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4/27 越後平野から頸城の山をたっぷり楽しんで越後湯沢へ
ルートラボ:走行距離109.56キロ 高度上昇値1756 m 高度下降値 1384 m

大王遠征2日目、復路。当初の案ではとんでもない山坂&代替え案として用意していたルートも通行止めということで、朝集まったメンバーで早速ルート策定会議!
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この辺り、全く不案内な私は「できるだけ平坦なコースだといいな〜〜!」と。
会議の結果、可変要素はあるものの国道253号の長ーい薬師トンネルはだけは回避して、何となく越後湯沢を目指して、そこから新幹線で帰ることに。いずれにしても頸城の山坂は回避出来ないらしい。
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地元メンバーの案内で、最初は越後平野をのんびりサイクリング。(そういえば越後平野ではなくて、本当は新潟平野なんですよね。新潟出身の私はどうしても越後平野と言ってしまう・・・小学校のころは越後平野と習ったのかも・・・)
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途中、「米と酒の謎蔵」という新潟のお酒の博物館みたいな所に立ち寄る。さすが米どころ、種類が豊富!。でも説明によると景気の低迷で、この10年でかなり蔵元の数が減ったとのこと。う〜ん、日本酒を飲む人も減っているのかも知れない。
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10キロほど平野部をのんびりして、急に坂が始まった。ただでさえ遅れがちだったのに、ここで一気に引き離される。前の人の姿が何とかやっと遠くに見える程度だったのが、全く見えなくなる。でも棚田の美しさは格別。これ、国道沿いの風景です。(国道405号)
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とても国道とは思えないほど、のどかな里山の風景を楽しみながら、でもやっぱり他の皆様を必死で追いかけながら登って行くと、いた〜! 滝の前で記念写真を撮っている。高谷大滝(別名:弁慶滝)というのだそうだ。
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雪だるまが目印の「雪のふるさと・やすづか」で、ソフトクリーム休憩。それから県道13号に入ってまた細い山道を登る。残雪の山々と桜のコントラストが美しい。
しかし山はきつい。県道から国道403号へ。そして「峠」という名前の峠を超える。その先は長いトンネルを避けるため南下する予定だったが、前日の疲れが残っている。メンバーの一人が「山よりトンネルだ〜!」と叫ぶ。それで、国道253号のルートへ。このルートは薬師トンネル、名ヶ山トンネル、鎧坂トンネルという3つのトンネルが続く。その薬師トンネルの長いこと。2キロはある。おまけに登り。私が先頭にたって登る。怖くて、必死にこぐ。薬師トンネルを抜けてまたすぐに名ヶ山トンネル。後ろの方に「怖いから早く登ったんでしょ?追いつくのが大変だったよ。ああいう時は、むしろゆっくり走ること。それに立て溝が隠れているから、急ぐのは危ないよ!」と教えていただいた。ああ、私が急いだことで後ろの方も危険にさらしてしまったんだな・・・と反省。
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3つのトンネルを何とか無事通過。十日町を経てそのまま253号を六日町方面へ直進。六日町の手前にある八箇トンネルを抜ける。ここは気持ちのよい下り。雪山が眼前に広がり、眼前のトンネルの口が何だか異次元の世界への入り口みたい。ちょっとワクワク。
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六日町からは再び里山の美しい景色を見ながら南下。交通量の多い国道17号を避けて、その脇道を快適に進む。
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六日町を離れてすぐに宿場町??が。。あれ、この辺りにはないはず。。塩沢駅近くの三国街道、塩沢宿、牧之通り(ぼくしどおり)。通りの方に伺ったら、ここに昔の宿を再現しようとこの通りの住民が同意。道を拡幅してこの牧之通りを作ったとのこと。いくら観光誘致とはいえ、両側に住む住民が全員同意して、それぞれ屋なおしなどしたということか・・・すごい。
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越後湯沢に到着したら、やっぱり温泉!。川端康成も入浴したという「山の湯」さんで汗を洗い流す。あとは新幹線!そして当然越後ビール。極楽極楽!!
大王の皆様、ちょっとハードでしたが、楽しかったです。ご一緒いただいて、ありがとうございました!