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ユタ州 キャニオンランドを行く(1) ZION National Park

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ユタ州 キャニオンランドを行く(1) ZION National Park
※2012年9月に参加したツーリングのレポートです
Garmin data 詳細: 走行距離 
36.49 km 獲得標高 241 m 気温 31.7 °C

昨年9月にユタ州のキャニオンランドにツーリングに出かけた。
その際の写真だけでも共有したいと思い、遅ればせながらレポートします。

アリゾナ州のグランドキャニオンは有名だけど、実はユタ州にもたくさんキャニオンがある。
それぞれ個性があり岩の形が異なるだけでなく、色もカラフルで「色彩の国」とも言われる。

私が参加したのは、ニュージーランドのアドベンチャー企画会社が紹介していたもの。
ニュージーランドで紹介する米国のツアー。当然、世界各国から参加者があつまるもの。。と思っていた。
ところが、集合場所のラスベガスのホテルに到着してみると。。。全員がアメリカ人、そして男性ばかり・・・マジですか・・・!?
女性は一人もいない。。。(下の写真、、、強そうな男性ばかりでしょ!)
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今日から約700キロの行程、、、一体どうなることか。
まずは、ラスベガスからトレーラーに参加者のバイクを載せ、
ザイオン・ナショナル・パーク(ZION National Park)の玄関口、スプリングデールに向けて出発!
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さすがアメリカ。砂漠が続く。雄大!
道中の景色もすばらしい。ガソリンスタンドで給油。
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私たちもランチを買って、補給!
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スプリングデールに到着。
ホテルから臨む山を見て、わくわくする。
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チェックイン後、全員でザイオン・ナショナル・パークに向け、出発!
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下の写真は、ザイオン・ナショナル・パーク入り口。
ここから、トレッキング・ロード。といっても、舗装してあるので、ロードバイクも問題なく走れる。
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切り立った崖と青い空。絶景の連続。
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目の前に繰り広げられるパノラマにただただ、感嘆の叫び声をあげる。外人の私だけではなく、ニューヨークやシカゴなど米国各地から集まったメンバーが、ジーザスとか叫びながら隣を走っているのを聞き、アメリカ人にとってもこれはすごい景色なんだ、、、となぜか驚く。

途中大きな鳥が横切ったので、クジャク?と隣の人に聞いたら、七面鳥とのこと。野生の七面鳥なんて初めて見た。

今日は公園往復、22キロをゆっくりサイクリングした。
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以下はホテルからの絶景。廊下と室内。
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ユタ州 キャニオンランドを行く(2) Zionから、Bryce Canyonに

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キャニオンランドを行く(2) Zionから、Bryce Canyonに
※昨年9月に参加したサイクリングツアーです
Garmin data 詳細 走行距離 
144.81 km 獲得標高 2,056 m 気温 26.4 °C

このツアーは、サイクリング・エスケープス (Cycling Escapes)という企画会社(オーナーのリチャードとアシスタントの男の子の二人で、各ツアーを運営)が行っているもので、米国全土&カナダまでをカバーするツーリングを年間を通じて企画募集している。
私が参加したユタ・バイシクル・ツアーズ (Utah Bicycle Tours)は、例年同様のメニューで実施されている。(コースの詳細はリンクしたサイトでご確認いただけます。)
今年、ロサンゼルスでのツアーに参加したいと思い、9月末にメールをしたら、まさにユタツアーの真っ最中で、懐かしく思い出した。

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さて、二日目はザイオン国立公園(Zion National Park)からブライスキャニオン国立公園までの約145キロ。
昨日走ったザイオン国立公園を抜け、つづら折りの山を登る。しばらくして、ザイオン山のトンネル( the Zion-Mt Carmel tunnel)に差し掛かる。ここは自転車での走行ができないので、全員のバイクをトレーラーに積み込む。トンネルの中は所々明かり取りのために岩に穴(窓)が開いていて、その穴ごとに景色がどんどんかわるのが分かる。
トンネルを抜けて、バイクで再出発。
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気持ちよく走る。
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途中で記念撮影。
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ランチはみんなでピクニック。
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補給はこんな感じ。
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今日は距離がある上に、獲得標高も結構ある。しかもこの日は向かい風。
他のメンバーと走力の差があるので、後半は単独走行。辛い。沿道ののどかな景色に励まされる。
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向かい風に負けそう、何だかずーっとだらだら登り。。。辛い。
と思っていたら、突然左前方に赤い山、いや、崖が。。。面白い形!
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何これ?着いた?これがブライスキャニオン?
突然、元気が出る。
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ブライスキャニオン国立公園に入る入り口で、リチャードが待っていてくれて、水と食料の補給を受ける。ここからはサイクリングロードに入る。
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ほとんど一人旅。後ろから「On your right!」と行って男の子が追い抜いて行った。
そうか、日本で「右、通りま〜す」はこんな風に言うのか、と今更ながら、アメリカでのサイクリングに感激。
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今日は、ブライスキャニオン国立公園内のコテージに宿泊。
私以外のメンバーは散策を楽しんだとのことだったが、私はかなり遅いゴールだったので、散策は明日!
明日も頑張ろう! 

ユタ州 キャニオンランドを行く(3) Rainbow Point, Bryce Canyon

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ユタ州 キャニオンランドを行く(3) Rainbow Point, Bryce Canyon
走行距離140キロ/獲得標高 記録なし(天候によりコース変更)※2012年9月に参加したツアーです。
Garmin data 詳細:途中スイッチを入れ忘れているので、距離、標高とも少なくなっています。

エスカレンテ(Escalante)に向かう前に、まず山登りしてレインボーポイント(Rainbow Point)に向かう。ここまではいろんな絶景ポイントがあって、それぞれ皆思い思いにバイクを止め、景色に見入ったり、写真を撮ったり。。。完全な観光モードになる。(写真を何枚か続けて紹介!)
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一番上のヨビンパポイント(Yovimpa Point)からは、延々と続くブライスキャニオンの絶壁を臨み、その壮大さに言葉を失う。以下はヨビンパポイントのトレイル説明と大パノラマの写真。
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延々と断崖が続いているのがわかる。この断崖は30マイル(50キロ弱)も続くという。
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ヨビンパポイントの駐車場。ここから一気に下り、エスカレンテに向かう。
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ユタ州 キャニオンランドを行く(4) Rainbow PointからEscalanteへ

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ユタ州 キャニオンランドを行く(4) Rainbow PointからEscalanteへ
走行距離140キロ/獲得標高 記録なし(3)の続き(同じ日ですが写真が多いので2つに分けました)
Garmin data 詳細:
(3)でも書きましたが、途中スイッチを入れ忘れているので、距離、標高とも少なくなっています。※2012年9月に参加したツアーです。
 
ブライスキャニオンからエスカランテ(Escalante) まではユタ州道12号線をひたすら進む。12号線は全米に96カ所ある国立シーニックバイウェイの一つで、ブライスキャニオンからキャピトルリーフ国立公園を結ぶ変化に富んだ道。この日はその途中のエスカランテまで行く。
ブライスキャニオンを一気に下り、まずはランチ!
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自分でサンドイッチを作る。チーズとハムとトマトとピクルス。
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腹ごしらえをして、エスカランテに向け出発。
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景色はどんどん変わって行く・・・
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途中、可愛い馬やポニーがいたりして、、、休憩♩
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ひたすらまっすぐ。毎朝行程の書いてあるキューシートをもらって走るけれど、回り角はいつも3つか4つ。100キロ以上走るのに・・・
日本では考えられない(だから私でも迷わずに目的地にたどり着ける^^;)
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この展望台まで、結構なきつ〜い坂、、、
この日はGarminのスイッチを入れ忘れ、獲得標高が実際より少ないが、
でもきっと1500メートル以上は登っている気がする・・・
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頂上で記念撮影!私の愛車。
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一気に下りて、またひたすらまっすぐ!
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12号線沿いにあるグランドステアケース・エスカランテ国定公園はアメリカでもっとも広大な公園。
両側に荒野が広がる。。。こんな道をひたすら走り、エスカランテに到着!!

夕食は鶏が放し飼いの庭でバーベキュー。
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ビールは絶対外せない・・・アメリカではペールエールが一番おいしいような。
ビールの右側のごっつい人がリチャード。Cycling Escapesのオーナーさん。
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この生の人参、美味しいんだよね〜
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 今晩のホテル。このモーテル、西部劇に出てきそう!
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明日もがんばるぞ! 

ユタ州 キャニオンランドを行く(5) EscalanteからTorrey(キャピトルリーフ国立公園)へ

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ユタ州 キャニオンランドを行く(5) EscalanteからTorrey(キャピトルリーフ国立公園)へ
※本ツアーには、2012年9月に参加したものです。写真を見ていただきたくて、ブログに掲載します。
Garmin Data詳細: 走行距離 107.8キロ 獲得標高 1940 メートル 気温28.1度

さて今日はハードな登りの日!(といっても毎日結構な登り続きですが・・・)
まず一つ目は、ホグスバック(Hogsback)山頂への登り。そしてその後、ボルダー(Boulder)山。。。。
今日もひたすら州道12号線を走る。左右はこんな感じ。
何もない荒野の中にあるのは12号線だけ。。。一本道だけど登ったり下ったり・・・
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途中でキャンピング道具なんかを積んでツーリングをしているカップルに遭遇。
とってもすてきだったので、写真を撮らせてもらった。
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すごく荒々しい景色なんだけど、写真だとあまり伝わらないのが残念。
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何か変だよね、、、荒野の中の道に突然こんな看板があったりして・・・
砂漠の中の「カモ」??
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ひたすらこんな感じ・・
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12号線は結構尾根伝いで、道路の両脇が切り立った崖だったりする・・
で、下はHogsbackの坂を上りきったところ。Topの写真はメンバー全員で記念撮影。
Hogsbackの手前は10〜16%の坂がずっと続く。私は登る前、上を見上げて、気持ちがかなり萎えた。
途中までヘイヘイと登っているところで、リチャードが上からさーっと下りてきて、私の様子を見ながらずっと下まで降りてまた登ってくる。嘘だあ。。。こんなとこ、私は二度と登りたくないのに。
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Hogsbackの頂上からは狭い尾根伝いの道。両側絶壁。日本では考えられないけど、柵がない。
そんな道をしばらく下ったら、また徐々に上り坂。だらだら5〜6%の坂が延々と続く。
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みんな私より遥かに早いから、私が休憩場所に着くか着かないかのタイミングで、みな再出発。
それでも、ハアハア息を切らしながら何とか頂上に。9600フィート。
写真がぼけているけど記念写真。9600フィートって、2926メートルの高さ。
3000メートル近くの所まで登るなんて・・・信じられない。
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後はボルダー山を一気に下って、ボルダーの町に。
コーナーを回って、ボルダーの町が見えた時、一緒に走っていたニューヨーカーに「ボルダーはランナーの聖地だったよね?」って言ったら、「それはコロラドだよ!」って、なんだ〜違うんだ〜ってがっかり。
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リチャードとシカゴから参加のマイク。(時々こうして待っててもらう・・・)
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キャピトルリーフ国立公園までもうすぐ!遠くに見えるのがトーレイ(Torrey)の町。
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やっと着いたあ!下はホテル前の景色。
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今日もよく登った・・・
 
ホテルの部屋から絶景が・・
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こんな景色を見ながら寝れるなんて最高!下はベッドの上に寝ながら見えた景色!
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ユタ州 キャニオンランドを行く(6) Scenic Drive, キャピトルリーフ国立公園

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ユタ州 キャニオンランドを行く(6) Scenic Drive, キャピトルリーフ国立公園
Garmin data 詳細:走行距離 80.63 K 獲得標高 884 m 気温 26.9度
Scenic Drive(シーニック・ドライブ&Fremont River沿いを走る) 

今日は宿泊したTorreyをベースににキャピトルリーフ国立公園内 のシーニックドライブとフレモント川沿いの道を走った。まずはホテル前から!
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州道24号線をまっすぐ
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ここからシーニック・ドライブ
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記念撮影!
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親子参加のメンバーの息子さんの方。息子さんは慣れていないので上りは常にパス。
下りをメインに楽しいんでいた。
(レースじゃないから、これもあり。好きなところを走ればよい!)
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荒々しい景色が続く
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こちらはお父さんの方。親子参加っていいなあ・・・
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コーナごとにすてきな景色が展開
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ここが一応シーニックドライブのゴール。
前日のボルダー山頂で私が「やったー!」と叫んだのを聞いていたメンバー。
I made it!だよと教えたら、ここで「やったー!」と万歳。
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この先は、ダートになるのでバイクに乗らずに少し散策
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少し走り足りなかったので、いったん24号に戻り、フレモント川(Fremont River)を走る
とcうう、先住民の岩絵をみる。(写真はなし)なんだか宇宙人が書いたみたいな・・・

休憩!
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ここからホテルへと引き返します
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道はひたすら続き、両サイドには奇岩が。
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ホテルに近い!
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ホテルでのランチ後、参加メンバーによるギターの午後。ゆったり過ごす

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ユタ州 キャニオンランドを行く(7) Hickman Bridge, 先住民の岩絵@キャピトルリーフ国立公園

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ユタ州 キャニオンランドを行く(7) Hickman Bridge,  先住民の岩絵@キャピトルリーフ国立公園

午前中にサイクリング、ランチを食べてギターでゆっくりした後はバイクをホテルにおいてハイキング。キャピトルリーフ国立公園のビジターセンターから3キロほどの場所にあるHickman Bridge(ヒックマンブリッジ)、そして先住民の岩絵(Petroglyphes)を見に出かけた。トップの写真は一枚岩でできた自然の橋。すごい迫力。
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岩とサボテンのスイッチバックの道を上っていく
振り返ると州道24号線が眼下に見えた
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目の前を歩いている方が着ているのは、Race Acros America (RAAM)のチームTシャツ。すごい….出たんだ。。。RAAMはアメリカ大陸3000マイルを横断する世界一過酷と言われる自転車レース。友人5人で出たとのこと。一日600キロ近くを毎日走らないと完走できないと言っていた!!!
–ちなみに彼は経済学者で、アマゾンで調べたらたくさん著書があった。私のつたない英語が間違えているといるといつも言い直してくれた。生徒でもない外人の英語を嫌みなくさらっと直してくれる、、慣れてる、さすが、大学教授!
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こんな天井岩みたいのとかがあって、お茶目なメンバーが懸垂など・・・
この方、60歳をとうに回っているのだけど、左図がバイクで鍛えてる。。
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いわばの道を歩く。。
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また歩く。どこまで歩いても絶景
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眼下に細く見えるのはフレモント(Fremont River)川
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振り返ればこんな景色。
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たっぷりハイキングした後は、すぐ近くにある先住民の岩絵(Petroglyphes)を見に。
岩肌にこんな宇宙人見たいのが。。。どうやって描いたんだろう・・・
(よく見えない場合は、クリックして拡大してみてね!)
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ユタ州 キャニオンランドを行く(8) Burr Trail,州道12号は パノラマ街道

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ユタ州 キャニオンランドを行く(8) Burr Trail,州道12号は パノラマ街道
Garmin Data 詳細:走行距離 100.24キロ 獲得標高 1333メートル 気温 30.8度

前々日にエスカランテからボルダー山頂を経由してトーレイに向かったが、今日はまずボルダー山まで車で移動し、そこからBurr Trail(バールトレイル)を走り、そのまま12号線で、エスカランテに逆走する。
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ボラダー山頂でいったん停まってもらい、山頂の看板横で写真を撮ってもらった
しかしよくここまで上ってきたものだ。
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山頂付近は9月というのにきれいに色づいている。
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登りは必死だったので、あまり景色を見る余裕もなかった。改めて秋を感じる
3000メートル近い標高だが、周りは牧場。牛がゆっくりと道を横断する
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さて、山頂近くの駐車場で、サイクリングの準備をする
アシスタントコーチの彼は大学院生。来年から博士課程への進学が決まっているとのこと。
彼は世界中のアマチュアレースに参戦しているというので、帰国後彼の名前を検索したら、You Tubeなどにインタビューやレースの映像が出ていてアマチュア界では有名な人だった。。。とてもよくサポートをしてもらった。彼はこの後、急坂をメットにカメラを装着して走り、あとで映像を見せてもらったが、なんと前を走る車を追い越していた・・・
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州道12号線から、Burr Trailに入る。ここは途中で舗装が切れるので、そこでUターンをすることになる。
しかし、下りは先が切れたように見えるほど(つまり先が見えない、、道がないように見える)の急な下り。。。恐ろしい。こんな坂、帰りはきっと登れない、、(写真は怖すぎて撮れなかった)
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急な下り坂が続き、帰りはとても登れない。途中で後ろから走ってきたリチャードに「今下ってきた坂は登れないので、折り返し点で車に乗ってパスしたい」と言ったら、「車は来ないよ!」と一言。このBurr Trailは細く険しい曲がりくねった場所が多いので、あんな牽引車は入って来れないのだ。。がっかりしただ、覚悟を決めてUターンのゴール地点をめざす。
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道の両側は切り立った崖が続く。今日はいつもにも増して太陽の光が強く、陰影がくっきり
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やっとUターン地点に到着。空が抜けるように青い。
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ここから先は未舗装道路。天気の良い日は走れるが、雨にかわると4WDでも通行不能になるという。
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きっとその分景色もいいのだろうなあ・・・道の先はキャピトルリーフ国立公園。近道なのだとか。
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来た道をがんばって折り返す。
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急な登り(16%ほど)も何とか登りきって、やっと平坦な道へ
こんな不思議な形の山が途中であった。(いや、ユタに来てから不思議な景色ばかりだが)
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Burr Trailサイクリングを終えて、州道12号へ。
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山の尾根伝い部分もたくさん、、下の写真
道路の両側が切り立った崖なのはわかるでしょうか・・・
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ちなみに道の右側はこんな感じの景色。写真だとうまく伝わらないかもしれませんが、実際、見下ろすと怖いです。。。
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ちなみに州道12号線はパノラマ街道と呼ばれている。100キロ以上も続くパノラマ。それに最高地点が約2900メートルと標高差もあるので景色もバラエティに富んでいる。
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道そのものが絶景だから、展望台にわざわざ行く必要もない。。。
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この下の写真は12号線を登って、後ろを振り返ったところ。。。
荒野の中延々と続く道を確認できるだろうか。。。
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上の写真は右奥へと道がつながっている。
さて、エスカランテからは再び車に乗り、ブライスキャニオンまで移動
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まっすぐブライスキャニオンへ
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下は車窓から見えた山
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ブライスキャニオンに近づいてきたのが山の感じでわかる。
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州道12号線はブライスキャニオンからキャピトルリーフまでつなぐ道。
この3日間でダイナミックな景色を堪能した。

 

ユタ州 キャニオンランドを行く(9) Navajo Loop Trail (ナバホループトレイル), Bryce Canyon

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ユタ州 キャニオンランドを行く(9) Navajo Loop Trail (ナバホループトレイル), Bryce Canyon

当初このツアーはレイクパウエル(Lake Powell)への行程が含まれていたのだか、その辺りはずっと天候が悪く断念したために、旅程はずいぶんとゆったりとしたものになった。
サイクリング最終日、ブライスキャニオンをトレッキングした後、サイクリングのグループとザイオン国立公園でのトレッキングのグループに分かれた。私はトレッキングに参加することにした。

まずはブライスキャニオン国立公園のSunset Pointに向かう。
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朝日に照らされるブライスキャニオン。
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谷に向かって降りていくと、ナバホループトレイル(Navajo Loop Trail)というトレッキングロードに出る。下の写真はサンセットポイント(Sunset Point)から下っていったところ。
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こんなところを歩く自分は「自分じゃないみたい」という感覚に一瞬おそわれる
それほどの現実感のなさだ。
下に降りると針葉樹がまばらに生える散策道に出る
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非現実の景色にメンバーの気分も高揚。「やったー!」と叫びながら降りてくる
下はナバホループトレイル(Navajo Loop Trail)の案内板
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自然が作り上げる造形美。
石灰岩と砂岩というもろい地層、そして風と雨が作り上げた。。ん?
でも、それだけなら地球上の他の場所にもありそうな気もしないでもない
きっと、それだけじゃないんだろうな〜
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このトレイルは高度さがあるので、スイッチバックのような場所も。
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 やっぱりどう考えても非日常の世界、いや、非日常の美しさだ

今回最も親しく話をしたお二人のスナップ
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以下に写真を何枚か。
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ユタ州 キャニオンランドを行く(10) Angeles Landing (エンジェルスランディング), Zion National Park

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ユタ州 キャニオンランドを行く(10) Angeles Landing (エンジェルスランディング), Zion National Park

ブライスキャニオンのナバホループを楽しんだ後は、初日サイクリングで感激したザイオン国立公園に向け出発。雲がすごい・・・
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道中も非現実的な景色が車窓に。すごいよな〜と独り言
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で、途中でマウンテンゴートの群れに遭遇。かなり珍しいことらしい。
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ザイオン国立公園に到着。
リチャードがアメリカでもっとも美しい景色が見られると触れ込むエンジェルスランディングのトレッキングに出発。
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山と山の間のちょうど低くなった部分が登山路。よ〜く見ると小さな人影が見える。
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すごく急なスイッチバックが続き、見下ろすと。。。こんな感じ。
(トップの写真は、登ってきた道。。。高所恐怖症は無理かも)
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はるか眼下にバージン川が蛇行しているのが見える。う〜ん、高い、恐ろしい。。。
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下の写真が、エンジェルスランディング(Angeles Landing).
Angelは天使だから、天使が着地する場所?天使はこんなにも急峻な崖に舞い降りるのか・・・ 
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とりあえず1時間ほどでここまで登る。
崖は直角、端っこから恐る恐る崖下を覗き込むと数百メートル下にバージン川が見える
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それなのに、こんなことをしているメンバー、、、怖くないのか。。
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で、年に何人も滑落者が出て亡くなっているので、注意を促す案内板。
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私も頑張って最後まで行くつもりだったが、急斜面の鎖の登りで、3〜4メートルに渡って鎖がない場所があり、足がすくんで、それ以上進めなくなった。写真はその急斜面。
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鎖なしでは到底無理、、、と思って戻り、他のメンバーを見送る
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老若男女、アメリカ人は問題なく登っていく。私は無鉄砲な方だが、やはりこの辺りは日本人か、、(だって、日本はこういう場所は必ず鎖が切れていないはずだし、それより年間に何人も死者がでていたら、登らせないかもしれない、、と思う)
仕方なく周りの絶景を楽しみながら、1時間ほどみんながトレッキングから帰ってくるのを待った。

その時の写真
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贅沢なことに2週間かけて、カリフォルニアでのサイクリングに参加することになった。
キャンプ形式で月曜から金曜までの5日間がワンセッション、サンタモニカやサンタバーバラの山々をたっぷり楽しもうというもの。せっかく行くので、連続した二つのセッションに申し込んだ。

これは、2年ほど前にアメリカ・ユタ州でのキャニオンランド・ツーリングでお世話になったリチャードが冬の間、自分が住むロサンゼルスを拠点に開催しているもの。このセッションはホテル前に朝集合して出発し、80〜120キロほど山登りをして、ホテルに戻り解散。というのを5日間繰り返すもので、大幅な移動はない。

「現地発着」ではなく「ホテル発着」なので、当然現地までの足の手配に加え、ホテルの位置を確認し予約をするなど全て自分でやらなければならず、かなり旅慣れている私でもちょっと大変だった。昨日ようやくロサンゼルス国際空港から車で40分ほどのWestlake Villageまでの大型タクシーを予約。3カ所のホテルを含め、全てのロジがやっと整った。

一週目は、クラシック・カリフォルニア(クリックで詳細サイトにGO!)

Classic Climbs of Southern California

5 Days • 315 Mi • 33,000' Elevation Gain • $475.00

On this epic southern California Cycling Camp we bike Classic Climbs in 4 different mountain ranges: the Santa Monica Mountains; San Gabriel; Santa Ynez and San Rafael Mountains.

 (昨日2日目の内容を変更するとリチャードから連絡があったので以下のルートから変わる予定)

2週目は、サンタモニカ・マウンテン(クリックで詳細サイトにGO!)

Cycling Climbing Camps

Santa Monica Mountains


5 Day Bike Camp • 310 Mi • 36,000' Elevation Gain • $395.00

Why spend the winter spinning on a trainer or riding in the cold when you can join our cycling training camp in the mountains of southern California! Climb all day in warm weather and blue skies.

 
ホテル代も食事代も交通費も入っていないので、一日あたり1万円ほど。
リチャードのサイトには、カリフォルニアの青い空と「いろは坂!!」の写真。とても素敵なのだけれど、自分がこれを毎日登るかと思うと、大丈夫かな、、ちょっと考え直そうか・・・と思ってしまう。サンタモニカ・マウンテンの紹介サイト にはビデオもあって、見ると下り坂でスリル満点!
それに、前回のユタ・ツーリングのように全員アメリカ人、しかも女性は私以外誰もいない、、、という状況になりそう。。。頑張ろう!

17日からスタートなので、少しずつ本ブログで報告していきます。
楽しみにしていてください! 

南カリフォルニア自転車合宿(2)キューシート

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リチャードが第一週目「クラッシック・カリフォルニア」のキューシートを送ってきてくれました。二日目のルートが未定なので4日分です。

キューシートとは元々番組表を秒単位で追ったものなのですが、自転車の世界では◯◯キロ先に左とか 右とかいう指示の書いてある表で、地図の代わりになるものです。ブルペの方々が主に使っています。

日本は回り角が多いのですごく長くなり分かりにくいのですが、アメリカはさすが広大で道がまっすぐ。以前ユタ州のツーリングをした時も160キロで回り角が5つ!!!といういう状態。

今回送ってもらったキューシートも、A4一枚で十分済んでしまうほど。この他にガーミンのデータが送られてきたので、自分のガーミンに保存しました。

もうそろそろ旅の支度を整え、バイクボックスに自転車をパッキングしなくては・・・
 

南カリフォルニア自転車合宿(3) 雪であわや万事休す!

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自転車はいつも前日予約でABC空港宅配サービスに依頼し、空港受け取りで持って行く。
前日予約でも十分間に合うのだけど、虫の知らせか2日前に電話で予約を入れた。通常であれば、当日朝でもOK。ところが今回は先週の大雪の影響で集荷を受け付けていないという。
マジ?・・・もうすっかり雪はないのに・・・。
空港リムジンは載せてくれるだろうと確認のためにバス会社に電話を入れた。サイズを告げるとそのサイズであれば大丈夫ですという返事。良かった〜と安堵したのもつかの間、オペレーターが「ただお客様、土曜日大雪の予想で、運行しない可能性があります」・・・。えっまた雪?〜〜うっそ〜!
取りあえず、リムジンバスの予約を入れ、次にタクシーを手配・・・ところが、「土曜日の予約は一切承っておりません」との回答。う〜ん、やっぱり先週の大雪で大変な思いをしてるので、誰だってリスクは負いたくないよな・・・と自分に言い聞かせる。
先週が45年ぶりの大雪だったんだから、今週は大した雪にはならないだろう!と自分に言い聞かせる。
果たして、金曜日。朝から雪。でもべちゃべちゃ雪ですぐに解ける。オッケー!これなら積もらないだろう!
ところが、お昼過ぎから雪質が変わった。どんどん積もる。積もり続ける。庭の雪は30センチ。雪の解けにくい花壇の上は40センチ以上に!そうこうしている内、リムジンバス会社から電話。「予約をいただきましたが、明日の運行は中止になりました」・・・おいおい明日、様子を見てから中止じゃないのか・・・万事休す! 自転車の箱とキャリーバック、そしてバックパックを背負いながら、動いている電車を乗り継いで行くしか道はない。横浜の自宅から最寄り駅まで860メートル。もはや打つ手もない。どうしようもないので、運を天に任せ、ソチ五輪の男子フィギュアの羽生・高橋を見る。
土曜朝。見たことのない大雪。友人からブルーシートで包んでそりのように運んでは?というアドバイス。「よし、それに乗った!」 手頃なブルーシートがなかったので、ママチャリ用の大きなビニールカバーを逆さにし、中に段ボールを敷き、その上に自転車ボックスを載せて駅まで運ぶことにする。(写真トップ参照)その他にキャリーバックがあるので一人では無理。娘が最寄り駅まで運ぶのを手伝ってくれた。(朝早いのに、寒いのに、ありがと〜!)
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JRは比較的雪に弱い。京成が動いていたので、東急・京成と私鉄を乗り継ぐ。京成は成田に向かう人(荷物)で一杯!動いてくれてありがとう、これで何とか成田まで行ける!
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4時間以上をかけて成田に到着。出発4時間前!。やっと着いた〜しかし、なんという一日だったんだ!
「本日はエコノミーが一杯で、プレミアムエコノミーのお席となりますが、よろしいでしょうか?」とチェックイン。悪い訳ないじゃん、ありがと〜!!!。昨日からの逆風にもめげず、ここまで来たご褒美!かな?
JALのさくらラウンジでやっと一息。今日初めて口にする飲み物&食べ物だと気づく。ラウンジのカレーは私の大好物!自分でもよく来た。。。と、我ながら・・・・・何か、感慨に浸る・・・よくやった。
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今日乗るのは、最新型の機体(写真上)。プレミアムエコノミーはヨーロッパ線では乗ったことがあるが、その時はあまりエコノミーと変わらない印象だった。でもロサンゼルス便は初めて。新型機体、、どんなかな??とわくわく!
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座席はプレミアムエコノミーの最前列。主翼の横の席なので、景色はよく見えないけれど、前に座席がないので、足下がゆったり!最高! 良かった〜! 
しかし今回の雪騒ぎは本当に。。。なんていったらいいんだろう・・・
もしこれが会社の出張だったら、「交通機関がどうにもならず・・・」と言って、予定を変更していたかも。今回はどうしても行きたいという 意思が勝っていたのかもしれない。。。
ふつ〜は諦めるよね〜! 

南カリフォルニア自転車合宿(4) ロス到着。車で40分が4時間!ん?

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ロサンゼルスには遅延なく到着。午前9時50分(同日だから、一日逆戻り、長い一日だ!)。
いつものことなのだけれど、入国審査の長い列。そして、その後の荷物チェック。だいたい成田で荷物はチェックしてるんだから、そんなに神経質にならなくても。。。と思うのは危機感の薄い日本人だけか・・・何とか面倒な荷物チェックを回避。それでも、EXITを出たのが11時15分!
今回宿泊するのは、空港から車で40分程のサンタモニカ・マウンテン(山の中)のリゾートホテル。そこまでの足でRoadRunnerというシャトルサービスを予約していた。荷物をピックアップしたら電話をして迎えに来てもらうことになっていたので、電話すると、緑のサインのところで待ってて!と。(トップの写真のサイン)
所定の場所で待つ。団体旅行のバス乗り場にもなっていて、成田から一緒だった修学旅行生も楽しそうにバスに乗っていった。福岡県の沖学園高校。4日間の日程とか、いいなあ〜友達と一緒で楽しいだろうな〜!
ところが・・・20分待っても40分まってもシャトルは来ない。50分経過。しびれを切らして電話を入れる。出ない!。不安になる。1時間経過。もう一回電話。今度は出た。「あと2〜3分で行くから〜」という返事。ということはあと20分くらいかな〜と忍耐強く待つ。日本の常識はもちろん通用しない。
ぼーっと待つ。1時間10分経過。私の名前を呼ぶおじさんが突然現れた。ほっとした。
乗り込むと私一人。他には?と聞くとあと3人ピックアップするという。他のターミナルを3カ所寄っていよいよ出発!時間既に12時25分。到着して3時間半近く。まあこんなもんだ!
私を含めて4人。行き先はいろいろ。一人が「diverse groupだ!」という。なるほど多様な行き先だ。
ルートを検討した結果、まずサンタモニカを北上、マリブのまだ北まで行き、それから内陸に入り、最後に私の目的地であるWestlakeに行くことに。時間がかかるからリラックスしててと運転手。どうせ時差で眠い。
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ロサンゼルスは以前出張で来ているので二度目。でも郊外までは行っていない。車窓からの景色はやはり新鮮。まあ成り行きだ。40分の行程が一体どこまで膨らむのか分からないが、私は私でドライブを楽しむ。
まず一人目を落とす。2時20分。二人目2時30分。三人目2時50分。そして最後に私。3時20分。ロサンゼルス空港を出発してほぼ3時間の旅。(繰り返し言うが、もともと40分の距離!)グループ旅行で、バス待ち1時間、ホテルまで3時間だとものすごいブーイングなんだろうなと思うが、これが一人旅の醍醐味。
日本の空港バスだと停留所で降りまた自宅まで電車かタクシーだけど、このシャトルは玄関まで連れて来てくれる。それに荷物とかもホテル入り口まで運んでくれるので、楽は楽。それに車窓の景色も楽しめたし!
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ホテルはウェストレイク・ビレッジというリゾート地みたいな場所。ゴルフ場も隣接している。
写真はホテル内の敷地。二階建てのヴラがいくつもあってそれが客室になっている。
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上の写真が部屋。キングサイズのベッドにソファー、デスク、そして暖炉!
お風呂は豪華でジャグジー付き。今回のサイクリングキャンプはこのホテルが集合解散。一泊175ドルプラス税金。アメリカはビジネスホテルがないし、シングルルームもほぼないので、しかたないか。
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長い一日で疲れていたので、レストランには行かず、大好きなビールとナパの白ワインを買って来て、部屋でゆっくりすることにした。暖炉の火が暖かい。

さて、バイクはあさって月曜から。明日はもう一日オフ。何をしようかな!

南カリフォルニア自転車合宿(5) 散策ジョグでハチドリを発見!

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明日からのサイクリングに備え、今日はホテルでゆっくり、、と思っていたのだが、ビールを美味しく飲むために散策ジョグに出かけた。ホテルを出て車の少ない道路を選んで走っていたら、私道でグリーンベルトという気持ちの良さげな道を見つけた。
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車道に出なくても気持ちよく歩けるルートで、ジョギングにはちょうど良い。看板が出ていて(下)、No Loiteringと書いてある。居住者のための道路なので、さしずめ「うろつくな!」ということだと思うけれど、きっとジョギングなら許してもらえるだろう・・・。No Vandalismは分かるけど、Obey Leash Lawsとあるのは、犬はちゃんとリードでつなげってこと・・・かな?
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ジョギングの途中、アンデスにしかいないと勝手に思いこんでいたハチドリに出会った。北米にもいるらしい。Hummingbird(ハミングバード、ハチドリ)は世界最小の鳥で、ホバリングをしながら花の蜜を吸う。翼の回転が速すぎて写真には写らない。遭遇したのは5〜6センチで、民家の庭先の花の蜜を吸っていた。前回であったのはペルー、マチュピチュ山に登ったとき。なので、こんな身近に発見できるなんて驚き。ビデオを持って行かずにとても残念。(トップの静止画で我慢して下さいね)
次回のランニングからは重くても必ずビデオカメラを持って行こう!

南カリフォルニア自転車合宿(6) グレンドラ山から バルディ山へ

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今回参加しているのは、Classic Climbs of Southern California というもの(第一週目)。
月曜から水曜まではロサンゼルス郊外のWestlake Village からスタートするヒルクライム。水曜はWestlakeからそのままSanta Barbaraに向かい、木・金はSanta Barbara起点でヒルクライムを楽しむ。Westlake Villageは、サンタモニカから内陸に入った場所。サンタモニカというとビーチで有名だけれど、ちょっと内陸に入るとサンタモニカ・マウンテンと呼ばれるエリアになる。
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第一日目の今日は1月半ばに山火事でニュースになっていた グレンドラ山からスキー場のある バルディ山への往復ルート。朝七時半にホテルの駐車場集合。行ってみると、やはりというか当然というか屈強なアメリカ人男性が5人。「合宿」って名前だからやっぱりそうだよね・・・出がけに参加者の一人がお腹が痛いということで何度もお手洗いに。緊張した訳でもないと思うのだけど結局それで出発が1時間以上遅れ9時過ぎに。ホテルからスタート地点までは距離があるので車で移動。
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スタート地点に着いて走り出したのがほぼ10時半。
 私は小さなバイクボックスに無理矢理収納するため、普段なら分解しないようなところまでバラバラにしてこちらに運んだので、組み立てで何か不具合があったら、ダウンヒルで危険だと思い、メカニークに調整を頼んだことからかなりスタートが遅れ、全行程ほぼ一人旅となった。他のメンバーはずう〜と先なので影さえ見えない。このツアーを企画しているロチャードが軽快に登って来て、どうお〜?って聞いて行く。
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いきなり登り。ひたすら登り。。。。一番軽いギヤ以外使えない程。
時々はちょっとした下りがあって、一瞬足を休めることができる。
ちなみに下は行程(マイル&フィート表示)。54マイル=86.9キロ。獲得標高7461フィート=2274メートル。同じ道の往復なので、中央辺りのとんがったところは最後の一番登りの急な場所は15%の坂!!!。

54 miles / 7,461 ft. elevation gain

Cycling Camp California Day 1 Route
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 ここはバイクの練習コースとなっているらしく、グループ・個人ととにかくバイクが多い。すごくいい練習コース。日本でもこんなコースが近くにあると手軽に練習できるのに。。。と思ってへいこらと登っていたら、なんと上の方からボーダーが!!(写真上)。バイクも多いけど、これには驚いた。それも一組どころじゃない。いくつものグループが練習に来ているらしく、しょっちゅう出会う。当然だけど日本では見たことない・・・こんな練習してるから強くなるんだろうな〜
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とにかく走っているとこんな感じ。(写真上)DSCN0113
ひたすらひたすら登る。平に見えるんだけど、ギアを一番軽くしてしか進めないのでやっぱり坂なんだよね。9%って表示なんだけど、見た目は何故かフラット。ただ進まないだけ。目が変になってるんだよね。
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上の写真、この先は往復10マイル(16キロ)のバルディ山ヒルクライム。5マイル登って5マイル降りてくる。私は遅くなって最終走者。他のメンバーに迷惑をかけるのも嫌なので、頂上まで行かずに2マイル程で戻ってきます!とエイドに伝えて登り始めた。
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路面が特に悪くなってきたので、砂利道を走ってるみたいでスピードが出ない。斜度は10%を優に超えている。2マイルも行かないうちに、腿がつりそうになった。この先のゴール地点までは15%の坂が3マイル続く。いいや、まだ9日間もある。今日はこのまま引き返そう!と決心する。丁度沿道に散策に来ていた女性がいたので、写真を撮ってもらった。
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 引き返して、エイドへ。ここでお昼。サンドイッチを食べて、最後まで登った人たちを待つ。一番先に戻って来た人に聞いたら、最後の2マイルは頂上が見えているまっすぐな登りだったとのこと。そんな登り、めげる。。。行かなくて良かった。
ランチの後、今来た道を引き返す。ひたすら登りだったので、今度はひたすら下り。最後の下りは27キロ続く。こんな長い下りは今まで経験したことがない。舗装の状態がよくないのと曲がりくねった道なのでそれほどのスピードを出せる訳じゃないけれど、それでも気持ちいい。注意深く降りる。
結局私が走ったのは、75キロ。獲得標高にして1831メートル。最高速度は時速54.6メートル 。下りの速度制限は15マイル(約25キロ)。ということは自転車の方が速い。。。そもそも制限速度が遅すぎ!
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朝手間取ったので、ホテルに到着したのは7時近く。お風呂に入って、お洗濯をして。。。と考えるととてもレストランに食事行けそうになかったし、レストランで一人で寂しく食べるよりもお部屋でゆっくりした方が良いかな〜と思って、スーパーに買い出しに。シーフードサラダとフライドチキンとローストビーフ、そしてオリーブ。
チキンが極端に大きい!。大好きなIPAで自分におつかれさま!
明日も頑張りましょう!

 

南カリフォルニア自転車合宿(7) サンタモニカ・マウンテン

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ライディング2日目。ホテルを出発し、サンタモニカ・マウンテンを超えて、マリブというビーチまで行き、戻ってくるという約100キロのルート。キューシートを見ると回り角がたくさんあって、迷子になりそうだな。。とちょっと不安だったが、朝集合場所に行くとガイドのアランが一緒に走る?と聞いてくれた。ラッキー! 
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10マイル(16キロ)ほどで一つ目のヒルクライムスタート。直ぐについていけなくなり、今日も独りだな〜と思っていたら、ガイドのアダムが戻って来てくれた。(下の写真がアダム)小柄だけどめちゃくちゃ速い。前のグループと私の間を何度も往復して、最後尾の私をフォローしてくれる。ありがとう!
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最初の登りは2.5マイル(4キロほど)最大11%、6%から10%の坂が続く。
出発してから20キロ弱で一つ目の頂上に。登り切ってマリブビーチまで一気に下る。
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ビーチサイドは交通量が多いが、何となくホリデー気分になって楽しい。
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 ワシントンDCから参加したメンバー二人とビーチで記念写真!この二人、坂はスイスイと登って行くのに下りは恐怖が先に立ってゆっくりとしか走れないとかで、下りだけこんな私も何とか追いつくことが出来る。このあとは12%程の坂。。。距離は短いが厳しい。
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そして二つ目のヒルクライムへ。4〜8%の坂が9.1マイル(15キロ程)続く。アダムが何度も行ったり来たりして私を励ましてくれる。私の2倍は走っているかも知れない。こうなると私のプライベートガイドみたい。。他の参加者の皆様、ごめんなさい。
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途中道路脇でアダムが止まったので私ものぞきに行くと、登って来たワインディングロードが見えた。日本語で「good」はなんて言うの?とアダムが聞くので、この場合だったら、「きれい」かなと答えると、きれい〜と深呼吸しながら言った。
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出発してから69キロ程で、やっと頂上に。ここでサンドイッチのランチ。登りはほぼ終わり!ほっとする。本日の走行距離 109.5キロ。獲得標高1733メートル。

ところで今日はマリブビーチでパンク。本当はクリンチャーに変えてくる予定だったのだが、成田出発前の大雪でショップにいけず、仕方なくチューブラを持って来ていた。それにタイヤ交換のときに必要なテープ糊も入手できず。。。
糊無しで交換したのでやはり危険。まだあと8日間乗ることを考え、帰り道にアダムがホテル近くのショップに案内してくれた。しかしチューブラも糊も置いていない。。。もう一軒トライしたが、やはりチューブラはなし。かろうじてチューブの糊を置いていたので、それを購入。結局アランが以前レースに出ていたので、タイヤ交換のやり方を知っていると言って自宅に持って帰ってくれて交換してくれることになった。本当にありがとう・・・
アメリカではチューブラはレース専門。普段のライディングでは使用しないらしい。。。

南カリフォルニア自転車合宿(8) 50キロ続くゴージャスな下りを体験!

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今日は自転車を車に積んでサンタバーバラ方面に向け北上。サンタバーバラの東50キロ程の所にあるオハイ(Ojai)という町から、Santa Ynes Mountains(最終的に向かったのはパインマウンテンという山)までの往復ルート。
私は他のメンバーに比べると登りがかなり遅い。リチャードが準備できたら先に行っていいよと言ってくれたので、では、ということで先に走り出した。とにかく一本道。一つ目の休憩までは16キロ。
いつみんなに追い越されるかな〜と思っていたら、まず7キロの地点で一人、9キロの地点で二人と追い抜いて行く。最後の5人目が追い抜いて行ったのが、13キロ地点。一番最初にスタートしてもいつもこの調子。この辺りは6%程の坂がずっとと続いている。
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日本だと累積標高が高くてもアップダウンがある場合が多いので下りで時々足を休めることが出来るが、アメリカではどうやらひたすら登ってひたすら下るというのが多いみたい。移動の車の中にUS国内のツーリングを紹介した本が置いてあったので、パラパラとめくってみたらほぼ全部が何十キロかずっと登って後はずっと下るというものだった。ガイドのアダムに「アメリカ人は坂が好きだな〜」って言ったら、頑張って登った後の下りは「ご褒美」だからね!と笑った。
それにしても延々と続く登りは辛い。
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26キロ程行ったところで二つ目のエイド。登って来た道が遥か下に見える。あんなにクネクネと登って来たんだな〜お疲れさんだったな、と自分に言う。
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この後の25キロは、ちょうど高原地帯っぽくなっていて、坂も比較的なだらかなのだけれど、ものすごい強風が吹いていて、ハンドルを何度もとられそうになる。頂上までの最後の5キロ程は向かい風の中、斜度がどんどんキツくなったのでひいひいと登っていたら、リチャードが私のすぐ前を走って風よけになってくれた。ドラフィティングをしてもらいながら何とか折り返しの51キロ地点に到達。先に着いていたメンバーが拍手で出迎えてくれた。(写真上は、リチャード、いかにも強そうでしょ!)
ここから実はもっと先がある。 パインマウンテンの頂上まであと9キロ余。640メートル登り降りてくるというオプションルート。アダムに行くかと聞かれたので、「オブコース・ノット」と答えた。15%にもなる坂を登れる訳がない。私ともう一人のリッチという人が残って一緒にみんなを待つことにした。後で登った人にどんなだったか聞いたら、道が狭くて石ころや松の葉がたくさん落ちていて、ものすごく下りが怖かったと話してくれた。行かなくて良かった・・・
待っていると標高が高いので恐ろしく寒い。アランのダウンジャケットを借りて着る。それでも手がかじかんでうまく動かない。30分も立たないうちに、リッチが先に山を下りようと言い出したので一緒に下ることにした。
多少のアップダウンはあるが、こんなに長い下りなんて経験したことがない。最高速度は時速62.76キロをマーク。1時間15分かけて一気に51キロを駆け下りた。本当にゴージャスな下り!最高!
ゴール後、分乗してサンタバーバラに移動。約50キロの行程。私はリッチと一緒にサクラメントから参加していたフランクのピックアップトラックに乗せてもらった。荷台のある五人乗りのトラック。日本では余り見ない。フランクはサクラメントで、ぶどう畑を経営しているとのこと。畑を想像するだけで何故かアメリカだな〜と思ってしまった。
今日は、走行距離101.9キロ。累積標高1882メートル。

南カリフォルニア自転車合宿(9) 海抜0から一気に標高1200へ

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今日こそは美しい海岸を颯爽と走れる!と楽しみにして集合場所へ。渡されたキューシートを見ると、海岸ではなく何だか山の方に入るみたい。5キロ程走ったところで、いきなりクネクネした急勾配の細い道に入った。海岸から山側を見ると、急な斜面に住宅がたくさん見えるが、その生活道路を上がっているようだ。(上の写真の奥に見えるのが今日登った山)
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余りに急な坂で、両脇にきれいな家の玄関があるのだけれど、写真を撮ることが出来ない。この辺り、9%から12%の坂が続く。後で調べたら14キロで約1000メートルの登りだったことが分かった。
この登り、後半はアダムが押してあげようかと言ってくれて。でないと余りに遅すぎて他のメンバーと距離が離れすぎる。2、3回に分けて、数十メートルずつ押してもらった。らくちんだ!
そういえばアイアンマン・ニースでやはりへばった私を見かねて、数百メートルにわたり押してくれたフランス人のお兄ちゃんがいた。背中をぐいぐい押してくれる。それをつい最近のように思い出した。
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この後もタラタラと登っていたら、後ろからは〜いとかグッドジョブとかと声をかけて追い抜いて行くグループがあった。尋常のスピードではない。すいすいと追い抜いて行く。女性も男性もいる。こういう練習を週末ごとにしていたら強くならない訳がない。。そう思っていたら、アランが彼らはカナダから来ているよ、というのでよくジャージを見たらオンタリオと書いてある。そうか〜、カナダのレーシングチームが合宿に来ているんだな〜とびっくり。(上の写真に写っている2人は見る間に追いつき、抜き去って行った)
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スタートから26キロで一つ目の頂上に着いた。道の右側はサンタバーバラの海、左側は見渡す限りの山脈地帯。尾根伝いに道路があって、両サイドの景色が楽しめる。この尾根伝いの道、往復10キロ程はオプションだったので、私は半分の5キロ程の往復を楽しんだ。坂も5%位までだと楽しく登れる。
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このオプションパートを思い思いに楽しんだ後はランチ。360度開けた景色を見ながら、サンドイッチを食べるのは気持ちいい。ここは標高で約1200メートル。たった26キロしか走っていないのに、海抜0からここまで来たことになる。しんどかった訳だ。覚えている限り最も辛い登りだったかもしれない。
ランチ後、さて出発。リチャードの説明によると、未だスティ—プな登りが二つもあって、その後は急降下(!?)で危険なので、十分注意してということだった。
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10%以上の下り坂でガードレールもない。横は崖。回りきれず空中をジャンプしたら一巻の終わりだ!慎重に慎重に降りる。昨日の下りカーブは緩やかだったが、今日の下りカーブはとにかく急で小刻み。その上交通量も多いから、センターラインをはみ出すと危険。
でも私はやはり無鉄砲な方なのか、先に出発した他のメンバーにいつの間にか追いついた。私としては十分に注意して降りているつもりなのに、やはりもっと注意が必要かなと思う。
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下りきって、長いサイクリングコースで道に迷っていた先頭グループと合流。私のガーミンがうまく作動していたので、ガーミンの指示に従い、4〜5人で一緒に走る。サイクリングコースから出ると、美しいサンタバーバラの海岸線。やっぱりるんるんと楽しく海岸線を走るのがいいな〜
今日はガイドのリチャードやアダムがサンタバーバラに泊まるというので、みんなでご飯!
サンタバーバラフィッシュハウスで、メンバーとガヤガヤ話しながら、ステーキとエビを食べて満腹になった。やっはり食事は一人より大勢の方が楽しい! 

南カリフォルニア自転車合宿(10)—20%の下りを経験

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5日間のキャンプの最終日。今週一緒に走ったメンバーとは最後のライディングになる。
集合場所に着くなり、リッチがピックアップトラックの運転席に乗ってみない?というので撮ったのが上の写真。トラックだというのに中は豪華で革張り、超高級!
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今日はFigeuroa mountain という山に登る。まずサンタバーバラからハイウェイで40分ほど走ってスタート地点へ。それぞれ皆ライディング後に帰らなくては行けないので、距離は短めで山頂まで往復57キロ。
キューシートを見て、えーっと叫んだ。「9.8 ml Climb +3,400' 」、その数行下に今度は「Descent - 20%」と書いてある。メートル換算すると、15.77キロで1036メートル登り、その後はマイナス20%の下りを駆け下りるということになる。登りはともかくマイナス20%にビビり、リッチに降りられない!というと、彼は以前にも走ったことがあり、道がそれほど悪くないし、風もないので何とかなるだろうという。そんなもんだろうか・・・
登りはいつものように当然キツい。この15キロ余の区間は7%から12%の坂がずっと続き、最大斜度は13%。つい笑ってしまいたくなる。。。
牧場を途中通過するので、下の写真のような10センチ間隔ほどの鉄棒が渡してある場所が何カ所もある。すごく危ない。これはcattle gridというもので、これがあると牛や羊が敷地から出て行けないのだとアダムが説明してくれた。
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途中でアダムが写真を撮ってくれた。山頂の標高は1382メートル。一瞬坂が緩くなった場所にサポートカーがいたので、もうこれで登りは終わり?と聞くと、まだ上の方を見上げて、あと3マイル!と答える。あと5キロか。。。連日のバイクでもう腿はパンパンにはっている。
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山頂に何とかたどり着くと、メンバーがやはり拍手で出迎えてくれた。ほっとする。
水分を補給して下り始めようとすると、リチャードが「この先、1マイル程ダートが続いて、その後少し下った場所に水が流れている場所が2カ所あり、滑るので必ずバイクを降りるように」と注意してくれた。ダートの下りも怖いので、ところどころバイクから降りる。ものすごく急な下りの後で、本当に水の流れている場所があった。滑らないようにつま先をあげて、かかとの方で歩いたけれど、それでも岩にこけが生えていて、つるっと滑った。降りずに走ったら大転倒をしていたに違いない。
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 この後しばらくは丘陵地帯が続く。走っていて気持ちいい。
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と、突然目の前に道がなくなった。若干はカーブしてるんだけど、それでも急すぎて先が見えない。まるで崖じゃん!道は狭いしガードレールもないし、対向車がくるのに回り角にコーナーミラーもない。。。本当に20%ありそうな下りで、ブレーキをかけっぱなし。ブレーキシューがすり減ってなくなったら死んじゃうんだろうかと心配する。景色は最高なんだけど、恐怖で楽しむ余裕は一切なし。この下りは10キロ以上続いた・・・・
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実は下りきったところに、マイケルジャクソンの Never Neverlandがあったはずで、ゲートだけでも見れないかと楽しみにしていたのだけど、降りきってほっとして、そんなことをすっかり忘れて通り過ぎてしまった。。。とても残念。
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ゴール後、他のメンバーは早速バイクのパッキングを始める。上の写真はワシントンD.C.から参加したトムがパッキングをしているところ。とても小さく、「飛行機で超過料金を払いたくないからね」というので、私のケースと比べてみた。底辺は少し長いけれど、全体的に小さい。凄く分厚いパッキンが入っていて丈夫そう。(ちなみに私のは、縦横高さに合計が203センチ以内でJALで超過料金を払わなくていいギリギリサイズ)ラベルには、Pika Packcase, Saltlake cityと書いてあった。ウェブサイト
http://pikapackworks.com。日本でも買えるのかな??
さてさて5日間のキャンプ終了。「いいな〜もう一週間いられて〜!!」と皆にうらやましがられながら、メアドなど互いに交換して分かれた。
ところで先ほどリチャードからメール。写真をFacebook(Cycling Escapes)にアップしたとのこと。見てみたら、カバー写真に私のライディング姿が使われていた。オレンジ色のジャージで登っている勇姿!!!写真、お願いしたらもらえるかな〜〜

南カリフォルニア自転車合宿(11)Rest Day, 一日中ホテルでまったり!

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休養もトレーニングのうちと考えて、今日は一日ホテルでゆっくり!を決め込む。
まずは食料と飲み物を買いに近所を散策。7〜8分ほど歩いたところにリカーショップを発見。さっそく中に入り物色した。USに来ると必ず飲むのがIPA。ちょっと苦めでコクのあるインディアンペールエール。リカーショップの女性の薦めに従い、何種類か購入。そして、もちろんナパバレーのシャルドネも追加。
会計をしているところにちょっとおしゃれな女性が並んだので、「ごめんね、会計に時間をとっちゃって」と声をかけると、「全然!」と言いながら、何故か互いに自己紹介。リサさんというらしい。「昨日までサイクリングをしてて今日は完全な休養日。これから部屋で一人で飲んで、食べて、するの〜」と私がいうと、「服装からそうだと思った〜」とレジ前で会話が弾む。結局リサさんが車でホテルまで私を送ってくれた。アメリカらしい・・・本当に気安い。車の中でゴルフの話になり、先日ドラコンで優勝したと話してくれた。降り際に名刺をくれたので、後でお礼のメールを打っておこう!(上の写真は買いそろえたIPAとシャルドネ!)
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昨日から8泊する予定のホテルは、今回予約したホテルの中で一番安いのだけれど、すごく広くてバスタブの他にジャグジーがある。ラベンダーの香りのバスフォームを買って来て、泡泡の朝風呂~!。
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新聞をパラパラとめくると、ソチでのフィギアスケートでソトニコワが金をとったのがおかしいと議論になっている。上村愛子のモーグルでもこんな論評はあったのだろうか、、、
テレビをつけるとアリゾナでのPGAツアーのマッチプレーをやっていた。2日目に松山秀樹を下したマクドーウェルを応援したが、彼も敗退。しかしよくこんな砂漠の中でゴルフができるな、さすがプロ!
私だったら、その辺のブッシュとか砂漠とかに球を打ち込んで、ゴルフになんかならないだろうなと思う。
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ゴルフが終わったので、チャンネルを回したら「ケルティック・サンダー」のコンサートをやっていた。甘いルックスときれいな歌声。そして懐かしいメロディー。完全に魅了された。ネットでコンサート日程を調べたら、向こう半年はずっとオーストラリア。残念ながら日本ではありそうもない。
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とにかく徹底的に休養。レストランにも行きたくない!ということで、ホテルの売店で冷凍食品を買って来てチン!それとマルチャンのカップヌードル。以前ロサンゼルスに出張に来たときに工場見学をさせてもらって以来のファン。
こんなダラダラの一日も悪くないな〜。明日は少し走ろう!

南カリフォルニア自転車合宿(12)サンタモニカ・マウンテン始まる

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さて、いよいよクライミングキャンプ第2週目、「サンタモニカ・マウンテンズ」が始まった。初参加の人が多いのでオペレーターのリチャードが、コースと注意事項を丁寧に説明する。
私は2週目なのと、先週末リチャードにコースデータのガーミンへのローディングをお願いしていたので、 比較的余裕で説明を聞く。今週の参加者は5名。一人は遅刻してまだ現れない。私以外の3人は何だかばりばり乗ってそう雰囲気。。。
リチャードが「来週は15人、再来週は20人参加。女性もほぼ半数。何故かあなたが参加するイベントは女性がいなくて人も少ない」と申し訳なさそうに言う。そういえば先週も、一昨年参加したユタ州ツーリングも女性は私一人だけだった・・・
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 走り出すと直ぐに他のメンバーにおいて行かれ一人旅。いつものこと! 今日は3つのヒルクライムがあるけれど、始めから最初の2つだけにするつもり(3つ目は17%の坂なのでパス!)だったので、ゆっくり走って景色を楽しみ、写真をたくさん撮った。上の写真、先週から気になっていた岩。動物みたいで可愛い。
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気になっていたといえば、こんな看板。牧場のエントランス。至る所にいろんな看板がある。Back Gateって書いてあるので裏口??でもすごーく大きい。
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サンタモニカ・マウンテンズはロサンゼルスから一番近い国立公園。美しい山々が連なっていて、景色に見とれていると、急な坂も余り苦にならないから不思議。
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上の写真。郵便受けが28個並んでいた。壮観!奥に見える坂の上にはきっと28軒の家があるんだろうな〜。それにしても郵便物や新聞を取りに毎朝この坂を降りて登るのかな、車がないと大変かも。
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山もきれいなんだけど、登って来た坂を見下ろすと、スタートしたウェストレイク・ヴィレッジと山の中にぽつんと浮き上がる白い邸宅。カメラが良くないので美しさを余り伝えられないのが残念。
一番キツい山をパスしたので、今日は楽勝。走行距離、76キロ。獲得標高、1529メートル。お昼過ぎにはホテルに戻って気持ち的にも体力的にも余裕があったのでランニングに出かけた。ヒルクライム&ランニングなんてまるでトライアスロン合宿みたいと自分でもおかしくなる。でも実際に今年はアイアンマン・チューリッヒにエントリーしているので、いいトレーニングには違いない。
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ランニングをしていると、ガサガサとあちこちでリスが走り回る。とても挑戦的な表情で私を見ていたのでパチり!餌をもってなくてごめんね〜

南カリフォルニア自転車合宿(13)ピューマ道路、CAで一番美しい?

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今日はとにかく疲れた。ピューマ道路(Piuma)、ファーンウッド道路(Fernwood)と二つの景色の良いヒルクライム。90キロで二つのヒルクライム。合計2142メートルの登り。。。
でも今日はなんか色々あって、そして美しくて。。。
一つ目のヒルクライム。走ってる横にふと目をやったら、こんな豪邸が(上の写真)。ロサンゼルス中心地から40キロ程の場所。以前、ビバリーヒルズの豪邸群を見に行ったことがあるけれど、都会の喧噪を離れ、自然の中にこんな家があったら・・・しかしどんな人が住んでいるんだろう・・・
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上の写真、その後に遭遇。優雅に坂を下って来た。写真を撮っていいですか?と聞いたら、「もちろん」と言って、止まってくれた。(それなのに思い切りピンぼけ、、、ごめんなさい)
この馬車風景、後で聞いたらなかなかお目にかかれないらしい。超ラッキー!
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でも登りはしんどい。10%前後の坂が延々と。。(ヒルクライムキャンプに参加しているので、当たり前。。。)ちょっと霞がかかっているけれど、山々がほんとうに美しくて、しんどさを一瞬忘れさせてくれる。
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振り返ると登って来た道が遥か下に見える。登ってくる時は遥か上の方に山の頂が見えて、、、でも登って行くとその頂が次第に真横に見えるようになる。そして、こんなによく登って来たな、と思う。
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 登ったご褒美は、下りのスピード感ではなくて、やっぱりこういう景色なのかもしれない。
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一つ目の頂上を過ぎて直ぐにエイド。上の写真はエリカ。8歳と11歳の女の子のお母さん。今週は彼女がエイドで待っていてくれる。以前はハーフアイアンマンにも出ていたというスラッとした美しい女性。
私も二人の女の子の母親なので、話が盛り上がる。
休憩の後、二つ目のヒルクライムへ出発。1.5キロ程下った場所でリチャードが猛スピードで追いついて来てNGサイン。わおー道を間違えた。。。また登って折り返す。
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ヒルクライムを二回するということは、ルートは異なるものの、せっかく登ったのにまた下まで降りて登ってくることを意味する(う〜ん、何のため?って自転車やってないひとは言うだろうな〜)
で、この下り、本当にガードレールも何もない。曲がり損ねたら、ジャンプして何百メートルも下に落下。注意深く下る。登るために下る!
20キロ弱降下した後、登り始める前にリチャードが「これからの登りは急だけれど、民家が多く交通量も多いので、道路の右端からセンターに出ないように」と。でも13%の坂が続くので、I'll try!としか言えない。きつくなるとスタンディング。リチャードが各コーナーで待っていてくれる。何だかプライベートガイドみたいで申し訳ない。
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必死で登っていたら、こんな「かかし?」があった。オズの魔法使いの心のないブリキの木こり??
心が和む。遊び心一杯。こんな沿道のエンターテインメント(?)に助けられ、何とか今日はショートカットをせずに頑張れた。
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二つ目の頂上へ到着。私をずっとガイドしてくれていたリチャードはとっくに走り終わって、すでに着替えも完了。サポートカー脇に素敵な自転車が置いてあったので、何と聞くと「クルーザー」と答え、リチャードが乗ってポーズしてくれた。変則がきかないけれど、アメリカでは人気のある自転車で、ビーチサイドなんかをこれで楽しく走るんだとか。なんかクラシックな感じですてき。
今日は、さぼらず(ショートカットせず)二つもフルにヒルクライムをしてしまったので、当然ランニングは無し! 
夕食前にウトウトとしてしまった。寄る年波には勝てない。。。 

南カリフォルニア自転車合宿(14)センチュリー(160キロ)を目指すが、、

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珍しく嵐が来るということで、木曜金曜は雨の可能性が高い。そのため通常なら木曜に予定されていた160キロ3200メートルのビッグクライムを今日することになった。
8時半の集合時間に集まると私の前輪がパンク、そして他のメンバーのタイヤもパンク。さらにスプロケットの辺りが調子の悪い人もいて、何やら波乱の幕開け(!?)となった。
先週レポートしたようにこちらはチューブラは一般的でなくテープ状の糊が入手できなかったので、 ガイドのアダムと相談して、タイヤは交換せず買っておいたシーランド材で対応することにした。そんなこんなで出発時間が遅れ、9時過ぎにスタート。天候は曇り。
登り始めると直ぐに鹿に出会った。何とこの後も悠々と道路を渡っている鹿に出会ったので今日は2回も。ライディング8日目ににして初めて!曇りの方が鹿は活発に動くのかな??
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上の写真の坂(Rockstore)はほぼ毎日登っている。4キロ余り、最大11%。なんか慣れて来た!?
出発して25キロで一つ目のエイド。ここを起点にルートを変えて登ったり降りたりを5回(!)繰り返すというのが今日の予定。ここで前のタイヤをチェック。大丈夫みたい。一気に海岸に降りてまた登ってくる。
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海岸沿いの道路はPCH(Pacific Coast Highway)と呼ばれる交通量の非常に多い道。横をびゅんびゅんと車が追い抜いて行く。上の看板、Coastをかけて「Concentrate On A Safe Trip」・・・ なるほど。
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二つ目のクライムは、Yerba Buena。最大10%、平均して5〜8%の登りが5キロほど続き、次はCotharinという登り。最大20%、8〜12%の坂が2キロ続く。さすがにキツい。スタンディングでないと登れない。この辺りは何故かリチャードとアダムの二人ともが私の前後を走ってくれた。登りきれるか心配だったのかな??何とか登りきってリチャードとハイタッチ!
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登りきると上の写真のような焼けただれた樹木や家がたくさん。リチャードに聞くと昨年4月に起きた山火事なのだと。砂漠のように見えた丘陵地は以前はブッシュだったと教えてくれた。
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上の写真はDeer Creek。道の左右は山火事のあとでやはり焼けこげている。PCHまでの急な下り坂。真下に落ちて行く感じ。怖くてずっとブレーキをかけっぱなし。
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途中こんなパゴダみたいな塔があって、その横に「NO TIGERS in our neighborhood」の看板。リチャードが自転車を降りてトラのまねをする。看板もおどけるリチャードもクール!
そしてまた登って下る。。。5〜8%の坂でも10キロ以上続くとやはりキツい。
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そしてまた海岸へと下る。。。上の写真は「Decker Canyon Road」この下りも急で怖い。青空だったらもっと美しいのに。。。。下ってそしてまた登る。
山の上のエイドに着いたらもう3時を回っていた。もしセンチュリーを走ってしまうと暗くなって危険。それに夕方からは雨の予報。ここでタイムアウト!ホテルまでの約25キロのみで諦める。
今日の走行距離は、114.4キロ。獲得標高2672メートルだった。やっぱりこんなに坂が多くてセンチュリー(100マイル=160キロ)をするのはよっぽど強くて、そして朝早く出発しないと無理だな・・・
走りきったのは、5人の参加者のうち、リチャードが「extraordinary」だと話した2人組のみ。私を含めて3人は、100キロ余で退散した。



 

南カリフォルニア自転車合宿(15)No Bike! 西部劇の旧撮影所、Paramount Ranchへ

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今朝は晴れていたものの昨夜の雨で道路が濡れていて、ちょっと危険なコンディション。
参加者の内二人は既にキャンセル。雨が今にも降りそうだし、ということで私も今日はキャンセルすることにした。 昨日の疲れ、いや恐らく8日分の疲れが残っているし、マッサージにでも行こうかな、と言ったら、Four Seasons のSPAがいいよ!とエリカに薦められた。US国内で10の指に入るという。リチャードが「行くなら送ってくよ!」と言ってくれたので、了解と言って部屋に戻った。
予約もせずダラダラしていたら何だか外は晴れてきて明るくなっていた。SPAで時間を潰すのが惜しくなってきたが、自転車に乗る気にもならない。
ふと自転車で何度か前を通ったParamount Ranchというのが気になって、ネットで調べたら、パラマウント・スタジオが西部劇の撮影用に購入した広大な土地だとわかった。今は公園になっているとのこと。距離を調べたら、ホテルから5キロ程。ちょっと散歩には遠すぎるけれど行ってみたくなり、急いで支度をして出かけた。(下の写真はParamount Ranchの広大な敷地、トレッキングルートになっている)
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出かける前にホテルのフロントに食べる場所があるかと聞いたら、何もないはずだというので、サンドイッチと飲み物を持って出かけた。同じ道でも自転車で走るのとゆっくり歩くのではずいぶん見え方が違う。沿道の家や牧場の馬を見ながら歩いていたら、1時間程で到着した。
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ゲートから中に入ると、何もない敷地の至る所でリスが巣穴から顔を出している。これも自転車で走ると気づかない。数百メートルでWestern Townの入り口があった。駐車場には車が20台ほど停まっているのに、中は閑散としている。私以外の観光客は見当たらない。
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 現在でも時々撮影が行われているとウェブにあったが、果たして本当に撮影が行われていた。トップの写真は、役者さんが時間待ちで楽しそうに話していた場面。トレイルの方に歩いて行ったら、目の前に本当に西部劇に出てきそうな服装をした役者さんがスマホをいじっている。後ろから女性が大きな声で「次は葬儀屋の番よ〜」と叫び、その人が手を挙げた。ふ〜ん・・・
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さて、ホテルに戻ろうかと思ったのだけれど、確かこの先にマリブレイクという美しい湖とまたその先に何やら変わったレストランがあったはず。と思い、その先に進む。一日は長い。ゆっくり歩いて行って、帰りは少し走ろうかな・・上の写真はマリブレイク。驚いたことに湖岸のほとんどの部分が私有地。よそ者が入れないようになっている。公園のような場所があったので、入ろうとして下の看板に気づいた。
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え〜〜〜〜!通り抜けると逮捕される???凄い場所があるものだ・・・
更に歩いていくとようやく、目当てのレストランがあった。
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すごく古いレストラン。まだ1時だったので、ここでランチをしようと思ったら、クローズ。。。
で、その隣は何かと思ったら、ワイナリーだった。コーネルワイナリー(Cornell Winery)。(このリンク、クリックするとジャズ音楽が始まるので、仕事中の人は要注意!)
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1930年というプレートがあった。古い!。ここもクローズなので仕方なくベンチに腰をかけサンドイッチを食べていると、店の中から人が出て来て、今日は4時からだよ!と。後3時間は待てない、残念・・・
ここまで、ホテルから10キロ程。よく歩いて来たものだ。。。帰りは頑張って走ろうかと思って、ジョグを始めたけれど、足が重くて直ぐに歩いてしまう。アイアンマンレースのフルマラソンの時より遥かに辛い。やっぱり8日分の疲れは半端じゃない。帰りも10キロ、たらたらと歩くはめになってしまった。
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足が重くてちょっとふらふらする。自分の体力を過信しすぎたかもと後悔しながら歩く。
どこかで休みたいなと思っていたところにホテルまであと2キロ程の地点にショッピングセンターがあった。良かった!中華料理屋さんの看板をみて、突然酢豚が食べたくなり飛び込む。レストランの奥さんが何処から来たのと聞くので、サイクリングキャンプに来たと話すと突然、「アイアン・ウーマン?」と聞く。
「ん?」と思ったら、ちょうどお店のお客さんで先週ニュージーランドに行った人がいるとのことで、そこに結びついたらしい。かなり脈絡の見えない激しい思考のジャンプ。そういえば今度の土曜日は、アイアンマン・ニュージーランドだ。私も去年参加した。去年の今頃はニュージーランドにいたんだ〜と思うと懐かしい。 そんな話をしたら、ご主人と奥さんと二人の私の横に来て、自分たちの賄を食べ始め、いろいろと日本のことを聞いてくる。結果小一時間も話し込むこととなった。
上の写真は中華料理屋さんの隣の「Bike & Coffee」自転車屋さんで珈琲を飲める場所。手前に自転車を停めておけるラックがある。 日本にもこんなお店があるといいな。
休んだにも関わらず、足は軽くならず・・・足を引きずってホテルに戻った。
明日は例え晴れても自転車は無理だな。。。となるとやっぱりSPAかな!? 

南カリフォルニア自転車合宿(16)合宿最終日は3ヶ月ぶりの雨!”恵み”の雨だけれど・・・

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天気予報通り、昨夜から降り続いた雨であちこちに水たまりができている。リチャードからは朝一番に「夕方5時に「LAB」で会いましょう!」とメールが来た。LABは店内で地ビールを醸造しているビアレストラン。
いくら何でもこの雨ではサイクリングはおろか散歩も無理。ロサンゼルスでは冬場に雨が集中しているらしいけれど、この雨は3ヶ月ぶりだとリチャードが話していた。新聞によると、沿岸部で1~3インチの雨、山間部で3~6インチの雨を予測しているという。ロサンゼルス郊外の地域で、1000戸に避難勧告がでていた。リチャードがこの一年程1インチくらいしか降っていないと話していたので、今回は一体何年分の雨になるのだろうか・・・
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ということで、今日はゆっくり朝ご飯!ここしばらくはまっているのがオートミール(写真上)
以前はまずいと思っていたので絶対に食べなかったのだけれど、昨年夏にカナダでのキャンプ&サイクリングに参加したとき、回りの人たちが毎朝美味しそうに食べていたので、恐る恐るトライしてみた。
オートミール自体にはあまり味がないのだけれど、その上にバナナやドライフルーツ、そしてナッツなどを入れ、甘みでお砂糖や蜂蜜、メープルシロップをかけて食べる。要は甘いお菓子感覚のおかゆ?!
食欲のない朝、食パンやベーグルは喉に詰まっても、これはつるっと胃の中に入っていってくれるので助かる。
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USでの朝ご飯の定番と言えばベーグル。昔、冬の凍り付くNYCでガチガチに冷たいベーグルを買って震えながら食べたのを思い出す。今はアジアに旅行してもベーグルを置いているホテルが多くなった。半分に割って焼き、クリームチーズとジャムをたっぷりつける。でもお腹が本当に空いていないとなかなか1個が食べきれない。
もう一つ好きなのが、ワッフル。それも自分で焼くタイプ。焼きたてにメープルシロップをかけて食べる。生地の分量を加減できるので、私はいつも少し少なめにしてカリカリに焼く。ぱりっとした食感にメープルシロップがふわっとのって美味しい。 
さて、今日は外にも出られないし、また、まったりタイムを楽しもうということで、部屋の外に「Do Not Disturb」 のタグを下げた。これから、自転車のパッキングをするかな!

南カリフォルニア自転車合宿(17)最後の夜は飲みか〜い!

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雨は夜まで降り続き、結局飲み会の時間まで土砂降り。まさかLAで土砂降りにあうとは想定外。出かけるときにホテルフロントで、傘を借りれないか聞いたら、そこにあるから買え。。と。貸し傘があるのは日本のホテルだけかも・・・
飲み会は、ビール醸造タンクがお店にある「LAB」。今日で3回目!
醸造所だけあって、ビールの種類が豊富。大好きなIPAも!下はビールメニューの一部。
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上から、9.9% 10.8% 10.2%のアルコール度数。凄い。この3つ全てトライしました。どれも濃厚で美味しい。だた一番下のソチトラウトはオリンピックを記念して命名したとかで、飲んでみたら結構甘い。トップの写真はソチトラウトを前に甘いぞ!と言っているウィル。
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集合写真撮ったけど、店内が暗いのでどうしてもうまく撮れない。一番奥にいるチャールズはとってもイケメンなのに、顔が二重・・・残念。向かって一番右の人はジョー。5歳までは日本にいたという韓国オリジンの人。最後まで日本語が話せるかどうか聞きそびれた・・・
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LABの料理は何となく、日本ぽくて好き。写真はポークチョップ。下にたくさん、ブラッセルスプラウトが引いてある。ビールによく合う。
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 ウィルはオレゴンから来たとのこと。なんだかとても盛り上がり、リチャードやエリカ、それにジョーともハグしまくり。
スポーツの仲間って、誰とでも直ぐに仲良くなれていいな〜と思う。今度はいつ参加できるかな! 

南カリフォルニア自転車合宿(18) Garmin data(地図&距離) とまとめ

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2週間に渡った南カリフォルニア遠征が終わりました。(上の写真はDay 1のMt. Baldy)
記録的な大雪の中、ビニールと段ボールで簡易ソリを作りそれに自転車を載せて成田に向け出発したあの朝、シャトルバスを延々と待ったロサンゼルス国際空港。パンクして、チューブラ交換で接着糊を探し回った2日目。50キロも続いたダイナミックな下り。死ぬ思いで下ったマイナス20%の坂。登っても登っても頂上に着かない激坂・・・ドキドキの連続でした。
最後の2日間は天候の崩れでNo Bikeでしたが、疲れ果てて限界に近かったので、恐らく晴れていても乗れなかったのではないかと思います。実際リチャードによるとこのヒルクライム合宿に2週連続で参加したのは私で2人目だったとのこと。頑張ったなと思います。
さて、ガーミンに記録してあった8日間の走行ルートとデータを以下にまとめました。
総走行距離 700キロ 総獲得標高 15000メートル弱
※1 各タイトルをクリックしていただくと、地図や走行距離気温などの情報ページに飛びます。
※2 時々ガーミンのスタートボタンを押し忘れたので、数値が合っていない場合があります。

Classic Climbs of South California 2014
Day 1 : Mount Baldy  
距離 86.9キロ 上昇2274メートル 
Day 2 : Santa Monica Mountains 
距離  93.4キロ 上昇1560メートル 
Day 3 : Ojai - Rte 33 / Santa Ynez Mountains 
距離 101.88キロ 上昇 1692メートル 
Day 4 : Gibraltar Rd / Camino Cielo Traverse 
距離 92.15キロ 上昇 1896メートル 
Day 5 : Figeuroa Mountain 
距離 56.68キロ 上昇 1426メートル 

Santa Monica Mountains 2014
Day 6 : Rockstore - Yerba Buena - Decker 
距離 76.26キロ 上昇 1529メートル 
Day 7 : Piuma - Fernwood 
距離 87.8 キロ 上昇 2142 メートル 
Day 8 : Mulholland Super Loops
距離 114.43 キロ 上昇 2672メートル

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