ペルー (1) マチュピチュの玄関口、クスコ(Cusco)へ
ペルー旅行 (1)マチュピチュの玄関口、クスコ(Cusco)へ
Video: Cusco, PeruRail, Ollantaytambo
娘に誘われてペルーに来ました。メインはマチュピチュ。
レースでもなく、サイクリングでもマラソンでもない純粋な観光旅行は本当に久しぶり!
日本からの直行便はないので、AA、UA、Deltaのいずれかの航空会社を利用し、USで乗り換える場合がほとんど。私たちはDeltaを使い、アトランタ経由で、ペルーの首都リマに到着した。成田発夕方便でリマには同日23時頃着。時差が14時間あるので、飛行機に乗っている時間だけで、20時間余り、乗り換えや空港までの時間を入れると実に24時間以上の移動。本当に遠い!
リマでは、空港前のホテルだったので到着後時間を置かず、チェックインできたのはありがたかった。
翌日は4時に起き、7時過ぎのフライトでクスコ(Cusco)へ向かった。体力勝負!
クスコはインカ帝国の首都だった所で、「へそ」という意味とのこと。現在人口40万人。かなりの大都市だ
が、リマの雑然とした雰囲気と比べると歴史の重みを感じる美しい町で、なんだかほっとする。
アルマス広場(Plaza de Armas)を中心に、カテドラルやサン・フランシスコ教会など歴史的建造物が並ぶ。ただし、これらの建造物はインカ帝国時の神殿などを破壊し、その石材建築を土台にスペイン人たちが建てたもの。ガイドを務めてくれたクスコ在住のクバさんが、緻密に積み上げられてあるインカの石材建築とその上のいわば「雑」なスペインの建築の違いを丁寧に説明してくれた。インカ時代のそれは、石のつなぎ目をなでても一枚の石だと思ってしまうほど滑らかだ。何トンもある石を正確に切り出しているだけでなく、12もの角を持つ石(12角の石)の回りも寸分の隙なく組んであるのを見ると、その技術よりも「なぜ、そうする必要があったのか?」と思わずにはいられない。
インカ帝国は文字を持たなかったため、多くのことが推測の域を出ず、謎に包まれたまま。それがよけいインカを神秘的なものにしているのだろう。
ー左の写真は民族衣装の男の子とリャマ。写真を撮るにはチップを1USドルずつ支払う。クバさんによると、ペルーの平均年収は300USドル程とのこと、リャマは僕よりずっと高給取りだと笑っていた。
ちなみに、現地通貨はソル。私たちが訪れた際の為替レートで、2.2ソルが大体1USドルくらい。
USドルがソルと同様に流通していて、売店やレストランだけでなく、スーパーマッケットのレジでも、普通にドルとソルの両方で値段が表示されていた。
さて、マチュピチュ(Machu Picchu)には、クスコ( Cusco)から車と列車に乗り継いで行くことになる。