぶぬれ・・どうか風を引かないで!
そうこうするうち、なんか顔が痛い。「あれ?何かヒョウが降って来た、、うそ〜〜!、凍える」見上げると、雪山が見える。
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ほんとに降ってる。。。でも紅葉と雪ってきれい。
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第一エイドで、温かいワカメスープをいただく。紅葉と雪を一緒に見たのは初めてです!といったら、そうかい?俺はいつも見てるよ!と。なるほど、住む場所によって、心の風景も違うんだ。
スープとパンでお腹も体もあったまって、来た道を引き返そうと、「あとは下りだけですよね?」と声をかけたら、「いや、いったん戻って第4エイドまで行って戻ってくるんだよ」とのこと。まあ山を登るのではなく、標高の低い場所だからたいしたことはないだろうと高をくくって出発した。
いや〜寒い。ずっと下り。グローブもびしょびしょで、手がかじかむ。おかげで写真を撮る余裕なし。
30キロで第1エイド、なので約30キロ戻り、そこから第4エイドまで走る。全部で80〜90キロくらいかな? あとどのくらいの距離かわからないけど、まあ頑張ろう!と気楽な気分。。
しかしだ、60キロを過ぎてずっと登り。延々と登り。そいうえば、受付のときに話した方が「上りと下りしかないです」と言っていたな〜と思い出す。甘かった・・・
最初のうち、斜度は5〜6%位だったが、そのうち、8〜10%に。一体何キロ続くんだろう・・・
もうだめだ、引き返そうかという思いが脳裏をよぎる。でもまだこげるから行くしかないか。と固まった腰に負担をかけないように、時々スタンディングで登る。
ようやく背嶺トンネルにさしかかった。ここでスタッフの方が、「トンネルの先は下りだよ〜」と声をかけてくれた。あ〜良かった、、ん?待てよ、ということは、降りた分またここまで登るんだ、、と気持ちが萎える。
トンネルの先は下り、急な下り。え〜っうそうそ、こんな坂を登って引き返すなんて無理〜。。
一体どこまで下るんだ!と頭が真っ白。
下る途中、大王チームのSさんが登ってきた。「Sさ〜ん、もうここまでで死にました〜」と叫んだら、「もう一つあるよ〜』との返事。そう、この坂を上らなくちゃ行けないんだ・・・
舗装が切れた先にようやく第4エイドがあった。ここまでか〜。一体どのくらい降りたんだろう。
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おふと卵入りのお味噌汁。温かい。おいしい。お腹もかなり空いていたので、いなり寿司やリンゴ、そしてバナナをいただく。参加者の方達と、これまた登るんですよね〜〜と当たり前のことを話す。一人一人と出発するので、私も仕方なく出発する。
さっきは10%の坂で死んでいたのに、今度はずっと11%。時々12%になる。腰がこう着状態。
ペダルが降りなくなるとスタンディング。スタンディングだとメータは見れないので、何%かわからない。もしかしたら12〜13%以上かもしれないし、疲れてきたからスタンディングになっているだけかもしれない。美しい紅葉を見る余裕も、いわんや写真を撮る余裕も一切なし。
もと来たトンネルまでやっとのこと到着。他の参加者の方々と辛かったですね〜と話す。ストレッチをしていた人がいたので、「ストレッチすると足が攣りますよ!」と声をかかる。そうなのです。経験上、攣りそうだからと思い、ストレッチをするとそこで一巻の終わり!というのは何度も経験済み。
後は下りだけなので、何とか頑張りましょうと声をかけながら、長い下りを出発。
最後の上り3キロはさすがに体力がなくて、たらたら登る。いや〜、120キロは絶対無理!

ゴールすると暖かい豚汁。そしてまぜご飯。美味しいな〜。
すすっていると女性第2位だと告げられる。そうなんだ、ほとんどびりでゴールしたから女性完走者は2名だけか。。。この雨だものね。。

よく頑張った、、と自分をほめていると、参加者の女性から声をかけられた。「実は私リタイヤしたのに一位なんです・・・開催者にリタイヤだと説明したので、あなたが一位なんです」と。

え〜、ということは女性完走者はたった一人???

主催者の方に「一位の賞状が準備できなくてごめんなさい」と言って下さったけど、もともと一人しか完走してないのに、一位も二位もない。それにあれだけ写真とビデオ撮りまくっていたし。。。
「賞状はなくていいですよ。完走証だけで、」と言って、帰路についた。

それにしてもスタッフの皆さん、寒いのに本当にありがとう!雨の中、走ってよかった!美しい紅葉が見れて良かった。エイドの皆さん、本当に寒かったでしょうに、サポートしていただいて本当にありがとうございました!

東北サイクリング 磐梯山ゴールドラインへ

カテゴリ:
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磐梯山サイクリング
Video:会津若松〜猪苗代〜川上温泉山の駅〜檜原湖方面〜磐梯山ゴールドライン〜会津若松
Garmin data: 距離80キロ 獲得標高 約1000メートル 気温17.7度

登山でせっかく来たので、安達太良山登山の翌日に磐梯山を登ることにした。
最初の予定では、会津若松〜猪苗代〜秋元湖一周〜檜原湖一周〜猪苗代〜会津若松、160キロほどだったが、前日の登山の疲れが残っていて、7時半に起床。それからバイクを組んだら9時近くになったので、ゆっくり五色沼往復に変更した。
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猪苗代へは49号線。猪苗代近くで銀の橋、金の橋というのがあった。川は猪苗代に注ぎ、日の光に照らされて銀色に、そして心なしか金色に輝いている。これが橋の名の由来?水の色は、きれいな緑色。
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稲刈りが済んだばかりの田園が広がる。脱穀した藁を写真のように三角に干している田んぼがあった。普通は脱穀と同時にカットしてあとで燃すと思うので、この藁は何かに使うんだろうな。。こんな風景に出会うのは珍しい。とてもすてき!
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49号線から115号線に入り、北上。五色沼を目指す。
予想では115号線に入ったら坂だと思っていたけど、会津若松からずっと緩い上り坂。結局、川上温泉辺りに到達するまでは急坂はなかった。
そろそろ、お腹がすいてきたので、川上温泉の山の駅でお昼にした。写真は豚つけ麺。
極太の麺と煮卵と煮豚、なるとにネギ、そしてなぜか三枚肉の厚切りをざっと煮たのが添えてある。美味!!懐かしい味がする。これは並盛り、780円。この上に中盛り、大盛り、特盛りとあった。並盛りで普通盛り。一体特盛りはどれだけの量になるんだろう。。。
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五色沼はここからすぐ。愛想のいい山の駅のおじさんに檜原湖一周何キロか聞いたら50キロとのこと。写真を撮ったり観光したら、2時間半ほどかかる。既に2時近く。今日は残念ながらテールランプを忘れてきたので、トンネルや日が落ちると危険。なので、やはり五色沼を見て往復か。
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五色沼についた。でもなんと自転車では入れないみたい。シューズはバイク用だからハイキングは無理。泣く泣く観光せずに諦める。かといって、今来た道をそのまま戻る気になれない。。。
ということで、磐梯山ゴールドライン経由で帰ることにした。
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さすがにゴールドラインはきつい。7%から9%ほどの坂が延々と続く。後ろから2台続けてあがってきたオープンカーのグループにがんばれ〜と声援を受ける。この辺り木々が生い茂り、時々しか磐梯山が見えず、坂だけ見て登ると何だか気持ちが元気になれない。
坂に突然駐車している車が増え、危ないな〜しんどいな〜と思っていたら、八方台という看板があった。そうか、ここが磐梯山の登山口。駐車場からはみ出た車がずっと路駐をしていたのだとわかった。
でもその先、何だか下ってる。警備のおじさんに聞いたら、これからひたすら下りとのこと。ここがこのルートの最高標高だったのか。
磐梯山コールドラインは私がサイクリングのルートを決めるときに参考にするライダー専門の地図、ツーリングマップルに「森林地帯を貫くルート。鋭いコーナーが連続」と説明してある道だ。
気をつけて下らなければ!
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紅葉にはまだ少し早い。眼下に広がってきた猪苗代湖も大型台風26号の影響か、かすんでいる。残念!!
しかし調子良く一気に下る。行きがずっと緩い登りだったので、帰りは当然緩やかな下り。
登っているときは何だか調子が出ないな〜と坂だと余り気づかないれれど、下りになると坂だったのがよくわかる。ほとんどペダルをこがないで一気に下りる。一時間余で会津若松近くまで来た。

たった80キロ、大した距離じゃないけれど、それでもペダルをこぐのは8月のカナダ以来。それも昨日の安達太良山登山翌日。このくらいでちょうどいいかな!あとは温泉に入ってくつろごう!




安達太良山登山〜ネルシャツはださい?〜

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安達太良山登山〜ネルシャツはださい?〜
Video: 安達太良山登山、山頂付近は一足先に紅葉!

10月の3連休初日、友人から登山に誘われた。
山なんて,ほとんど登ったことがない。雲の上の露天風呂に憧れて登ったのが一度。そして礼文島の縦走トレッキングが一度。それだけ・・・
登山靴はとりあえずある。でも服装は?ということで、先々週軽井沢に行った際にアウトレットにColombiaが入っていたので飛び込み、店員のお兄さんの勧めにしたがい、ネルシャツと綿のパンツを買い込んだ。その他、アンダーやダウンベスト、フリースは自転車用のものを代用することにした。
しかししかし今はおしゃれな山ガールの時代。友人はネルシャツを着た私に「おばさんぽくないシャツでほっとした」と一言。おばさんっぽいって?と聞き返すと、いや赤とか黄色とかでなくて。。とのこと。言われてみれば、グレーのチェックがだが。。。
彼女もその友人もネルシャツなんて着ていなくて、CWXに可愛い短パンとかフリースもおしゃれで、自分をみてダサダサだと思ったが、今更仕方ないし、どうせおばさんだと居直ることにした。
それはともかく、山について素人の私は、ルートから全ておまかせでついて行くしかない。

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天気予報は山専用サイトがあるらしい。友人たちは、そのサイトをこまめにチェックし、安達太良にしようとか、磐梯にしようかと、また、この登り口がいいとか、いろいろ話していた。
前夜の天気予報は磐梯山が優勢。それで八方台という登山口から登り、その後「スパアルツおおるり」でお風呂に入るということで落ち着き、眠りについた。
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しかし...山の天気予報はコロコロ変わる。。。
当日の朝の天気予報は、磐梯山が曇りのち雨。安達太良山が曇りのち晴れに。
ただ、実際に山をみるとどちらも山頂は深い雲の中。どちらかというと磐梯山の方の空が明るい。
悩ましい。結局天気予報を信じて、安達太良山に向かうことになったが、それでも道すがら、友人たちはやっぱり磐梯山が良いのではないか、あるいは諦めて観光だけにしようかと、揺らいでいる。私は何もわからないので、完璧お任せモード。ただ、日本100名山が二つ並んでいるからこそ、こんな風に悩むんだと。
奥登山口に近づいてもやっぱり山頂は雲の中。やっぱり戻って観光に切り替えようかと意見が分かれる中、土湯トンネルを抜けたら頂上がチラチラ見え始めた。友人間では風が強いようなら引き返す、ということで話し合いが付いた。
頂上は20メートルの強風、気温も2度くらいとのことで、防寒対策を万全にして出発した。
歩き始めるとさすがに暑い。そのうち日差しも出てきて、一枚脱ぎ、二枚脱ぎ、結局夏山登山のような服装になり、その分ザックが重くなった。だから日帰り登山でもみんな大きなザックをしょっているんだと
一人納得した。
雨の後で、所々、足下はぬかるみパンツがドロドロになる。それに意外と段差があって足を大きくあげて登る。前は渋滞。まるで、トレイルランの登りの渋滞みたい。風速20メートルも木々の間の登山道は無風に近い。追い抜けるところで少しずつ前に出て進む。
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突然目の前が開け、大きな岩の上に人がたくさんいるのが見えた。頂上だ!
ただ、遮るものがなくなったので、風をモロに受ける。吹き飛ばされそうになりながら、山頂に向かう。それほど岩が大きくないので、大勢の人が一気に登るとあふれる。最後の岩の登りで、前の人が「ここで止めましょう」と言ったので、私たちは降りてくる人を先行させ下で待つ。なるほど、こうやって慣れた人が、上であふれないように調整をしてくれているのだ。初心者ばかりだとどうしていいかわからないから、こういうのは勉強になる。
岩の上は立っていられないくらい。岩に捕まりながらとりあえず写真だけ撮って降りてきた。
帰り道は同じ道だとつまらないので、少し遠回りをする。登山靴は足首が自由にならないので、トレイルランのように行かないが、調子良く下山。
雨にも降られず、怪我もなく良かった!
岳温泉の櫟平ホテルの露天風呂に入って、帰途についた。 

その他写真
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那須高原ロングライド July '13

Video Nasu Long Ride  那須岳ヒルクライムコース
Garmin data   距離:100.75 km  高度上昇値:1,832 m 平均気温:24.7 °C

7月7日に開催された那須高原ロングライド
私が参加したのは、那須岳ヒルクライム100キロ。標高差1200メートルで、10%の激坂もある

でもこの大会、那須高原グルメフォンドという人もいるくらいエイドステーションが充実している。
朝取りのトマトやキュウリ、果物に「うなぎり』(うなぎのおにぎり)、そして極めつけはソフトクリーム!!!
参加者用のちゃちなソフトクリームではない! 那須高原の牛乳で作られた濃厚なソフトクリームが、ゼッケンを見せるだけで無料でいただけるのです!

ソフトクリームの前は長蛇のジャージの列、行楽客の皆様、ごめんなさい!

 

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