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ペルー (2) マチュピチュ遺跡
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 Video:Machu Picchu 1 
-ビデオでは、マチュピチュ村から遺跡までのバスからの景色や遺跡全景のほか、遺跡を闊歩する可愛いリャマの姿や遺跡から見つかった花粉等から栽培した当時の花木、あちこちにいるトカゲや小鳥、そして遺跡入り口横にあるレストランのランチバイキングの内容を収録した。(2分弱)

マチュピチュには麓のマチュピチュ村から、
無舗装の日光の「いろは坂」をもっと急勾配にしたような曲がりくねった道をバスで30分くらいかけて上る。道幅の狭い凸凹道を常時20台以上のバスが観光客を乗せてかなりのスピードでひっきりなしに行き交うので、すれ違い様に断崖絶壁から脱輪して落ちやしないかと心配になるほど、かなりスリリングなドライブだ。
P9220743マチュピチュ遺跡の解説等は様々な本やネットで紹介されているので詳細は省くが、遺跡の中は
標高2500メートル前後で空気が薄いのみならず、遺跡の特徴的な段々は写真を見る以上に勾配がきつく、観光は横の移動というよりは縦の移動となるため、鍛えているはずの私でさえ息が切れる。
実際、到着して最初の見学ルートである見張り小屋まで休みながら上るのだが、それでも亡くなる観光客が後を絶たないそうだ(いきなり脅かしてすみません。でもこれ、本当の話です!)。私たちが行った日もアルゼンチンの女性が見張り小屋で亡くなったとのこと。行DSCN3897かれる際にはとにかくゆっくりと休みながら上ってほしい。(左写真上の小さな建物が見張り小屋)
遺跡の石造建築はそれぞれ見張り小屋とか太陽の神殿とか別荘とか様々に命名されているが、ブログ「ペルー(1)」でも触れたようにすべてが推測の域を出ず、太陽の神殿横の部屋も、神官の部屋であるとか王女の部屋であるとか諸説あり、はっきりとしない。
ただ、太陽を深く信仰すると共に、太陽の光が差し込み方などで、季節を判断したり、冬至や夏至に光が奥の窓まで光が到達するように設計し
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てあったり、水路が遺跡の地下を正確に流れ、16もの水汲み場に生活用水を供給していたのを見ると、驚愕を通り越して、神秘的な畏怖と美しさに圧倒される。
ー左写真中:遺跡を見下ろす岩場で記念写真。奥の小高い山は「ワイナピチュ」中腹に月の神殿と呼ばれる場所がある。 
これらの山は入山制限がある、登るには、2〜3ヶ月前からの予約が必要。この山に上るインカ道の様子は別ページで説明予定。
ー左写真下:遺跡から回りの山々を臨む。急峻な山々に取り囲まれている様からも、マチュピチュが空中都市であることが容易にわかる。

その他写真
1、現地の子供たちに一緒に写真を撮って、とせがませて。
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2、太陽の神殿
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3、栽培されていた草花と野菜
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