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伊勢参りツーリングの予定が、、、3日目にして未だノーバイクだ〜!?

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さてさて、昨日はゴルフとしても、今日は焼津〜浜松までサイクリング!!!
の予定が、何と一日中静岡観光No Bike Riding Dayに。???

昨日のゴルフの友人が久しぶりなので飲もう!ということで昨晩は同じホテルに部屋を取った。
7時集合で、朝ご飯を食べていたら、友人が突然「昨日、三保の松原、見そびれたんだよね?これから、行ってみない?浜松到着が遅くなるなら、途中まで送るから」という甘い誘い。天気は上々。富士山がきれいに見える確率大!。ということで、「じゃあ、半分の距離の浜松砂丘辺りまで、送ってもらって、その後バイクで向かうかな!」とバイクをたたんで友人の車に載せて、三保の松原に向けて出発。
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途中、何度も大平洋岸自転車道の看板があった。
何でも、「自転車しか通らない県道」をコンセプトに、鹿島から房総半島を一周、伊豆半島をから静岡、そして紀伊半島まで行くようなサイクリングロードを造るという構想の下、千葉や静岡で建設が進められているらしく、静岡県の公式ホームページ
によると、静岡県には清水から浜松近くまで、150キロ余り(他に浜名湖沿岸に30キロ程)続いているとのこと。太陽の光が太平洋の水面にまぶしく反射された道を走るのは本当に気持ち良さそうで、つい車を降りて自転車に乗りたくなった。(下の写真は、浜岡砂丘近くの自転車道。ここから先は10機以上の風車が並んでいる。)
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三保の松原は焼津から車で一時間程。到着後まずは羽衣の松に向かう。松はどれもまっすぐに立っているのではなく、みんな斜めに寝ていて、海風の強さを感じさせる。下は羽衣の松。松の向こうの朝の光が眩しい。
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海岸に出ると、松林の右に美しい富士山が現れた。雲一つない青空と、白い波しぶきをあげる海。そして、松原の深い緑色とのコントラスト。やっぱり美しいな〜と感嘆の声を上げる。DSC01484
三保の松原からは、予定通り浜岡砂丘まで行って、そこから浜松までの40キロ弱をバイクで走るつもりで車に乗り込んだ。途中お腹が空いて来たので、御前崎近くの「海鮮なぶら市場」というところでランチにする。(店内には「なぶら市場の歌がずっと流れていて、あまりにテンポのよい歌なので、サイクリング途中に頭の中を流れるのでは、、とちょっと不安になる)
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大きな鰹の模型にまず驚き、中に入ると立派な魚市場で、静岡名物の桜えびやしらすの他、ハマチの一本ものや干物がたくさん並んで美味しそう。私たちは、鰹の一本釣りをしているという藁焼き鰹の店に入って、刺身定食を食べた。下の写真は窓の向こうに串に刺した鰹を焼いているのが見える。
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お腹もふくれたところで、御前崎灯台に。しっかり観光モードに入ってしまい、200円の見学料を支払い、螺旋状の階段を上って、灯台の一番上に登った。外に出ると恐ろしく風が強くて、まともに立っていられない。それに、高くて怖い。(高所恐怖症ではないのですが・・・)。吹き飛ばされそうになってドキドキして来たので、慌てて階段を下りた。
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 階段を降りると友人が、「こんな風の強いときに走るの〜〜〜?」と聞いてくる。御前崎までは追い風だけど、岬を回るともろ向かい風。言われたら本当に吹き飛ばされそうな気がして来た。吹き飛ばされなくても、風にあおられて、路肩から道路にはみ出してしまうかもしれない。。。「わかった、じゃあ、浜松まで送ってもらおう!」と決心して、バイクを諦める。ここで完全に観光モードに切り替わった。
ここから浜岡砂丘まではすぐ。砂丘といっても何だか普通の砂浜(下の写真)。巨大な風車が何機も連なって見える。後ろは浜岡原発)
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ちょっとがっかりして、帰ろうとして駐車場まで戻ったら、何だか階段がある。友人がこれは何だろうと登り始めた。登りきって眼下に広がったのは、小さめの松の木が密生している松林。その中を小道が走っていて、池や観察小屋(きつねやりすがいるらしい)も配置され、とても静かな散歩道になっていた。
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歩いて行くと、ブオーンというちょっと不気味な音が上の方から聞こえて来た。顔を上げるとすぐ上に風車。音自体は低いのだけれど空気を伝わってどっしりと音が降りてくる感じ。初めて風車の音を聞いた。

浜松到着後のご飯はもちろん、鰻と浜松餃子!
うな重を求めて、浜松駅周辺を徘徊。開店 「16時半」。閉店 「鰻がなくなり次第 」と書かれた店があって、なくなり次第という言葉に引かれ入店。鰻まぶしを注文。名古屋のひつまぶしみたい。関東の鰻は蒸してから焼いてあって柔らかいけど、ここの鰻は関西風に香ばしく焼いてある。美味!。
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そして、〆は浜松餃子。浜松餃子は宇都宮餃子と毎年、1.2を争っているのだと友人。
入ったお店は、開店前から人が並んでいた店で、中はお客さんでいっぱい。
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小さめの野菜餃子で、皮がとても薄くて繊細。ふわっとしている。あっさり酢醤油で頂くらしい。鰻の後だったので、ちょうどよい感じだった。

しかししかし、今日は思いがけず一日観光。友人が言うようにバイクに乗っていたら、強風に煽られて危険だったかもしれない。今回のツーリング企画はハプニング続き。これもまた楽しいかも。
明日はちゃんと伊良湖岬で、フェリーに乗れるのかな・・・
 

いざ、伊勢参り!でも生憎の雨!

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伊勢参りツーリングは本来明日20日からのはずだったけど、静岡のお友達がその20日にゴルフをしようと突然言ってきた。遠方に転勤になるので、この日しかないと。。。
基本的に人からの誘いを断らない私は、どうしたらそれが可能になるか必死にロジを考え、結局;
出発は一日早めて19日。バイク姿&輪行で焼津入りし、何食わぬ顔で20日にゴルフ。そして21日はあたかも何もなかったような顔でツーリングを続行するという、普通はやらないよな、、ということを考えた。。。(ほんと我ながら信じられない・・・)
そのためには、ゴルフクラブをゴルフ場に。ゴルフウェアは焼津のホテルに。最終ゴールの鳥羽のホテルに輪行袋を宅配便で送って、、あ〜、これなら何とかなると準備を整え、今日を迎えた。。
しかし朝から生憎の雨。 新横浜までバイクで行って、そこから新幹線。三島で降りて、田子ノ浦や三保の松原を観光ライドして、焼津に!という計画はしょっぱなから、崩れた(涙)
まあこんなこともある。で、横浜の自宅の最寄り駅まではバイクなら5分かからないので、そこまでは雨の中を走り、そこから3回乗り継いで、焼津まで行くことにした。重いけど、仕方ない。
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バイクは前回の中山道ライド同様、大きなサドルバックやフロントバックがついているので、通常の輪行袋は無理。ということで前輪を外しただけの嵩張る状態で電車に乗り込んだ。
本当に他のお客様の迷惑きわまりなく、、、車中では謝りまくり、エスカレータでは、皆さんに先に行ってもらい、2回乗り換えて、何とか新幹線に。
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前輪を外しただけだと大きいので、新幹線の通路まではみ出してしまうのでは、、と恐れていたのだけど、3人がけの席の一番後ろに、すっぽりと通路に飛び出すことなく収まって一安心。
(実はこんなに大きな輪行袋で乗るのは初めてだったので、これを一番心配していた・・・)
とちゅう前輪が転がって通路をふさいでしまったので、慌てて片付け。。。
静岡から焼津までの東海道線では、私の後から乗って来たおじさまに、奥に行きたいから退いてくれ!と言われ、、またもや謝り続け、何とか焼津に到着。あ〜やれやれ。
やっぱり、走ってナンボのツーリング。雨の避難的輪行は最低。。。できるだけ輪行は避けたいと改めて思った。
ところで、今回は焼津駅徒歩1分の「くれたけイン焼津駅前」というビジネスホテルに宿泊。
できて5年経っていないらしく、新しくて気持ちいい。ビジネスホテルなので、ツインの一人使用で、一泊4700円。お風呂もあり、フロントの対応もGOOD!
そして驚いたことに、なーんと夜の8時まで、ウェルカムドリンクが飲み放題。
ビールの他に焼酎も!
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こんなウェルカムドリンクのサービスは海外のホテルみたいで感激。
こんなにサービスよくて良いんだろうか・・・
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当然、生ビールを二杯いただいてから、近所の飲み屋さんに出かけた^^。満足満足!!

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伊勢神宮、年内に参拝したいな〜
先日の中山道の余韻もあり、年内にもう一度ツーリングしたいなあ〜と思って、今日いろいろ探してみたのですが・・・・

今年は出雲大社が60年に一度、そして伊勢神宮が20年に一度の式年遷宮の年。山陰はちょっと寒いかな〜ということで、お伊勢参りのルートを考えてみました。
日程としては、今年最後の三連休の12月21日から23日を含む合計4日から5日間。また一年で一番日の短い時期なので、一日最長80キロ程度。さらに格安宿の予約が現時点で可能なルートで・・・というと、結構制約があり。。。で、こんなルート&日程を考えてみました。
もし、設定したルート上で、「このルートの方がいいよっ!」とか、「これは必見だよっ!」とか、はたまた「このルートなら同行出来るよっ!」なんて、情報があったら、どうかお知らせくださいまし!!!

Day 1 12月20日(金) 新横浜〜三島(新幹線で輪行)三島➡焼津 (87.5キロ)
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ルート&見所;
田子ノ浦➡薩埵峠(広重、東海道53次の富士山ビューポイント)➡清見寺・五百羅漢石像(藤村の小説に出てくる)➡三保の松原➡東照宮久能山➡いちごライン(石垣いちご)➡焼津

Day 2  12月21日(土) 焼津〜浜松 約 94キロ
" target="_blank" title="">焼津〜浜松 
ルート&見所;
浜松➡新居関の跡(浜名湖)➡石津港➡駿河湾を左に見て進む(県道355号)➡大井川➡釘ヶ浦➡(基本的には国道150号を西に)➡牧ノ原市➡御前崎➡(県道357号)➡浜岡砂丘(基本的には国道150号)➡掛川➡袋井➡磐田➡天竜川➡浜松

Day 3  12月22日(日)浜松〜鳥羽(伊良湖〜鳥羽はフェリー)約71キロ(伊良湖まで)
" target="_self" title="">浜松〜伊良湖
浜松➡県道62号線(雄踏街道)➡舞坂で旧東海道➡浜名湖➡遠州灘を左に見てずっと国道42号線(表浜街道)で進む➡恋路が浜➡伊良湖➡(フェリー)➡鳥羽

Day 4   12月23日(祝)伊勢神宮参拝(自転車でと言いたいところだが、敬意を表して電車で)
夕方、自転車をパッキングして送付し、横浜まで帰宅。
★☆★
スケジュール的に可能であれば、23日にもう一泊
その場合、23日は伊勢志摩サイクリング(100キロくらいを想定)
24日に伊勢神宮参拝。その後自転車をパッキングして、帰宅。

まだ、行けるかどうか確定ではないし、天候によっても左右されるので、実現するかどうかは半々。でも考えるだけで楽しい。

沿線の皆様、ご意見いただけると嬉しいです!

中山道(8) 装備と服装について

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シクロクロスが欲し〜い、だの、ジャイアントのグレートジャーニーはどうかな〜とか考えていたのに結局決まらず、とはいえ、どんどん寒くなる。そこで今回は仕方なく、ロードバイクで中山道を走ることになった。ここではその装備と服装について少し。
そもそもスピードを追求するロードバイク、出来るだけの軽量化を図っている訳で、私のコルナゴも6キロ余り。それなのに着替えとPCとビデオカメラと普通のカメラとその充電機器類までもって走るなんて。。。女性はおまけに化粧品まである。最初はちょっと無理かな〜と思ったが・・・
1、GPSー今年6月末に売り出されたGarmin 810J 
しばらく前からGPSが欲しかったけど、なかなか高い。6万代になると聞いて、清水の舞台から飛び降りるつもり(大げさか・・・)で 購入。ルートラボで作成したルートをそのガーミンに落とせるというので、やったー!と思ったのだけれど、それが何故か一人ではできず、結局購入した店にPCとガーミンを持ち込んで教えてもらった。
これ一つでも何とかなるが、大幅にオフコースすると修正機能が働かなくなる傾向があるので、あらかじめ、おおよそのルートをメモしておくと安心。私は2日目の高崎〜長和町で、道路が工事で通行止めに。土地勘がないので、元のルートに戻れず、通行中の人や車、果てはコンビ二で道を聞いた。また、オフコースを繰り返すと、ナビが常に検索中になるため、電池切れが早くなるので、別途サイコンを持った方が良いかもしれない。
2、ライトなどについて
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中山道の徒歩ルートを行ったとはいえ、宿場町間の移動は国道を通行することがほとんど。どの国道も路肩が狭いか全くない状況なのに、大型トラックがビュンビュンと横を通過する。なので、後ろからはっきり分かるような工夫が必要となる。私はサドルバックの後ろに大きなライトをつけ、それをカバーするように写真のような三角のマークを取り付けた。これはたまたま8月にカナダのサイクリングに参加した際、参加者に配られたもの。周りは蛍光塗料、真ん中はメッシュになっていて、光を通す。
スタート地点の日本橋に行く途中、皇居をグループで周回していた人たちにすごくめだって良いですね〜と声をかけられた。
3、フロントバックーオルトリーブ
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前が重い方がバランスがとりやすいことと完全防水なので、重いものを全て、フロントバックに詰めた。
・以下の機材に必要なコードや充電器
PC、ビデオカメラ、カメラ、EMobile、GPS、後部ライド、二股コンセントなど
・化粧品/洗面用具
・眼鏡
・中山道のガイドブック
・ノートとボールペン
・補給食
・カメラ類など
上記、合わせるとかなり重い。(下の写真参照ください)
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—黒い筒状のものは、雨具(モンベルの上下とレインブーツカバー)状況により一部ザックに。
—黄色いのは、背中に担いだザックのレインカバー。
—白い生地に水玉の袋は、パンダーニの軽量輪行袋
4、サドルバック トピーク
後ろはあまり重くならない方が良いので衣類を中心に詰めた。また、サドルバックの下部の隙間に、宿場町についてから歩くためのシューズを括り付けた。(下の写真)
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また、携行した衣類は以下。寒さや登り基調か下り基調かで、着るものを決めた。
・パールイズミ レーパン(足首までのもの)2枚
・ユニクロ ヒートテックの下着 2枚
・ユニクロ 薄手のヒートテックのフリース 2枚
・C3fit (コンプレッションウェア)のタイツ 1枚(寒いときにレーパンの下にはく)
・厚手のCWXのアンダーウェア(上) 1枚
・ユニクロ ダウンジャケット ノースリーブ 1着
・ユニクロ ダウンジャケット 袖付き 1着 (寒いとき、ダウンを2枚重ねて着用)
・ゴルフ用のウィンドブレーカー 1枚(フリースの下に着る)
・ランパン 2枚 (宿用)
・Tシャツ 1枚 (宿用)
・シャカパン 1枚 (宿用)
・靴下 3足 (寒い時に重ねてはく)
・防寒用シューズカバー 1組
・女性用下着 2枚
・その他、上の写真で紹介した雨具(上下&シューズ 計3点)
・レイン用キャップ 1個
・フリースの帽子  1個
・毛糸のレッグウオーマー 1組
・ネル生地のキュロット 1枚 
・タオル 2枚
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5、トレイルランニング用のキャメルバッグ(もちろん水袋は外して)
ほとんどノースリーブのダウンとモンベルの雨具 (上)で走ったので、PCを白い袖付きのダウンジャケットで包んで、キャメルバックに入れて移動した。
(キャメルバッグは、バイクを写したトップの写真をご参照ください。)

結構な量を携行したので、止まっているとハンドルをとられそうになった。走っている時は不思議と重さは感じない。ただ、できればやはりツーリング用のバイクが望ましいと思う。

6、ゴール後
京都でゴールし、そのまま東海道を帰る、なんてことが出来たら良いのだけど、そうも行かないので、帰りは新幹線。 携行した簡易の輪行袋は後輪を外さないためおおきくなるので、新幹線に載せるのはむずかしい。そこで、予め京都のホテルに、オーストリッチのクッション入りの輪行袋をサイクルヤマト便で送っておいた。もちろん自転車は入っていないが。。。その代わり、京都で着る衣類やコート、ショルダーバッグ、小さめの旅行鞄を入れた。これだと、まるで自転車になんて乗っていなかったような出で立ちで、京都から帰宅できる。(ちょっと豪華に京懐石を食べたかったし、、それなりの服用が必要・・・)

準備している時は、要らないかな・・と思うものもあったけれど、全て使用し、着用した。結局無駄なものはなかった。毎日洗濯できればもう少し減らせるかもしれないが、民宿によっては洗濯機がない場所もあったので、走る際の服装は2セット持って行って正解だったと思う。参考になれば幸いです。

中山道(7) ついに京都〜!何だか感激 彦根〜京都三条

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中山道(7) ついに京都〜!何だか感激 彦根〜京都三条
ルートラボ:58.4キロ(迷子になったけど、ほぼ実走行と同じ!!)
Garmin data: 走行距離 59キロ 獲得標高 262メートル 気温13.4度

今日はいよいよ最終日。最終日の走行距離は約60キロ。 かなり、ゆっくり出来る、ということで9時前にホテルをスタートした。今日はなぜかガーミンも調子良く動いて、きちんとナビをしてくれる。
京都に早く着いても別に予定がないので、宿場町すべてをスキップせずに行くことにした。素晴らしい!
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 近江路といえば、近江商人。五個荘は近江商人発祥の地ということで、写真のような立派な蔵屋敷を見つけた。(何の確証もない、、たぶん、普通の民家です。。。)でも、そんなことを考えてしまう程、立派な家々が連なっている。
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上の写真は、江戸時代から続く老舗の料理旅館、竹平楼
植木屋さんが入っていた。これだけの料理旅館の建物と庭を維持するのは大変だろうな〜と思う。
一度懐石だけで良いから食べに行きたいものです!
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最近では茅葺き屋根の民家を見ることが滅多になくなったが、五個荘ではあちこちに残っている。現役でちゃんと住めるように維持しているのはすごい!
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木曽路にも多くの沸き清水があったが、関ヶ原宿を超えてから、清水の湧き出る宿場が多くなった。写真は、清水鼻の名水。
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上は、武佐宿の郵便局前のポスト。書状集積というらしい。武佐宿では京町家を保存しようという張り紙あった。また、下の写真のように、木の案内板があちこちにある。この案内板は1989年の武佐小学校の卒業記念に生徒達によって作られたもの。これを作った生徒の方達は今や30代半ば。自分の育った町に対する誇りを小さな時から醸成する。やはりこうでなくては、維持していくことは難しいに違いない。
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ところで、今回のルートは、山と渓谷社が出している本「中山道を歩く旅」を参考にルートラボで設定した。なので、普通に旅行していたら、絶対に通らないような地元の皆様の生活道路を通らせていただいている。ただ、ルートラボでは、その道がどうなっているのか、実際にはわからない。1〜2メートル幅の路地をクネクネと行く時もあるし、とんでもない坂を登ったり降りたりすることもある。
だから、こんな嵌めに、、、
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しかし、これもまた楽しい。この後、路地続きで、その後、商店街に紛れ込んだ。草津駅近くの商店街。
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ここでどうにも抜けられなくなり、諦めておそば屋さんにはいって、にしん蕎麦を食べた。甘辛く煮た身欠きニシンが載っているお蕎麦は関西に来ると一回は食べたくなる。
DSC_0262草津で、中山道は東海道と合流する。ここからは中山道をいう案内板は消え、旧東海道という表示に変わる。
DSC00338東海道も中山道も広くてもせいぜい4〜5メートルの道幅。そんな交通量の少ない道を快適に走っていたら、パッと目の前が広がった。瀬田の唐橋。紅葉と川の色のコントラストがきれい。
程なく、大津に入る。しばらく琵琶湖を右に見て走る。 逢阪の関を超えるといよいよ京都山科に入る。
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 上の写真は逢坂。「これやこの往くもかへるも分かれては知るも知らぬも逢坂の関」なんて、百人一首を口ずさみながら登る。
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国道一号を下って、直に左の路地に入る。この狭い路地も山科から京都三条に続く三条通り。
道幅は3メートル程しかない。本当にこれが旧東海道??と思いながら進んでいたら、目の前に急坂。
またもや登れず、自転車から降りて押す。後ろからオートバイが登って来て止まり、そんな良い自転車でも上がれないのかい?とからかわれる。うん、どう考えても無理。20%位あるかも・・・
坂の途中で買い物袋を下げたご婦人が歩いていたので、凄い坂ですね〜と声をかけたら、「はじめての方は皆さん、驚かはります・・・」という返事。私がここは東海道ですよね?と確認したら「そうですよ♩」と。やはりこんなに狭い通りだったんだ、、、と改めて驚く。
ここからは京都蹴上げまでまっすぐ下り。いよいよゴールだ、、と何だか胸に熱いものが。。最後まで油断せず、慎重に走ろうと思う。観光客が多くなり、走ることが出来ず、自転車を降りて歩き始める。
京阪三条の看板。あ〜着いた〜〜〜! 感動。この年になってこんなに感動するのかとちょっと恥ずかしいけど、感動するものは感動する。
写真を通りすがりの方に撮っていただき、三条大橋のたもとのスタバでシナモンロールとカプチーノを頼み、ゴールの余韻に浸る。
今回は結構、危険な思いもしたし、いろいろ不安で眠れなかったりしたけれど、楽しかった。久しぶりにわくわくしたのだと思う。中山道で出会った方々、楽しい思い出を本当にありがとうございました。
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中山道(6) あな、恐ろしや、中山道かえで街道!!  恵那〜彦根約140キロ

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中山道(6) あな、恐ろしや、中山道かえで街道!!  恵那〜彦根約143キロ 
ルートラボ(ご参考):走行距離 予定走行距離:143.9キロ 上り:1076 m 下り:1223 m
Garmin data: (電池切れのため、最後の10キロほどは入っていませんが・・・)

昨夜の宿はルートイン恵那。前日にお洗濯ができなかったので、到着し次第お洗濯したい。でもそうすると着替えが一切ない。。。裸で夕ご飯に行けないと思っていたところ、ホテル内に居酒屋。部屋のスリッパと部屋着で入ってもいいという。凄い!とても恥ずかしかったけれど背に腹は変えられない、、ということで、さっそく洗濯。結局夕食に行くまでに乾燥まで済ませたので、部屋着で行かなくてもよくなったが、手荷物を制限している今回の旅行では、こういうのは有り難い。

さて、今日は今回のツーリング最長の143キロ。色々観光してなので、10時間以上かかる。ということで、7時半には出発した。
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出発してしばらく19号を走った後、左に。上の写真のような田園地帯を走り、気持ちいい。
8キロ程行ったところで、ナビがオフコースを宣言。あれっと思って地図を見ていたら、近所の方が出て来てどこに行くのと聞いてくれた。中山道を行きたい、と言ったら、上を見上げて、「ほら、あっちに小学校が見えるでしょう。中山道はあの上よ。でも凄い坂よ!」と教えてくれた。見上げれば上の方に小学校。「ありがとうございます。手で押して行きます」とお礼を言い、来た道を戻り、狭い路地をクネクネ行きながら、小学校を目指す。 ところが凄い坂。登れない。。。まさか本当に降りて自転車を押すなんて思っても見なかった。自慢じゃないが、国内は麦草峠や乗鞍、今回は和田峠なども問題なく 登っているのに。。。これまで登った中で一番辛かった。
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上の写真は登って来た道を見下ろしたもの。写真だとよく分からないが、ストレートな上り。恐らく15%以上。ガーミンの画面は「中山道かえで街道」と表示している。言われてみればかえでが美しい(トップの写真はかえで街道)。
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この街道は県道65号。恵那から瑞浪を経由して可児郡御嵩町まで行くルート。
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登りきれば、最高のサイクリングルート。上の写真は民家。拡大しないと分からないが、軒先には干し柿を干してある。こんな素敵な家々が並んでいたり、いのししが今にも現れそうな道をひたすら走る。国道21号に出たときには、とても名残惜しい気持ちでいっぱいになる。ぜひともまた走ってみたい(もちろん、最初の数キロ以外!!)
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美濃路に入ると、中山道の面影を残す家が少なくなる。上は御嵩宿。
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上の写真は道標。「左 多治見及犬山 右 太田渡を経て岐阜市 」こんなの、いいなあ〜〜
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さて、太田宿に差し掛かる。しばらく中山道だと知らなければ全くわからない道を走って来たが、ここで中山道の雰囲気が一気に。
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太田宿のお休みどころとなっている「吉田屋住宅」中を見れるようになっている。休憩することもできるし、お手洗いもある。 旅人ノートが置いてあって、何か書いて行くように言われて記帳した。
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太田宿を過ぎると再び国道21号に。木曽川を左に見ながら進む。景色は良いが、路肩が少ないので、トラックには要注意。
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 加納宿で出会った中山道歩きのご夫婦。今日は美江寺まで行き、それから名古屋に帰るのだとのこと。歩くなら、やっぱり一人より二人が良い!!この辺りになるとほとんど中山道らしくない道なので、やっぱり歩いている人がいるんだ〜と、つい、話しかけてしまった。。。
各務原で、ふと横をみるとサイクルショップが。日本橋を出発してから、一度も空気を入れてないことを思い出し、お店に入って空気入れを借りる。お店の名前は、「OGIUE CYCLE」。今日関ヶ原を超えると話したら、どこの道だろう、と聞かれたので、山と渓谷社のガイドブックを取り出して説明したら、21号で行かない方法があるんですね〜と。とても楽しく歓談させていただいた上に、ジェルまでいただいた。ありがとうございました!
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 河渡(ごうど、、、読めないよね??)、美江寺(みえじ)を経て、和宮記念公園のある小簾(おず)紅園に。この頃から、太陽の位置が気になり始める。一体、日のあるうちに関ヶ原を超えられるのだろうか。。。赤坂宿を過ぎ、垂井宿でボトルゲージが緩んでいるのに気づき、閉め直す。ほっといたら、がたがた道でボトルごと飛んで行きかねない。(実は沖縄でトンネル走行中、ボトルごと飛んで行ったが真っ暗だったこととトラックがビュンビュンくるので回収を諦めたことがある。。。)ねじを締めていたら、目の前の家の中から男性が出ていらした。どこ行くのと聞かれ、あと1時間くらいで関ヶ原を超えたいと答えたら、「時計をちらと見て、「う〜ん、難しいね。。。ここからは登りだし。。。」とのこと。そうだよな〜〜
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程なく、関ヶ原。上の写真は関ヶ原の松並木。しかし、ここから長いんだよな〜〜
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関ヶ原はさすがに見所が多い。至る所に上の写真のような標識がある。見たいけど、、、我慢する。
次回はもっとゆっくり来るぞ〜〜!!
DSC00278とにかく先を急ぐ。今須宿を過ぎて、岐阜県と滋賀県の県境に差し掛かった。
ここは寝物語の里。う?何かなと思ったら、国境なのに溝を一本隔てただけなので、隣国の人と寝ながらでも話ができたから、、、とか。言われてみればそうかも。
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恵那から御嵩まで、中山道かえで街道を走ったが、滋賀にもあった。こちらは漢字の楓街道。でも「かえで街道」の方が勝ちかな!!
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しかし、いろんな宿場町があるとつくづく思った。柏原宿は本当にきれいに整備されていた。
下の写真は、柏原宿で出会った少年。卓球部に入っている中学一年生。もうすぐ期末試験で、友人5人と秘密の会議をしてきた帰りだとか。クラブのこと、試験のこと、お父さんと行くと必ず当たるビンゴのこと、たくさん話してくれた。写真を撮っても良い?と聞くと恥ずかしそうに横顔だけ撮らせてくれた。
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もうこの頃は夕闇がせまり、時間との戦い(それなのに、長々と中学生とだべってどうーすんの!)
この辺りまでは、まだガーミンの画面が見えていたので、宿場町添いの道をナビしてくれていたが、暗くなるとそれも無理。宿場町に寄らずに幹線道路を走るしかない。これで、最後と思って立ち寄ったのが、下の写真の宿場町。
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写真だと明るく見えるが、本当はかなり暗い。家々の前にこんな川?用水??がある。ここで地図を確認していたら、またどこに行くの?と話しかけられた。「彦根の積もりなんだけど暗くなったのでこの辺に民宿があれば泊まりたいんだけど、」と答えたら、「待って、この先に民宿があるはず」と言って、目の前の民家に行って、何やら会話。顔を出して、「うん、その民宿はもうやめちゃったみたい」と。
しかし本当に親切であったかいなと感激。お礼を言った後、ここの宿場は何というところですか?と聞いたら、「さめがい」と。漢字では「醒井」と書くらしい。
残念ながら、タイムリミット。ここからは暗くてもう宿場町は走れない。諦めて、国道21号に出る。そして、国道8号に左折。程なく米原、そして彦根の予約したホテル。
あ〜あ、それにしてもまた、たくさんの宿場町をスキップしてしまった・・・残念!

 

中山道(5) 意外ときつい妻籠峠 奈良井宿〜恵那 約90キロ

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中山道(5) 意外ときつい妻籠峠 奈良井宿〜恵那 約90キロ
ルートラボ:奈良井宿〜恵那
Garmin data: (木曽福島〜恵那 途中スターと押し忘れあり)

今日はルート作成時から一番懸念していた新鳥居トンネルを通過する日。トンネルは2キロ弱。そんなに長い距離を暗い換気の悪いところを通ると考えてとても憂鬱になり、タクシーで行こうかとさえ考えていた場所だ。宿のおかみさんは、鳥居峠はどうですか?そちらで行かれる方もありますよ。。とのこと。部屋に帰ってネットで調べても道はない。地図に乗っていないということは舗装していない道なのではないか。。。幸い宿泊した民宿は奈良井駅の近く。輪行という手もある、、とそこまで考えて、昨夜は眠りについた。
下の写真は奈良井宿の民宿「しまだ」。とても趣のある。泊まった部屋は左側の明かりの着いていない部屋。サッシではなく開けるとすぐ外!。ちょっと寒いけど、街道がよく見える。
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6時起床。外を見ると小雪がちらついている。遠くの山は白くてよく見えない。一気に戦意喪失。
隣の駅の藪原まで行けば、新鳥居トンネルは回避できる。よし、輪行で行こうと決心する。
朝ご飯は7時半。8時40分の中津川行き各停に乗ることにする。
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荷物をできるだけ少なくしたいと思い、緊急用に出発前に購入したパンダーニの手のひらサイズの輪行袋が役に立った。アバウトな大きさなので、サドルバックもフロントバックも装着したまま、カバーをかけることが出来た。手提げひもはなく、直接サドルと前輪を持つ。肩にかけるのは結構辛いので、サドルと前輪を直に持つ方が楽に感じた。
さて、藪原までと思ったが、昨日の和田峠越えの精神的ダメージがきつかったこと、朝から雪がちらついていたこと、朝ご飯が遅かったこと等などで自走にこだわらず木曽福島まで、電車で行くことにした。(う〜ん、軟弱!)もともと今日の行程は、奈良井から恵那までの90キロ超。奈良井から木曽福島を輪行することで10〜20キロの短縮となる。
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上の写真は木曽福島。結構アップダウンがきつくて自転車で回るのは難儀だな〜と思う。
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木曽路を回ると時間が止まっているように感じる。歴史的な建造物のある場所は日本中たくさんある。名所化して、一カ所に集めて、観光客に見せる。言わば、機能としては死んでいる。ただ見せるだけ。
でも中山道の宿場町の古い家々は未だ現役。多くの方々が実際に住んでいる。泊めていただいた民宿もそう。 あちこちに沸き清水があるが、そこに住む人たちの大切な水。そんなのが凄いと感じる。(写真は上松)
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上松を過ぎると、ナビが突然狭い路地を曲がるように指示する。見ると1.5メートル幅くらいの路地。それも70~80メートルしかないのに、50メートルくらい下る。仕方ないので、諦めてバイクから降りて下る。
突き当たった場所に寝覚の床があった(写真上)。以前来たのは高校生の頃、懐かしい。
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恵那までは基本、19号を走る。宿場町ごとに19号から外れるが、結局19号に戻る。上の写真はちょっと外れた狭い県道からの写真。川の水の色が深いエメラルドグリーン、水が澄んでいて川底がはっきり見える。19号はトラックがビュンビュン飛ばす危険な国道なので、目的地へは回り道になるのだが、喜んで測道に外れる。
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上の写真の左側の道路が19号。私はその上の測道から写真を撮っている。
下の写真は妻籠宿。
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妻籠から馬籠までは、とても素敵なウオーキングルート。日本人だけでなく、外国人も多く歩いている。
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上の写真は妻籠から馬籠へと至る道。残念なことに、ロードバイクでは行けないので涙を飲んで諦める。マウンテンバイクなら登れるのかな??
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私の心づもりでは、今日のルートは下り基調。登りは中津川の手前に一つ、程度の認識だった。
妻籠峠もきっと塩尻峠程度だろうと。甘かった。
妻籠から峠まで7キロの表示。確か和田峠もそんなものか。。登りはじめからいきなりきつい。コーナー内側ごとにスタンディングでようやく登る。和田峠よりきつく感じるのは、一日の終わりの坂だからか、それとも覚悟が出来ていなかったからか・・・おまけにみぞれが降ってきて、道は暗くなる。ヘロヘロになる。また今日も日が落ちてから恵那到着だ。あ〜あ、なかなか思うように物事は進まない、、と諦める。
やっとのこと峠の頂上に。みぞれは激しくなる。ここから4キロ程下れば馬籠。馬籠の手前で少しだけ登りがあり、馬籠峠と書いてある。ん?妻籠峠からだと全く峠じゃない、、と思って気づいた。そうか、逆の方向から登ってくれば、妻籠ではなく馬籠が頂上。だから、馬籠峠なんだと勝手に解釈する。
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馬籠に着いて、ちょっと歩こうかと思ったが、石の道&急降下。諦める。今度絶対にバイクを置いて、歩きに来よう!!
馬籠から一気に下り。寒い。凍える。(確か昨日も凍えたな・・・)DSC00226
降りきったところで、美しい川。遠景に赤い橋が見えて美しい。
中津川から恵那までは15キロ程。既に4時半を回っている。やはり今日も日が暮れての到着だ・・・
明日は彦根まで140キロ以上。一体何時に到着するのだろう・・・・

 

中山道(4) 命からがら!雪の和田峠(ちょっと大げさかな!)

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中山道(4) 命からがら!雪の和田峠(ちょっと大げさかな!)長和町〜奈良井宿
ルートラボ:長和町民宿から奈良井宿まで
Garmin data 1: 民宿から和田峠手前の道の駅まで 約10キロ
Garmin data 2:和田峠手前の道の駅から奈良井まで 約70キロ(スタートボタンの押し忘れあり)

中山道を歩いている方と同宿になった。一日平均30キロ程とか。同じく山と渓谷社のガイド本で歩いているとのこと。自転車で迷いまくっているので、どうかと聞いたら、歩いていてもやはり迷うらしい。ただ、自転車と違って距離が出ないので、比較的早めに軌道修正できるとのことだった。
今日は6時半に朝食。7時には出発した。ところが直に雪がちらつき始める。今日はお天気だったはず。。。
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和田宿を通り過ぎるころには本降りに。取りあえず粋なバス停(上の写真)があったので、そこで雨合羽に着替える。しかし、どんどん降り積もる。
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とうとうこんな感じ(上)になって、見上げると先ほどまで見えていた山が真っ白で何も見えなくなった。これから和田峠を超える。雨はいくらでも大丈夫だけど、雪、となると話が違う。シャーベット状になるとスリップするし危険。立ち止まって、行くか行かないかしばらく考える。
考えるうちにどんどん雪は降り積もる・・・手前に和田宿ステーションという道の駅のようなものがあったのを思い出し、そこまで戻ることにする。
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中に入ると、お店の女性がすぐに「寒いでしょう?ストーブで暖まって!」と声をかけて下さった。雨合羽の雪を落とし、ストーブで暖まる。そして、どうしようかと考える。店に人が新和田トンネルの映像をライブで見せてくださった。トンネルの出入り口は真っ白。スリップしてトラックが事故を起こしていた。私は旧道を行くつもりだが、もっと積もっているはずだという。
10時くらいまで様子をみて、だめそうなら、昨晩お世話になった宿にもう一泊しようかと思案する。わざわざ危険な思いをすることはない。
9時を過ぎた頃からお日様が出始めた。9時半頃になってライブ映像をみるとほとんど雪はなくなっている。よし!では、旧道を行けるところまで行って、だめなら戻ろうと決心して、出かける支度をし、9時45分頃に、道の駅を出発した(写真はお世話になったお店の女性)
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途中、工事の方がいたので、道を聞く。「有料の新和田トンネルを避けて、旧道を猛スピードで走るトラックがいる」とのこと。お礼を言って旧道に入った。雪はすっかりあがっている。雪が降ったなんて信じられないほど空が青い。
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旧道に入った。雪は溶けている。峠まで約7キロ。大丈夫かなと思いながら登る。
途中で、パトカーが降りて来て、止まった。「上は雪があるよ、大丈夫?」と聞かれて、「登りは歩きながらゆっくり行きます。それより、下りが心配なんですが・・・」というと、「大丈夫、諏訪は南斜面だから、雪は溶けてるよ」との返事。その言葉を信じて、また登る
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轍の上を走ったり、歩いたり。。。。何とか登れる。
ところどころ、こんな場所が。。。当然歩く。
だって、下りは雪がないんだから、これさえ登ってしまえば・・・
しかし、、、、峠を登りきってトンネルを抜け、乾いた道がある。。と思ったのに。なぜか登りよりひどい雪。おまけに凍っている。私も凍り付く。パトカーのおじさん、あなたの言葉をひたすら信じて登って来たのに。。。
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 少し乾いているところは、片端をビンディングから外して下る。でもちょっと油断すると、どて〜んと転倒。2回も転倒して、左ひざを思い切り打ち付けた。それにしても、よく生きて下れたものだ・・・
教訓:雪のときは絶対バイクに乗っては行けない!&人の言葉を信じるな!
何とか国道に出ると一気に下諏訪まで下り。緊張して寒さに気づかなかったが思い切り寒い。凍えながら降りる。
かなり降りたところで同宿だった男性がちりんちりんと熊よけの鈴を鳴らしながら下っているのが見えた。立ち止まって話をする。彼は雪の中、和田峠を歩きながら、遭難するのではないかという恐怖に駆られたと。実は雪でなくても一人でうっそうとした山の中を歩くのはしたくない。怖い。。。その上、しんしんと降り積もる雪。。。想像を絶する。いずれにしても二人無事下山できて良かった!
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ところで、私がルートラボに入れたルートは、山と渓谷社のルートを真似たもの。なので、歩けば何ともないが自転車となると、2メートル幅の道だったり、20%以上じゃないかと思う坂があったりする。今日もとんでもない坂があって、ひたすら押して登った。自分で入れたルート。仕方ないと割り切る。
でも時々上の写真のような素敵な農道を走ったりできてそれも楽しい。
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上の写真は茅葺きの素敵なお堂。市の重要文化財とのこと。こんな素敵なお堂に出会えるのも、中山道の魅力かな。。
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今日の目的地は奈良井宿。71キロ地点。奈良井宿は街道でもっとも原型をとどめている宿なので、2時か3時には到着するつもりが予定外の雪で、出発が大幅に遅れたため、また日没との戦いとなった。
下の写真は塩尻宿。一般の民家なのに、すごく立派。なかなかこんな家が何軒も連なる景色はない。
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贄川宿で素敵な道祖神を見つけた。思わずビデオを回す。もう日没近い。
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下の写真は、日出塩駅手前の線路。郷愁を煽る。
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ようやく奈良井宿に到着。昔ながらの民宿で古い建物。がらがらと引き戸を開けて入る。唐傘があったり、昔の小物がたくさん飾ってある。
下の写真は、太鼓橋のライトアップ。夕食後見に行った。国道19号からも見える場所。明日は出発前に奈良井宿を散歩しよう!
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中山道(3) 紅葉で絶景の連続、感動の碓氷峠

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中山道(3) 紅葉で絶景の連続、感動の碓氷峠
Garmin data: 無し。スタートボタンを押し忘れました・・・
ルートラボ(参考):走行距離 91キロ 獲得標高 1466 メートル 下り 871メートル
Video:しばらくお待ちください。

高崎を8時前に出発。まずは碓氷峠を目指す。見えて来たのはだるま! 高崎はだるまで有名?
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出発してすぐだったので、並んだだるまでかなり癒された。しばらく18号を走ったのだが、何だか左側が河原の走りやすそうな道になっているな〜と気づいて、コースアウトして、河原を走った。碓井川サイクリングロードとのこと。安中まで続いているらしい。本当は中山道を忠実に走るつもりが、昨日は幹線道路ばかりだったので、ストレスが溜まっていたのかな、取りあえずサイクリングロードで安中までいくことにした。
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天気もよくて本当に気持ちいい!
途中、途切れたりしたが、何とか安中に到着。ナビの検索がなかなかうまく行かず、元の道に戻れない。やっと、ナビが回復して、坂本宿にとうちゃくした。やはり国道を走るのと違い、風情がある。
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丁度、車で通りかかった人がいて、写真を撮ってと頼まれたので、私もついでに写真を撮ってもらった。坂本宿あたりから、中山道の名残を残す建物が通り沿いにちょこちょこと現れてくる。
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木造の作りで蔵も多い。左右チラチラとよそ見運転(!?)をしながら走る。この辺りから目立った坂ではないが、緩やかな勾配になっているらしくスピードは上がらない。
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高崎から20キロほど(ガーミンのスタートボタン押し忘れで、確かではないが・・・)で、碓氷峠の登り口に。砂利道なのでロードバイクは入れないが、素敵なトレッキングロードが続いている。
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登り始めて程なく、碓井湖に差し掛かる。ダム湖だ。紅葉は今が盛り。本当に美しくため息が止まらない。自転車を止めて写真やビデオを撮りまくる。道路サインではめがね橋まで○○キロとかいう表示が出てくるので、何かな〜と思っていたら・・・
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こんな橋が現れた。水路ではなく、明治25年に竣工した旧信越本線の碓井第三アーチとのこと。当時はかなりハイカラだったに違いない。
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峠越えなので、もちろん坂がずっと続いているのだけれど、とにかく紅葉が美しくて、あまり疲れを感じない。どんどん次の宿への到着時間が遅くなるけれど、止まらずにはいられない。
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軽井沢に行くときは常に高速を降りてからバイパスを使ってすぐに軽井沢に入ってしまうので、18号線の碓井峠越えがこんなに美しいとは思っていなかった。もったいないことをした・・・今度くるときにはぜひ18号線を利用しようと思う。
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碓井峠を超えたら下りかな、、と思ったのだが、余り降りないで、すぐに軽井沢の駅前に差し掛かった。空気が急にひんやりする。1000メートルくらい登っているので、やはりぐっと気温が下がったようだ。
旧軽から中軽へ進む。中軽井沢の駅を過ぎてから、浅間山が眼前に現れた。美しい。何度も噴火しているので山の形がそれっぽい。
ここから佐久平へ。ずっとナビに合わせて快適に走って来たのに、突然通行止めに。工事で全面封鎖。
となると迂回するしかない。工事の方に聞いたのだけど、土地勘がないので、よくわからない、
ナビは、ずっとオフロードサイン。どこへ行ったら良いかわからない。
立ち止まって、ガーミンをみているとマウンテンバイクに乗ったかなりご高齢の方が後ろから現れた。日本橋を4日前に出発し、佐久平まで行って輪行で帰るのだと言う。二人でこの道でいいのですよね??といいながらしばらく前後して走った。
佐久平まで何とか来たのだが、ガーミンのナビは依然オフロードの表示。設定をし直しても、ずっと検索中のまま。わからないのでしばらく直進したのだが、とんでもない方向に行っていたらしい。
いよいよ分からなくなって、通りすがりの人に道を聞く。4人くらいに聞いても埒があかない。結局コンビにに入って道を聞く。地図を見ると取りあえず、望月宿まで行けば何とかなりそうだったので、そのルートを聞いて走り出す。これでは次の宿に日没までにつけそうにないと思い、宿に電話して道を聞く。やっとのこと、望月宿にさしかかった。ここでようやくナビが回復。しばらく中山道の宿場町を走ることができた。
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意外と道に迷うものなのだと思う。ナビに入れたから安心と思っていた自分がばかだな〜と。
次回からはナビ&オフルートしても幹線道路を使って目的地にいけるよう、きちんと地図を持つことにしよう。
写真の芦田宿から、いったん142号線にでた。そこから笠取峠越え。碓氷峠程ではないが、今日2つ目の坂。碓氷峠の写真撮りタイムと佐久平で迷子になったおかげで、すっかり夕闇が迫っている。宿の方からは、迎えに行くので余り暗くならないうちに連絡をください、と助け舟を出していただいていたが、自分がどこにいるのか伝えられなくては、それもできない、、、と頑張って峠を登る。峠を越えると今度は長〜い下り。途中で、あらかじめセッティングしておいた右折ルートがあったが、見ると明かりもない狭い山道。夜は無理!と断念して、ひたすら下った。ナビはお利口に何度もリルートしようとしているがなかなかルートが表示されない。周りは既に真っ黒・・・
峠を下りきったところで、宿に電話をかけたら、あと2〜3キロなのが分かってほっとした。
やれやれ、今日も早めにホテルを出発したのに、昨日に続いて日没後の到着となった。

中山道(2) 日本橋〜高崎 (ガーミン初トライ)

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中山道(2) 日本橋〜高崎 
Garmin data: 走行距離 約110キロ 獲得標高 234メートル 気温 13.8度

8時過ぎに渋谷を出発。日本橋に向かった。
ナビは奮発して買ったガーミン810J。しかし、ナビとして使うのもルートを入力して、そのコースを走るのも初めて!ということで、結構散々な一日だった。
まずは渋谷から日本橋へ。私の頭の中は、246を三宅坂まで。皇居に突き当たったら、右折。皇居沿いに大手門まで行き・・・というものだったが、ナビは全く違う方向へ。。。渋谷駅周辺で迷いながら、結局ナビの案内を無視して、頭のナビで日本橋へ。
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日本橋に到着し、保存したルートを出す。読み込みと検索で7〜8分程かかる。ちゃんとルートを表示させたつもりで、神田方面、国道17号線と思われる方向に走り出す。しかし、表示はオフルート、、、変だな、、と方向転換して、他の方に走り出す。ん?、また、オフルートの表示、、、やり直すたびに、7〜8分かかる。結局、全部の方向をトライするうちに、ナビには出発地点まで、まず行かないときちんとスタートしないと言うことに気づく。この間、いろいろやってしまったので一時間!ようやくスタートしたのは、10時半過ぎ。高崎に着く前に日が暮れて、真っ暗な中を走ることを覚悟する。
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神田を抜けて、神田明神や湯島聖堂へ。
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東京にこんな場所があったのか、、、と改めて思う。東京大学正門を通り過ぎると住宅街っぽくなる。
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ここから巣鴨に向かう。行きたいと思いつつ、結局行く機会に恵まれなかった場所。
とげ抜き地蔵尊とかあって少し感激する。
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ここから、巣鴨の商店街へ。本当に年配の方々が多い。しかし、こんなに賑わっている通りを通るのは久しぶり。ここは不況とか関係ないのかな。でも、何だか元気な気分になる。
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基本的には、国道17号を走る。サイクリングにはお世辞にも向いているとは言えない交通量の多い幹線道路を行くのはちょっと嫌だけど、でも、これが中山道を行くということ。板橋区を抜けて、埼玉県に向かう。
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この戸田橋を渡るといよいよ埼玉。サイクリストがたくさん前後する。
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大宮駅の交差点。普段、電車や新幹線で通り過ぎたり、また名前はよく知っているけれど行ったことのない場所をいくつも通り過ぎる。
やっぱりこうやって自分の足で走ると、何だかご縁ができるような感じになって身近に感じられる。
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基本17号だけど、時々それて、走るのに気持ちのいい道路を走れる。ちょっと幹線道路から外れるだけで・・・もっと外れるともっと素敵な場所に出会えると思うけど、今回はパス!
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深谷に差し掛かった。ネギの産地。カモ鍋の料理屋さんの前を通り過ぎる。
沿道の民家も何だか良い感じ。これは鰻やさん。
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群馬県に入る。もう日はかなり落ちて来た。
素敵な川があり、その先は本庄市。
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この先に、いつも行列ができているラスクの店、 ガトーフェスタ ハラダの工場があった。包装紙のイメージそのままの白地に青い線。一瞬食べたくなる。

この後は暗くなって、写真が撮れなくなった。

高崎まで、30キロ、25キロ、20キロと少しずつ近づく。お腹が空いたけれど、コンビニに寄ればもっと遅くなって、真っ暗な中、走行しなくてはならないので、我慢する。
真っ暗な中、ホテルに気づかず行き過ぎて、何度もホテルに電話をし、場所を確認。
やっぱり、日本橋のロスタイムが厳しい。16時には暗くなり始めるので、明日からは遅くとも8時前に出発しよう! 

中山道、行ってみようか・・・

カテゴリ:
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以前からバイクで走ってみたかった中山道。来週は少し天気が持ちそうなので、明日から行こうかな。。。と思う。山と渓谷社が出版している「中山道を歩く旅」を参考に、ルートラボでルートを編集。ガーミンに転送して、それを参考に走る予定。
ただ、バイクはロード。シクロバイクが欲しかったが、女性用の良いサイズのバイクに巡り会えず、今回はロードで全ての荷物を携帯していくことにした。
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フロントバックは、防水性のオルトリーブ。サドルバックは大きめのトピーク。PCを持っていくので、それはトレイルランニング用のザックに入れて担ぐことにした。それにしても重い。
ロードバイク自体は軽いので、ちょっとふらふらする。大丈夫かな?!
写真やビデオを撮りながら、また観光もしたいので、標高や距離を考慮して、一日につき、50キロ〜140キロほど走るように設定した。
さてさて、どうなることやら・・・

ルートは以下の通り;
名称GPS作成日一覧への表示編集削除
中山道 彦根〜京都三条2013-11-07 12:39:15公開中×0編集削除
中山道 恵那〜彦根2013-11-07 12:04:42公開中×0編集削除
中山道 長野県奈良井民宿しまだ〜恵那2013-11-07 09:36:02公開中×0編集削除
中山道 長野県民宿みや〜奈良井民宿しまだ2013-11-06 12:38:09公開中×0編集削除
中山道 高崎〜長野県長和町民宿みや2013-11-06 00:32:34公開中×0編集削除
中山道 日本橋〜高崎2013-11-05 23:03:44公開中×0編集削除





沖縄サイクリング 斎場御嶽&ニライ橋カナイ橋、そして隠れ民家レストランから絶景を望む!

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沖縄サイクリング 斎場御嶽&ニライ橋カナイ橋、そして隠れ民家レストランから絶景を望む!
Video: ニライカナイ橋からの絶景と斎場御嶽、そして見つけた極上の癒しレストラン
Garmin data:  走行距離 38 km 獲得標高 535 m 気温 25度

ツールドおきなわの翌日(月曜)帰りのフライトまで時間があったので、友人が前から行きたいと思っていたという南城市知念にあるニライカナイ橋方面に出かけた。
まずは、昨日のツールドおきなわのエイドがあった西原マリンパークに車を駐車。少し雨が心配だったが、友人と二人で出発。
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(車は1300ccのレンタカー。すごく小さいけれど、バイク2台と荷物を積めることが判明!)

西原町から南城市へ。2日間の疲れがあるので、平たい道を行くのだと信じてスタート。友人の後を追う。南城市へは国道331号線を南下。と、突然友人が県道137号線に右折。???と思っていると何だか目の前に急坂。ええ〜と思いながら進むと沿道の民家のおばちゃんが、「登るの〜?」と聞いてきた。上りが1キロ続くよ〜と聞いてがっくり。。。
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ガーミンが示す斜度は、10%から13%、、そして17%に。うっそ〜辛い!。と思っていたら、突然ガーミンがうまく表示されなくなった。信じられない。。と思い、横を見たら、すすきと見下ろした町&海岸がきれい。停まって写真を撮る。(一度停まったら二度と乗れないかも、と思ったが写真が優先^^;)
後でガーミンのデータを見たら、おばちゃんの言っていたみたいに、1キロあまりで120メートル登っていた・・・
登りきってしばらく行くと迷彩服の自衛隊の人が何やら作業をしていた。何だかテレビでしか見たことのないような発射台みたいのもある。さすがに写真は撮れないし、見ても悪そうだと、あまり横を見ずに展望台へ。ニライカナイ橋を眼下に絶景が広がる。友人が、一度ここへ来てみたかったので満足!という。私も良かったなあと思う。
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展望台からの風が心地よい。
さて、ここから世界遺産にもなっている斎場御嶽観光へ。斎場御嶽って読めない。「せいふぁーうたき」と読むらしい。琉球王朝の時代に、聞得大君(きこえおおきみ)が祈りを捧げたとされるスピリチュアルな空間。200円の入場料を払って徒歩で向かった。
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大きな岩とそして、樹木か根かが岩に絡まった様子はまるでカンボジアの植物に覆われた神殿のよう。
(斎場御嶽の詳細はビデオに収録)きっとここは、パワースポットに違いない。
さて、お腹も空いてきたのでお昼を、と思ったが何となく観光案内所のファミレス系のレストランに行く気になれない。それで、斎場御嶽の手前にひっそりと案内のあった一般の民家の入り口みたいなレストランに、こわごわ入ってみた。
入り口は狭く、一体何の店かわからないのに、5メートルも進んだところで、突然目の前の視界が開けた。大きな芝生の庭と眼下には真っ青な海。ハイビスカスに蝶が舞う美しくゆったりとした空間。それに人がほとんどいない・・・(もっとも入り口からこのお庭は見えないから、知っている人しか来ないかも)。お料理も一日1種類らしい。その日はスパゲティ。それにマンゴジュースを追加。
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トップの写真は、このレストランから見下ろした海の景色。
何でもこのレストランは民家の庭をお借りして営業しているとのことで、実際に家にはそのご家族が住んでおられるとのこと。しかし、極上の空間。あまりにも気持ちよくなり、動くのを忘れてまったりとする。
本当は80キロくらい走行する予定だったが、ここでおしまい!!
ゆっくりとしたすばらしい時間を過ごし、帰途についた。




ツール・ド・おきなわ「本島一周サイクリング」に参加(2日目)

カテゴリ:
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ツール・ド・おきなわ「本島一周サイクリング」に参加(2日目)
 Video: 第2日目。うるまから那覇へ、そして国道58号を北上しゴール!
Garmin Data:
1日目 走行距離 約183キロ 獲得標高 1892メートル 平均気温 23.7度
2日目 走行距離 約144キロ 獲得標高 758メートル 平均気温 27.7度

大会挨拶で、国際交流を!との呼びかけがあったにもかかわらず、一日目は余り台湾からの参加者に声をかけなかったので、今日は積極的に話しかけようと決心して出発した。せっかく日本まで来てくださっているのに、知らんぷりでは申し訳ない!
ビデオで撮影した「Drunken Monkey」の皆さんは5人で来日されたとのこと。みんな酔っぱらい!って言っておどけてくださった。しかし名前の由来は本当らしい。何と前夜にウイスキーを2本空けた…ちなみに5人のうち、女性が一人。で、お話しした方はそれほど飲めないとおっしゃっていたから、う〜ん凄すぎ!それにしても最後まで走りきれたのだろうか・・・
また、沖縄はどうですか?と聞いたら、今年は天気がよくて最高!去年は雨だったから、、、そう、今年は暑いくらい。この時期、お天気が微妙で、数年前は雨で低体温症になった方がおられたほど。
同じ日、東北や北陸では雪!!いや〜日本は本当に長〜い、とつくづく。
また、いつまで経ってもエイドに着かないのでお腹が減って、前を走っていた台湾の方に、エイドまで何キロかわかりますか?と聞いたら、17キロ!!と即座に返事が返ってきた。えっ!計算しながら走っている?!その方にしばらく引いていただいた。やっぱりひいていただくと楽チン!
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さて、いつもお腹を空かせていて恐縮だが、2日目のエイドは充実!おにぎりに、サンドイッチが3種類。一気に幸せな気持ちになる。(ビデオですごーい、と言い続けている自分が恥ずかしい・・・・)
ランチは那覇の「とまりん」。大きな三枚肉が2枚も載った豪華版沖縄そば。沖縄に住んでいる友人に聞いたのだが、沖縄にはおそばやおうどんはほとんどないので、時々むしょうに食べたくなるとのこと。そういえば、うどん屋さんや日本そば屋さんの看板はあまり見たことがないと気づいた。
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お昼はだいたい横になるのだが、今日はデザートにブルーシールアイスクリームを食べよう!ということになって、そこそこに出発した。沖縄に来たら、絶対ブルーシールは外せない!!
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 コーンにチョコミントとラムレーズンを載せてもらい、写真を撮ろうとして気づいた。右手にカメラ、左手にアイスクリームを持つと、一体どの手でシャッターを押すんだ! ということで、残念ながら写真はなし(でも、ビデオには撮っているので、興味があれば、そちらで!)。
恩納村に近づくととにかく海がきれいになる。青いそらとエメラルドの海。覗くと透明の水の下の岩の上で、太陽の光がゆらゆらと反射する。わ〜泳ぎたい!と叫んだら、「そうでしょう!潜ろうよ!」 と沖縄に転勤になってからダイビングにハマった友人が、魔の誘いをしてくる。。。
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 あまりにきれいだったので、記念に写真を撮ってもらった。ところで今日のバイクジャージはアメリカのウーマンリブ・キャンペーンの際の図柄をあしらったもの。
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話しの種にと思い、ハワイで購入したのだが、こういうかわったジャージもいい^^
で、友人と二人で決めポーズ!
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また頑張って走れそう!


 

ツール・ド・おきなわ「本島一周サイクリング」に参加(1日目)

カテゴリ:
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ツール・ド・おきなわ「本島一周サイクリング」に参加
Video:第一日目(5分と長め)参加者の走りとともに海岸やエイドの様子もたっぷりです!
Garmin Data:
1日目 走行距離 約183キロ 獲得標高 1892メートル 平均気温 23.7度
2日目 走行距離 約144キロ 獲得標高 758メートル 平均気温 27.7度

ツール・ド・おきなわのの本島1周サイクリングに参加した。沖縄本島中部の名護市をスタートし、1日目は北上しヤンバル一周。2日目は那覇まで南下するコース、2日間で330キロ弱を走る。久しぶりだったので海外からの参加者の多さに驚いた。登録参加者259名のうち、過半数を占める135名が外国人。うち約120名が台湾からの参加者。ということで、日本語より中国語の方がたくさん聞こえて来た。知人によると昨年は台湾からの参加者が、3.11を支援する小さなバナーをつけて走ってくれていたとのことで、その知人は昨年のお礼にと「I love Taiwan. 311支援 謝謝台湾」と書いたバナーを背中につけて走っていた。
1日目は、名護から美ら海海洋公園のある本部に向かい、本島の西海岸、国道58号線を北上するのだが、スタートして26キロ地点では水分の補給だけ、「道の駅おおぎみ」という57キロ地点まで食べ物のエイドがなかったので、40キロほどでお腹がぺこぺこになった。周りにコンビニもないしどうしようかと思っていたところ、昨晩豆大福を買っておいたのを思い出した。ラッキー、これでハンガーノックにならずに済む!とほっとした。
西海岸はずーっとフラットで走りやすく、エメラルドグリーンの海を左手に見ながら気持ちよく北上。本島の北端の奥と言われる場所で折り返す形で、昼食会場となる「奥やんばるの里」へ。ここが93キロ地点。この前後から山坂が多くなる。
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昼食は以前はヤギ汁と塩むすびにお漬け物だったのだが、しばらく前からカレーと豚汁&おにぎりのいずれかになっていた。カレーをもらったのだがどうも足らない。前日の説明会で2人分食べる人がいて最後の方はご飯がなくなったと聞いていたので遠慮していたら、周りの人から「おかわりできるよ!」と聞いて早速もらいに行った。腹が減っては、なんたらかんたら・・・
ここからは県道70号で、やんばるの山の中を走る。本島一周のハイライト。アップダウンが激しく、西海岸と大違い。「やんばるくいな飛び出し注意」の看板が至る所にある。
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また沿道にこんな可愛い茶店も。昨年ヤンバルを走ったときには、この茶店でぜんざいをいただいた。ちなみにぜんざいは沖縄で氷小豆のこと。
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さて、このあたりから足は売り切れてくる。昼食会場からはアップダウンの繰り返しで平らなところは一切ない。何度も走って知ってはいるけれど・・・しかし、毎度きつい。とにかく早くエイドにつかないか、そればかりひたすら考える。途中人がたくさん休憩していたので、エイドかと思って入ったら単に売店。あまりの暑さと空腹で、大きな「小豆まんじゅう」というアイスクリームを買って食べる。真ん中にあんこの固まりがそのままどってりと入っているお〜きなアイス。普通だったら食べないかも、と思うけど、今はとても美味しい。
カロリーを補給し、少し元気になって走り始める。143キロ地点の東村のエイドでパイナップルの補給。エイドでボランティアをしていた高校生くらいのお嬢さんに、パイナップルの生産日本一なんですってね?と声をかけると「6月とか7月とかのパイナップルは、マンゴみたいに甘くて美味しいんです!」とニコニコして教えてくれた。う〜ん、そのころは来ないかも。。残念!!!
甘酸っぱいパイナップルを満喫後、知人が「あと40キロだからもう先が見えた。良かった。」と言って来たので、「いや、この先のカヌチャベイの坂を登らないと安心できない」と私。それからまた、登って下って登って下って、、、大きな丘?山?を4つ程超えてようやくカヌチャベイに差し掛かった。「ようやく、ここで先が見えた!あとは大きな坂は一つだけだ!!」とほっとする。
しかしお腹はすく。次のエイドは近いと思ったがハンガーノックになったらおしまい。
飲み物の自動販売機があったので、コーラを買って飲む。私の他にもう一人、コーラを飲んでいた人がいて、「もう次でリタイヤする予定です」と話しかけてきた。聞けば、前半はトップグループで走ってきたが、昼食の後、トップグループがなかなかスタートせず、体が冷えてしまい、足が攣りまくっていて、もう走れないとのこと。休憩の時間が長すぎると調子が狂うということは確かにあるなあと思う。
さて初日最後のエイドは、わんさか大浦パーク。167キロ地点。ここで、私が所属するチームのメンバーが全員集まる。そのほとんどが1日だけの参加で帰るため、記念写真を撮った。
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わんさか大浦パークのエイド⬇ みかんが甘い!
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Cycle Mode 2013で説明員をしてきました!

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CYCLE MODE 1
私の所属するチーム大王(百哩走大王、ひゃくまいるそうだいおう)が、今年もCycle modeに出展したので、11月3日〜4日の二日間お手伝いに行ってきました。
ちょっと大王について説明すると、、、チーム大王はロングライド好きのグループで100%趣味の会。
交通ルールを遵守し安全な乗り方をすること、大会主催者へをリスペクトすることなど、紳士的なルールを「大王7原則」として提言している。名前の大王は日本各地で開催されるロングライドの大会の参加完走回数で「大王」という称号をゲットできることに由来する。
趣味の会なので、今回の出展もいかなるメーカーとも団体ともタイアップすることもなく、スタッフが手弁当で参加。中立的な立場でロングライドの様々な楽しみ方を提案し、ロングライドの楽しみを知っていただこうというもので、Cycle Mode出展ブースでは恐らく唯一営利的な目的をもっていないブースではないかと。
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下は、ツーリング用のバイク。
9キロ台とちょっと重いロードですが、泥よけがついていて、テントまでは無理ですが、ある程度のものを携行して走ることが可能。工夫ポイントを手書きで説明しています。
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次のバイクは、一泊二日用。ワンタッチでペダルが外せたり、サドルバックをクッション材代わりにするなど、輪行の工夫が満載。
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私もバイクを展示しましたが、その内容は本ブログで紹介したので今回はパス!
北海道ツーリングノウハウ女子的スローツーリングの薦めなどで紹介したものをそのまま説明。何せ、女の人は男性みたいに長距離を走ることやタイムを競うことではワクワクしませんからね!!

さて、女性がどんどんサイクリングを楽しむようになって、女性をターゲットにしたブースが増えた。
下は、台湾からの出展ブース。もともと台湾はサイクリング王国。女性用の可愛らしい小物が陳列されている。
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下は日本の工具メーカー、Factory Gearの展示ブースで発見した革製のフロントバッグ。
こういうフロントバッグをつけたら、一気に気持ちが高揚。サイクリングが楽しくなること請け合い。
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また下は、女性向けのサイクリングライフを提案するブース。
ウェアや小物、お尻の痛くならない乗り方などなど、女性目線で紹介していた。
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やはり、女性が参入すると華やか。速く長距離を!という男性の乗り方とは一線を画し、楽しみ方の幅を大幅に広げた。これからは様々な楽しみ方が提案されていくに違いない。

今どき女性が望むサイクル・ライフって?

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スライド1
今どき女性が望むサイクル・ライフって、どんなものなんだろう。
所属するロングライドの団体が、明日から幕張で開催されるCycle Mode 2013 に出展するので、そのお手伝いにいくこととなった。
私自身のツーリング用の自転車を展示 。ロングライドの魅力を説明するのだが、、、
しかし、今どきのサイクリング女子は、一体、どんな自転車ライフを望むのだろう・・・

サイクリングは元々男性のスポーツ。
私が始めようと思った2002年。今のようにかわいらしいジャージもスカートもバイクの装飾も一切なかったし、女性のサイクリング人口もそれほど多くなかった。
男性と同じ土俵で 、自転車に乗る。それはトライアスロンも同じだが・・・

それから10年あまり、時代は変わった。
今は空前のサイクリングブーム。ショップの数も激増したし、女性サイクリストも急増。
夫婦ライドなる言葉や、婚活ライドなる言葉も生まれた。ヤビツで、10人ほどの女性集団が颯爽と降りてきたときにはドギモを抜かれた。

でも必ずしも、女性が男性と同じ乗り方をする必要はないのではないか・・・
もっとゆったりとした自転車ライフの楽しみがあるんじゃないか・・・そんな風に思ってみる。

私自身、ブログで走行距離や獲得標高をデータとしてあげているし、先日のHOTAKAのように女性完走者がたった一人というような大会に参加したりしている。それって男性のやっていることのコピー??

きっと、女性ならではの楽しみ方があるはず。
そこで、こんなチラシを作ってみた。(トップの写真)
「女子的ロングライドの楽しみ方〜スロー・ツーリングの薦め」

スローツーリングなんて言葉はもちろんない。私が勝手にスローフードとかスローライフとかをかけて、作った言葉。
走行距離や獲得標高、さらにはタイムを競うのではなく、自転車に乗ることでもたらされる出会いや自然とのふれあいをとことん楽しむ。そんな提案をしたくて、このチラシを作った。。。
こんな風に感じる女性サイクリストは私だけだろうか・・・

ちなみに以下添付は裏面の内容。
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国内ツーリングのノウハウ(北海道ツーリングを例に)

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ある事情があって、古いツーリング報告をアップすることにした。
ちょうど良い機会なので、その際の国内ツーリングのノウハウについても私の例をお話します。

私が道東に単独ツーリングに出かけたのは、今から9年も前の2004年のこと。
トライアスロンに憧れて自転車を始めたものの、当時はまだ怖くて公道を走ることができず、楽しそうにライドを楽しむ仲間を、指を加えて見ているしかなかった。

しかし、それではいつまでも 自転車を楽しむことができない、走らなければならない状況に身を置こう!と一念発起して出かけたのが北海道だった。

ルートは、女満別➡網走(サロマ湖)➡ウトロ➡知床峠(カムイワッカの湯トレッキング)➡羅臼➡開陽台➡釧路という7日間。平均して80キロ/日をすべての荷物を携行して単独ツーリングを行った。

ツーリングなど遠征で課題となるのは大きく以下の二つ;
(1)北海道までのどうやって自転車を持っていくか
(2)ツーリング中の荷物をどう携行するか

(1)については、飛行機で輪行するのが一つの方法。国内線であれば扱いがある程度丁寧なので、無理にハードケースでなくともオーストリッチやシーコンなどのクッション材が入った輪行袋でも良い。空港までは普通の宅配便は受け付けてくれない場合があるので、JALのABCなどの宅配サービスを使うのが良いだろう。
また、日本サイクリング協会の会員であれば、ヤマト運輸を使って割安で自転車を送る(サイクルヤマト便)ことが出来るのでそれを使うのも一案。なお、バイクケースは旅行中もって動く訳には行かないので、飛行機輪行の場合もサイクルヤマト便を使う場合もツーリング初日の宿から最後の宿泊宿まで送る。

(2)については、なかなか難しい。まず第一にロードバイクはものを積んで走るようには作られていないので、重いものを積むと負荷がかかり、自転車の寿命を短くしかねないし、何よりも6〜8キロほどしかない自転車に同等の重さの荷物を積んではバランスが取れず、危険。男性だと着替え1枚で良いかもしれないが、女性はそんな訳にはいかない。宿に着いたらきれいなTシャツに着替えたいし、化粧品だっている。それに、周辺の観光スポットに行くのにバイクシューズでは危険だから、別途シューズは持ちたいし、カメラだって持ちたい。パンクなどの工具やスペアチューブももちろん必要だ。そうするとどんなに荷物をしぼったってすぐに5〜6キロにはなってしまう。
そこで私が実践したのは以下の2つ。
1、それでも全部持つ方法
2004年の道東ツーリングは、荷物を最低限にして、以下の写真の装備で旅した。
2004装備
既に写真のデータがなく、印刷物を写真に収めたので、見にくくて申し訳ないが、装備としてはご覧のように、ロードバイクにぎりぎりの大きさのサドルバックに、フロントバック。そしてデイバックで対応した。携行したのは以下;

・タイヤのスペアチューブ 2
・エアボンベ 1
・バイクパンツ 3
・Tシャツ 3

・ランバン 2
・ランキャップ 1
・ランシューズ 1
・靴下 3
・タオル(フェースタオル・ハンドタオル) 各2
・雨具(ウインドプレーカ) 1
・地図(カラーコピーをして。通常はオートバイツーリング専用の地図、ツーリングマップルを使用。距離や高度だけでなく周辺の観光スポットや美味しいB級グルメなどの情報が満載)
・洗剤(ビニール袋に入れて)
・アミノバイタル
・携帯電話+充電器 デジカメ+充電器
・日焼け止めと基礎化粧品

・携帯用の小さいラジオ 
現在であれば、若干の変更はあるだろうが、基本的には上記と同じだと思う。 
夏だったので、Tシャツとランパンは宿での部屋着(パジャマ)として着て、翌日はそのTシャツでそのまま走った。
2、宅配便をうまく使う方法
2007年の北海道ツーリングでは、トレッキングも旅程に入れたため、登山靴を携行しなければならず、宅配便をうまく活用した。

ルートは、稚内➡礼文島(トレッキング&サイクリング)➡利尻島➡稚内。
やり方としては;
1、稚内にバイクと身の回りのものを送付すると同時にその翌日に泊まる礼文島にも登山靴などトレッキングの装備を送付。
2、稚内を出発するときにその翌々日に泊まる利尻島のホテルに必要な装備を送付・・・という感じで、宿を出発する朝に翌日ではなく翌々日に宿泊する宿に荷物を送り、必要となるものが常に宿泊先に前もって届いているという状況を作った。この方法だと、携行する衣類などに余裕があるので、洗濯も毎日ではなく、余裕のある時や、同宿に連泊するときにまとめて出来る。

ご興味があれば、2004年の道東ツーリングレポートを添付したので、クリックしてご覧いただければ幸いです。 北海道の男女別相部屋の徒歩ネットで見つけた宿や無料温泉の話、ライダーさんたちや現地の人とのちょっとした出会いなど を書きました 。

No.1 装備

Hokkaido_doto_all
7/29 羽田➡女満別➡網走
7/30 網走➡サロマ湖サイクリングロード➡網走 
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 7/31 網走➡知床(ウトロ)
北海道の旅人宿
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 8/1 知床(ウトロ)➡カムイワッカの湯➡知床峠➡知床(羅臼)
北海道の共同温泉
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8/2 羅臼➡マッカウスの洞窟➡相泊➡セセキ➡羅臼
8/3 羅臼➡薫別➡川北町➡開陽台
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 8/4 開陽台➡中標津➡紅別➡標茶➡塘路➡釧路
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Giro de HOTAKA 2013 に参加 雪と紅葉と激坂と!

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Giro de HOTAKA 2013 に参加。雪と紅葉と激坂と! 
Garmin data 詳細 走行距離 83キロ 獲得標高 1808メートル 温度 5度
Video:雨に濡れる紅葉の美しさと雪、それでも頑張ります!

10月27日、群馬県片品村で開催されたGiro de HOTAKA 2013に参加した。
折しも台風27号と28号がほぼ同時に襲来。開催されるかどうか危ぶんだが、最終的には土曜日には熱帯高気圧に変わるとの予報が出たため、日曜はきっと台風一過の素晴らしい好天と踏んだ。
前日受付は午後3時から片品村のペンション。「こんにちは〜」とドアを開けると、「時間があったら珈琲飲んで暖まって行って下さい」とものすごくアットホーム!
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参加賞はりんご! みんな珈琲を飲んで暖まる。向かいに座っていた参加者ご夫婦と話し込む。
ご主人はヨーロッパの大会にたくさん出ていらっしゃるというのでお話を伺った。特に良かったのはイタリア、ピナレロ社が開催しているツアーとのこと。ピナレロ社の新しいバイクを借りて走れるらしい。。
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さて、雨は止まない。。夕食が終わっても止まない。。変だな〜台風は過ぎたのに。
で、ものすごく寒い。ヒーターを全開にする。それでも寒い。
何だか寒くてあまりよく寝られない。ほとんど寝ずに朝を迎えた。。外に出たら、雨がまだ降ってる。
うっそ〜!!
それでも支度をして、出発地点の武尊牧場の駐車場へ。雨が強くなっり弱くなったり・・
スタッフの方が「晴れますよ!」と何度も言ってくれるけど、雨は一向に止む気配はない。
寒い。。。雨具上下、レインシューズカバー、レインキャップ、そして雨具の下には冬用のジャージとウィンドブレーカを着込むという重装備。
周りで、不参加の手続きをしている人がいる。私も悩む。でもせっかく遠路来たんだし、台風も通り過ぎたことだし、、、きっと天気は回復する。もし回復しなかったら途中棄権でもいいし、とにかく走り出そう。と決心する。
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元々、参加者は157名。内、女性は8名。女性の参加者が少ないのは坂が多いから?
でもこの雨、出走するのは一体何人だろう・・・
7時スタート。最初は下り。ずっと下り。冷たい雨が頬に当たって痛い。
道路は雨で濡れていて、ブレーキが利きにくいので、慎重に降りる。それに、濡れた落ち葉がタイヤにはり付いて、すれるようなおかしな音を立てるので、時々立ち止まって葉を取り除く。
数キロ降りたところで、やっと登り。嬉しい。やっと体が温まる。
緩やかな登り。幹線道路から左に折れて少し道が狭くなったなと思ったら、急坂がやって来た。
辛いけど、標高が高くなる程、周りの木々が黄色や鮮やかな紅色に変わって行く。
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きれい。スタッフさんが立って写真を撮っていたので、「これを見れただけでも走った甲斐があります!」と言ったら、そういっていただけると嬉しいです!との返事。
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登れば登るほど、色が深くなる。
雨の中、カメラがだめにならないか心配だけど、撮らずにいられない。
それに撮ってる間にどんどん他の参加者が後ろから追い抜いて行く。
最後尾の車がまだ来ないからいいか!と居直り、ビデオや写真を撮る。
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と、前方から、参加者が戻ってくる。「あれ?、Giro(一周)だから、U-ターンはないはず???」何人かすれ違ううち、参加していた外人さんがNGサインを送って来た。「ん?」
日本人も戻って来て、「雪で短縮!第1エイドで折り返し〜」と叫んで、通り過ぎた。
あ〜そうなのかあ。。残念だけど、この紅葉が見れただけでも幸せ!!それなら時間はたっぷりある(はず!)ゆっくり紅葉を楽しんで登ろう。と、写真を撮り続ける。
上から、チーム大王のSさんが降りてきた。あっ、参加されてたんだ、と声をかける。「台風一過だから、雨の準備をしていなくて・・・」とSさん。見るとウィンドブレーカだけ。ずぶぬれ・・どうか風を引かないで!
そうこうするうち、なんか顔が痛い。「あれ?何かヒョウが降って来た、、うそ〜〜!、凍える」見上げると、雪山が見える。
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ほんとに降ってる。。。でも紅葉と雪ってきれい。
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第一エイドで、温かいワカメスープをいただく。紅葉と雪を一緒に見たのは初めてです!といったら、そうかい?俺はいつも見てるよ!と。なるほど、住む場所によって、心の風景も違うんだ。
スープとパンでお腹も体もあったまって、来た道を引き返そうと、「あとは下りだけですよね?」と声をかけたら、「いや、いったん戻って第4エイドまで行って戻ってくるんだよ」とのこと。まあ山を登るのではなく、標高の低い場所だからたいしたことはないだろうと高をくくって出発した。
いや〜寒い。ずっと下り。グローブもびしょびしょで、手がかじかむ。おかげで写真を撮る余裕なし。
30キロで第1エイド、なので約30キロ戻り、そこから第4エイドまで走る。全部で80〜90キロくらいかな? あとどのくらいの距離かわからないけど、まあ頑張ろう!と気楽な気分。。
しかしだ、60キロを過ぎてずっと登り。延々と登り。そいうえば、受付のときに話した方が「上りと下りしかないです」と言っていたな〜と思い出す。甘かった・・・
最初のうち、斜度は5〜6%位だったが、そのうち、8〜10%に。一体何キロ続くんだろう・・・
もうだめだ、引き返そうかという思いが脳裏をよぎる。でもまだこげるから行くしかないか。と固まった腰に負担をかけないように、時々スタンディングで登る。
ようやく背嶺トンネルにさしかかった。ここでスタッフの方が、「トンネルの先は下りだよ〜」と声をかけてくれた。あ〜良かった、、ん?待てよ、ということは、降りた分またここまで登るんだ、、と気持ちが萎える。
トンネルの先は下り、急な下り。え〜っうそうそ、こんな坂を登って引き返すなんて無理〜。。
一体どこまで下るんだ!と頭が真っ白。
下る途中、大王チームのSさんが登ってきた。「Sさ〜ん、もうここまでで死にました〜」と叫んだら、「もう一つあるよ〜』との返事。そう、この坂を上らなくちゃ行けないんだ・・・
舗装が切れた先にようやく第4エイドがあった。ここまでか〜。一体どのくらい降りたんだろう。
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おふと卵入りのお味噌汁。温かい。おいしい。お腹もかなり空いていたので、いなり寿司やリンゴ、そしてバナナをいただく。参加者の方達と、これまた登るんですよね〜〜と当たり前のことを話す。一人一人と出発するので、私も仕方なく出発する。
さっきは10%の坂で死んでいたのに、今度はずっと11%。時々12%になる。腰がこう着状態。
ペダルが降りなくなるとスタンディング。スタンディングだとメータは見れないので、何%かわからない。もしかしたら12〜13%以上かもしれないし、疲れてきたからスタンディングになっているだけかもしれない。美しい紅葉を見る余裕も、いわんや写真を撮る余裕も一切なし。
もと来たトンネルまでやっとのこと到着。他の参加者の方々と辛かったですね〜と話す。ストレッチをしていた人がいたので、「ストレッチすると足が攣りますよ!」と声をかかる。そうなのです。経験上、攣りそうだからと思い、ストレッチをするとそこで一巻の終わり!というのは何度も経験済み。
後は下りだけなので、何とか頑張りましょうと声をかけながら、長い下りを出発。
最後の上り3キロはさすがに体力がなくて、たらたら登る。いや〜、120キロは絶対無理!

ゴールすると暖かい豚汁。そしてまぜご飯。美味しいな〜。
すすっていると女性第2位だと告げられる。そうなんだ、ほとんどびりでゴールしたから女性完走者は2名だけか。。。この雨だものね。。

よく頑張った、、と自分をほめていると、参加者の女性から声をかけられた。「実は私リタイヤしたのに一位なんです・・・開催者にリタイヤだと説明したので、あなたが一位なんです」と。

え〜、ということは女性完走者はたった一人???

主催者の方に「一位の賞状が準備できなくてごめんなさい」と言って下さったけど、もともと一人しか完走してないのに、一位も二位もない。それにあれだけ写真とビデオ撮りまくっていたし。。。
「賞状はなくていいですよ。完走証だけで、」と言って、帰路についた。

それにしてもスタッフの皆さん、寒いのに本当にありがとう!雨の中、走ってよかった!美しい紅葉が見れて良かった。エイドの皆さん、本当に寒かったでしょうに、サポートしていただいて本当にありがとうございました!

ユタ州 キャニオンランドを行く(8) Burr Trail,州道12号は パノラマ街道

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ユタ州 キャニオンランドを行く(8) Burr Trail,州道12号は パノラマ街道
Garmin Data 詳細:走行距離 100.24キロ 獲得標高 1333メートル 気温 30.8度

前々日にエスカランテからボルダー山頂を経由してトーレイに向かったが、今日はまずボルダー山まで車で移動し、そこからBurr Trail(バールトレイル)を走り、そのまま12号線で、エスカランテに逆走する。
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ボラダー山頂でいったん停まってもらい、山頂の看板横で写真を撮ってもらった
しかしよくここまで上ってきたものだ。
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山頂付近は9月というのにきれいに色づいている。
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登りは必死だったので、あまり景色を見る余裕もなかった。改めて秋を感じる
3000メートル近い標高だが、周りは牧場。牛がゆっくりと道を横断する
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さて、山頂近くの駐車場で、サイクリングの準備をする
アシスタントコーチの彼は大学院生。来年から博士課程への進学が決まっているとのこと。
彼は世界中のアマチュアレースに参戦しているというので、帰国後彼の名前を検索したら、You Tubeなどにインタビューやレースの映像が出ていてアマチュア界では有名な人だった。。。とてもよくサポートをしてもらった。彼はこの後、急坂をメットにカメラを装着して走り、あとで映像を見せてもらったが、なんと前を走る車を追い越していた・・・
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州道12号線から、Burr Trailに入る。ここは途中で舗装が切れるので、そこでUターンをすることになる。
しかし、下りは先が切れたように見えるほど(つまり先が見えない、、道がないように見える)の急な下り。。。恐ろしい。こんな坂、帰りはきっと登れない、、(写真は怖すぎて撮れなかった)
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急な下り坂が続き、帰りはとても登れない。途中で後ろから走ってきたリチャードに「今下ってきた坂は登れないので、折り返し点で車に乗ってパスしたい」と言ったら、「車は来ないよ!」と一言。このBurr Trailは細く険しい曲がりくねった場所が多いので、あんな牽引車は入って来れないのだ。。がっかりしただ、覚悟を決めてUターンのゴール地点をめざす。
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道の両側は切り立った崖が続く。今日はいつもにも増して太陽の光が強く、陰影がくっきり
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やっとUターン地点に到着。空が抜けるように青い。
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ここから先は未舗装道路。天気の良い日は走れるが、雨にかわると4WDでも通行不能になるという。
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きっとその分景色もいいのだろうなあ・・・道の先はキャピトルリーフ国立公園。近道なのだとか。
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来た道をがんばって折り返す。
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急な登り(16%ほど)も何とか登りきって、やっと平坦な道へ
こんな不思議な形の山が途中であった。(いや、ユタに来てから不思議な景色ばかりだが)
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Burr Trailサイクリングを終えて、州道12号へ。
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山の尾根伝い部分もたくさん、、下の写真
道路の両側が切り立った崖なのはわかるでしょうか・・・
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ちなみに道の右側はこんな感じの景色。写真だとうまく伝わらないかもしれませんが、実際、見下ろすと怖いです。。。
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ちなみに州道12号線はパノラマ街道と呼ばれている。100キロ以上も続くパノラマ。それに最高地点が約2900メートルと標高差もあるので景色もバラエティに富んでいる。
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道そのものが絶景だから、展望台にわざわざ行く必要もない。。。
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この下の写真は12号線を登って、後ろを振り返ったところ。。。
荒野の中延々と続く道を確認できるだろうか。。。
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上の写真は右奥へと道がつながっている。
さて、エスカランテからは再び車に乗り、ブライスキャニオンまで移動
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まっすぐブライスキャニオンへ
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下は車窓から見えた山
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ブライスキャニオンに近づいてきたのが山の感じでわかる。
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州道12号線はブライスキャニオンからキャピトルリーフまでつなぐ道。
この3日間でダイナミックな景色を堪能した。

 

ユタ州 キャニオンランドを行く(6) Scenic Drive, キャピトルリーフ国立公園

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ユタ州 キャニオンランドを行く(6) Scenic Drive, キャピトルリーフ国立公園
Garmin data 詳細:走行距離 80.63 K 獲得標高 884 m 気温 26.9度
Scenic Drive(シーニック・ドライブ&Fremont River沿いを走る) 

今日は宿泊したTorreyをベースににキャピトルリーフ国立公園内 のシーニックドライブとフレモント川沿いの道を走った。まずはホテル前から!
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州道24号線をまっすぐ
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ここからシーニック・ドライブ
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記念撮影!
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親子参加のメンバーの息子さんの方。息子さんは慣れていないので上りは常にパス。
下りをメインに楽しいんでいた。
(レースじゃないから、これもあり。好きなところを走ればよい!)
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荒々しい景色が続く
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こちらはお父さんの方。親子参加っていいなあ・・・
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コーナごとにすてきな景色が展開
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ここが一応シーニックドライブのゴール。
前日のボルダー山頂で私が「やったー!」と叫んだのを聞いていたメンバー。
I made it!だよと教えたら、ここで「やったー!」と万歳。
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この先は、ダートになるのでバイクに乗らずに少し散策
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少し走り足りなかったので、いったん24号に戻り、フレモント川(Fremont River)を走る
とcうう、先住民の岩絵をみる。(写真はなし)なんだか宇宙人が書いたみたいな・・・

休憩!
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ここからホテルへと引き返します
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道はひたすら続き、両サイドには奇岩が。
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ホテルに近い!
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ホテルでのランチ後、参加メンバーによるギターの午後。ゆったり過ごす

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ユタ州 キャニオンランドを行く(5) EscalanteからTorrey(キャピトルリーフ国立公園)へ

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ユタ州 キャニオンランドを行く(5) EscalanteからTorrey(キャピトルリーフ国立公園)へ
※本ツアーには、2012年9月に参加したものです。写真を見ていただきたくて、ブログに掲載します。
Garmin Data詳細: 走行距離 107.8キロ 獲得標高 1940 メートル 気温28.1度

さて今日はハードな登りの日!(といっても毎日結構な登り続きですが・・・)
まず一つ目は、ホグスバック(Hogsback)山頂への登り。そしてその後、ボルダー(Boulder)山。。。。
今日もひたすら州道12号線を走る。左右はこんな感じ。
何もない荒野の中にあるのは12号線だけ。。。一本道だけど登ったり下ったり・・・
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途中でキャンピング道具なんかを積んでツーリングをしているカップルに遭遇。
とってもすてきだったので、写真を撮らせてもらった。
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すごく荒々しい景色なんだけど、写真だとあまり伝わらないのが残念。
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何か変だよね、、、荒野の中の道に突然こんな看板があったりして・・・
砂漠の中の「カモ」??
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ひたすらこんな感じ・・
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12号線は結構尾根伝いで、道路の両脇が切り立った崖だったりする・・
で、下はHogsbackの坂を上りきったところ。Topの写真はメンバー全員で記念撮影。
Hogsbackの手前は10〜16%の坂がずっと続く。私は登る前、上を見上げて、気持ちがかなり萎えた。
途中までヘイヘイと登っているところで、リチャードが上からさーっと下りてきて、私の様子を見ながらずっと下まで降りてまた登ってくる。嘘だあ。。。こんなとこ、私は二度と登りたくないのに。
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Hogsbackの頂上からは狭い尾根伝いの道。両側絶壁。日本では考えられないけど、柵がない。
そんな道をしばらく下ったら、また徐々に上り坂。だらだら5〜6%の坂が延々と続く。
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みんな私より遥かに早いから、私が休憩場所に着くか着かないかのタイミングで、みな再出発。
それでも、ハアハア息を切らしながら何とか頂上に。9600フィート。
写真がぼけているけど記念写真。9600フィートって、2926メートルの高さ。
3000メートル近くの所まで登るなんて・・・信じられない。
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後はボルダー山を一気に下って、ボルダーの町に。
コーナーを回って、ボルダーの町が見えた時、一緒に走っていたニューヨーカーに「ボルダーはランナーの聖地だったよね?」って言ったら、「それはコロラドだよ!」って、なんだ〜違うんだ〜ってがっかり。
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リチャードとシカゴから参加のマイク。(時々こうして待っててもらう・・・)
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キャピトルリーフ国立公園までもうすぐ!遠くに見えるのがトーレイ(Torrey)の町。
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やっと着いたあ!下はホテル前の景色。
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今日もよく登った・・・
 
ホテルの部屋から絶景が・・
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こんな景色を見ながら寝れるなんて最高!下はベッドの上に寝ながら見えた景色!
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ユタ州 キャニオンランドを行く(4) Rainbow PointからEscalanteへ

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ユタ州 キャニオンランドを行く(4) Rainbow PointからEscalanteへ
走行距離140キロ/獲得標高 記録なし(3)の続き(同じ日ですが写真が多いので2つに分けました)
Garmin data 詳細:
(3)でも書きましたが、途中スイッチを入れ忘れているので、距離、標高とも少なくなっています。※2012年9月に参加したツアーです。
 
ブライスキャニオンからエスカランテ(Escalante) まではユタ州道12号線をひたすら進む。12号線は全米に96カ所ある国立シーニックバイウェイの一つで、ブライスキャニオンからキャピトルリーフ国立公園を結ぶ変化に富んだ道。この日はその途中のエスカランテまで行く。
ブライスキャニオンを一気に下り、まずはランチ!
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自分でサンドイッチを作る。チーズとハムとトマトとピクルス。
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腹ごしらえをして、エスカランテに向け出発。
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景色はどんどん変わって行く・・・
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途中、可愛い馬やポニーがいたりして、、、休憩♩
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ひたすらまっすぐ。毎朝行程の書いてあるキューシートをもらって走るけれど、回り角はいつも3つか4つ。100キロ以上走るのに・・・
日本では考えられない(だから私でも迷わずに目的地にたどり着ける^^;)
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この展望台まで、結構なきつ〜い坂、、、
この日はGarminのスイッチを入れ忘れ、獲得標高が実際より少ないが、
でもきっと1500メートル以上は登っている気がする・・・
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頂上で記念撮影!私の愛車。
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一気に下りて、またひたすらまっすぐ!
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12号線沿いにあるグランドステアケース・エスカランテ国定公園はアメリカでもっとも広大な公園。
両側に荒野が広がる。。。こんな道をひたすら走り、エスカランテに到着!!

夕食は鶏が放し飼いの庭でバーベキュー。
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ビールは絶対外せない・・・アメリカではペールエールが一番おいしいような。
ビールの右側のごっつい人がリチャード。Cycling Escapesのオーナーさん。
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この生の人参、美味しいんだよね〜
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 今晩のホテル。このモーテル、西部劇に出てきそう!
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明日もがんばるぞ! 

ユタ州 キャニオンランドを行く(3) Rainbow Point, Bryce Canyon

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ユタ州 キャニオンランドを行く(3) Rainbow Point, Bryce Canyon
走行距離140キロ/獲得標高 記録なし(天候によりコース変更)※2012年9月に参加したツアーです。
Garmin data 詳細:途中スイッチを入れ忘れているので、距離、標高とも少なくなっています。

エスカレンテ(Escalante)に向かう前に、まず山登りしてレインボーポイント(Rainbow Point)に向かう。ここまではいろんな絶景ポイントがあって、それぞれ皆思い思いにバイクを止め、景色に見入ったり、写真を撮ったり。。。完全な観光モードになる。(写真を何枚か続けて紹介!)
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一番上のヨビンパポイント(Yovimpa Point)からは、延々と続くブライスキャニオンの絶壁を臨み、その壮大さに言葉を失う。以下はヨビンパポイントのトレイル説明と大パノラマの写真。
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延々と断崖が続いているのがわかる。この断崖は30マイル(50キロ弱)も続くという。
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ヨビンパポイントの駐車場。ここから一気に下り、エスカレンテに向かう。
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ユタ州 キャニオンランドを行く(2) Zionから、Bryce Canyonに

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キャニオンランドを行く(2) Zionから、Bryce Canyonに
※昨年9月に参加したサイクリングツアーです
Garmin data 詳細 走行距離 
144.81 km 獲得標高 2,056 m 気温 26.4 °C

このツアーは、サイクリング・エスケープス (Cycling Escapes)という企画会社(オーナーのリチャードとアシスタントの男の子の二人で、各ツアーを運営)が行っているもので、米国全土&カナダまでをカバーするツーリングを年間を通じて企画募集している。
私が参加したユタ・バイシクル・ツアーズ (Utah Bicycle Tours)は、例年同様のメニューで実施されている。(コースの詳細はリンクしたサイトでご確認いただけます。)
今年、ロサンゼルスでのツアーに参加したいと思い、9月末にメールをしたら、まさにユタツアーの真っ最中で、懐かしく思い出した。

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さて、二日目はザイオン国立公園(Zion National Park)からブライスキャニオン国立公園までの約145キロ。
昨日走ったザイオン国立公園を抜け、つづら折りの山を登る。しばらくして、ザイオン山のトンネル( the Zion-Mt Carmel tunnel)に差し掛かる。ここは自転車での走行ができないので、全員のバイクをトレーラーに積み込む。トンネルの中は所々明かり取りのために岩に穴(窓)が開いていて、その穴ごとに景色がどんどんかわるのが分かる。
トンネルを抜けて、バイクで再出発。
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気持ちよく走る。
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途中で記念撮影。
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ランチはみんなでピクニック。
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補給はこんな感じ。
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今日は距離がある上に、獲得標高も結構ある。しかもこの日は向かい風。
他のメンバーと走力の差があるので、後半は単独走行。辛い。沿道ののどかな景色に励まされる。
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向かい風に負けそう、何だかずーっとだらだら登り。。。辛い。
と思っていたら、突然左前方に赤い山、いや、崖が。。。面白い形!
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何これ?着いた?これがブライスキャニオン?
突然、元気が出る。
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ブライスキャニオン国立公園に入る入り口で、リチャードが待っていてくれて、水と食料の補給を受ける。ここからはサイクリングロードに入る。
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ほとんど一人旅。後ろから「On your right!」と行って男の子が追い抜いて行った。
そうか、日本で「右、通りま〜す」はこんな風に言うのか、と今更ながら、アメリカでのサイクリングに感激。
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今日は、ブライスキャニオン国立公園内のコテージに宿泊。
私以外のメンバーは散策を楽しんだとのことだったが、私はかなり遅いゴールだったので、散策は明日!
明日も頑張ろう! 

ユタ州 キャニオンランドを行く(1) ZION National Park

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ユタ州 キャニオンランドを行く(1) ZION National Park
※2012年9月に参加したツーリングのレポートです
Garmin data 詳細: 走行距離 
36.49 km 獲得標高 241 m 気温 31.7 °C

昨年9月にユタ州のキャニオンランドにツーリングに出かけた。
その際の写真だけでも共有したいと思い、遅ればせながらレポートします。

アリゾナ州のグランドキャニオンは有名だけど、実はユタ州にもたくさんキャニオンがある。
それぞれ個性があり岩の形が異なるだけでなく、色もカラフルで「色彩の国」とも言われる。

私が参加したのは、ニュージーランドのアドベンチャー企画会社が紹介していたもの。
ニュージーランドで紹介する米国のツアー。当然、世界各国から参加者があつまるもの。。と思っていた。
ところが、集合場所のラスベガスのホテルに到着してみると。。。全員がアメリカ人、そして男性ばかり・・・マジですか・・・!?
女性は一人もいない。。。(下の写真、、、強そうな男性ばかりでしょ!)
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今日から約700キロの行程、、、一体どうなることか。
まずは、ラスベガスからトレーラーに参加者のバイクを載せ、
ザイオン・ナショナル・パーク(ZION National Park)の玄関口、スプリングデールに向けて出発!
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さすがアメリカ。砂漠が続く。雄大!
道中の景色もすばらしい。ガソリンスタンドで給油。
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私たちもランチを買って、補給!
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スプリングデールに到着。
ホテルから臨む山を見て、わくわくする。
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チェックイン後、全員でザイオン・ナショナル・パークに向け、出発!
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下の写真は、ザイオン・ナショナル・パーク入り口。
ここから、トレッキング・ロード。といっても、舗装してあるので、ロードバイクも問題なく走れる。
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切り立った崖と青い空。絶景の連続。
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目の前に繰り広げられるパノラマにただただ、感嘆の叫び声をあげる。外人の私だけではなく、ニューヨークやシカゴなど米国各地から集まったメンバーが、ジーザスとか叫びながら隣を走っているのを聞き、アメリカ人にとってもこれはすごい景色なんだ、、、となぜか驚く。

途中大きな鳥が横切ったので、クジャク?と隣の人に聞いたら、七面鳥とのこと。野生の七面鳥なんて初めて見た。

今日は公園往復、22キロをゆっくりサイクリングした。
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以下はホテルからの絶景。廊下と室内。
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東北サイクリング 磐梯山ゴールドラインへ

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磐梯山サイクリング
Video:会津若松〜猪苗代〜川上温泉山の駅〜檜原湖方面〜磐梯山ゴールドライン〜会津若松
Garmin data: 距離80キロ 獲得標高 約1000メートル 気温17.7度

登山でせっかく来たので、安達太良山登山の翌日に磐梯山を登ることにした。
最初の予定では、会津若松〜猪苗代〜秋元湖一周〜檜原湖一周〜猪苗代〜会津若松、160キロほどだったが、前日の登山の疲れが残っていて、7時半に起床。それからバイクを組んだら9時近くになったので、ゆっくり五色沼往復に変更した。
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猪苗代へは49号線。猪苗代近くで銀の橋、金の橋というのがあった。川は猪苗代に注ぎ、日の光に照らされて銀色に、そして心なしか金色に輝いている。これが橋の名の由来?水の色は、きれいな緑色。
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稲刈りが済んだばかりの田園が広がる。脱穀した藁を写真のように三角に干している田んぼがあった。普通は脱穀と同時にカットしてあとで燃すと思うので、この藁は何かに使うんだろうな。。こんな風景に出会うのは珍しい。とてもすてき!
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49号線から115号線に入り、北上。五色沼を目指す。
予想では115号線に入ったら坂だと思っていたけど、会津若松からずっと緩い上り坂。結局、川上温泉辺りに到達するまでは急坂はなかった。
そろそろ、お腹がすいてきたので、川上温泉の山の駅でお昼にした。写真は豚つけ麺。
極太の麺と煮卵と煮豚、なるとにネギ、そしてなぜか三枚肉の厚切りをざっと煮たのが添えてある。美味!!懐かしい味がする。これは並盛り、780円。この上に中盛り、大盛り、特盛りとあった。並盛りで普通盛り。一体特盛りはどれだけの量になるんだろう。。。
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五色沼はここからすぐ。愛想のいい山の駅のおじさんに檜原湖一周何キロか聞いたら50キロとのこと。写真を撮ったり観光したら、2時間半ほどかかる。既に2時近く。今日は残念ながらテールランプを忘れてきたので、トンネルや日が落ちると危険。なので、やはり五色沼を見て往復か。
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五色沼についた。でもなんと自転車では入れないみたい。シューズはバイク用だからハイキングは無理。泣く泣く観光せずに諦める。かといって、今来た道をそのまま戻る気になれない。。。
ということで、磐梯山ゴールドライン経由で帰ることにした。
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さすがにゴールドラインはきつい。7%から9%ほどの坂が延々と続く。後ろから2台続けてあがってきたオープンカーのグループにがんばれ〜と声援を受ける。この辺り木々が生い茂り、時々しか磐梯山が見えず、坂だけ見て登ると何だか気持ちが元気になれない。
坂に突然駐車している車が増え、危ないな〜しんどいな〜と思っていたら、八方台という看板があった。そうか、ここが磐梯山の登山口。駐車場からはみ出た車がずっと路駐をしていたのだとわかった。
でもその先、何だか下ってる。警備のおじさんに聞いたら、これからひたすら下りとのこと。ここがこのルートの最高標高だったのか。
磐梯山コールドラインは私がサイクリングのルートを決めるときに参考にするライダー専門の地図、ツーリングマップルに「森林地帯を貫くルート。鋭いコーナーが連続」と説明してある道だ。
気をつけて下らなければ!
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紅葉にはまだ少し早い。眼下に広がってきた猪苗代湖も大型台風26号の影響か、かすんでいる。残念!!
しかし調子良く一気に下る。行きがずっと緩い登りだったので、帰りは当然緩やかな下り。
登っているときは何だか調子が出ないな〜と坂だと余り気づかないれれど、下りになると坂だったのがよくわかる。ほとんどペダルをこがないで一気に下りる。一時間余で会津若松近くまで来た。

たった80キロ、大した距離じゃないけれど、それでもペダルをこぐのは8月のカナダ以来。それも昨日の安達太良山登山翌日。このくらいでちょうどいいかな!あとは温泉に入ってくつろごう!




カナダ サイクルツーリング(16)Day 14, Dingwall to Baddeck

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カナダ サイクルツーリング(17)Day 14, Dingwall to Baddeck
Garmin data(詳細)  走行距離 132 k 獲得標高 1435 m 平均気温 21.7度
Video Day 14, Cabot Trail 3日目(最終日)
 
いよいよ最終日。はじめは長いな〜と思っていたのに。いろいろ名残惜しい。。。
マイクが朝「今日はフルで走るよ」と言った。それは私も同じ気持ちだった。というのも、毎日渡されるキューシートには走力とか気分にあわせて、ショートカットしたりオプションで長くしたりできるようになっているのだけど、やっぱり最終日はフルバージョンでいきたいという思いは同じだったみたい。
DSC00554それに、今日はいつも走っていたメンバーで走りきろー!と思っていたのだけど。。。

のぼりに弱いはずのウェインが今日は絶好調。私が写真を撮っている隙にマイクとウェインがいい調子で先に行ってしまった。マークとデービットと私の3人で追いかけたのだが、そのうち私はお手洗いに行きたくなり、二人に「先に行ってお手洗いを探すね」といって、二人を追いかけつつお手洗いを探した。しかし、行っても行っても二人の姿はない。それにお手洗いを借りれるようなガソリンスタンドもグローサリーショップももない・・・
DSC00555お手洗いがかなり限界になり、仕方なくレストランに入って、後から来るマークとデイビットを待つことにした。
そのうちテッドとチャールズが外においてある私のバイクを見つけて、レストランに入り、ランチに合流した。
ロブスターチャウダー(!)を食べ、ふと窓の外を見たら、マイクはじめ、仲間4人が疾風のごとく走りすぎるのが見えた。「え〜!いつの間にか二人を追い抜いてしまっていたんだ」と絶句。
でも、もともとチャールズには、Cabot Trailは一緒に走ろうよと誘われていたので、最後だし、、と気を取り直し、一緒に走ってもらうことにした。
DSC00569ー写真左はチャールズ、聞き惚れるくらいダンディーな声の持ち主。右がテッド。テッドは気遣いの人で、話が途切れるとちょっとおどけて場を盛り上げようとしてくれる。そのおどけ方が(ちょっと古くてわからない人も多いかと思うけど)映画「アマデウス」の主人公、モーツアルトによく似ていた。
さてさて、3人で楽しく走り、あと20キロでゴールというところで、前を走っていたテッドの後輪の空気圧がなんだか低い。走りにくくないかと後ろから声をかけたら、大丈夫〜と答えたのでまあいいか、とさらに1キロほど行ったところで突然テッドが止まった。「パンクのような気が・・」と。だよね〜!!!
3人で道ばたで修理を始める。すごくテッドが落ち込んだので、「誰だって、パンクはするよ!」と慰めたら、「あと20キロなのに〜、悪いことはいつも僕にだけ起こるんだ〜』と余計いじけた。
そういえば、3、4日前、7人で一緒に走っていて、一番後ろのテッドが激しく転倒、あちこち傷を作っただけでなく、後ろのシフトまでできなくなる、という事件があった。ショップでバイクを修理してもらい戻ってきたテッドに傷は大丈夫?って聞いたら、「最も傷ついたのは、僕のプライドなんだ。6人もWitness(証人?)がいた。。」と言ってたな〜 あながちテッドのいうことはあたってないこともない・・・そんなこんなで、ゴールのBaddeckに着いたのはかなり遅くなっていた。
DSC00699この日は、もちろん打ち上げ!
ホテル近くのシーフードレストランに移動。そして、もちろんロブスター三昧!!!
打ち上げで、ビデオを回したら皆手を上げて応じてくれた。楽しげな雰囲気は伝わると思うので、興味があったら見てくださいね。

写真は完走証。

 

カナダ サイクルツーリング(15)Day 13, Cheticamp to Dingwall

カテゴリ:
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カナダ サイクルツーリング(16)Day 13, Cheticamp to Dingwall
Garmin data(詳細)走行距離 70 k 獲得標高 1369 m 平均気温 18.4度
Video Day 13,  Cabot Trail2日目 (本ツアーのハイライトです!)

今日は本ツアー最大の難所であると同時にハイライトであるCabot Trail2日目。French Mountain、MacKenzie Mountain、North Mountain3つの山を超える。一つ一つの山は、455 m、372 m、445 mと高くないが、ほぼ海抜0 mからのぼるので、それなりにしんどい。
DSC00649DSC00648Garmin のデータでもたった70キロで、獲得標高が約1370メートル。13%の上りが4キロ続いたのにはさすがに参った。延々と坂が続く訳で一切休めない。最後は、少しでも斜度を緩くするため、ジグザクに走ったほど。(最後はもしかしたら、13%以上あったかも)最初はマイクのすぐ後ろで何とかついていったのだけど、途中でちぎられた。ふうはあ言って上りきったところで、マイクに「よくがんばったね!」と言ってもらえてとても嬉しかった。
他のメンバーをカメラに収めようと少し下って待ったが、なかなか上ってこない。汗で寒くなったところでマイクが「僕が待つから、ゆっくりと先に行っていいよ」と言ってくれたので、時々止まりながら写真を撮って待つことにした。

写真では斜度をあまり伝えられないのが残念!
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カナダ サイクルツーリング(14)Day 12, Lonwood to Cheticamp

カテゴリ:
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カナダ サイクルツーリング(15)Day 12, Lonwood to Cheticamp
Garmin data(詳細) 走行距離167 k 獲得標高 1423 m 平均気温 17.8度
Video Day 12  いよいよ、Cabot Trailへ

今日は今回のツーリングの最長距離である160キロ超。いよいよ、ノバ・スコシア 州北部のCape Breton(ケープ・ブレトン)に渡り、後半は北米で一番美しいドライブルートとされるCabot Trail(カボット。トレイル)に入る。
ということで、今朝は朝ご飯のかなり前から全員が待機。出される否やそそくさと食べ終わり、キャンプサイトを出発した。
Cape BretonはAtlantic Canadaの中でも手つかずの自然が残されている場所で、ハイキングコースに入ると必ずMoose(和名:ヘラジカ、シカ科の最大種。北米でとてもポピュラーなシカで、名前にちなんだビールがあったり、Dancing Mooseとかいう楽しいレストランがあったりする。ただし、巨大なので車に打ち当たれば車が大破する)に出会えるというので、遭遇をかなり楽しみにしていた。
ルートの後半で私は手持ちの懐中電灯の電池が切れたことを思い出し、メンバーと離れてショップ探しをしたため、目的地のCape Breton Highlands National Parkに位置するキャンプ場まで単独で走った。キャンプ場のゲートをくぐり、コーナーを回ったところで、黒い大きなものがゆっくりと林から出てくるのが見えた。
なんかクマみたいだけどな〜ここは動物園じゃないし〜とか思って、ふと我に返った。横切っているのは巨大なクマだ!と気づいて、慌てて自転車を止めたところで、顔を上げたクマと目が合った。クマとの距離、わずか20メートルほど。一対一でクマに遭遇するとは!
急いでUターンをし、ゲートに戻り受付の女の子に、黒い大きなクマが道を横切っているよ〜と駆け込んだ。その女の子は、よくいるんですよね〜と涼しげな顔。気を取り直して、クマが林に消えた道をゆっくりと通り過ぎる。もうクマはいない。今日は朝からずっとMooseを探していたけれど、まさかクマに出会えるとは思ってもいなかった。
その夜は怖くてお手洗いに行けなかったのは言うまでもない。
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左から、マーク、マイク、デイビット、そしてティム
ティムは毎日いろんなアロハシャツを着て楽しませてくれた

カナダ サイクルツーリング(13)Day 11, Lower Barneys River to Lonwood

カテゴリ:
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カナダ サイクルツーリング(14)Day 11, Lower Barneys River to Lonwood
Garmin data(詳細)走行距離 119 k 獲得標高 1040 m 平均気温 18.9度
Video Day 11  ひたすら走るメンバーを収録!(一分半くらいかな。。)

いや〜今日は寒かった。平均気温18.9度。そして、最後の30キロほどは土砂降りの中!
ということは、キャンプサイトに着いたときは全身ずぶぬれ。もっと恐ろしいのは、キャンプサイトの地面がびしょびしょで、テントを張ることができない。。。。
キャンプ第一日目も雨に降られたが、今日はその比ではない。とりあえずシャワーを浴び、洗濯をしようとしたら、コインがない。両替をしてもらうため、雨の中管理オフィスに行ったら先客がいた。彼は、なんとキャビンを予約していたのだ! キャビンなら雨は関係ない。
DSC00870そうか、その手があったか、と私もキャビンを申し込もうとしたら、「今の人で、キャビンは満杯になったの・・・」と申し訳なさそうに管理人のおばちゃんが言う。「町に出て、ホテルを探したら?」と薦めてくれたが、「車じゃなく、自転車なの」というと、ますます申し訳なさそうな顔になった。

雨は夕方まで降り続き、ようやく上がった。でも地面はびちょびちょ。私のテントの防水がうまくいっていないことを知ったデイビットが、テントの床全体に敷ける大きなビニールを貸してくれた。良かった。今晩も濡れずに眠ることができる!

☆今回は雨の前にひたすら走るメンバーの姿をたくさんビデオカメラに収めました。
興味があったら、ビデオを見てください。
 

カナダ サイクルツーリング(12)Day 10, Charlottetown to Lower Barneys River

カテゴリ:
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カナダ サイクルツーリング(13)Day 10, Charlottetown to Lower Barneys River
Garmin date (詳細)走行距離 109 k 獲得標高 739 m 平均気温 27.6度
Video Day 10 メンバーの軽快な走り& FNL Ferry from Wood Island to Caribou

20130915_132004もっと早くに説明すべきだったかもしれないが、、、

こうしたツーリングでは、自転車の大会のように曲がり角毎に、誰かが待っていて、案内をしてくれる訳ではなく、前日に曲がり角と簡単なルート図を記したキューシートが配られる。
このシート、コピー厳禁。
25年の実績を持つCycle Canadaが長年の経験からルート設計をしていて、いわば企業秘密なのだ。なので、時々はハイウェイ(カナダでは有料道路ではなく、かつ、歩行者も含め通行可能)を走るが、ほとんどの場合、交通量が少なくのどかな場所をのんびり走ることができる。
もちろん市街地ではわかりにくく何度も迷子になったが、それでもすべての道に名前がついているので、その確率は日本より低いように思う。
DSC00488さて、10日目ともなると、参加者全員がそれぞれの走り方を把握してきて、頂上での待ち時間(持ってもらう時間)が推測できるようになる。
今日は上り下りの多い一本道が多かったので、思い思いにガンガン走って、坂の頂上でメンバーを待つ、というスタイルで、前後しながら一緒に走った。

今日のビデオは、メンバーの快適な走りと本ツアー最後となるフェリーの様子を収録した。



 

カナダ サイクルツーリング(11)Day 9, Rest Day at Charlottetown

カテゴリ:
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カナダ サイクルツーリング(12)Day 9, Rest Day at Charlottetown
Video Day 9, Charlottetown
Video Day 9,Landscape of PEI (95秒あります、結構たいくつです^^;)
Video Day 9, Anne of Greengables(2分以上あります。アン好きな人に!)

2週間のツーリングのうち、バイクに乗らないお休みの日がある。
今日がそのRest Day。何をしようかな〜と思っていたけれど結局定番の赤毛のアン観光に行くことにした。Charlottetownの観光案内所から出発する約4時間のツアーで、赤毛のアンの世界が広がるCavendish(キャベンディッシュ)がメインで、ロブスターの漁港やBeachにも立ち寄るもの。
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まず行ったのが漁港。写真の四角いものはロブスター漁に使う「かご」。Atlantic Canada地域ではロブスターの生育を確実にするため、地域ごとに漁の時期を取り決め、一年を通じていずれかの地域で漁を行い、新鮮な地元産のロブスターを食べられるように工夫している。この地域では先週までが漁の期間だったとのことで今はこのようにかごがこうして積み上げてあるのだ。
DSC00804アンが物語の中で土が赤いことに驚くシーンがあるが、Cavendish Beach(カベンディッシュ・ビーチ)もこのように赤い崖だ。美しい海岸線が広がる。

 赤毛のアンの世界はいろいろ紹介されているし、私もここで添付ビデオでも紹介しているので、興味のある人はそれを見てもらうことにして、、、

ビデオにも収録されている郵便局について一言。モンゴメリが3年間郵便業務を行ったというグリーン・ゲイブルズ郵便局だが、今も現役(!)なのだ。写真は郵便居の内部。この手前にモンゴメリゆかりのものが展示してある。
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私にとってのハイライト!すごくすごく楽しみにしていたロブスターディナーの写真を掲載する。(At the Water Prince Corner Shop)
まずは、お店の雰囲気とランチョンマット。食べ方の解説付き!
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前菜のグリーンマッスル。Charlottetownはむしろこちらで有名!)
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そして、ロブスター!(最もポピュラーな1.5パウンドサイズ)
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これが、簡単に食べきれるんだな〜
これで明日からもライディングががんばれる!
 

カナダ サイクルツーリング(10)Day 8, Murray Beach to Charlottetown

カテゴリ:
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カナダ サイクルツーリング(11)Day 8, Murray Beach to Charlottetown
Garmin data(詳細)走行距離 79 k 獲得標高 434 m 平均気温 21.1 度
Video Day 8,   バイクを積んで、Confederation Bridge を渡る

DSC00769今日はいよいよConfederation Bridge(コンフェデレーション・ブリッジ)を通って、プリンスエドワード島に渡る。橋の長さは12.9キロ、車でも約10分かかる。自転車や歩行者は通行禁止で橋のたもとにあるシャトルバスで渡ることになる。シャトルにバイクを載せて渡るのが面白かったので、ビデオに収めた。
(Video Day 8 に収録)
最大2時間の待ち時間とのことだったが、朝早かったせいかほとんど待たずに渡ることができた。ラッキー
DSC00776ルート上に良さげなカフェが見つかると休憩をとる。今日も海辺にすてきなカフェを見つけた。写真は左から、マイク、ウェイン、そしてデイビッド。この日も4人一緒だった。
この辺り、なぜかシナモンロールがおいしく、何度か食べた。
DSC00778 
さて、今日の目的地はCharlottetown。
DSC00789赤毛のアン観光の中心地だ。

今日はキャンプ場ではなく、この町にある大学の寮に宿泊。ちょっと文化的な暮らしができる!!とあって、夏限定、それも月曜から水曜限定(すごくラッキー!)で上演している赤毛のアンのミュージカルを見に行った。

すべての英語がもちろん聞き取れる訳ではないが、ストーリーを知っていることで、かなり楽しめた。

明日はRest dayでバイクはなし!ということで観光一色となります!

 

カナダ サイクルツーリング(9)Day 7, Moncton to Murray Beach

カテゴリ:
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カナダ サイクルツーリング(10) Day 7, Moncton to Murray Beach
Garmin data (詳細)  走行距離 87 k 獲得標高 386 m 平均気温 23.4度
Video Day 7 The Big Lobster and Murray Beach (Camp site)
Video Day 7, 我らがシェフ、マイクの華麗な包丁さばきとお腹をすかせたメンバー

毎日の距離はそんなに長くないし、皆自由に気ままに走る。どこで道草してもどこで豪勢にランチをしても勝手だ。昨夜のこと、メンバーの一人が途中の町で、ロブスター屋さん(レストランでない)に立ち寄って、茹で上がったばかりのロブスターを自分で選び、たらふく食べてきた!と自慢した。
DSC00744もうみんなよだれタラタラ。今日のルート上にも、Shediac(シーディアック)という町があって、そこでロブスターの茹でたてを食べれるという、私は「絶対、食べるぞ〜!」と意気込んでMonctonを出発した。
しかし、Shediacの町は出発してからわずか30キロの地点。朝7時過ぎにはスタートしているので、まだ10時前。おやつの時間にもなっていない。泣く泣く諦めた。。。。
(写真はShediacの町にある巨大なロブスター。よじ上って遊べる)

DSC00747ところでまだ、バイクの話をしていない。右の写真は、デイビットのミニベロ、DHバー付き
あり得ないだろう!と日本では思う。でもカナダは何でもあり、というか自由にバイクを楽しんでいる。
他にも、シクロクロスか何かよくわからなかったので、持ち主のテッドに聞いたら、「う〜ん、元々はシクロクロスだったけど、、、いろんなのの組み合わせかな〜」という返事が返ってきた。彼はフェリーで移動の際、車から落として前のフォークが折れ、その町のショップに持っていった。サイズにあったのがマウンテンバイクのフォーク。ということで、テッドはその翌日から、シクロ&マウンテン&その他諸々のハイブリット車で走ることとなった。(写真を撮ってないけど、ツアー中に撮ったビデオの中には出てくるかも)
そういえば、ツアー前日にバックミラーを左右反対にしようとしてうまくつけられなかったので、同じく前泊していたアランに頼んだ。メカニックの彼は、ついでにいろいろ調整してくれて最後に一言、「正真正銘のコルナゴを初めて見た」とつぶやいた。驚いて聞き直すと「いや、外国製は高いから、みんな国産のに乗っている」と。言われて見渡すと、見知らぬメーカーのものが多い。トレックもあるけど日本では見たことのないものばかり。日本でよく見るブランドに乗っているのは本当に数人だけ。カナダだから、みんなサーベロかな〜と思っていた私は、ものすごいスノッブだったと恥ずかしくなった。
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 さて、今日の宿泊は美しい海岸線のMurray Beach(マーレイ・ビーチ)。ビデオにはそのビーチとキャンプサイト。そして、華麗な包丁さばきのマイクと、夕食を待ちきれずに列をなす参加者の様子を収めたので、見てくださいね!

カナダ サイクルツーリング(8)Day 6, Sussex to Moncton

カテゴリ:
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カナダ サイクルツーリング(9)Day 6, Sussex to Moncton
Garmin data (詳細)走行距離 127 k 獲得標高 1435 m 平均気温 22.5度
Video Day 6,  Hopewell Rocks Tides  潮の干満差、13メートル、海底から岩の塔が現れる
Video Day 6, Moncton ケベックからプリンスエドワード島やノバ・スコシアへの玄関口
Video Day 6, Tital Bore 川下から上流に川が流れる逆流現象。わずか数分のサーフィンも

今日は観光の日!かな。
とても楽しみにしていたのは「Hopewell Rocks」(トップの写真)
Garminのデータを開き、地図を拡大してもらうと、右上にルートから少しだけ外れて往復した場所があるが、それがこのHopewell Rocks。潮の干満差が最大で13メートルにもなるため、引き潮では岩が塔のようにそびえ立つというもの。それまでずっとマイクと走っていたのだけれど、マイクはこのTour Atlantic参加が3回目ということでパス。私だけ向かうことにした。
DSC00726到着すると他の参加メンバーが来ていたので、一緒に観光した。潮が満ちてきたときに、観光客が取り残されないように、看板で注意を換気している。
(ちなみにマイクは毎年このCycle Canadaのツアーに参加していて、カナダ西部を起点にするTour Pacificには、既に6回を数えると聞いて驚いた。他のメンバーも例年のように、参加する人が多いようだ。)

今日のゴール、Moncton(モンクトン)には、潮の逆流現象が見られるTidal Bore Park(タイダル・ボーア公園)がある。一日2回、川下から上流にしぶきと共に水が逆流する。
DSC00736現象が起こるのは、日によって違うが、ネットなどで調べることができる。この日はちょうど19時頃とのこと。食事を中座して駆けつけ、ぎりぎりカメラに収めることが、できた。(ビデオを見てね! 何とこの逆流で、サーフィンができるのだ!!)

ところで、普段はキャンプなのだけれど、何日かに一回はホテルに宿泊。マイクの夕ご飯はお休みになるので、何人か集まって、食事に出かけることになる。Monctonでもやっぱり、シーフード

DSC00738DSC00737イタリアンでシーフードだ。
写真は、ロブスターのリングイネ。
リングイネっぽくないけど・・・
でも、濃厚なクリームとロブスターがうまくマッチング!






これは前菜にとオーダーしたサーモンのサラダ。
この量!リングイネまでたどり着けるかとちょっと不安になったが、とても新鮮なサーモンを焼いているらしく、美味。

二皿をぺろりと平らげた。


 

カナダ サイクルツーリング(7)Day 5, St. John to Sussex

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カナダ サイクルツーリング(8)Day 5, St. John to Sussex
Garmin data (詳細)走行距離 96 k  獲得標高 800 m 平均気温 18.9度
Video Day 5 ⬅ビデオはここをクリックしてね!

快適な走りの様子は、Garminのデータとビデオで見てもらうことにして;
今日はこのツアーの食事についてレポートしたい。

DSC00861このツーリングでは、バイクトラブルなどに対応するスタッフが同行しない代わりに、何と夕食担当の「シェフ」が同行し、食事を作ってくれる。
トップの写真はこの日の夕ご飯。グリーンマッスルの前菜に野菜をふんだんに使ったパスタ。そして、フェタチーズたっぷりのギリシャ風サラダ。左は野菜とお肉たっぷりのトルティーヤとクスクスのサラダ。デザートも必ずつく。
DSC00375作っているのは、この写真のマイク。なかなかのイケメンです。できるだけ野菜をたくさん食べてもらうように心がけているとのこと。

毎食、レストランで食べるようなプロ級の食事が出るので、マイクのお料理を楽しみに来る参加者も多い。大きな新鮮な鮭を2本、3枚におろして、半身ずつ4本にそれぞれ違った味付けをしてくれた時は、まるでDSC00374
ホテルで供された豪華料理のようだった。どこでお料理の勉強をしているのか聞いたら、キャンプのない冬場はレストランで働いて修行をしているのだと言う。

さて、キャンプサイトに着いたら、まず、テント。次にシャワーでさっぱりして、ビールというのが、”正式な”ライド&キャンプの楽しみ方。

ビールなどの飲み物はどうするのかというと、マイクとアマンダ(朝ご飯担当)の二人が、移動中に調達し、クーラーボックスに入れて冷やしておいてくれる。

参加者に人気なのが、シードル。リンゴの木はいたるところにあるカナダの特産品。発泡性のあるリンゴ酒を飲んで、次にビールに進む人が多いようだ。

ビールも種類が豊富。地ビールだらけ・・・IPAやピルスナー、ブルーベリーなど、フルーツ味のものと、毎日違ったビールを仕入れてくれるので、これも毎日楽しみだった。





カナダ サイクルツーリング(6)Day 4  Digby to Saint John

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4日目はフェリーで、Digby(ディグビー)から、New Brunswick(ニュー・ブランズウィック州)のSaint John(セント・ジョン)へ。本当なら、Digbyのキャンプサイトからバイクでいく予定だったのですが、フェリー会社の都合で、急遽港まで4キロ歩くことに。
到着後はテントをセットアップして、ランチや観光に出かけた。セント・ジョンは観光スポットが一男多くあるので、ビデオをいくつかに分けてレポートします。

1、フェリーで、ニューブランズウィック州のSaint Johnへ。
 Video 1 Ferry (Digby to Saint John) ⬅ビデオはここをクリックしてね!
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美しい朝焼けを見ながら、キャンプサイトから4キロ歩いて、Digbyのフェリー乗り場に。
フェリーの中では、すてきな演奏も。
ランチを食べて、Saint John(セント・ジョン)の街に繰り出しました!
Video 2,  Saint John ⬅ビデオはここをクリックしてね!
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Reversing Falls(リバーシング・フォールズ)
Video 3, reversing falls ⬅ビデオはここをクリックしてね!
セント・ジョン川の橋のたもとで起こる「渦巻の逆流現象」です。

Photos
DSC00954DSC00981DSC00984DSC00999DSC00249DSC00990DSC00995DSC00998セント・ジョンの美しい町並み。














カナダの教会は白い美しいものが多いのですが、英国から多くのロイヤリスト(王党派かな)を受け入れたため、英国調のレンガの教会が数多くある。








絶対にシーフード!と、ロブスター好きが、シーフード・レストラン3軒を下見して決めたのが、この「Steamers」
ビデオにロブスターを持っている人が収録されているが、それはここのお店。






これは、地元産のカニ。














もちろん、ロブスター













店内には、漁具がたくさん展示されている。















































 



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ビデオで、ロブスターを持っている場面があります。そのお店でロブスターを食べました。
 

カナダ サイクルツーリング(5)Day 3 Newburne to Digby

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Day 3 Newburne to Digby (the Bay of Fundyなど)
Garmin data (詳細)走行距離 148.8 k 獲得標高 1436 m 平均気温 20.3度
Video Day 3   ⬅ビデオはここをクリックしてね!

3日目ともなると、参加者の走り方や走力などもわかってきて、自然に緩やかなグループが出来上がる。もちろんグループは固定ではなく、コース途中で増えたり減ったりする。

私がよくご一緒したのが、ちょっと怖そうに見えるけど、ほんとは優しく気配りをしてくれるマイク、石油会社に勤める几帳面なウェイン、英国人の父をもつドワイト、そして、DHバー付きのミニベロ(!!)に乗っているデイビット。

朝7時頃朝ご飯を食べ終わると何となくこのメンバーが集まってきてスタートする。
マイクはリーダー格でかなりの走力の持ち主なのだけど、全体を見回しながら全体をリードしたり、ちぎれた人が出ると最後列に行って待ってあげたりする。ウェインは上りで遅れがちになるけれど淡々とペダルを踏み、追い上げてくる。ドワイトはつかず離れずという感じで、時々姿を現したり消したりする。デイビットは平地や下りが速くて、私をミニベロで悠々と追い越していく。日本の坂で鍛えられている私は上りになると後ろからどんどん追い抜いていくので、マウンテンゴートのようだと言われた。(そんなにいいもんじゃないけど…マウンテンゴートっは昨年、ユタ州サイクリングで岩山の急斜面を軽やかに走り抜けるマ姿を見て、戦慄が走ったのを思い出した)
マイクとは何度か、けしかけられて上り坂で勝負をした(!)。二勝一敗くらいでマイクの勝ち
注:坂慣れした日本のサイクリストの中では私は遅い方。誤解を避けるためここに明記しておく。

私としてはこの日は結構アップダウンがあったので坂で先回りして、メンバーの走りをビデオ撮影できてラッキーな一日だった。(ビデオはウェブにアップすると解像度が落ちてごめんなさい!)

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奥から、デイビット、マイク、ドワイト、そしてラリー
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4人の女性参加者のうち、ドナ(左)とジャニス(右)
二人は昨年、77日間かけてカナダを横断するトランスカナダに参加し親しくなったのだとか。
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ランチは肉汁たっぷりのハンバーガー
 

カナダ サイクルツーリング(4)Day 2 Chester to Newburne

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DSC00080Mahone Bay

Day 2 Chester to Newburne (Mahone Bay, Lunenburgなど)
Garmin data (詳細) 距離 78k 獲得標高 680 m  平均気温17度
Video Day 2     ⬅ビデオはここをクリックしてね!

サイクリング2日目。深い霧が立ちこめている。
今日のルートは19世紀に造船で栄えた美しいMahone Bay(マホーン・ベイ)から、ユネスコの世界遺産に登録されているLunenburg(ルーネンバーグ)を経て、Newburneのキャンプサイトに向かう79キロの行程だ。

Mahone Bayで、自転車を止め写真を撮っていたら、後ろをアラン(ビデオで一番先に映っている赤いジャージの人)が手を挙げて通り過ぎた。アランは初日に「僕はメカニークなので、何かバイクトラブルがあれば相談してください。お礼はビールでお願いします」と自己紹介して、歓声を浴びた。このツーリングではバイクのサポートはないので、ありがたい。

写真を撮り終わり、そろそろ出発しようとバイクに乗ったところ前方からアランが戻ってきた。目の前のカフェでコーヒータイムにするという。私もご一緒することにした。(ビデオではアランが通り過ぎた後街のコーナーを数人がバイクで通り過ぎる場面があるが、それはコーヒーを飲みながら、ここで撮影)

アランと一緒にLunenburgまで走る。Lunenburgは1753年に英国の植民地として築かれ、造船と漁業を中心に栄えた街で、文化遺産となっているのはその旧市街だ。今日は80キロ弱と比較的短めなので、皆ゆっくりと観光をする。(Lunenburgの街は観光で訪れたので、別途報告予定)

行き交う観光馬車を見下ろしながら、10人ほどでランチ。私はサバの薫製やスモークサーモン、ニシンの酢漬けなどが載ったフィッシャーマンズ・プレートを頼む。中にはビールを頼む人も。カナダでは飲んで乗っても特におとがめはないとのこと。日本だったらジャージ姿でアルコールはかなりまずい。

ランチ後は、これもまたゆっくりとキャンプサイトのあるNewburne(ニューボーン)に向かう。
ビデオの最後の方に、「やったあ!」と両手を大きく上げる男性が映っているが、彼が前述のアラン。
何か日本語を教えてくれというので教えたのだが、「やったあ」はツアー後半にはメンバー全員がするようになる。またビデオの最後にみんなでトウモロコシをむいている場面がある。中央の若い男性がマイクでシェフ。

DSC00082Lunchをしたレストラン

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Fisherman' plate
スモークしたサバ
スモークサーモン
ニシンの酢漬け
ムール貝
ビーツ
ケイパー
真ん中はサワークリーム




DSC00234DSC00086キャンプサイト














左はCycle Canada
のバッド












 

カナダ サイクルツーリング(3)Day 1 Halifax to Chester

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Peggy's Cove (霧が深く、ほとんど見えず。。。残念!)

Day 1 Halifax to Chester ( Peggy's cope など)
Gamin data (詳細)走行距離109 k 獲得標高 820 m 平均気温 18.6度
Video Day 1      ⬅ビデオはここをクリックしてね!

いよいよ出発!
ハリファックス市内はわかりにくいので、最初は20名全員で走る。ハリファックスが位置するのはノバ・スコシア州のちょうど中央部あたり。海岸線にそって西へ。六角形の灯台のあるペギーズ・コーブを目指す。この辺りは夏には霧が多いとのことで、この日も深い霧。サングラスに霜がついて前がよく見えない中のサイクリングとなった。

ルートは、「何キロで、どこそこの交差点を右折」とかが書かれているキューシートが毎回渡される。距離に若干の誤差がある上、交差点が入り組んでいてわかりづらい場所が多く、その度に数人が固まって、右だの左だのと言い合うことになる。最終的には誰かがキューシートを取り出し、説明を読んで、あ〜そうか、、、と落ち着く。はじめから、キューシートを読めば良いのに、なぜかいつもキューシートが出てくるのは一番後だ。面白い。

午後1時頃、ゴールのキャンプサイトに到着。
到着したら「テント・シャワー・ビール」の順番!と前もってメンバーに聞いていたので、早速テントのセットアップを開始した。自慢じゃないが、生まれて初めてのキャンプだ。もちろんテントなんてセットアップしたこともない。見よう見まねで始める。周りの人が様子を見に来てくれる。20分ほどで立ち上がった。

しかし、である。土砂降りの雨が降り始めた!!!
せっかく張ったレンタルのテントは防水がだめになっていたらしく、テントの中が水浸し。こんな中で眠れない…重くても日本から持ってくるんだった、と後悔。

雨は止まない。。どんどん惨めになってくら〜い気持ちでいたら、メンバーがどうしたの?惨めそうな顔をして、、と声をかけてくれた。よほど、惨めそのものの顔をしていたらしい。私としたことが・・・
その人が掛け合ってくれ、予備のテントを出してくれた。雨が弱くなるのを待って、セットアップし直し。今度は少しは防水が効いているらしい。やっとこれで寝られる。ほっとした。

添付のビデオは、ハリファックス出発から、テントのセットアップまで.

DSC00042集合場所となった
Mount St. Vincent Universityの
宿舎











DSC00076
Peggy's Coveで
バイクチェック 












DSC00077 霧で何も見えません・・・
(Peggy's Cove)













DSC00074Peggy's Cove の灯台














DSC00073まだ初日、元気です!














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カナダ サイクルツーリング(2)Day 0

カテゴリ:
Day 0 Halifax  集合 3時間のオリエンテーション・ミーティング
 DSC00875
食事のあと、大学に戻る。遠く、ハリファックスの町が見える
Video Day 0  ⬅ビデオはここをクリックしてね!

集合場所となったのは、ハリファックス郊外にある Mount St. Vincent Univ. の宿泊施設。
ここは学生のいない夏の間、一般に宿舎として提供される。朝ご飯がついて一泊40カナダドルほど。安いから、部屋にお手洗いもバスルームもなし。お手洗いにも鍵がついているので、夜中に寝ぼけて鍵を持たずにお手洗いにいくと部屋にもお手洗いにも行けない。。。ということになる。(それだけでも緊張!)

この大学のホールで、参加者全員の顔合わせと打ち合わせが行われた。

参加者は20名。後で聞いた話だが、このツアーは今年1月時点で既に定員一杯となっていたとのこと。私は直前のキャンセルで滑り込めたようだ。カナダ人がほとんどで、後はアメリカ人。アジアからは私一人だ。
今回もまたnativeのただ中、英語で苦労しそう・・・
自己紹介の後別途手を挙げて、全員にhearingに問題があるので何度か聞き返すかもしれないが許してほしい旨、伝えた。

オリエンでは、ここ数年で発生した自転車事故やコヨーテに教われた女性の話などを例に挙げ、ツーリング時やキャンプ場で注意点が話された。クマの侵入を防ぐために、テント内には食べ物を一切持ち込まないこと、匂いのするものは歯磨き粉でさえ危険と聞いて驚いた。あとMooseという巨大なシカとスカンクに注意するように言われたが、一体どう注意したのが良いのかわからない。。。

オリエンの後、みんなで食事に出かけた。
ビデオに収めてあるが、いつもながら食事は量が多い。サラダであのボリューム。

さてさて、どんな2週間になることか。




 

カナダ サイクルツーリング(1)背景と概要

カテゴリ:
20130912_133630
長期で休みをとることになった。こんな機会は滅多にあるものじゃない!
8月~9月に行ける場所をと検索して、たまたま巡り合ったのが、Cycle Canadaというサイト。2週間、キャンプをしながら、サイクリングをするというものだ。サイクリングは昨年ユタ州のCanyonlandsを回っているので、初めてではないが、キャンプは生まれてこの方、したことがない。
私にとってはかなりハードルが高いが、一念発起。清水の舞台から飛び降りる気持ちで申し込んだ。
参加したのは、サイクルツーリング(オンロード)では25年の実績のあるCycle Canadaというカナダの企画会社のツーリングです。
Cycle Canadaはカナダ全国で様々なツアーを企画していて、最大のツアーは77日間かけてカナダを西から東まで走るトランスカナダ。

私が参加したTour Atlanticは、2週間かけてカナダ東部のアトランティック・カナダと呼ばれる地域を回るもので、全行程は1336キロメートル、一日平均110キロ。
Nova Scotia(ノヴァ・スコシア)州、Halifax(ハリファックス)を出発し、Peggy's Cove(ペギーズ・コーブ)や世界遺産のLunenburg(ルーネンバーグ)といった観光地を巡りながら南下。Digby(ディグビー)からフェリーでNew Brunswick(ニュー・ブランズウィック)に渡る。(地図
潮の逆流現象(Tidal Bore タイダル・ボーア)の見られるMoncton(モンクトン)を経て北上。そこから、Confederation Bridge(コンフェデレーションブリッジ)を経由し、日本でも赤毛のアンでおなじみのPrince Edward Islandに渡り、さらに、フェリーでCape Breton(ケープ・ブレトン)に向かい、北米で最も美しいとされるCabot Trail(カボット・トレール)を走り、Baddeck(バデック)が最終目的地となる。(ちょっとわかりにくくて、ごめんなさい)

日ごとの行程は以下の通り;
Day 0 Halifax  集合 3時間のオリエンテーション・ミーティング
Day 1 Halifax to Chester ( Peggy's cope など)112キロ
Day 2 Chester to Newburne (Mahone Bay, Lunenburgなど)79キロ
Day 3 Newburne to Digby (the Bay of Fundyなど)144キロ
Day 4 Digby to Saint John (フェリー)12キロ(Reversing Fallsなど)
Day 5 Saint John to Sussex (Riverview drive など)91キロ
Day 6 Sussex to Moncton (Fundy National Park, Hopewell Rocks Tidesなど)125キロ
Day 7 Moncton to Murray Beach (The Big Lobsterなど)88キロ
Day 8 Murray Beach to Charlottetown (Confederation Bridgeなど) 78キロ
Day 9 Charlottetown, Rest day (赤毛のアンツアー)
Day 10 Charlottetown to Lower Barney's River (フェリー、Cape Bretonへ)115キロ
Day 11 Lower Barney's River to Linwood (Cape Geroge Pont, Antigonishなど)120キロ
Day 12 Linwood to Cheticamp (Cape Breton Highland National Parkなど) 163キロ
Day 13 Cheticamp to Dingwall (Cabot Trail) 73キロ
Day 14 Dingwall to Baddeck (Cabot Trail) 136キロ

Total 1336 Km 
Average 110 km

カテゴリ:
那須高原ロングライド July '13

Video Nasu Long Ride  那須岳ヒルクライムコース
Garmin data   距離:100.75 km  高度上昇値:1,832 m 平均気温:24.7 °C

7月7日に開催された那須高原ロングライド
私が参加したのは、那須岳ヒルクライム100キロ。標高差1200メートルで、10%の激坂もある

でもこの大会、那須高原グルメフォンドという人もいるくらいエイドステーションが充実している。
朝取りのトマトやキュウリ、果物に「うなぎり』(うなぎのおにぎり)、そして極めつけはソフトクリーム!!!
参加者用のちゃちなソフトクリームではない! 那須高原の牛乳で作られた濃厚なソフトクリームが、ゼッケンを見せるだけで無料でいただけるのです!

ソフトクリームの前は長蛇のジャージの列、行楽客の皆様、ごめんなさい!

 

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