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マチュピチュ山(Montana)山頂 3080メートル
ペルー (3) インカ道(月の神殿、マチュピチュ山登頂、ハチドリの映像も!)
Video: Huchuypicchu、月の神殿、インカ橋、Montana、ハチドリ、野生の七面鳥

今回はパッケージツアーとはいえ、たった二人の参加者、つまり娘と私の二人だけだった。旅行中何度もいろいろな日本の団体旅行と一緒になったが、皆10人以上の大所帯。団体旅行でありながら、個人手配のように融通の効く旅行だったのは非常にラッキーでありがたかった。
娘も私もかなりの健脚。
ということで、もともと旅程に入っていた「インティプンク(Intipunku)」や「月の神殿」の他に、旅程には入っていなかった ”山登り”を組み入れていただいた。
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一日目は、Huchuypicchu(読み方がわからない…)と月の神殿。私たちは、遺跡の写真で奥に移っている山、Waynapicchu(ワイナピチュ)登山を希望したが、私たちが上れないのではと心配したガイドさんに止められ、反対側にある小さい山、Huchuypicchuにのぼり、その後、Waynapicchuの中腹にある月の神殿に行くことにした。3時間程のルートとなる。
ガイドさんの説明でわかったのだが、Huchuypicchuへの道は、毎年何人もの滑落者が出ると言われるWaynapicchuより道が険しく、登る人もほとんどいないということだ。ビデオにも収録しているが、ロープで登らなくてはならない場所もあるほど。
2枚目の写真は、Huchuypicchu山頂からの写真。
高くそびえるのがマチュピチュ山(Montana)。3000メートル以上ある。(翌日登頂した)
また遺跡の左側に曲がりくねった細い道が見えるが、それがマチュピチュ村から登るバス道。
3枚目の写真は「月の神殿」。巨大な岩の下部に、隙間もない程緻密に石が組んである。高い位の人の部屋ほど、緻密に組んであることから、ここは王族の女性の墓か、あるいは埋葬のための祭礼の準備に使われたのではと考えられているが、正確なことはわかっていない。

ビデオにはこの他、インカ橋への映像も納めた。このインカ橋は敵がせめて来た際に、丸太を外して侵入を防いだという。

翌日はインティプンクとマチュピチュ博物館の予定だったが、前日に博物館と植物園を楽しみ、その代わりに、3000メートル超のMontana(マチュピチュ山)を目指すことにした。
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P9230816DSC01135インティプンクは太陽の門。
クスコを出発して、マチュピチュでゴールするトレッキングルートの最後の通過点となる。このツアーは3泊4日で、ポーターとともにグループで歩くもので、1日500人と入山制限がされているとのこと。
マチュピチュの遺跡から大した距離ではないが、歩いてみると意外とアップダウンが厳しい。
ちょうど3泊4日のトレッキングを終えたばかりの登山者がいくつものグループに分かれて下ってくるのに出会った。みな達成感で顔が輝いている。
私もいつか参加してみたいと思った。 
さて、インティプンクから戻る途中、ナスカの地上絵でも有名なハチドリ(Humming Bird)がチチっと鳴いていた。探すと、5センチ程の小鳥が枝にとまっていたので、必死でビデオを回した。(添付のビデオに収録)
また、その後、黒い大きな鳥が気にとまっていたのでガイドさんに聞いたら七面鳥とのこと。野生なので、お料理に使う程は太っていない。これもビデオに収録した。
その後私たちはガイドさんと別れ、この日のハイライト、マチュピチュ山のP9230843山頂を目指した。3000メートルを超える山で、Montanaと呼ばれる。
柵もない狭い急峻な山道、全長2万5000キロ以上とも言われるインカ道のほんの一部だが、経験した。
途中で雨が強く、道も滑りやすくなったので、何度も折り返そうかと思ったが、降りてくる人があと30分!とか15分!とか言って励ましてくれるので、つい山頂まで登ってしまった。
山頂では、 Montana山頂からのマチュピチュ遺跡を写真に収めたいと朝から待機している日本の登山家のグループがいた。雲がかかっていたので私たちは見ることはできなかったが、果たして彼らはカメラに収めることができただろうか。

私たちも雨でビデオカメラも一眼レフもバッグから取り出せず、あまり映像がとれなかったのが残念。