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カナダ サイクルツーリング(1)背景と概要

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長期で休みをとることになった。こんな機会は滅多にあるものじゃない!
8月~9月に行ける場所をと検索して、たまたま巡り合ったのが、Cycle Canadaというサイト。2週間、キャンプをしながら、サイクリングをするというものだ。サイクリングは昨年ユタ州のCanyonlandsを回っているので、初めてではないが、キャンプは生まれてこの方、したことがない。
私にとってはかなりハードルが高いが、一念発起。清水の舞台から飛び降りる気持ちで申し込んだ。
参加したのは、サイクルツーリング(オンロード)では25年の実績のあるCycle Canadaというカナダの企画会社のツーリングです。
Cycle Canadaはカナダ全国で様々なツアーを企画していて、最大のツアーは77日間かけてカナダを西から東まで走るトランスカナダ。

私が参加したTour Atlanticは、2週間かけてカナダ東部のアトランティック・カナダと呼ばれる地域を回るもので、全行程は1336キロメートル、一日平均110キロ。
Nova Scotia(ノヴァ・スコシア)州、Halifax(ハリファックス)を出発し、Peggy's Cove(ペギーズ・コーブ)や世界遺産のLunenburg(ルーネンバーグ)といった観光地を巡りながら南下。Digby(ディグビー)からフェリーでNew Brunswick(ニュー・ブランズウィック)に渡る。(地図
潮の逆流現象(Tidal Bore タイダル・ボーア)の見られるMoncton(モンクトン)を経て北上。そこから、Confederation Bridge(コンフェデレーションブリッジ)を経由し、日本でも赤毛のアンでおなじみのPrince Edward Islandに渡り、さらに、フェリーでCape Breton(ケープ・ブレトン)に向かい、北米で最も美しいとされるCabot Trail(カボット・トレール)を走り、Baddeck(バデック)が最終目的地となる。(ちょっとわかりにくくて、ごめんなさい)

日ごとの行程は以下の通り;
Day 0 Halifax  集合 3時間のオリエンテーション・ミーティング
Day 1 Halifax to Chester ( Peggy's cope など)112キロ
Day 2 Chester to Newburne (Mahone Bay, Lunenburgなど)79キロ
Day 3 Newburne to Digby (the Bay of Fundyなど)144キロ
Day 4 Digby to Saint John (フェリー)12キロ(Reversing Fallsなど)
Day 5 Saint John to Sussex (Riverview drive など)91キロ
Day 6 Sussex to Moncton (Fundy National Park, Hopewell Rocks Tidesなど)125キロ
Day 7 Moncton to Murray Beach (The Big Lobsterなど)88キロ
Day 8 Murray Beach to Charlottetown (Confederation Bridgeなど) 78キロ
Day 9 Charlottetown, Rest day (赤毛のアンツアー)
Day 10 Charlottetown to Lower Barney's River (フェリー、Cape Bretonへ)115キロ
Day 11 Lower Barney's River to Linwood (Cape Geroge Pont, Antigonishなど)120キロ
Day 12 Linwood to Cheticamp (Cape Breton Highland National Parkなど) 163キロ
Day 13 Cheticamp to Dingwall (Cabot Trail) 73キロ
Day 14 Dingwall to Baddeck (Cabot Trail) 136キロ

Total 1336 Km 
Average 110 km

カナダ サイクルツーリング(2)Day 0

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Day 0 Halifax  集合 3時間のオリエンテーション・ミーティング
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食事のあと、大学に戻る。遠く、ハリファックスの町が見える
Video Day 0  ⬅ビデオはここをクリックしてね!

集合場所となったのは、ハリファックス郊外にある Mount St. Vincent Univ. の宿泊施設。
ここは学生のいない夏の間、一般に宿舎として提供される。朝ご飯がついて一泊40カナダドルほど。安いから、部屋にお手洗いもバスルームもなし。お手洗いにも鍵がついているので、夜中に寝ぼけて鍵を持たずにお手洗いにいくと部屋にもお手洗いにも行けない。。。ということになる。(それだけでも緊張!)

この大学のホールで、参加者全員の顔合わせと打ち合わせが行われた。

参加者は20名。後で聞いた話だが、このツアーは今年1月時点で既に定員一杯となっていたとのこと。私は直前のキャンセルで滑り込めたようだ。カナダ人がほとんどで、後はアメリカ人。アジアからは私一人だ。
今回もまたnativeのただ中、英語で苦労しそう・・・
自己紹介の後別途手を挙げて、全員にhearingに問題があるので何度か聞き返すかもしれないが許してほしい旨、伝えた。

オリエンでは、ここ数年で発生した自転車事故やコヨーテに教われた女性の話などを例に挙げ、ツーリング時やキャンプ場で注意点が話された。クマの侵入を防ぐために、テント内には食べ物を一切持ち込まないこと、匂いのするものは歯磨き粉でさえ危険と聞いて驚いた。あとMooseという巨大なシカとスカンクに注意するように言われたが、一体どう注意したのが良いのかわからない。。。

オリエンの後、みんなで食事に出かけた。
ビデオに収めてあるが、いつもながら食事は量が多い。サラダであのボリューム。

さてさて、どんな2週間になることか。




 

カナダ サイクルツーリング(3)Day 1 Halifax to Chester

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Peggy's Cove (霧が深く、ほとんど見えず。。。残念!)

Day 1 Halifax to Chester ( Peggy's cope など)
Gamin data (詳細)走行距離109 k 獲得標高 820 m 平均気温 18.6度
Video Day 1      ⬅ビデオはここをクリックしてね!

いよいよ出発!
ハリファックス市内はわかりにくいので、最初は20名全員で走る。ハリファックスが位置するのはノバ・スコシア州のちょうど中央部あたり。海岸線にそって西へ。六角形の灯台のあるペギーズ・コーブを目指す。この辺りは夏には霧が多いとのことで、この日も深い霧。サングラスに霜がついて前がよく見えない中のサイクリングとなった。

ルートは、「何キロで、どこそこの交差点を右折」とかが書かれているキューシートが毎回渡される。距離に若干の誤差がある上、交差点が入り組んでいてわかりづらい場所が多く、その度に数人が固まって、右だの左だのと言い合うことになる。最終的には誰かがキューシートを取り出し、説明を読んで、あ〜そうか、、、と落ち着く。はじめから、キューシートを読めば良いのに、なぜかいつもキューシートが出てくるのは一番後だ。面白い。

午後1時頃、ゴールのキャンプサイトに到着。
到着したら「テント・シャワー・ビール」の順番!と前もってメンバーに聞いていたので、早速テントのセットアップを開始した。自慢じゃないが、生まれて初めてのキャンプだ。もちろんテントなんてセットアップしたこともない。見よう見まねで始める。周りの人が様子を見に来てくれる。20分ほどで立ち上がった。

しかし、である。土砂降りの雨が降り始めた!!!
せっかく張ったレンタルのテントは防水がだめになっていたらしく、テントの中が水浸し。こんな中で眠れない…重くても日本から持ってくるんだった、と後悔。

雨は止まない。。どんどん惨めになってくら〜い気持ちでいたら、メンバーがどうしたの?惨めそうな顔をして、、と声をかけてくれた。よほど、惨めそのものの顔をしていたらしい。私としたことが・・・
その人が掛け合ってくれ、予備のテントを出してくれた。雨が弱くなるのを待って、セットアップし直し。今度は少しは防水が効いているらしい。やっとこれで寝られる。ほっとした。

添付のビデオは、ハリファックス出発から、テントのセットアップまで.

DSC00042集合場所となった
Mount St. Vincent Universityの
宿舎











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Peggy's Coveで
バイクチェック 












DSC00077 霧で何も見えません・・・
(Peggy's Cove)













DSC00074Peggy's Cove の灯台














DSC00073まだ初日、元気です!














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カナダ サイクルツーリング(4)Day 2 Chester to Newburne

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DSC00080Mahone Bay

Day 2 Chester to Newburne (Mahone Bay, Lunenburgなど)
Garmin data (詳細) 距離 78k 獲得標高 680 m  平均気温17度
Video Day 2     ⬅ビデオはここをクリックしてね!

サイクリング2日目。深い霧が立ちこめている。
今日のルートは19世紀に造船で栄えた美しいMahone Bay(マホーン・ベイ)から、ユネスコの世界遺産に登録されているLunenburg(ルーネンバーグ)を経て、Newburneのキャンプサイトに向かう79キロの行程だ。

Mahone Bayで、自転車を止め写真を撮っていたら、後ろをアラン(ビデオで一番先に映っている赤いジャージの人)が手を挙げて通り過ぎた。アランは初日に「僕はメカニークなので、何かバイクトラブルがあれば相談してください。お礼はビールでお願いします」と自己紹介して、歓声を浴びた。このツーリングではバイクのサポートはないので、ありがたい。

写真を撮り終わり、そろそろ出発しようとバイクに乗ったところ前方からアランが戻ってきた。目の前のカフェでコーヒータイムにするという。私もご一緒することにした。(ビデオではアランが通り過ぎた後街のコーナーを数人がバイクで通り過ぎる場面があるが、それはコーヒーを飲みながら、ここで撮影)

アランと一緒にLunenburgまで走る。Lunenburgは1753年に英国の植民地として築かれ、造船と漁業を中心に栄えた街で、文化遺産となっているのはその旧市街だ。今日は80キロ弱と比較的短めなので、皆ゆっくりと観光をする。(Lunenburgの街は観光で訪れたので、別途報告予定)

行き交う観光馬車を見下ろしながら、10人ほどでランチ。私はサバの薫製やスモークサーモン、ニシンの酢漬けなどが載ったフィッシャーマンズ・プレートを頼む。中にはビールを頼む人も。カナダでは飲んで乗っても特におとがめはないとのこと。日本だったらジャージ姿でアルコールはかなりまずい。

ランチ後は、これもまたゆっくりとキャンプサイトのあるNewburne(ニューボーン)に向かう。
ビデオの最後の方に、「やったあ!」と両手を大きく上げる男性が映っているが、彼が前述のアラン。
何か日本語を教えてくれというので教えたのだが、「やったあ」はツアー後半にはメンバー全員がするようになる。またビデオの最後にみんなでトウモロコシをむいている場面がある。中央の若い男性がマイクでシェフ。

DSC00082Lunchをしたレストラン

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Fisherman' plate
スモークしたサバ
スモークサーモン
ニシンの酢漬け
ムール貝
ビーツ
ケイパー
真ん中はサワークリーム




DSC00234DSC00086キャンプサイト














左はCycle Canada
のバッド












 

カナダ サイクルツーリング(5)Day 3 Newburne to Digby

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Day 3 Newburne to Digby (the Bay of Fundyなど)
Garmin data (詳細)走行距離 148.8 k 獲得標高 1436 m 平均気温 20.3度
Video Day 3   ⬅ビデオはここをクリックしてね!

3日目ともなると、参加者の走り方や走力などもわかってきて、自然に緩やかなグループが出来上がる。もちろんグループは固定ではなく、コース途中で増えたり減ったりする。

私がよくご一緒したのが、ちょっと怖そうに見えるけど、ほんとは優しく気配りをしてくれるマイク、石油会社に勤める几帳面なウェイン、英国人の父をもつドワイト、そして、DHバー付きのミニベロ(!!)に乗っているデイビット。

朝7時頃朝ご飯を食べ終わると何となくこのメンバーが集まってきてスタートする。
マイクはリーダー格でかなりの走力の持ち主なのだけど、全体を見回しながら全体をリードしたり、ちぎれた人が出ると最後列に行って待ってあげたりする。ウェインは上りで遅れがちになるけれど淡々とペダルを踏み、追い上げてくる。ドワイトはつかず離れずという感じで、時々姿を現したり消したりする。デイビットは平地や下りが速くて、私をミニベロで悠々と追い越していく。日本の坂で鍛えられている私は上りになると後ろからどんどん追い抜いていくので、マウンテンゴートのようだと言われた。(そんなにいいもんじゃないけど…マウンテンゴートっは昨年、ユタ州サイクリングで岩山の急斜面を軽やかに走り抜けるマ姿を見て、戦慄が走ったのを思い出した)
マイクとは何度か、けしかけられて上り坂で勝負をした(!)。二勝一敗くらいでマイクの勝ち
注:坂慣れした日本のサイクリストの中では私は遅い方。誤解を避けるためここに明記しておく。

私としてはこの日は結構アップダウンがあったので坂で先回りして、メンバーの走りをビデオ撮影できてラッキーな一日だった。(ビデオはウェブにアップすると解像度が落ちてごめんなさい!)

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奥から、デイビット、マイク、ドワイト、そしてラリー
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4人の女性参加者のうち、ドナ(左)とジャニス(右)
二人は昨年、77日間かけてカナダを横断するトランスカナダに参加し親しくなったのだとか。
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ランチは肉汁たっぷりのハンバーガー
 

カナダ サイクルツーリング(6)Day 4  Digby to Saint John

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4日目はフェリーで、Digby(ディグビー)から、New Brunswick(ニュー・ブランズウィック州)のSaint John(セント・ジョン)へ。本当なら、Digbyのキャンプサイトからバイクでいく予定だったのですが、フェリー会社の都合で、急遽港まで4キロ歩くことに。
到着後はテントをセットアップして、ランチや観光に出かけた。セント・ジョンは観光スポットが一男多くあるので、ビデオをいくつかに分けてレポートします。

1、フェリーで、ニューブランズウィック州のSaint Johnへ。
 Video 1 Ferry (Digby to Saint John) ⬅ビデオはここをクリックしてね!
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美しい朝焼けを見ながら、キャンプサイトから4キロ歩いて、Digbyのフェリー乗り場に。
フェリーの中では、すてきな演奏も。
ランチを食べて、Saint John(セント・ジョン)の街に繰り出しました!
Video 2,  Saint John ⬅ビデオはここをクリックしてね!
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Reversing Falls(リバーシング・フォールズ)
Video 3, reversing falls ⬅ビデオはここをクリックしてね!
セント・ジョン川の橋のたもとで起こる「渦巻の逆流現象」です。

Photos
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カナダの教会は白い美しいものが多いのですが、英国から多くのロイヤリスト(王党派かな)を受け入れたため、英国調のレンガの教会が数多くある。








絶対にシーフード!と、ロブスター好きが、シーフード・レストラン3軒を下見して決めたのが、この「Steamers」
ビデオにロブスターを持っている人が収録されているが、それはここのお店。






これは、地元産のカニ。














もちろん、ロブスター













店内には、漁具がたくさん展示されている。















































 



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ビデオで、ロブスターを持っている場面があります。そのお店でロブスターを食べました。
 

カナダ サイクルツーリング(7)Day 5, St. John to Sussex

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カナダ サイクルツーリング(8)Day 5, St. John to Sussex
Garmin data (詳細)走行距離 96 k  獲得標高 800 m 平均気温 18.9度
Video Day 5 ⬅ビデオはここをクリックしてね!

快適な走りの様子は、Garminのデータとビデオで見てもらうことにして;
今日はこのツアーの食事についてレポートしたい。

DSC00861このツーリングでは、バイクトラブルなどに対応するスタッフが同行しない代わりに、何と夕食担当の「シェフ」が同行し、食事を作ってくれる。
トップの写真はこの日の夕ご飯。グリーンマッスルの前菜に野菜をふんだんに使ったパスタ。そして、フェタチーズたっぷりのギリシャ風サラダ。左は野菜とお肉たっぷりのトルティーヤとクスクスのサラダ。デザートも必ずつく。
DSC00375作っているのは、この写真のマイク。なかなかのイケメンです。できるだけ野菜をたくさん食べてもらうように心がけているとのこと。

毎食、レストランで食べるようなプロ級の食事が出るので、マイクのお料理を楽しみに来る参加者も多い。大きな新鮮な鮭を2本、3枚におろして、半身ずつ4本にそれぞれ違った味付けをしてくれた時は、まるでDSC00374
ホテルで供された豪華料理のようだった。どこでお料理の勉強をしているのか聞いたら、キャンプのない冬場はレストランで働いて修行をしているのだと言う。

さて、キャンプサイトに着いたら、まず、テント。次にシャワーでさっぱりして、ビールというのが、”正式な”ライド&キャンプの楽しみ方。

ビールなどの飲み物はどうするのかというと、マイクとアマンダ(朝ご飯担当)の二人が、移動中に調達し、クーラーボックスに入れて冷やしておいてくれる。

参加者に人気なのが、シードル。リンゴの木はいたるところにあるカナダの特産品。発泡性のあるリンゴ酒を飲んで、次にビールに進む人が多いようだ。

ビールも種類が豊富。地ビールだらけ・・・IPAやピルスナー、ブルーベリーなど、フルーツ味のものと、毎日違ったビールを仕入れてくれるので、これも毎日楽しみだった。





カナダ サイクルツーリング(8)Day 6, Sussex to Moncton

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カナダ サイクルツーリング(9)Day 6, Sussex to Moncton
Garmin data (詳細)走行距離 127 k 獲得標高 1435 m 平均気温 22.5度
Video Day 6,  Hopewell Rocks Tides  潮の干満差、13メートル、海底から岩の塔が現れる
Video Day 6, Moncton ケベックからプリンスエドワード島やノバ・スコシアへの玄関口
Video Day 6, Tital Bore 川下から上流に川が流れる逆流現象。わずか数分のサーフィンも

今日は観光の日!かな。
とても楽しみにしていたのは「Hopewell Rocks」(トップの写真)
Garminのデータを開き、地図を拡大してもらうと、右上にルートから少しだけ外れて往復した場所があるが、それがこのHopewell Rocks。潮の干満差が最大で13メートルにもなるため、引き潮では岩が塔のようにそびえ立つというもの。それまでずっとマイクと走っていたのだけれど、マイクはこのTour Atlantic参加が3回目ということでパス。私だけ向かうことにした。
DSC00726到着すると他の参加メンバーが来ていたので、一緒に観光した。潮が満ちてきたときに、観光客が取り残されないように、看板で注意を換気している。
(ちなみにマイクは毎年このCycle Canadaのツアーに参加していて、カナダ西部を起点にするTour Pacificには、既に6回を数えると聞いて驚いた。他のメンバーも例年のように、参加する人が多いようだ。)

今日のゴール、Moncton(モンクトン)には、潮の逆流現象が見られるTidal Bore Park(タイダル・ボーア公園)がある。一日2回、川下から上流にしぶきと共に水が逆流する。
DSC00736現象が起こるのは、日によって違うが、ネットなどで調べることができる。この日はちょうど19時頃とのこと。食事を中座して駆けつけ、ぎりぎりカメラに収めることが、できた。(ビデオを見てね! 何とこの逆流で、サーフィンができるのだ!!)

ところで、普段はキャンプなのだけれど、何日かに一回はホテルに宿泊。マイクの夕ご飯はお休みになるので、何人か集まって、食事に出かけることになる。Monctonでもやっぱり、シーフード

DSC00738DSC00737イタリアンでシーフードだ。
写真は、ロブスターのリングイネ。
リングイネっぽくないけど・・・
でも、濃厚なクリームとロブスターがうまくマッチング!






これは前菜にとオーダーしたサーモンのサラダ。
この量!リングイネまでたどり着けるかとちょっと不安になったが、とても新鮮なサーモンを焼いているらしく、美味。

二皿をぺろりと平らげた。


 

カナダ サイクルツーリング(9)Day 7, Moncton to Murray Beach

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カナダ サイクルツーリング(10) Day 7, Moncton to Murray Beach
Garmin data (詳細)  走行距離 87 k 獲得標高 386 m 平均気温 23.4度
Video Day 7 The Big Lobster and Murray Beach (Camp site)
Video Day 7, 我らがシェフ、マイクの華麗な包丁さばきとお腹をすかせたメンバー

毎日の距離はそんなに長くないし、皆自由に気ままに走る。どこで道草してもどこで豪勢にランチをしても勝手だ。昨夜のこと、メンバーの一人が途中の町で、ロブスター屋さん(レストランでない)に立ち寄って、茹で上がったばかりのロブスターを自分で選び、たらふく食べてきた!と自慢した。
DSC00744もうみんなよだれタラタラ。今日のルート上にも、Shediac(シーディアック)という町があって、そこでロブスターの茹でたてを食べれるという、私は「絶対、食べるぞ〜!」と意気込んでMonctonを出発した。
しかし、Shediacの町は出発してからわずか30キロの地点。朝7時過ぎにはスタートしているので、まだ10時前。おやつの時間にもなっていない。泣く泣く諦めた。。。。
(写真はShediacの町にある巨大なロブスター。よじ上って遊べる)

DSC00747ところでまだ、バイクの話をしていない。右の写真は、デイビットのミニベロ、DHバー付き
あり得ないだろう!と日本では思う。でもカナダは何でもあり、というか自由にバイクを楽しんでいる。
他にも、シクロクロスか何かよくわからなかったので、持ち主のテッドに聞いたら、「う〜ん、元々はシクロクロスだったけど、、、いろんなのの組み合わせかな〜」という返事が返ってきた。彼はフェリーで移動の際、車から落として前のフォークが折れ、その町のショップに持っていった。サイズにあったのがマウンテンバイクのフォーク。ということで、テッドはその翌日から、シクロ&マウンテン&その他諸々のハイブリット車で走ることとなった。(写真を撮ってないけど、ツアー中に撮ったビデオの中には出てくるかも)
そういえば、ツアー前日にバックミラーを左右反対にしようとしてうまくつけられなかったので、同じく前泊していたアランに頼んだ。メカニックの彼は、ついでにいろいろ調整してくれて最後に一言、「正真正銘のコルナゴを初めて見た」とつぶやいた。驚いて聞き直すと「いや、外国製は高いから、みんな国産のに乗っている」と。言われて見渡すと、見知らぬメーカーのものが多い。トレックもあるけど日本では見たことのないものばかり。日本でよく見るブランドに乗っているのは本当に数人だけ。カナダだから、みんなサーベロかな〜と思っていた私は、ものすごいスノッブだったと恥ずかしくなった。
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 さて、今日の宿泊は美しい海岸線のMurray Beach(マーレイ・ビーチ)。ビデオにはそのビーチとキャンプサイト。そして、華麗な包丁さばきのマイクと、夕食を待ちきれずに列をなす参加者の様子を収めたので、見てくださいね!

カナダ サイクルツーリング(10)Day 8, Murray Beach to Charlottetown

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カナダ サイクルツーリング(11)Day 8, Murray Beach to Charlottetown
Garmin data(詳細)走行距離 79 k 獲得標高 434 m 平均気温 21.1 度
Video Day 8,   バイクを積んで、Confederation Bridge を渡る

DSC00769今日はいよいよConfederation Bridge(コンフェデレーション・ブリッジ)を通って、プリンスエドワード島に渡る。橋の長さは12.9キロ、車でも約10分かかる。自転車や歩行者は通行禁止で橋のたもとにあるシャトルバスで渡ることになる。シャトルにバイクを載せて渡るのが面白かったので、ビデオに収めた。
(Video Day 8 に収録)
最大2時間の待ち時間とのことだったが、朝早かったせいかほとんど待たずに渡ることができた。ラッキー
DSC00776ルート上に良さげなカフェが見つかると休憩をとる。今日も海辺にすてきなカフェを見つけた。写真は左から、マイク、ウェイン、そしてデイビッド。この日も4人一緒だった。
この辺り、なぜかシナモンロールがおいしく、何度か食べた。
DSC00778 
さて、今日の目的地はCharlottetown。
DSC00789赤毛のアン観光の中心地だ。

今日はキャンプ場ではなく、この町にある大学の寮に宿泊。ちょっと文化的な暮らしができる!!とあって、夏限定、それも月曜から水曜限定(すごくラッキー!)で上演している赤毛のアンのミュージカルを見に行った。

すべての英語がもちろん聞き取れる訳ではないが、ストーリーを知っていることで、かなり楽しめた。

明日はRest dayでバイクはなし!ということで観光一色となります!

 

カナダ サイクルツーリング(11)Day 9, Rest Day at Charlottetown

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カナダ サイクルツーリング(12)Day 9, Rest Day at Charlottetown
Video Day 9, Charlottetown
Video Day 9,Landscape of PEI (95秒あります、結構たいくつです^^;)
Video Day 9, Anne of Greengables(2分以上あります。アン好きな人に!)

2週間のツーリングのうち、バイクに乗らないお休みの日がある。
今日がそのRest Day。何をしようかな〜と思っていたけれど結局定番の赤毛のアン観光に行くことにした。Charlottetownの観光案内所から出発する約4時間のツアーで、赤毛のアンの世界が広がるCavendish(キャベンディッシュ)がメインで、ロブスターの漁港やBeachにも立ち寄るもの。
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まず行ったのが漁港。写真の四角いものはロブスター漁に使う「かご」。Atlantic Canada地域ではロブスターの生育を確実にするため、地域ごとに漁の時期を取り決め、一年を通じていずれかの地域で漁を行い、新鮮な地元産のロブスターを食べられるように工夫している。この地域では先週までが漁の期間だったとのことで今はこのようにかごがこうして積み上げてあるのだ。
DSC00804アンが物語の中で土が赤いことに驚くシーンがあるが、Cavendish Beach(カベンディッシュ・ビーチ)もこのように赤い崖だ。美しい海岸線が広がる。

 赤毛のアンの世界はいろいろ紹介されているし、私もここで添付ビデオでも紹介しているので、興味のある人はそれを見てもらうことにして、、、

ビデオにも収録されている郵便局について一言。モンゴメリが3年間郵便業務を行ったというグリーン・ゲイブルズ郵便局だが、今も現役(!)なのだ。写真は郵便居の内部。この手前にモンゴメリゆかりのものが展示してある。
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私にとってのハイライト!すごくすごく楽しみにしていたロブスターディナーの写真を掲載する。(At the Water Prince Corner Shop)
まずは、お店の雰囲気とランチョンマット。食べ方の解説付き!
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前菜のグリーンマッスル。Charlottetownはむしろこちらで有名!)
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そして、ロブスター!(最もポピュラーな1.5パウンドサイズ)
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これが、簡単に食べきれるんだな〜
これで明日からもライディングががんばれる!
 

カナダ サイクルツーリング(12)Day 10, Charlottetown to Lower Barneys River

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カナダ サイクルツーリング(13)Day 10, Charlottetown to Lower Barneys River
Garmin date (詳細)走行距離 109 k 獲得標高 739 m 平均気温 27.6度
Video Day 10 メンバーの軽快な走り& FNL Ferry from Wood Island to Caribou

20130915_132004もっと早くに説明すべきだったかもしれないが、、、

こうしたツーリングでは、自転車の大会のように曲がり角毎に、誰かが待っていて、案内をしてくれる訳ではなく、前日に曲がり角と簡単なルート図を記したキューシートが配られる。
このシート、コピー厳禁。
25年の実績を持つCycle Canadaが長年の経験からルート設計をしていて、いわば企業秘密なのだ。なので、時々はハイウェイ(カナダでは有料道路ではなく、かつ、歩行者も含め通行可能)を走るが、ほとんどの場合、交通量が少なくのどかな場所をのんびり走ることができる。
もちろん市街地ではわかりにくく何度も迷子になったが、それでもすべての道に名前がついているので、その確率は日本より低いように思う。
DSC00488さて、10日目ともなると、参加者全員がそれぞれの走り方を把握してきて、頂上での待ち時間(持ってもらう時間)が推測できるようになる。
今日は上り下りの多い一本道が多かったので、思い思いにガンガン走って、坂の頂上でメンバーを待つ、というスタイルで、前後しながら一緒に走った。

今日のビデオは、メンバーの快適な走りと本ツアー最後となるフェリーの様子を収録した。



 

カナダ サイクルツーリング(13)Day 11, Lower Barneys River to Lonwood

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カナダ サイクルツーリング(14)Day 11, Lower Barneys River to Lonwood
Garmin data(詳細)走行距離 119 k 獲得標高 1040 m 平均気温 18.9度
Video Day 11  ひたすら走るメンバーを収録!(一分半くらいかな。。)

いや〜今日は寒かった。平均気温18.9度。そして、最後の30キロほどは土砂降りの中!
ということは、キャンプサイトに着いたときは全身ずぶぬれ。もっと恐ろしいのは、キャンプサイトの地面がびしょびしょで、テントを張ることができない。。。。
キャンプ第一日目も雨に降られたが、今日はその比ではない。とりあえずシャワーを浴び、洗濯をしようとしたら、コインがない。両替をしてもらうため、雨の中管理オフィスに行ったら先客がいた。彼は、なんとキャビンを予約していたのだ! キャビンなら雨は関係ない。
DSC00870そうか、その手があったか、と私もキャビンを申し込もうとしたら、「今の人で、キャビンは満杯になったの・・・」と申し訳なさそうに管理人のおばちゃんが言う。「町に出て、ホテルを探したら?」と薦めてくれたが、「車じゃなく、自転車なの」というと、ますます申し訳なさそうな顔になった。

雨は夕方まで降り続き、ようやく上がった。でも地面はびちょびちょ。私のテントの防水がうまくいっていないことを知ったデイビットが、テントの床全体に敷ける大きなビニールを貸してくれた。良かった。今晩も濡れずに眠ることができる!

☆今回は雨の前にひたすら走るメンバーの姿をたくさんビデオカメラに収めました。
興味があったら、ビデオを見てください。
 

カナダ サイクルツーリング(14)Day 12, Lonwood to Cheticamp

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カナダ サイクルツーリング(15)Day 12, Lonwood to Cheticamp
Garmin data(詳細) 走行距離167 k 獲得標高 1423 m 平均気温 17.8度
Video Day 12  いよいよ、Cabot Trailへ

今日は今回のツーリングの最長距離である160キロ超。いよいよ、ノバ・スコシア 州北部のCape Breton(ケープ・ブレトン)に渡り、後半は北米で一番美しいドライブルートとされるCabot Trail(カボット。トレイル)に入る。
ということで、今朝は朝ご飯のかなり前から全員が待機。出される否やそそくさと食べ終わり、キャンプサイトを出発した。
Cape BretonはAtlantic Canadaの中でも手つかずの自然が残されている場所で、ハイキングコースに入ると必ずMoose(和名:ヘラジカ、シカ科の最大種。北米でとてもポピュラーなシカで、名前にちなんだビールがあったり、Dancing Mooseとかいう楽しいレストランがあったりする。ただし、巨大なので車に打ち当たれば車が大破する)に出会えるというので、遭遇をかなり楽しみにしていた。
ルートの後半で私は手持ちの懐中電灯の電池が切れたことを思い出し、メンバーと離れてショップ探しをしたため、目的地のCape Breton Highlands National Parkに位置するキャンプ場まで単独で走った。キャンプ場のゲートをくぐり、コーナーを回ったところで、黒い大きなものがゆっくりと林から出てくるのが見えた。
なんかクマみたいだけどな〜ここは動物園じゃないし〜とか思って、ふと我に返った。横切っているのは巨大なクマだ!と気づいて、慌てて自転車を止めたところで、顔を上げたクマと目が合った。クマとの距離、わずか20メートルほど。一対一でクマに遭遇するとは!
急いでUターンをし、ゲートに戻り受付の女の子に、黒い大きなクマが道を横切っているよ〜と駆け込んだ。その女の子は、よくいるんですよね〜と涼しげな顔。気を取り直して、クマが林に消えた道をゆっくりと通り過ぎる。もうクマはいない。今日は朝からずっとMooseを探していたけれど、まさかクマに出会えるとは思ってもいなかった。
その夜は怖くてお手洗いに行けなかったのは言うまでもない。
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左から、マーク、マイク、デイビット、そしてティム
ティムは毎日いろんなアロハシャツを着て楽しませてくれた

カナダ サイクルツーリング(15)Day 13, Cheticamp to Dingwall

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カナダ サイクルツーリング(16)Day 13, Cheticamp to Dingwall
Garmin data(詳細)走行距離 70 k 獲得標高 1369 m 平均気温 18.4度
Video Day 13,  Cabot Trail2日目 (本ツアーのハイライトです!)

今日は本ツアー最大の難所であると同時にハイライトであるCabot Trail2日目。French Mountain、MacKenzie Mountain、North Mountain3つの山を超える。一つ一つの山は、455 m、372 m、445 mと高くないが、ほぼ海抜0 mからのぼるので、それなりにしんどい。
DSC00649DSC00648Garmin のデータでもたった70キロで、獲得標高が約1370メートル。13%の上りが4キロ続いたのにはさすがに参った。延々と坂が続く訳で一切休めない。最後は、少しでも斜度を緩くするため、ジグザクに走ったほど。(最後はもしかしたら、13%以上あったかも)最初はマイクのすぐ後ろで何とかついていったのだけど、途中でちぎられた。ふうはあ言って上りきったところで、マイクに「よくがんばったね!」と言ってもらえてとても嬉しかった。
他のメンバーをカメラに収めようと少し下って待ったが、なかなか上ってこない。汗で寒くなったところでマイクが「僕が待つから、ゆっくりと先に行っていいよ」と言ってくれたので、時々止まりながら写真を撮って待つことにした。

写真では斜度をあまり伝えられないのが残念!
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カナダ サイクルツーリング(16)Day 14, Dingwall to Baddeck

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カナダ サイクルツーリング(17)Day 14, Dingwall to Baddeck
Garmin data(詳細)  走行距離 132 k 獲得標高 1435 m 平均気温 21.7度
Video Day 14, Cabot Trail 3日目(最終日)
 
いよいよ最終日。はじめは長いな〜と思っていたのに。いろいろ名残惜しい。。。
マイクが朝「今日はフルで走るよ」と言った。それは私も同じ気持ちだった。というのも、毎日渡されるキューシートには走力とか気分にあわせて、ショートカットしたりオプションで長くしたりできるようになっているのだけど、やっぱり最終日はフルバージョンでいきたいという思いは同じだったみたい。
DSC00554それに、今日はいつも走っていたメンバーで走りきろー!と思っていたのだけど。。。

のぼりに弱いはずのウェインが今日は絶好調。私が写真を撮っている隙にマイクとウェインがいい調子で先に行ってしまった。マークとデービットと私の3人で追いかけたのだが、そのうち私はお手洗いに行きたくなり、二人に「先に行ってお手洗いを探すね」といって、二人を追いかけつつお手洗いを探した。しかし、行っても行っても二人の姿はない。それにお手洗いを借りれるようなガソリンスタンドもグローサリーショップももない・・・
DSC00555お手洗いがかなり限界になり、仕方なくレストランに入って、後から来るマークとデイビットを待つことにした。
そのうちテッドとチャールズが外においてある私のバイクを見つけて、レストランに入り、ランチに合流した。
ロブスターチャウダー(!)を食べ、ふと窓の外を見たら、マイクはじめ、仲間4人が疾風のごとく走りすぎるのが見えた。「え〜!いつの間にか二人を追い抜いてしまっていたんだ」と絶句。
でも、もともとチャールズには、Cabot Trailは一緒に走ろうよと誘われていたので、最後だし、、と気を取り直し、一緒に走ってもらうことにした。
DSC00569ー写真左はチャールズ、聞き惚れるくらいダンディーな声の持ち主。右がテッド。テッドは気遣いの人で、話が途切れるとちょっとおどけて場を盛り上げようとしてくれる。そのおどけ方が(ちょっと古くてわからない人も多いかと思うけど)映画「アマデウス」の主人公、モーツアルトによく似ていた。
さてさて、3人で楽しく走り、あと20キロでゴールというところで、前を走っていたテッドの後輪の空気圧がなんだか低い。走りにくくないかと後ろから声をかけたら、大丈夫〜と答えたのでまあいいか、とさらに1キロほど行ったところで突然テッドが止まった。「パンクのような気が・・」と。だよね〜!!!
3人で道ばたで修理を始める。すごくテッドが落ち込んだので、「誰だって、パンクはするよ!」と慰めたら、「あと20キロなのに〜、悪いことはいつも僕にだけ起こるんだ〜』と余計いじけた。
そういえば、3、4日前、7人で一緒に走っていて、一番後ろのテッドが激しく転倒、あちこち傷を作っただけでなく、後ろのシフトまでできなくなる、という事件があった。ショップでバイクを修理してもらい戻ってきたテッドに傷は大丈夫?って聞いたら、「最も傷ついたのは、僕のプライドなんだ。6人もWitness(証人?)がいた。。」と言ってたな〜 あながちテッドのいうことはあたってないこともない・・・そんなこんなで、ゴールのBaddeckに着いたのはかなり遅くなっていた。
DSC00699この日は、もちろん打ち上げ!
ホテル近くのシーフードレストランに移動。そして、もちろんロブスター三昧!!!
打ち上げで、ビデオを回したら皆手を上げて応じてくれた。楽しげな雰囲気は伝わると思うので、興味があったら見てくださいね。

写真は完走証。

 

カナダ グルメ編  (1) ロブスター

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カナダ グルメ編 (1) ロブスター

アトランティックカナダの名物と言えば、ロブスター。
今回訪れたすべての地域でロブスターの料理を味わうことができた。姿で食べたのは3回。茹でるだけのシンプルな料理法のせいか、どこの店でも当たり外れなくおいしく食べることができた。
トップの写真は、セント・ジョンのSteamersのもの。この町で3つあるシーフードレストランを下見して、最終的にここにした。(この日の食事の様子は、カナダ サイクルツーリング (7) Day 4, Digby to Saint John で紹介)前菜にムール貝をつけて、ロブスター・サパーとして食べるのが一般的です。
DSC00825このロブスター・サパーはプリンス・エドワード島のレポート、カナダ サイクルツーリング(12)Day 9, Rest Day at Charlottetownで紹介していますが、お店の名前は、Water Prince Corner Shop。シャーロットタウンのインフォメーションセンターから徒歩数分の場所に位置しており、Shopという名前の通り、外観はレストランというより、お土産屋さんの雰囲気。ランチョンマットには、お店の歴史とともにロブスターの食べ方が載っています。(この日だけはじっくり味わいたかったので、一人で食べにきましたが、私同様一人で黙々と食べている人が他にもいました)
DSC00245さて、ロブスターは姿でも食べるのですが、ランチなどで食べるのが、ロブスター・ロールです。見た目はカニマヨ・ロールみたいですが、実際、ロブスターの身がこれDSC00307でもか!というくらいたくさん入っていて、ものすごく贅沢。混ぜ物で増やしている訳ではなく、これ正味です。

DSC00305シャーロットタウンでWater Prince Corner Shopの他に有名なのが、Lobster on the Wharf。名前の通り、埠頭にたつロケーション抜群のレストラン。私はレストランには行かなかったのですが、そのレストランに併設されているFish Market(というには、普通のお店)で、ロブスター・ロールを買って、公園で海を見ながら食べました。写真は、お店の陳列棚と、パックに入ったロブスター・ロール。ほんとに身がたっぷりなのがわかると思います。

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カナダ グルメ編 (2) 退屈なバーガー!?

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カナダ グルメ編(2)退屈なバーガー!?

DSC00197サイクリングで走行距離が短か過ぎると、お昼になるかならないかで、キャンプサイトに到着してしまう。
この日も12時頃到着しても仕方ないというので、ゴール10キロ手前ぐらいで、道行く人においしい店はないかと聞いて入ったのが、このお店。残念ながら、店の名前も覚えていない(Sussexの手前、といってもわからないですよね^^)し、外観の写真も撮り忘れたのですが、メニューを見て!!
アンダーラインを引いてある一番上。その名も「The Boring Burger」(退屈なバーガー)。居合わせたメンバーでゲラゲラ笑った。下に書いてある説明は、「その名の通りシンプル、肉汁たっぷりで、ケチャップかマスタードで」。Awesome Burgersのカテゴリーの下に入っているのも笑える。Awesomeという単語はカナダの人たちが「すごい!」「すばらしい!」くらいの意味合いで使う形容詞。多分きっとすごくおいしいんだと思う。
DSC01006私が食べたのは、このアボカドのサラダ。見るからに美味しそう。いや、実際すごく美味しかった。
量はサラダでも十分。チキンとアボカド、そしてベーコンと野菜がたっぷり。
カナダでは、これは?という疑問符を投げかけたくなるような食事には一切出会わなかった。恐らく日本人の口に合っているのだと思う。
DSC01005もう一枚は隣に座ったマイクがオーダーしたもの。ピタパンにたっぷり野菜とお肉が載っている。
あまりに美味しそうだったので、写真を撮らせてもらった。

ちなみにランチのお値段は、どこもだいたい10ドル前後。1000円くらいだから、日本と同じくらいか、高め。
(もちろん、日本のおしゃれな店で同じものを食べればもっとするかもしれないけれど、カナダの片田舎のお食事なので、ロケーションを考慮すると高めかな。。。)



カナダ グルメ編(3)漁師のプレート

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カナダ グルメ編(3)漁師のプレート
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カナダ、ノバ・スコシア(Nova Scotia)州にあるルネンバーグ(Lunenburg)は、造船と漁業で栄えた町。旧市街がユネスコの世界文化遺産に登録されており、街全体がカラフルで美しい。大西洋漁業博物館などもあり、レストランもシーフードが中心。
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Topの写真は海沿いにあるレストラン、Savvy Sailor (賢いセイラー?)のフィッシャーマンズ・プレート。(リンクはつけましたが、営業時間とメニューのみ)
ニシン、サーモン、マカレル(サバの燻製)、ムール貝などにビーツの千切りやケーパーとパン。サワークリームにつけて食べる。
ちょっとぐちゃぐちゃに載ってる感じ。素朴だけど素材が良い。 見た目より中身かな。。。

カナダ グルメ編(4)Hilton's Special トルティーヤチップス

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カナダ グルメ編(4)Hilton's Special トルティーヤチップス
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カナダでのサイクリングツアーは、Baddeckで解散。それから路線バスで6時間近くかけて、Halifaxに戻った。14時頃に到着したが、格安チケットだったためフライト時間が選べず、空港近くで一泊することにした。
15時頃ホテル(Holiday Inn )にチェックイン。空港近くなので周りにレストランなし。ホテルに聞いたら、宿泊客は隣のヒルトンのレストランでどうぞという。ホリデイ最後の日だから、ちょっと豪華に夕食をしたいとおもっていたが、朝のフレンチトースト以来、何も食べてない。空腹に勝てず、16時頃のこのこと出かけた。
で、出会ったのがこのトルティーヤチップス。チーズとカラーピーマン、ライブオリーブ、紫玉ねぎ、ハラペーニョなどが沢山入って、こんがりと焼いてあっておいしい。
これが、カナダのビール、Mooselightの生中(1lb)とセットで、約20カナダドル。 

カナダ グルメ編(5)やっぱりメープルシロップ

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カナダ グルメ編(5)やっぱりメープルシロップ
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 カナダといえばメープルシロップ。やはり外せない!
写真はツーリング最終日、Baddeckのホテル、テレグラフ・ハウス(Telegraph House)の朝ご飯。おすすめは何かと聞いたら、このフレンチトーストだと。コーンフレークがまぶしてあるので、カリカリとした歯ごたえがたまらない。そして何と言っても添えてあるメープルシロップが、くどくない甘みとふわっと柔らかい風味がある。
私が一人で食べていると、ツアー中よく一緒に走ったデイビッドが合流。同じくフレンチトーストを頼んだが、トーストを食べ終わった後、ウェイトレスがプレートを持ち去ろうとしても断固として渡さない!結局、メープルシロップをスプーンですくって食べきった。デイビッドはカナダ人。カナダ人にしてこの態度。やっぱり本場は違う!

ちなみにBaddeckは、19世紀半ばにグラハム・ベルがワシントンの慌ただしい暮らしを捨て、移り住んだ場所。グラハム・ベル博物館がある。ホテル名のTelegraph Houseはベルに由来するもの。
 

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